もう一人の主人公小説一覧

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 '天災婆'と呼ばれた多彩な武才を誇る祖母。'狂乱爺'と呼ばれたゴキブリの如き生存術を誇る祖父。頭のイカれた連中に育てられた時宗黒は連中との修練が終え疲れ切っていた。溜まるストレスに疲労。ベッドに倒れては思考すら出来ずに眠ってしまう。  繰り返されるだろうと思われた日々はしかし、この日、確かに終りを迎えた。  黒は目を覚ます。それが日常の終わりとも知らずに。自身を囲う鬱蒼とした森。そんな森で出会う銀髪赤眼の少女に魔物。激痛をもたらす巨大な紫色の魔法陣。手にする力は何なのか。異世界へと転移した黒に対する祝福なのか、楽に死なせないという神のイタズラか。  確かなのは、黒は自身の'もの'を守るためだけにその力を使うということ。  ---  どうも、ゆ。です。サボり魔です。 欲にまみれた世界へようこそ。〜時宗黒の物語〜 欲にまみれた世界へようこそ。〜山寺ミコの物語〜 男の主人公と女の子の主人公が同じ世界へ転移します。 別々に話が進み、離れて近づきまたリンクする。 互いにどのような影響を及ぼすのか、この世界でどう生き抜くのか、二人の行く末はいかなるものか。宜しければぜひ、二人とも応援ください。 ようこそ……欲にまみれた世界へ。
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小説 193,836 位 / 193,836件 ファンタジー 44,508 位 / 44,508件
文字数 5,811 最終更新日 2023.08.05 登録日 2023.08.05
「可哀想」彼女はその言葉を嫌う。 「人形」彼女はその言葉を嫌う。 「跡継ぎ」彼女はその言葉を嫌う。 「嫌だ」暗く狭く息苦しい日々に救いは無い。 「嫌だ」先が決められた未来に希望は無い。 「嫌だ」それでも彼女は微笑む、それしかない。 「山寺ミコ」彼女はそんなやつだ。 ミコは目を覚ます。それが今まで以上に過酷な日々の始まりだとも知らずに。 グランツ王国王城の一室で眠っていたミコのもとに、英雄の世話役を名乗る男性が現れる。 その日、ミコは知る事となる。自身が異世界へ転移した事、魔物と言う危険な生き物が存在する事、そして、'五代目の英雄'となる事。 寺の跡継ぎであったミコは皮肉な事に英雄の跡継ぎとなる。それは苦難の始まり。激痛を伴う巨大な紫色の魔法陣に乗っては、器に見合わぬ力を手にし、危険と命を狙われる。 不安が胸を満たし押し潰されてしまいそうになるミコであるが、たった一言、「ありがとう」と言われただけで決意したのだ。 この力で'手の届く人を助けよう'……と。 --- どうも、ゆ。です。サボり魔です。 欲にまみれた世界へようこそ。〜時宗黒の物語〜 欲にまみれた世界へようこそ。〜山寺ミコの物語〜 男の主人公と女の子の主人公が同じ世界へ転移します。 別々に話が進み、離れて近づきまたリンクする。 互いにどのような影響を及ぼすのか、この世界でどう生き抜くのか、二人の行く末はいかなるものか。宜しければぜひ、二人とも応援ください。 ようこそ……欲にまみれた世界へ。
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