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あらすじ
『忘却の狼』
世界政府が血眼になっても見つからない犯罪組織がある。
幾度の冒険者が大掛かりで探しても『忘却の狼』は手に負えない。
その理由で上げられるのは多くの魔物を従えさせ各国の王を潰しては権力を奪い戦力を増している。
古来より受け継いできた伝統の血筋『野獣』は犯罪組織に加勢し金銀財宝を取引している最低な奴等だ。
世間の眼からは最低、命を大切に出来ない等、罵倒されているが構いはしない。
生活のためなら手段を選ばない彼等にとって人が滅びるのは「力がない。この世は弱肉強食。力の無いものは死を持って償いを受けなければ生きる可能性を引き出せない」が野獣の声なのだ。
野獣の血筋を持ちながら良いやつも居た。争いを好まない者は瞬く間にして消される。
一年の月日が流れ野獣の血筋の中で最も優れた子が誕生した。
その力は世界政府を前をもってしても歯が立たない。名前はカーボンと名付けられた。
皆、カーボンを崇めていたがある夜をきっかけに消えた。
「野獣を追え!犯罪の尻尾を掴むんだ!」
何処かの街で騒ぎは起こり衛兵やら王国代表の騎士『カグラ』も出動し世は正に大混乱の渦にある。
文字数 44,748
最終更新日 2024.10.28
登録日 2023.07.23
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