サイエンスフィクション小説一覧
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神々は知的生命体を御し、滅亡させず精神的成長と進化をもたらせるよう働きかけなくてはならない。新しき世代になるべく神々の候補者達が最終試験を行う惑星では知的生命体の管理能力を測られている。成功例の一つとして地球のデータを参考とするように古き神々はアドバイスをしたのだが、候補者たちは参考ではなく歴史そのものを模倣し続け管理を容易なものとしようとしてしまった。彼等に管理能力があるのか疑問に感じた古き神々は、惑星さえも単独で容易く破壊し資源を喰らい尽す暴力装置を送り込み場を乱し判断を下す事とした。
暴力装置である艦は1890年程度の文明惑星に投入され、任務を遂行する為行動を開始。英国を隠れ蓑として選び当初は穏やかに英国内に手をかけ、第一次大戦は医療を除きほぼ世界に静観をし、戦間期から強く介入を行い始め、戦後は社会の表裏で動き続け世界を揺さぶり続ける。
世界は地球を模倣し続けた歴史から徐々に離れ始め、暴力装置の隠れ蓑とされた英国は時代に即さない様々な判断や行動に巻き込まれ苦悩と苦労を味わっていくことになる。
時が経つにつれて、隠れ蓑とされた英国は繁栄と引き換えに連邦筆頭として休まらぬ激務と責務を背負わされ、没落回避のため植民地の独立へ対応をするようになった英国に連邦各国は裏があるのではないかと恐怖を覚え、後々の為優しい対応をする英国の行動に牙を剥いた側のドイツは混乱、地球と変わらずボケた事を抜かしたが英国から手酷く殴られる日本、失策を付けこまれ英国から軍事部門に介入を受ける米国、そんな英国の変革と狂乱へ向かう歴史・戦記。
毎週更新です。予約公開システムを使用し先行執筆しています。
これはF自やIF日本ではなく、IF英国連邦となる物語でもあります。
02/17
うっかりですが、第8話と第9話を飛ばして投稿していました。割り込みで入れ、話数を修正します。
文字数 74,651
最終更新日 2025.02.17
登録日 2024.11.25
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