平穏は裸足で逃げていった小説一覧

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ファンタジー 完結 長編 R15
新たな年を迎える直前、世界は大きな地震に見舞われ各地にダンジョンが現れた。 混乱する人々の頭に声が響き声の主は言った。 《これは救いであり試練である》ーーと。 消費され壊されていく自然と、下らない欲を満たす為の争いを繰り返す人類に神々は一手を打った。 生きたければ戦え。 ダンジョンには試練と恩恵があると。 しかし人類の殆どは混乱し、神の思惑を外した。 一人の少女を除いて――。 眞守鈴子。 母親に再婚の邪魔だと祖父母宅に置いて行かれて11年、祖父母は亡くなり遺産を受け継いだ少女は祖父母が残してくれた家で一人暮らしをしていた。 祖母が残してくれた家にまさかダンジョンが出来ると誰が思うのか。 ダンジョンには火を吐く魔物が居て、そいつらが外に出てきたら家が火事になってしまうしダンジョンがある事を知られたら国に家が取られてしまう。 そう思った私は自らの手でダンジョンをどうにかしようとし――何故か色々な能力を得てしまう。 《この世界の誰よりも早く ダンジョンに踏み込みました》 《この世界の誰よりも早く 魔物を討伐しました》 《この世界の誰よりも早く アイテムを手にしました》 《この世界の誰よりも早くーー》 きっと同じようなタイミングでダンジョンに踏みこみ世界でバラけるはずだった特別な称号と異能を得てしまい頭を抱えることになった。 祖母の残してくれた家を守りたかっただけなのに…。 タイトル変更しました。 前:現実世界のダンジョン事情
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文字数 193,444 最終更新日 2023.03.02 登録日 2023.01.23
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