現在から過去へ飛ぶ小説一覧
1
件
明治二年、五月。
神宮寺凛(じんぐうじ・りん)は未開の地、蝦夷は箱館に居た。
最愛の人間が逝き、思い返す事はまだ争いのなかった楽しかった日々。
当時はただのか弱い女子という「肩書き」が嫌だった。
もっと強く、叶うならば男のように強くありたかった。
それもこれも、特例により「奥詰」となったあの日から凛のすべては変わったのだ。
しかし、最愛の人が逝った今、凛に頼る縁は無い。
あまりにも多くの事が一度で起き、絶望の淵に立たされて意識が飛んでしまった。
次に目が覚めるとそこは過去で──
唯一の女剣士が最後に摑むものは恋か、剣か、はたまた──
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
カクヨムでも連載しているもので、そちらの方は全年齢です
R-18は二章〜 ★で区別しています
無理矢理に見える行為、自慰シーンがありますのでご注意ください
文字数 63,899
最終更新日 2024.04.07
登録日 2023.02.04
1
件