神と天使小説一覧
3
件
3対6枚の翼を持つ熾天使。地上に降りることを許された天使であり、神の天啓を伝える。また、勇者を見定めて加護を与え、共にダンジョンの奥に潜む魔物を討つ。
そんな嘘で塗り固められた世界キョード。
本当の熾天使の姿は、ダンジョンマスター。全ての力の源となる魔力は、大地の奥深くから湧き出し、その魔力を吸い上げる為の装置がダンジョン。
ダンジョンを大きくする為の唯一の方法は、冒険者を疲弊させダメージを与え、ダンジョンに生命力を吸収させること以外にない。だからこそ、熾天使は冒険者をダンジョンの奥へと誘う。
そして、そのダンジョン管理の役目を担うのが黒子天使とよばれる、頭上に黒い輪を持つ裏方の天使達。
ただ、神々であってもダンジョンには未知が多く、禁忌事項の『需要魔力が供給魔力を超えてはならない』ということしか分かっていない。
禁忌を犯した場合の代償は大きく、原因となった者やダンジョンマスターには災厄が降りかかり、ダンジョンは崩壊する。
だから、神々は熾天使にダンジョンマスターを任せる。
そんな事は、黒子天使の俺には関係ないし、どうでも良かった。幼馴染みの熾天使ブランシュが、新設された第13ダンジョンのダンジョンマスターにされてしまうまでは!
決して表に出ることのない裏方の黒子天使の物語が、今ここに始まる。
※ファンタジー世界の裏側は意外と現代的。大真面目だけどクスッと笑える。そんな世界観です。
なろうに追いつくまでは毎日更新。
文字数 88,407
最終更新日 2023.11.03
登録日 2023.09.14
ある日からお友達に蔑まれるようになったニャシー。
ーー確かに、僕は白くて大きい翼を持つみんなと違って、黒くて小さい、醜い翼を持つ堕天使だけど。みんなが離れてしまって悲しい。
そんなある日変な人に絡まれているところを大神様に助けてもらう。大神様が告げた言葉とはーー?
勘違い系天使ちゃんです。愛されです。
ニャシー(シーちゃん)…ふわふわの黒髪黒目。背も翼も小さい、愛らしい子。
大神様(クラウン様、ラウ)…サラサラ長髪の金髪、金目、厳しいけどシーちゃんとムー君には甘々。
ゼラ厶(ムー君)…ニャシーとクラウンの子。髪色と翼の大きいところ以外は全てニャシーに似ている。
文字数 7,872
最終更新日 2023.01.02
登録日 2023.01.02
3
件