優越感小説一覧

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気づけばふと、手が伸びていた。 軽い気持ちだったのに。一つだけならと思っていたのに。 一度手に取ってしまえばもう、止まらない。 その後の訪れる幸福で頭が満たされ、胸が脈打つ。 そうなったら最後、手を伸ばしてしまう。 止めた方がいいのに。なにも良い事なんて無いのに。 目の前にあると、気づけばもう手に取っている。 そして、飲み込む。 誰にも知られず、誰にも気づかれず。 食べる手が、止まらなくなっていく。 ※この作品は下記サイトでも掲載中です。 なろう      https://ncode.syosetu.com/n9805hn/ ノベプラ     https://novelup.plus/story/559274704 アルファポリス  https://www.alphapolis.co.jp/novel/337904610/38612278 カクヨム     https://kakuyomu.jp/works/16816927859096991665
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文字数 9,918 最終更新日 2022.03.26 登録日 2022.03.26
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