婚約破棄されるわけがありません小説一覧
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「お姉様、お姉様の婚約者をちょうだい」
「トバイアンが私を妻にすると言えばそれでいいのでしょう」
妹は両親に愛され甘やかされ殿方にちやほやされて育ったため、全ての殿方は自分を愛して当然だと思っているようです。
「トバイアンぐらいレイシルにあげてやれないのかまったく」
トバイアンぐらいって。
小さな領地しか持たない男爵の貴方より、伯爵令息とはいえ貴方の5倍の領地を治めているトバイアンは
貴方より格上なのですよ。
「そうよ、トバイアンはレイシルにあげなさい。いう事が聞けないのなら、勘当するわよ」
勘当されたいぐらいなんですが。
でもまぁ、トバイアンに言ってみればいいんじゃないですか。
私を妻にしてって。
トバイアンを怒らせてしまったら、貴方達が自業自得の報いを受ける事になるでしょう。
それもいいですね。
「分かったわ、トバイアンに掛け合ってみなさい」
私の婚約者を怒らせた妹は娼婦にされ、老いても永遠に老衰するまで釘を打たれ続けるようです。
ざまぁ(笑)
お父様は男娼にされ、男としての尊厳を失うようです。
お母様は売れないので豚のオナホにされました。
うけるしー(笑)
豚の物は具合がいいですかー?
まぁ、自業自得ですね。
娼婦にもなれない容姿のお母様が悪いのよ。
私は家督を継ぎ領地も貰いました。
トバイアンと愛し合い幸せに暮らしました。
オールハッピー。
文字数 912
最終更新日 2020.12.20
登録日 2020.12.20
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