隣国の美男王太子小説一覧
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「リーゼロッテ、すまないがお前とは婚約破棄だ」
「払うものさえ払ってくれれば構いませんよ」
「僕は真実の愛に目覚めたんだ」
「そうですか、私は貴方の事をまったく愛してないどころか嫌いで家畜と結婚した方が
まだマシだと思っていたので、丁度いいですね」
婚約破棄されたら叔父様が元婚約者を殺しました。
くっそざまぁぁぁぁぁwwwwじゃありません。
元婚約者なんて蝿一匹の価値もありません。
蝿殺して一々ざまぁぁぁwwwwと喜べますか。
それよりその蝿にも劣るゴミを溺愛してる両親が賠償金で許すわけないでしょう。
分かってやってますよね、戦争したいだけだろうがお前。
家督争いに負けた敗者が今更やってきて何してくれやがるんですか。
クソ叔父様のおかげで常に戦いに見を置く毎日です。
クソ叔父様を殺したいけれど、殺せません。
クソ叔父様に虐げられてる私をいつか素敵な叔父様が助けてくれるはず。
"家族に虐げらてるお前を助けに来た"と。
そう思っている時期が私にもありました。
素敵な叔父様はクソ叔父様が殺したので、そんな事永遠にありません。
隣国の美男王太子が
"俺ならお前に正当な評価をしてやれる"と助けてくれて幸せになれる非がいつか来ると
そう思っ(ry
隣国の美男王太子は私が殺してしまったのでそんな事永遠にありません。
「死んで下さいクソ叔父様」
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ウィルフリード・フォルマー
その男、貴族。家督争いに負け現在平民だが貴族。
倫理観が貴族。
人を殺す事に嫌悪感を持たず、領土を広げるため、金のため、兵に経験を積ませるため
そんな理由で戦争を起こし、罪のない民がどうなろうと一切心を痛めない。
常に戦争を求め、戦争の火種を起こす。
"てっぺん"それに魅了されない貴族はいない。
数多の貴族がてっぺんに魅了され命を奪い命を落とす。
しかしその男は違った。
魅了されているわけではなく、てっぺんへの道筋が見えていた。
てっぺんの幻覚を見た貴族の死体は圧縮してから焼却炉にいれなければ入りきらない程にいる。
その男は違った。幻覚ではなく、道筋の小石一つ逃さず見えていた。
歩く。ウィルフリードは今日もてっぺんへ歩く。
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文字数 889
最終更新日 2020.11.26
登録日 2020.11.26
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