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第四章 学園生活編
第十二話 妖魔王の正体‼
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「妖魔王の正体は、お前だったんだ! 御馬綾香生徒会長‼」
「へぇ…? 何で私だと見抜いた?」
「名前だよ、妖魔王なんて普通は思い付く名前ではない! なら、名前を捩ると思っていたからさ‼」
「なら聞かせていただきましょうか?」
「御馬綾香…名前はあやかだけど、妖魔王の妖はあやかしとも読む、そして名字の御馬を変えるとまおう…つまり魔王だ。 それを合わせて妖魔王という…生徒会長にしては何とも単純なネーミングだろうと思ったからな。」
「ふふふ…半分は正解ね! でも、もう半分は間違えているわ。」
御馬…いや、妖魔王は体中から妖気を発し始めた。
その妖気に当てられた生徒の半数は、床にしゃがみ込んで動けずにいた。
「ならもう半分を教えてくれよ!」
「えぇ、良いわよ! でも…その前に!」
妖魔王は体の後ろから2本の触手が飛んでくると、俺の元にいたセルリアとルナリアの体に巻き付いて奪って行った。
セルリアとルナリアは、触手を必死に外そうと藻掻いていた。
「あらあら…私の可愛いセルリアたんとルナリアたんが、あの男に穢れてしまったわ!」
「お前は頭の中が穢れているみたいだな? それよりも、2人を離せ‼」
「放す訳がないでしょう! この子達は…そうね、こうするのよ‼」
妖魔王は2人を連れて窓から飛び出した。
俺も後を追う為に窓から飛び出すと、妖魔王は校庭の真ん中に立って笑みを浮かべていた。
「ふぅ…あの場所は私には狭かったのよねぇ。 ここなら私の本来の姿になる事が出来るわ!」
「本来の姿? ぶよんぶよんの出っ張った腹をさらけ出す気か? 制服の中身はそんなに醜いのか⁉」
「そんな訳がないでしょう! 私の真の姿を見て恐怖するのね‼」
妖魔王は体中から怪しい光を発すると、体が大きく変化していった。
その姿は上半身は草のツルに巻き付かれた物と花びらに包まれていて、下半身は植物の根の様な感じで頭には花が咲いていた。
「アルラウネ…か?」
「あら、詳しいわね? そう…これが私の真に美しい姿よ‼」
「はいはい、それは分かったから早く2人を離せ‼」
「貴方は私のこの姿を見ても余裕そうね?」
おかしい…?
嵬鬼もその他の鬼達も、日本古来の鬼の姿で植物系では無かった。
妖魔王の波動が幾ら強くても、鬼を使役できる程の妖力は無さそうに思えるんだが?
すると妖魔王は種の様な物を校舎の中に発射した。
「私はこの子達を放す訳がないじゃない‼ これから貴方に穢されたこの子達を消毒しなければならないのよ。 貴方は私が校舎に放った種を取り除きに行ってらっしゃいな!」
「何で?」
「何でって…校舎の中に飛ばした私の種は、魔物になって生徒達を襲うのよ!」
「だから?」
「貴方は…皆を助けたいとは思わないの?」
「セルリアとルナリアに比べたら、別に校舎の中にいる奴等なんてどうでも良い! 俺は正義の味方という訳ではないし、知り合いでもない奴等が何人死のうがどうでも良い‼」
校舎の中には悠斗と真美がいる。
悠斗には、マジックボックスという魔法を編み出していたので、もしも美紅が戦いに参加する際に剣を渡してあるしな。
あの三人なら…仮に美紅が参加しなくても、2人いれば問題は無いだろう。
「それよりも早く2人を離せ‼」
「なるほど…2人が私の所にいるから手を出せないのね?」
「別にそういう訳ではないが…攻撃したら巻き込みそうだからな。」
「なら放さないわ‼ この2人がいれば貴方は手を出せないようですし…」
「そうか、なら…エクスプロード‼」
俺は妖魔王の頭上に巨大な炎の塊を発生させると、それを落とした。
セルリアとルナリアと共に妖魔王は燃え盛る業火の中で悶えていた。
そして炎が消えると、妖魔王は俺に凄い剣幕で叫んだ。
「こっちには2人がいるのよ‼ 貴方…頭がおかしいんじゃないの⁉」
「2人が捕まると解っていて何も対処をしてないと思うか? 2人は無傷だよ。」
妖魔王は2人を見ると、2人はどこも燃えている様子が無かった。
それをみて妖魔王は笑みを浮かべて言った。
「なら2人を盾にするわ! そうすれば私はダメージを負わないくて済むわよ‼」
「頭上からの1発ならな…だが、こうしたらどうなる?」
俺は周囲に炎の塊を展開した。
妖魔王の頭上と八方向に炎の塊が出現したのだった。
「2発は避けられても、残り7発は受ける事になるが?」
「貴方…一体何者なの⁉」
「陰陽師・安倍晴明の生まれ変わりだ‼」
「な…何ですって⁉ それなら、この馬鹿げた力も納得するわ‼」
まさか信じたのか?
俺が実際に実在したかも良く解らん人間な訳が無いだろう!
仮にいたとしても、俺は安倍晴明よりも遥かに凌駕した力を持っているよ。
「それよりどうする? さすがにこれだけの炎をまともに喰らえば、お前もただでは済まんと思うが?」
「そういうという事は…2人を開放したら?」
「あぁ、炎は解除してやっても良い。」
すると、馬鹿丁寧にいう事を聞いてセルリアとルナリアを触手から開放した。
俺は魔法で2人を引き寄せると、炎を解除…する訳もなく一斉に浴びせたのだった。
「ちょ…ちょっとぉーーー話が違うわよ~~~~!!!」
「俺はな…性格がひねくれているのでな! まともにいう事を聞く訳ないだろ‼」
九つの炎の塊を同時に受けた結果、妖魔王はかろうじて燃えカスにならずに済んだ。
「しぶといな…さすがに魔王を名乗るだけはあるか?」
「あ…貴方、卑怯だとは思わないの⁉」
「ぜーんぜん! 寧ろ何故お前の言う事を聞かないといけない?」
「それは交渉に外れる行為だという事が解らないの‼」
「俺が何度も2人を離せと言っても、お前は話す様子が無かったじゃないか! そんな奴相手に交渉何てする訳ないだろ?」
そう言い終わると、妖魔王は地面に大の字で倒れた。
そこに…教室にいた筈の井戸野が妖魔王に近付いた。
「良い様ですね、先輩…」
「貞子さん、私にもっと力を下さい! あの男は…あの男だけは許せませんわ‼」
「その前に先輩に聞きたいのですが、次は私が生徒会に誘われる筈だったのに、何故セルリアとルナリアを誘ったのですか?」
「今はそんな事どうでも良いでしょ‼」
「いえ、その返答によって力を貸すか考えます。」
「そんな事…セルリアたんとルナリアたんが可愛いからよ! 貞子さんの事はいずれ…それよりも前に、あの2人を先に私のハーレムに加えたかったのよ‼」
「では私はあの2人よりも劣るのですね?」
「そんな事はどうでも良いから、早く力を‼」
「そんな事…ですか! わかりました。」
井戸野は妖魔王の体に手を触れてから妖力を流し込んだ。
すると妖魔王の力が爆発的に強くなっていった。
「これだけの力があれば、不知火朔夜も…」
「いえいえ、これではまだ足りませんよ! 先程の戦いを見ていましたが、彼は強いですからね。」
井戸野はそう言って更に妖力を妖魔王に注ぎ込んで行った。
すると妖魔王は、更に力が膨れ上がった…が?
「辞めて下さい貞子さん! これ以上は、私の体が…」
「いえいえ、もっとです。 もっと必要ですよ!」
「こ…これ以上は‼」
妖魔王は体がボコボコと膨れ上がると破裂した。
そこには赤く大きな球が転がっていて、井戸野はそれを拾い上げると無表情だった表情が凶悪そうな顔に変わっていた。
「あらあら…やはりこの程度でしたか! まぁ、私の事を無視しようとした人間の当然の末路ですね。」
「やっぱお前が黒幕か!」
「あら、気付いていたのですか、不知火君。」
「途中からな、妖魔王…仮にも魔王を名乗るにしては色々甘いと思い始めてな。」
「では、次は私が相手をしましょう!」
井戸野は赤い球を飲み込むと、目が赤く光りだしてから姿を変えていった。
それは妖魔王と呼ばれるに相応しい、日本古来の鬼の姿に変化したのだった。
そして井戸野…いや、真の妖魔王から溢れる妖力は…俺の能力と互角かそれ以上の力を秘めている感じだった。
『さてと…久々に本気で戦える相手に出会えたな‼』
「なら、こっちも本気で行くか‼」
俺は聖剣と魔剣を装備して、黄金の鎧を見に纏った。
これから真の戦いが始まろうとしていた。
「へぇ…? 何で私だと見抜いた?」
「名前だよ、妖魔王なんて普通は思い付く名前ではない! なら、名前を捩ると思っていたからさ‼」
「なら聞かせていただきましょうか?」
「御馬綾香…名前はあやかだけど、妖魔王の妖はあやかしとも読む、そして名字の御馬を変えるとまおう…つまり魔王だ。 それを合わせて妖魔王という…生徒会長にしては何とも単純なネーミングだろうと思ったからな。」
「ふふふ…半分は正解ね! でも、もう半分は間違えているわ。」
御馬…いや、妖魔王は体中から妖気を発し始めた。
その妖気に当てられた生徒の半数は、床にしゃがみ込んで動けずにいた。
「ならもう半分を教えてくれよ!」
「えぇ、良いわよ! でも…その前に!」
妖魔王は体の後ろから2本の触手が飛んでくると、俺の元にいたセルリアとルナリアの体に巻き付いて奪って行った。
セルリアとルナリアは、触手を必死に外そうと藻掻いていた。
「あらあら…私の可愛いセルリアたんとルナリアたんが、あの男に穢れてしまったわ!」
「お前は頭の中が穢れているみたいだな? それよりも、2人を離せ‼」
「放す訳がないでしょう! この子達は…そうね、こうするのよ‼」
妖魔王は2人を連れて窓から飛び出した。
俺も後を追う為に窓から飛び出すと、妖魔王は校庭の真ん中に立って笑みを浮かべていた。
「ふぅ…あの場所は私には狭かったのよねぇ。 ここなら私の本来の姿になる事が出来るわ!」
「本来の姿? ぶよんぶよんの出っ張った腹をさらけ出す気か? 制服の中身はそんなに醜いのか⁉」
「そんな訳がないでしょう! 私の真の姿を見て恐怖するのね‼」
妖魔王は体中から怪しい光を発すると、体が大きく変化していった。
その姿は上半身は草のツルに巻き付かれた物と花びらに包まれていて、下半身は植物の根の様な感じで頭には花が咲いていた。
「アルラウネ…か?」
「あら、詳しいわね? そう…これが私の真に美しい姿よ‼」
「はいはい、それは分かったから早く2人を離せ‼」
「貴方は私のこの姿を見ても余裕そうね?」
おかしい…?
嵬鬼もその他の鬼達も、日本古来の鬼の姿で植物系では無かった。
妖魔王の波動が幾ら強くても、鬼を使役できる程の妖力は無さそうに思えるんだが?
すると妖魔王は種の様な物を校舎の中に発射した。
「私はこの子達を放す訳がないじゃない‼ これから貴方に穢されたこの子達を消毒しなければならないのよ。 貴方は私が校舎に放った種を取り除きに行ってらっしゃいな!」
「何で?」
「何でって…校舎の中に飛ばした私の種は、魔物になって生徒達を襲うのよ!」
「だから?」
「貴方は…皆を助けたいとは思わないの?」
「セルリアとルナリアに比べたら、別に校舎の中にいる奴等なんてどうでも良い! 俺は正義の味方という訳ではないし、知り合いでもない奴等が何人死のうがどうでも良い‼」
校舎の中には悠斗と真美がいる。
悠斗には、マジックボックスという魔法を編み出していたので、もしも美紅が戦いに参加する際に剣を渡してあるしな。
あの三人なら…仮に美紅が参加しなくても、2人いれば問題は無いだろう。
「それよりも早く2人を離せ‼」
「なるほど…2人が私の所にいるから手を出せないのね?」
「別にそういう訳ではないが…攻撃したら巻き込みそうだからな。」
「なら放さないわ‼ この2人がいれば貴方は手を出せないようですし…」
「そうか、なら…エクスプロード‼」
俺は妖魔王の頭上に巨大な炎の塊を発生させると、それを落とした。
セルリアとルナリアと共に妖魔王は燃え盛る業火の中で悶えていた。
そして炎が消えると、妖魔王は俺に凄い剣幕で叫んだ。
「こっちには2人がいるのよ‼ 貴方…頭がおかしいんじゃないの⁉」
「2人が捕まると解っていて何も対処をしてないと思うか? 2人は無傷だよ。」
妖魔王は2人を見ると、2人はどこも燃えている様子が無かった。
それをみて妖魔王は笑みを浮かべて言った。
「なら2人を盾にするわ! そうすれば私はダメージを負わないくて済むわよ‼」
「頭上からの1発ならな…だが、こうしたらどうなる?」
俺は周囲に炎の塊を展開した。
妖魔王の頭上と八方向に炎の塊が出現したのだった。
「2発は避けられても、残り7発は受ける事になるが?」
「貴方…一体何者なの⁉」
「陰陽師・安倍晴明の生まれ変わりだ‼」
「な…何ですって⁉ それなら、この馬鹿げた力も納得するわ‼」
まさか信じたのか?
俺が実際に実在したかも良く解らん人間な訳が無いだろう!
仮にいたとしても、俺は安倍晴明よりも遥かに凌駕した力を持っているよ。
「それよりどうする? さすがにこれだけの炎をまともに喰らえば、お前もただでは済まんと思うが?」
「そういうという事は…2人を開放したら?」
「あぁ、炎は解除してやっても良い。」
すると、馬鹿丁寧にいう事を聞いてセルリアとルナリアを触手から開放した。
俺は魔法で2人を引き寄せると、炎を解除…する訳もなく一斉に浴びせたのだった。
「ちょ…ちょっとぉーーー話が違うわよ~~~~!!!」
「俺はな…性格がひねくれているのでな! まともにいう事を聞く訳ないだろ‼」
九つの炎の塊を同時に受けた結果、妖魔王はかろうじて燃えカスにならずに済んだ。
「しぶといな…さすがに魔王を名乗るだけはあるか?」
「あ…貴方、卑怯だとは思わないの⁉」
「ぜーんぜん! 寧ろ何故お前の言う事を聞かないといけない?」
「それは交渉に外れる行為だという事が解らないの‼」
「俺が何度も2人を離せと言っても、お前は話す様子が無かったじゃないか! そんな奴相手に交渉何てする訳ないだろ?」
そう言い終わると、妖魔王は地面に大の字で倒れた。
そこに…教室にいた筈の井戸野が妖魔王に近付いた。
「良い様ですね、先輩…」
「貞子さん、私にもっと力を下さい! あの男は…あの男だけは許せませんわ‼」
「その前に先輩に聞きたいのですが、次は私が生徒会に誘われる筈だったのに、何故セルリアとルナリアを誘ったのですか?」
「今はそんな事どうでも良いでしょ‼」
「いえ、その返答によって力を貸すか考えます。」
「そんな事…セルリアたんとルナリアたんが可愛いからよ! 貞子さんの事はいずれ…それよりも前に、あの2人を先に私のハーレムに加えたかったのよ‼」
「では私はあの2人よりも劣るのですね?」
「そんな事はどうでも良いから、早く力を‼」
「そんな事…ですか! わかりました。」
井戸野は妖魔王の体に手を触れてから妖力を流し込んだ。
すると妖魔王の力が爆発的に強くなっていった。
「これだけの力があれば、不知火朔夜も…」
「いえいえ、これではまだ足りませんよ! 先程の戦いを見ていましたが、彼は強いですからね。」
井戸野はそう言って更に妖力を妖魔王に注ぎ込んで行った。
すると妖魔王は、更に力が膨れ上がった…が?
「辞めて下さい貞子さん! これ以上は、私の体が…」
「いえいえ、もっとです。 もっと必要ですよ!」
「こ…これ以上は‼」
妖魔王は体がボコボコと膨れ上がると破裂した。
そこには赤く大きな球が転がっていて、井戸野はそれを拾い上げると無表情だった表情が凶悪そうな顔に変わっていた。
「あらあら…やはりこの程度でしたか! まぁ、私の事を無視しようとした人間の当然の末路ですね。」
「やっぱお前が黒幕か!」
「あら、気付いていたのですか、不知火君。」
「途中からな、妖魔王…仮にも魔王を名乗るにしては色々甘いと思い始めてな。」
「では、次は私が相手をしましょう!」
井戸野は赤い球を飲み込むと、目が赤く光りだしてから姿を変えていった。
それは妖魔王と呼ばれるに相応しい、日本古来の鬼の姿に変化したのだった。
そして井戸野…いや、真の妖魔王から溢れる妖力は…俺の能力と互角かそれ以上の力を秘めている感じだった。
『さてと…久々に本気で戦える相手に出会えたな‼』
「なら、こっちも本気で行くか‼」
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