12 / 18
1-12. ずっと欲しかったもの *
しおりを挟む
「ん…っ、幸野く…ん」
先輩のナカにゆっくりと自身を埋めていく。俺を受け入れながら声を漏らす先輩が愛しくて、髪を優しく撫でる。
静かに目を開けた樫木先輩に笑いかけると、唇を重ねた。愛しい気持ちを流し込むみたいに、優しく丁寧に舌を絡める。
「平気ですか…?」
「う、うん…、なんか幸野くん…、さっきまでとキスが全然違う…」
「それはまぁ…、特別な人になったわけですから…」
「そ…、そっか…」
恥ずかしそうに視線を外しながら、先輩が頬を赤くする。
ヤバイな、これ。可愛いすぎて、止まらなくなりそうだ。暴走しないように気をつけないと…
「動いても、大丈夫ですか…?」
「あ、うん…、もう動いて…大丈夫」
そう答えた先輩を腕の中に閉じ込めて、ゆっくりと腰を動かし始める。
少し我慢するように先輩が唇を噛むのを見て、唇が傷付かないようにキスをして舌を絡める。
早く馴染んで欲しくて、繋がった場所の少し上を親指の腹で撫でると、先輩の身体がビクンッと反応した。
「ふぁ…っ、ん…っ」
「力、抜いててください」
「うん……、あ…、んん…っ」
従順で可愛い。敏感なソコに意識を向かせている間に、少しずつ結合を深くして、ナカを探る。潤っていくあたたかい其処で、先輩と溶け合ってくみたいだ。
「ひぁ…!? そこ、は…っ」
先輩が反応した箇所を、確認するように自身で数回擦り上げる。
「逃げないで」
「だ、だって、それ、や…、待っ、て…!」
キュウ…とナカを締め付けながら、先輩が脚を閉じる。少し強引に脚を開くと、そのままソコで動きを再開する。
「気持ちいいの、ココですね…?」
「ひぁ…ッ、や…っ、ダメ…っ、あ…ッ、ふぁ…っ、あぁ…ッ、んん"…ッ!」
ビクビクと身体を震わせながら、先輩の声が甘くなっていく。腰を引き寄せ、ソコを繰り返し可愛がる。
俺の腕にしがみついて必死に感じる姿に、愛しさを覚える。こんなに愛しい人が俺に感じてくれるなんて、幸せすぎて、目眩がしそうだ。
「あ…っ、幸野く…っ、ひぁっ、待…っ、止ま…って、あぁ…ん!」
何か言いたそうな先輩の様子に、腰の動きを緩める。
「樫木先輩…?」
「あぁ…っ、ハァ…ッ、ん…っ、幸野く…」
強い快感のせいか、瞳から溢れかけた涙を指で拭いてやる。
「どうかしました…?」
「あ、あたしばっかり…」
「…? 僕も気持ちいいですけど…」
「ちが…う、幸野くん、余裕ぶっててズルイ…」
「あぁ…」
それは、そうしないと我を忘れそうだからだ。ただでさえ、俺は歳下だし、そうじゃなくても、この人は可愛すぎるし、色々と自制しないと、壊してしまいそうだ。
「いいんですよ。余裕ぶってないと、僕、多分、樫木先輩のこと壊しちゃいますから」
「…いいから」
「え…?」
樫木先輩が俺の首に抱き付く。
「好きにしていいから…」
「や…、駄目ですよ、それは…」
「だって言ったでしょ。幸野くんは、あたしが、幸せにするって」
その言葉とともに、先輩がギュウっと俺を抱き締める。その温もりに、こんな幸せがあるのかと、泣きそうになった。
先輩のナカにゆっくりと自身を埋めていく。俺を受け入れながら声を漏らす先輩が愛しくて、髪を優しく撫でる。
静かに目を開けた樫木先輩に笑いかけると、唇を重ねた。愛しい気持ちを流し込むみたいに、優しく丁寧に舌を絡める。
「平気ですか…?」
「う、うん…、なんか幸野くん…、さっきまでとキスが全然違う…」
「それはまぁ…、特別な人になったわけですから…」
「そ…、そっか…」
恥ずかしそうに視線を外しながら、先輩が頬を赤くする。
ヤバイな、これ。可愛いすぎて、止まらなくなりそうだ。暴走しないように気をつけないと…
「動いても、大丈夫ですか…?」
「あ、うん…、もう動いて…大丈夫」
そう答えた先輩を腕の中に閉じ込めて、ゆっくりと腰を動かし始める。
少し我慢するように先輩が唇を噛むのを見て、唇が傷付かないようにキスをして舌を絡める。
早く馴染んで欲しくて、繋がった場所の少し上を親指の腹で撫でると、先輩の身体がビクンッと反応した。
「ふぁ…っ、ん…っ」
「力、抜いててください」
「うん……、あ…、んん…っ」
従順で可愛い。敏感なソコに意識を向かせている間に、少しずつ結合を深くして、ナカを探る。潤っていくあたたかい其処で、先輩と溶け合ってくみたいだ。
「ひぁ…!? そこ、は…っ」
先輩が反応した箇所を、確認するように自身で数回擦り上げる。
「逃げないで」
「だ、だって、それ、や…、待っ、て…!」
キュウ…とナカを締め付けながら、先輩が脚を閉じる。少し強引に脚を開くと、そのままソコで動きを再開する。
「気持ちいいの、ココですね…?」
「ひぁ…ッ、や…っ、ダメ…っ、あ…ッ、ふぁ…っ、あぁ…ッ、んん"…ッ!」
ビクビクと身体を震わせながら、先輩の声が甘くなっていく。腰を引き寄せ、ソコを繰り返し可愛がる。
俺の腕にしがみついて必死に感じる姿に、愛しさを覚える。こんなに愛しい人が俺に感じてくれるなんて、幸せすぎて、目眩がしそうだ。
「あ…っ、幸野く…っ、ひぁっ、待…っ、止ま…って、あぁ…ん!」
何か言いたそうな先輩の様子に、腰の動きを緩める。
「樫木先輩…?」
「あぁ…っ、ハァ…ッ、ん…っ、幸野く…」
強い快感のせいか、瞳から溢れかけた涙を指で拭いてやる。
「どうかしました…?」
「あ、あたしばっかり…」
「…? 僕も気持ちいいですけど…」
「ちが…う、幸野くん、余裕ぶっててズルイ…」
「あぁ…」
それは、そうしないと我を忘れそうだからだ。ただでさえ、俺は歳下だし、そうじゃなくても、この人は可愛すぎるし、色々と自制しないと、壊してしまいそうだ。
「いいんですよ。余裕ぶってないと、僕、多分、樫木先輩のこと壊しちゃいますから」
「…いいから」
「え…?」
樫木先輩が俺の首に抱き付く。
「好きにしていいから…」
「や…、駄目ですよ、それは…」
「だって言ったでしょ。幸野くんは、あたしが、幸せにするって」
その言葉とともに、先輩がギュウっと俺を抱き締める。その温もりに、こんな幸せがあるのかと、泣きそうになった。
0
あなたにおすすめの小説
『冷徹社長の秘書をしていたら、いつの間にか専属の妻に選ばれました』
鍛高譚
恋愛
秘書課に異動してきた相沢結衣は、
仕事一筋で冷徹と噂される社長・西園寺蓮の専属秘書を務めることになる。
厳しい指示、膨大な業務、容赦のない会議――
最初はただ必死に食らいつくだけの日々だった。
だが、誰よりも真剣に仕事と向き合う蓮の姿に触れるうち、
結衣は秘書としての誇りを胸に、確かな成長を遂げていく。
そして、蓮もまた陰で彼女を支える姿勢と誠実な仕事ぶりに心を動かされ、
次第に結衣は“ただの秘書”ではなく、唯一無二の存在になっていく。
同期の嫉妬による妨害、ライバル会社の不正、社内の疑惑。
数々の試練が二人を襲うが――
蓮は揺るがない意志で結衣を守り抜き、
結衣もまた社長としてではなく、一人の男性として蓮を信じ続けた。
そしてある夜、蓮がようやく口にした言葉は、
秘書と社長の関係を静かに越えていく。
「これからの人生も、そばで支えてほしい。」
それは、彼が初めて見せた弱さであり、
結衣だけに向けた真剣な想いだった。
秘書として。
一人の女性として。
結衣は蓮の差し伸べた未来を、涙と共に受け取る――。
仕事も恋も全力で駆け抜ける、
“冷徹社長×秘書”のじれ甘オフィスラブストーリー、ここに完結。
嘘をつく唇に優しいキスを
松本ユミ
恋愛
いつだって私は本音を隠して嘘をつくーーー。
桜井麻里奈は優しい同期の新庄湊に恋をした。
だけど、湊には学生時代から付き合っている彼女がいることを知りショックを受ける。
麻里奈はこの恋心が叶わないなら自分の気持ちに嘘をつくからせめて同期として隣で笑い合うことだけは許してほしいと密かに思っていた。
そんなある日、湊が『結婚する』という話を聞いてしまい……。
自信家CEOは花嫁を略奪する
朝陽ゆりね
恋愛
「あなたとは、一夜限りの関係です」
そのはずだったのに、
そう言ったはずなのに――
私には婚約者がいて、あなたと交際することはできない。
それにあなたは特定の女とはつきあわないのでしょ?
だったら、なぜ?
お願いだからもうかまわないで――
松坂和眞は特定の相手とは交際しないと宣言し、言い寄る女と一時を愉しむ男だ。
だが、経営者としての手腕は世間に広く知られている。
璃桜はそんな和眞に憧れて入社したが、親からもらった自由な時間は3年だった。
そしてその期間が来てしまった。
半年後、親が決めた相手と結婚する。
退職する前日、和眞を誘惑する決意をし、成功するが――
溺婚
明日葉
恋愛
香月絢佳、37歳、独身。晩婚化が進んでいるとはいえ、さすがにもう、無理かなぁ、と残念には思うが焦る気にもならず。まあ、恋愛体質じゃないし、と。
以前階段落ちから助けてくれたイケメンに、馴染みの店で再会するものの、この状況では向こうの印象がよろしいはずもないしと期待もしなかったのだが。
イケメン、天羽疾矢はどうやら絢佳に惹かれてしまったようで。
「歳も歳だし、とりあえず試してみたら?こわいの?」と、挑発されればつい、売り言葉に買い言葉。
何がどうしてこうなった?
平凡に生きたい、でもま、老後に1人は嫌だなぁ、くらいに構えた恋愛偏差値最底辺の絢佳と、こう見えて仕事人間のイケメン疾矢。振り回しているのは果たしてどっちで、振り回されてるのは、果たしてどっち?
雪の日に
藤谷 郁
恋愛
私には許嫁がいる。
親同士の約束で、生まれる前から決まっていた結婚相手。
大学卒業を控えた冬。
私は彼に会うため、雪の金沢へと旅立つ――
※作品の初出は2014年(平成26年)。鉄道・駅などの描写は当時のものです。
数合わせから始まる俺様の独占欲
日矩 凛太郎
恋愛
アラサーで仕事一筋、恋愛経験ほぼゼロの浅見結(あさみゆい)。
見た目は地味で控えめ、社内では「婚期遅れのお局」と陰口を叩かれながらも、仕事だけは誰にも負けないと自負していた。
そんな彼女が、ある日突然「合コンに来てよ!」と同僚の女性たちに誘われる。
正直乗り気ではなかったが、数合わせのためと割り切って参加することに。
しかし、その場で出会ったのは、俺様気質で圧倒的な存在感を放つイケメン男性。
彼は浅見をただの数合わせとしてではなく、特別な存在として猛烈にアプローチしてくる。
仕事と恋愛、どちらも慣れていない彼女が、戸惑いながらも少しずつ心を開いていく様子を描いた、アラサー女子のリアルな恋愛模様と成長の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる