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御礼SS

(SS)※ 白ストペロリ

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別サイトで連載中のR15版の世界線で話題の?白ストペロリ
第9章の十年間でもきっと同じようなやりとりがあっただろうということで
メイナードとオスカーのHentaiっぷりをご堪能ください

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「着衣の方が萌える、ということは分かるんだ。だけどこれは…」

 オスカーが困惑している。俺が提案したのはコスプレだ。オスカーにはミニスカナース、俺にはミニスカポリス。ファンタジー系はダメだ。こっちの世界には、エルフだの獣人だの普通にいるから。

 オスカーは話の分かる男だ。こうして親密になってしばらく経つが、打ち解ければ打ち解けるほど趣味が合う。俺は彼に、異世界の夢を見てからこうしてセックスで成長するようになったことを打ち明けた。すると好奇心旺盛な彼は、異世界の話に興味津々に耳を傾ける。しまいには淫夢スキルで俺が見たエロネタをシェアして、色々試すまでに至った。からの、コスプレだ。

 オスカーは、顔はとびっきりの美女。だけど体は屈強な竜人のもので、タッパはあるし肩幅もがっしりしていて、バッキバキの逆三角。手足も長い。そんな彼に無理やり着せたナース服。非常にシュールだ。だけど、そのアンバランスさがまた倒錯的でいい。まとめ髪にナースキャップ、そしておくれ毛。ミニスカートから覗くがっしりとしたオス臭い脚に、白のナースストッキング。角度によって、チラリとガーターベルトが見え隠れする。———ああ、白衣にタイトスカートの女医さんでも良かったな。今度提案してみよう。

 一方俺は、ミニスカポリス。定番中の定番だ。これは、王都騎士団の女性警邏隊の制服に似ている。違うのは、トラウザーズの代わりにミニスカなことと、そしてミニスカの下には黒ストッキングを着用ということ。網タイツか迷った。しかし、ストッキングは永遠のロマンだ。このコスプレのためにノリノリで…いや、恥を忍んで体毛処理までした。渾身の力作を褒めて欲しい。



 いや、力作を作り上げたのは俺じゃなくて、王宮の侍女軍団だ。女装のアイデアを侍女頭に持ち込むと、待ってましたと言わんばかりにチームが組まれ、針子が総動員であっという間に衣装が完成した。現在王宮の女主人は王妃殿下であるが、長年遠距離恋愛を拗らせていた魔王陛下が滅多と後宮から出さず、半ば軟禁生活を送っていらっしゃる。そしてご帰還以前は、百年ほど女っ気のない王室だった。質実剛健といえば聞こえはいいが、今一つ華やぎに欠けていたということは否めない。

 それではつまらないのが、王宮の侍女たちだ。彼女らは一流の貴族家の子女で、高い教養と技術をもって宮中に参内さんだいしている。当然、女主人の美貌を磨き上げるスキルもだ。彼女らは仕事に飢えていた。からの、王太子殿下と俺からのコスプレアイデアの持ち込みである。

「ふぅん、なるほどね。教会の治療院の制服を不埒ふらちに改造したという感じかな」

「ナースも女騎士も、禁欲的な仕事だろ。だからこう、たまらないっていうか」

 俺たちは姿見の前であれこれポーズを取り、その後お互いのコスチュームをまじまじと観察して、ニッと嗤った。

「それで、この注射器を持てばいいのかい?」

「『お注射するわよ』でオナシャス!」

「ふふっ。「わよ」は厳しいなぁ」

 俺は記録用魔道具(いわゆるカメラ)を構えて、低いアングルから舐めるように撮影する。オスカーには、敢えて体毛をそのままにしてもらった。アッシュブロンドだから目立ちにくいけど、白ストッキングにうっすらと透けているのがたまらなくエロい。オスとメスの奇跡的な融合。絶対領域の向こうには、竜人らしく逞しい巨根が控えているのを知っている。

 それにしても、ナースシューズまで再現しちゃうのは凄い。革製だけど白く染めて、まるで本物のようだ。淫夢でイメージを伝えたとはいえ、このクオリティ。侍女軍団の底知れぬポテンシャル。

 俺が釘付けになっているのを察して、オスカーはソファーに掛けて扇情的に脚を組み替えた。俺は思わず彼の足先を両手でうやうやしくいただき、口付ける。微かな肌の香りと、甘くスパイシーなコロンの香り。そのまま舌を這わせれば、彼の喉仏がごくりと上下するのが見えた。

「…メイナード。君の言っていたことをようやく理解したよ…」

 目元がほんのりと紅く上気し、声がわずかに上擦っている。そしてスカートの中身が熱を集め、兆し始めているのが分かる。

「不埒なナースには、お仕置きしなきゃね?」

 上目遣いでストッキングを舐め上げると、彼は目を細めて俺の頬に手を沿わせ、そのまま髪を掴んだ。ポリスキャップが落ちる。そしてスカートの中では、布の少ないパンティからボロリとはみ出た立派なオスカーが鎌首をもたげていた。聞かん棒め。俺のお口で逮捕してやる。

「はっ…んふっ。淫らな女騎士様だ。そんなに僕のお注射が欲しいの?」

 ぐっ、ぐっと押し付けるように。よく分かってる。苦しいと、無理やり犯されたいの、絶妙な境界線。喉奥に突き立てられて嘔吐感に瞳を潤ませると、嗜虐的なオスカーの笑みが一層深くなる。そして咥え切れないほど硬く膨張したかと思うと、引き抜いて大量顔射。

「———!!!」

「あはっ。せっかくの衣装が汚れちゃった。まったく、君の趣向にはいつも感心するよ」

 髪を掴んだまま上を向かせると、俺に口付ける。「顔射は失敗だったな」とボヤいているが、自分のザーメンの味でも味わうがいい。もちろん俺も美味しくいただくけど。



 しかし夜は始まったばかり。俺が欲しいのは、そんな注射じゃない。

「オスカー。もっとお注射、ちょうだい?」

 俺だってすっかりその気だ。足元に跪いた状態から横座り、そして四つん這いへ。オスカーの視線が、スカートの中へと導かれる。黒のストッキングに、黒のTバック。彼は俺の要求を正確に理解した。つまり、破いて、ずらして、ブッ挿す。

「はぁぁあッ!!!」

 執務室の豪奢なカーペットの上で。ミニスカポリスがミニスカナースに即ズボされて、ガンガンに突かれる。背後から手を引かれて、奥まで強く、深く。激しい快感に身をよじれば、興奮で虹彩を細くしたオスカーの瞳が、黄金に輝いている。興奮した彼は見事な翼を広げ、黒い羽がふわふわと舞い散り———

 ああ、白衣の堕天使だ。

 絶頂を繰り返しながら、ぼんやりとそんな思いがよぎった。



 その後オスカーの執務室では、たびたび異世界の衣装が登場した。毎回破損が激しく、着用は一度限り。だけどあの時撮った大量の絵姿は、一体どこに行ったのだろう。いつもオスカーにはぐらかされてそのままになっているのだが、出回ってもいいことないし、ひっそりと処分されたに違いない。

 それより、次はどんなプレイを提案してみようかな。実は密かに、水曜日が楽しみな俺なのだった。
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