ヒロインのシスコンお兄様は、悪役令嬢を溺愛してはいけません!

あきのみどり

文字の大きさ
上 下
93 / 170

92 公爵家の使者 ②

しおりを挟む

 物がないと聞いた瞬間の、使者の男の苛立ちはかなりのものだったらしい。
 顔には怒りがありありと浮かび、神経質そうだった表情はいっそう険しくなった。
 けれども、そんな男を前にしても、グステルは特に恐れは感じなかった。……背後のヴィムが彼女の背にすがりながらからガタガタ震えはじめたので、自ずと彼女もガタガタせざるを得なかったが。
 グステルは男の苛立った顔を見ながら、ふと、イザベルを思い出していた。
 あのご近所さんのお嬢さんも、いつも気に入らないことがあるとすぐに怒って彼女を睨みつけていた。その膨れっ面に少し似ていると思った。……もちろん、イザベルのほうが数万倍かわいいが。
 グステルは、なんだか少し愉快な気分である。

(それはさておき、ね)

 イザベルを思い出してほっこりしている場合ではない。ここからは、話の持って行き方が重要である。

 グステルは苛立つ男に向かって恐縮しきりという表情を作り、「本当に申し訳ありません」と、頭を下げる。
 そのうなだれた頭を見て、使者の男の目が攻撃的に光った。
 ここはこいつを徹底的に責め立ててやろう、そうしなければ気が済まないとでも言いたげな顔に、その顔を見ていたヴィムがさらに青ざめる。男がグステルを見下ろしながら、口を開きかけたのを見て。ヴィムは慌ててグステルの前に出ようとした──が。

「⁉︎」

 しかし、そんなヴィムの腕がぐっと引き留められる。驚いた顔の青年が見下ろすとグステルが自分の腕をつかんでいた。え? と思った青年が足を止め、その間に頭を上げたグステルは、微笑んで使者の男に毅然と言う。

「公爵閣下のご要望にお応えできず、わたくしどもも大変心苦しいのですが、しかし、当家といたしましても責任がございます。公爵夫人から託されたお手紙は、万が一にでも紛失させるわけにも、傷つけるわけにもいきません」

 そうなると……と、グステルはニッコリ口の端を持ち上げる。

「当然主人は、わたくしども使になど、夫人のお手紙を管理させるわけには行かなかったのでございます」

 グステルは、そうですよね? と、使者に向かって微笑んだ。
 使者はたった今、ヴィムに『使用人風情でも』と言い放ったばかり。
 まさか違うとは言いませんよねと言いたげなグステルの口調に、使者は眉間にしわを寄せて黙り込み、横で聞いていたヴィムは内心ひえっとすくみ上がった。
 グステルは、低姿勢で使者に理解を求めるていを装っているが……実際には男の発言を逆手に取ろうとしている。
 おそらくその意図は使者にも伝わっているはずで。臆病な青年は、ハラハラしながら対峙する両者を見守った。

 しかし、グステルは相変わらずけろりとおばちゃん根性を発揮中。
 こんな高慢な中年男、怖くもなんともなかった。
 合計年齢で考えれば、自分の子供でもおかしくない年齢なのである。
 グステルは心の中でふっと生温かい気持ち。

(私は知っていますよ……君にもわんぱくだった時代があるのだよね……? 水溜りではしゃいだ時代が! 膝小僧に傷作りまくって運動場を走り回って、ポケットにダンゴムシを詰め込んでお母様に叱られていた時代が!)

 ……果たして……この世界にダンゴムシがいるかどうかは置いておくとして。
 そのような妄想フィルター越しに使者を見ると、蛇のような顔でイライラと自分を見下している男も多少はかわいく思えるから不思議だ。(※グステル談)
 まあ少なくとも、そういう心境でいれば、多少男が無礼でも恐るるに足らずという心境で。
 グステルは、次は善意のこもった眼差しを装い「ご安心ください!」と己の胸に手を当てて前のめり。

「夫人のお手紙は! 我らの主人が大切に! 厳重に! 管理させていただいておりますので!」
「……」
 
 そう堂々言ってやると、使者は若干呆れをにじませる。何を見えすいたことを……と苛立ちを隠すこともなくグステルを睨んだが。しかし、グステルの言っていることは正論でもある。
 男は、この小賢しい子娘をどう論破し、ひれ伏せさせてやろうかと一瞬考え込んで──……。
 しかし、その隙に。グステルは、今度は「うっ……」と、表情を大袈裟に曇らせる。
 弾けるような笑顔から一転。いきなり顔のパーツを思い切り中心に集めたようなしょっぱい顔をして嘆きはじめた娘に、使者がさすがにちょっとギョッとした。(※ヴィムも)

「な……」
「わ、我らの主人は、高貴なご夫妻のお役に立てることを本当に熱望しております! ですが……仕方なかったのでございます! 侯爵家も国王陛下の忠実なる臣下ですから。王都ではとございますもので……」

 グステルはハンカチを取り出し、わざとらしくよよよ……と涙を拭うそぶりを見せつつ。声高に『国王』『臣下』『王都』と、含みのある言葉を強調。
 すると案の定、使者は眉間のしわを深めたが、その目には若干の戸惑いが生じる。
 どうやらグステルの思惑通り、『』に、何かを感じ取ってくれたらしかった。

(……この小娘のわざとらしい態度はいったいどういう意味だ……? いったい何を匂わせている……?)
(もしや……侯爵家に国王からの急な命令でも……?)
(公爵への申し出を後回しにせざるを得ないような……?)

 ──と、無事勝手に深読みしてくれたらしい使者は、グステルが言ってもいないことを察してくれる。
 さらには、グステルが滑稽なほどにわざとらしく言葉に含みを持たせたことで、どうやらこの大袈裟さは、この話が公にできない類のものだと悟らせようとしているのでは──と、思ってくれたらしかった。

 計算高い使者は沈黙し、ハンナバルト家の使用人たちを苦々しく見る。
 小娘の小賢しさは大いに鼻についたが……確かに、国王が関わっているというのなら、ここで侯爵家を相手に無理を通すのは賢いやり方とは言えない。

 そんな使者の迷いを感じたグステルは(察してください)と請うようなキラキラした眼差しを彼に送りつつ、ダメ押す。
 
「当家のラーラお嬢様は王太子殿下とも親しくさせていただいておりますし……我々としてもとてもとても王家には気を遣う次第で……ここは一つ公爵閣下の寛大なお計らいを──」

 その言葉にまた使者の損得勘定が働く。
 そうであった。彼が仕えるメントライン家と、今目の前にいる者たちが仕えるハンナバルト家とは、現在令嬢同士が王太子妃の座を密かに争う関係性。
 ここで自分たちが狭量なところ見せて、万が一それをハンナバルト家の令嬢が王太子に伝えれば……。
 今のメントライン家の令嬢の有利な形勢に影を落とす可能性があった。それは、彼の主人も望まぬところであろう。

「…………」

 使者の男は苦虫を噛み潰したような顔。
 しかしここは一旦引き下がっておいたほうがよさそうだと。男は二人からしぶしぶ身を引く。

「……なるほど……そうですか……」

 使者は荒々しくため息をつき、それを聞いたヴィムが一瞬ほっと息を吐く。
 だが。そこに返された言葉は、面会日を延期してほしいという彼らの要請に対する前向きな受け入れ……などではなかった。
 使者はつんと冷たい顔で突き返すように吐き捨てる。
 
「ならば結構。君たちの主人には、夫人の手紙は必要ないと伝えなさい」
「え……?」

 さっと踵を返した男にヴィムは唖然とし、これにはグステルもつい目を怪訝に細める。

「え……そ、それはどういう……?」

 ヴィムが困惑して訊ねると、男はじろりと彼を見る。

「どうもこうもない。公爵閣下は、ハンナバルト家の顔を立てて私をつかわし、手紙も受け取るように命じられたが……そもそも、夫人は勝手に当家を出て行ったお方。閣下は今更手紙などお読みにはなりたくないと仰せだ!」

 その言葉にグステルとヴィムは思わず顔を見合わせた。と、そんな二人に、使者は「つまり」と粘着質な視線を向けて嘲笑った。

「お前たちの主人は、閣下に破り捨てられる手紙を後生大事に運んでいるということだな。……ふ……遠路遥々ご苦労なことだ……」

 男は嫌味ったらしく笑い、自分を見つめている二人──主人に対する侮辱にさっと顔を怒りに染めた青年と、反対に黙り込んだ娘とを勝ち誇った気分で見返した。娘はじっと何か考え込むように彼を見ていたが、きっと返す言葉を失くしたのだなと使者は愉快に思った。
 利口ぶった小娘に意趣返しができたと気分が良くなって、使者はさらに横柄な態度で言葉を放る。

「手紙を渡す気がないのなら、さっさとこの領を去るがいい。目障りだ!」

 そう言い残し、男はさっさと宿屋を去っていく。
 その後ろ姿にヴィムは動揺し、引き留めるべきか否かグステルに助けを求めるような視線を寄せた──が。

 チョコレート色の瞳の娘は、ただ静かに小さくなっていく使者の後ろ姿を見つめている。
しおりを挟む
感想 25

あなたにおすすめの小説

君への気持ちが冷めたと夫から言われたので家出をしたら、知らぬ間に懸賞金が掛けられていました

結城芙由奈@コミカライズ発売中
恋愛
【え? これってまさか私のこと?】 ソフィア・ヴァイロンは貧しい子爵家の令嬢だった。町の小さな雑貨店で働き、常連の男性客に密かに恋心を抱いていたある日のこと。父親から借金返済の為に結婚話を持ち掛けられる。断ることが出来ず、諦めて見合いをしようとした矢先、別の相手から結婚を申し込まれた。その相手こそ彼女が密かに思いを寄せていた青年だった。そこでソフィアは喜んで受け入れたのだが、望んでいたような結婚生活では無かった。そんなある日、「君への気持ちが冷めたと」と夫から告げられる。ショックを受けたソフィアは家出をして行方をくらませたのだが、夫から懸賞金を掛けられていたことを知る―― ※他サイトでも投稿中

白い結婚のはずでしたが、王太子の愛人に嘲笑されたので隣国へ逃げたら、そちらの王子に大切にされました

ゆる
恋愛
「王太子妃として、私はただの飾り――それなら、いっそ逃げるわ」 オデット・ド・ブランシュフォール侯爵令嬢は、王太子アルベールの婚約者として育てられた。誰もが羨む立場のはずだったが、彼の心は愛人ミレイユに奪われ、オデットはただの“形式だけの妻”として冷遇される。 「君との結婚はただの義務だ。愛するのはミレイユだけ」 そう嘲笑う王太子と、勝ち誇る愛人。耐え忍ぶことを強いられた日々に、オデットの心は次第に冷え切っていった。だが、ある日――隣国アルヴェールの王子・レオポルドから届いた一通の書簡が、彼女の運命を大きく変える。 「もし君が望むなら、私は君を迎え入れよう」 このまま王太子妃として屈辱に耐え続けるのか。それとも、自らの人生を取り戻すのか。 オデットは決断する。――もう、アルベールの傀儡にはならない。 愛人に嘲笑われた王妃の座などまっぴらごめん! 王宮を飛び出し、隣国で新たな人生を掴み取ったオデットを待っていたのは、誠実な王子の深い愛。 冷遇された令嬢が、理不尽な白い結婚を捨てて“本当の幸せ”を手にする

悪役令嬢になりたくない(そもそも違う)勘違い令嬢は王太子から逃げる事にしました~なぜか逆に囲い込まれました~

咲桜りおな
恋愛
 四大公爵家の一つレナード公爵家の令嬢エミリア・レナードは日本人だった前世の記憶持ち。 記憶が戻ったのは五歳の時で、 翌日には王太子の誕生日祝いのお茶会開催が控えており その場は王太子の婚約者や側近を見定める事が目的な集まりである事(暗黙の了解であり周知の事実)、 自分が公爵家の令嬢である事、 王子やその周りの未来の重要人物らしき人達が皆イケメン揃いである事、 何故か縦ロールの髪型を好んでいる自分の姿、 そして転生モノではよくあるなんちゃってヨーロッパ風な世界である事などを考えると…… どうやら自分は悪役令嬢として転生してしまった様な気がする。  これはマズイ!と慌てて今まで読んで来た転生モノよろしく 悪役令嬢にならない様にまずは王太子との婚約を逃れる為に対策を取って 翌日のお茶会へと挑むけれど、よりにもよってとある失態をやらかした上に 避けなければいけなかった王太子の婚約者にも決定してしまった。  そうなれば今度は婚約破棄を目指す為に悪戦苦闘を繰り広げるエミリアだが 腹黒王太子がそれを許す訳がなかった。 そしてそんな勘違い妹を心配性のお兄ちゃんも見守っていて……。  悪役令嬢になりたくないと奮闘するエミリアと 最初から逃す気のない腹黒王太子の恋のラブコメです☆ 世界設定は少し緩めなので気にしない人推奨。

【完結】「お前とは結婚できない」と言われたので出奔したら、なぜか追いかけられています

21時完結
恋愛
「すまない、リディア。お前とは結婚できない」 そう告げたのは、長年婚約者だった王太子エドワード殿下。 理由は、「本当に愛する女性ができたから」――つまり、私以外に好きな人ができたということ。 (まあ、そんな気はしてました) 社交界では目立たない私は、王太子にとってただの「義務」でしかなかったのだろう。 未練もないし、王宮に居続ける理由もない。 だから、婚約破棄されたその日に領地に引きこもるため出奔した。 これからは自由に静かに暮らそう! そう思っていたのに―― 「……なぜ、殿下がここに?」 「お前がいなくなって、ようやく気づいた。リディア、お前が必要だ」 婚約破棄を言い渡した本人が、なぜか私を追いかけてきた!? さらに、冷酷な王国宰相や腹黒な公爵まで現れて、次々に私を手に入れようとしてくる。 「お前は王妃になるべき女性だ。逃がすわけがない」 「いいや、俺の妻になるべきだろう?」 「……私、ただ田舎で静かに暮らしたいだけなんですけど!!」

モブなのに、転生した乙女ゲームの攻略対象に追いかけられてしまったので全力で拒否します

みゅー
恋愛
乙女ゲームに、転生してしまった瑛子は自分の前世を思い出し、前世で培った処世術をフル活用しながら過ごしているうちに何故か、全く興味のない攻略対象に好かれてしまい、全力で逃げようとするが…… 余談ですが、小説家になろうの方で題名が既に国語力無さすぎて読むきにもなれない、教師相手だと淫行と言う意見あり。 皆さんも、作者の国語力のなさや教師と生徒カップル無理な人はプラウザバック宜しくです。 作者に国語力ないのは周知の事実ですので、指摘なくても大丈夫です✨ あと『追われてしまった』と言う言葉がおかしいとの指摘も既にいただいております。 やらかしちゃったと言うニュアンスで使用していますので、ご了承下さいませ。 この説明書いていて、海外の商品は訴えられるから、説明書が長くなるって話を思いだしました。

【完結済】政略結婚予定の婚約者同士である私たちの間に、愛なんてあるはずがありません!……よね?

鳴宮野々花@書籍2冊発売中
恋愛
「どうせ互いに望まぬ政略結婚だ。結婚までは好きな男のことを自由に想い続けていればいい」「……あらそう。分かったわ」婚約が決まって以来初めて会った王立学園の入学式の日、私グレース・エイヴリー侯爵令嬢の婚約者となったレイモンド・ベイツ公爵令息は軽く笑ってあっさりとそう言った。仲良くやっていきたい気持ちはあったけど、なぜだか私は昔からレイモンドには嫌われていた。  そっちがそのつもりならまぁ仕方ない、と割り切る私。だけど学園生活を過ごすうちに少しずつ二人の関係が変わりはじめ…… ※※ファンタジーなご都合主義の世界観でお送りする学園もののお話です。史実に照らし合わせたりすると「??」となりますので、どうぞ広い心でお読みくださいませ。 ※※大したざまぁはない予定です。気持ちがすれ違ってしまっている二人のラブストーリーです。 ※この作品は小説家になろうにも投稿しています。

〘完〙前世を思い出したら悪役皇太子妃に転生してました!皇太子妃なんて罰ゲームでしかないので円満離婚をご所望です

hanakuro
恋愛
物語の始まりは、ガイアール帝国の皇太子と隣国カラマノ王国の王女との結婚式が行われためでたい日。 夫婦となった皇太子マリオンと皇太子妃エルメが初夜を迎えた時、エルメは前世を思い出す。 自著小説『悪役皇太子妃はただ皇太子の愛が欲しかっただけ・・』の悪役皇太子妃エルメに転生していることに気付く。何とか初夜から逃げ出し、混乱する頭を整理するエルメ。 すると皇太子の愛をいずれ現れる癒やしの乙女に奪われた自分が乙女に嫌がらせをして、それを知った皇太子に離婚され、追放されるというバッドエンドが待ち受けていることに気付く。 訪れる自分の未来を悟ったエルメの中にある想いが芽生える。 円満離婚して、示談金いっぱい貰って、市井でのんびり悠々自適に暮らそうと・・ しかし、エルメの思惑とは違い皇太子からは溺愛され、やがて現れた癒やしの乙女からは・・・ はたしてエルメは円満離婚して、のんびりハッピースローライフを送ることができるのか!?

十三月の離宮に皇帝はお出ましにならない~自給自足したいだけの幻獣姫、その寵愛は予定外です~

氷雨そら
恋愛
幻獣を召喚する力を持つソリアは三国に囲まれた小国の王女。母が遠い異国の踊り子だったために、虐げられて王女でありながら自給自足、草を食んで暮らす生活をしていた。 しかし、帝国の侵略により国が滅びた日、目の前に現れた白い豹とソリアが呼び出した幻獣である白い猫に導かれ、意図せず帝国の皇帝を助けることに。 死罪を免れたソリアは、自由に生きることを許されたはずだった。 しかし、後見人として皇帝をその地位に就けた重臣がソリアを荒れ果てた十三月の離宮に入れてしまう。 「ここで、皇帝の寵愛を受けるのだ。そうすれば、誰もがうらやむ地位と幸せを手に入れられるだろう」 「わー! お庭が広くて最高の環境です! 野菜植え放題!」 「ん……? 連れてくる姫を間違えたか?」 元来の呑気でたくましい性格により、ソリアは荒れ果てた十三月の離宮で健気に生きていく。 そんなある日、閉鎖されたはずの離宮で暮らす姫に興味を引かれた皇帝が訪ねてくる。 「あの、むさ苦しい場所にようこそ?」 「むさ苦しいとは……。この離宮も、城の一部なのだが?」 これは、天然、お人好し、そしてたくましい、自己肯定感低めの姫が、皇帝の寵愛を得て帝国で予定外に成り上がってしまう物語。 小説家になろうにも投稿しています。 3月3日HOTランキング女性向け1位。 ご覧いただきありがとうございました。

処理中です...