転移失敗!!此処は何処?僕は誰?

I&Rin

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死の大陸編 青年期

第84話. ガイル

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 ガイルが住む洞窟に戻り、今日の夜ご飯の準備しながらガイルも一緒に僕達と食事するか尋ねてみる

 「ねえ、ガイルも一緒にご飯食べるかい?」


 『いや、俺はいいからお前達だけで食べるといい』

 ガイルを含むドラゴンの種族も普段から食べなくても全然大丈夫らしい

 theフェンリル父さん達もそうだが、強力な魔物は体内にある魔素から生命エネルギーを生成する事により、それを自分の魔石へと蓄える事ができ、それにより魔石にエネルギーが蓄積されるので、日常に於いて大量の魔法を使用しなければ、全く食事をしなくても問題なく生存が可能らしい。

 なので、単純に魔物の強さが滅茶苦茶に強いイコール魔石も大きい! 

 魔石の大きさに比例して、その個体が強い事が分かる。

 ただ、魔物の種類も様々であるので、魔石の種類もそれぞれ色や質が違ったりする



 「と言う事は、じゃあ魔法の使い過ぎや極度な体力の消耗さえしなければ、別に食事を摂る必要性もないってことだよね」
 
 『まぁそう言う事になるな!ただ食事をしても別になんら問題はないぞ!』

 それを聞いた僕は、このポンコツアースが日頃からどんだけ動いたり、魔法を使ってるのかと言ってやりたい!
 
 今までご飯が美味しいからと、ただそれだけで食べてるだけだ!

 ・・・・明日からコキ使ってやる!!



 そう心に誓いながら焼き場を造り、今日はストックしているオークの肉を使ってしまおうと思い焼き始める


 ジャンジャン焼いていき………焼きあがった肉をそのまま横に置いて自然に冷ます!

 また焼き始め、焼けたら置いていく作業を繰り返していく


 ガイルがずっと僕の作業を観ていたが、なんだか美味しそうな匂いが立ち込めてくるのが気になったようで話しかけてくる


  『リンよ!何か美味しそうな匂いがするな⁉︎』

  ……ガイルがそう言うもんだから試しに食べてみるか聞いてみる

 「そうかい、昨日、たくさんオークの肉を仕入れたのでそれを焼いているだけだよ」

 『オーク?オークってあの臭い奴か?』

 「えっ?オークって臭いの?」

 確かに言われたら、風呂とかに入るわけでもないし、獣臭はきついかもしれない

 「とりあえず、試しに食べてみる?」
 

 『済まない、じゃあ、ちょっと私も食べてみようかのぉ』


 何か昔のアースを思い出してしまう光景だった!


 「じゃあガイルのはここに置いておくから食べて!」

 アースは今もひたすら自分だけ黙々と食べている

 ガイルが近くに寄ってくると置いてある肉を掴み⁉︎

 「んっ⁉︎器用にちゃんと掴めるんだ!」

 「んっ⁉︎ちょっとガイル!なんかちっさくなってないか?」

 『私達の種族は魔力操作である程度迄であれば小さくはなれるぞ!逆に元のサイズ以上の大きさにはなれいがな!』

 「へぇ、なかなか便利がいいね」

 魔力操作で小さくなる事が出来るのであれば、今後、何かの役に立つかもしれないので、今度ガイルにやり方を教わろうと思い、ガイルの近くに追加のお肉をそっと置いてあげる


 ガイルがひと口お肉を頬張って食べると、目を見開いて驚愕の表情をしている

 ここ最近、アースはみんなが最初に食べる表情を必ず見ている

 そして次に言う事は……

  「美味しいでしょぉ、ねぇ美味しいでしょぉ!美味いよねぇー」

 そう言って、また自分は食べ始める

 一方、ガイルはお気に召したらしく、追加で置いてた肉もすぐに食べ、更に肉の催促をしてくる

 『これがオークの肉なのか!これはオークが進化したやつではないのか?』

 イヤイヤ普通のオークです!その中に1体だけガンオークはいたが、味は普通のオークとたいして変わらなかった!

 絶対に足りないので焼き場を拡大して焼き始め、今は追加で蛇の肉も取り出して一緒に焼いている。

 ガイルがどんどん食べていくもんだから、アースが横目でこれは俺が狩った獲物なんだぞ、お前は何もしてないだろぉ……と、言わんかばかりの表情をしており、アースが思っている心の声が僕には聴こえてくる。

 結局アースもガイルも食うだけ食いやがった!

 『リンよぉ、美味しいなぁ!馳走になった!』

 「別にいいよ!このくらい」

 アースもガイルも満足してくれたので、僕も悪い気は全然しない。

 その後、この世界のいろんな事をガイルが教えてくれる

 片付けも終わらせ明日は拠点に戻るので、今日はこのままみんな眠りに就いた。

 

 
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