【完結】捕まった結婚詐欺師～化物の里で毎日甘く啼かされています

本編

１５．されればされるほど、されたくなって

　部屋に戻ってほっとする間もなく、布団にそのまま下ろされてドックスにごちゅごちゅごちゅごちゅっと中を抉りまくられた。そしてドックスがイッてから、ようやくイチモツを抜いてもらえた。

「あぁんっ、あんっ、あんっ……！」

　せーえき気持ちいいよぉ。中にいっぱい出されちゃったのに全然中を洗浄してくれないから、愛液もせーえきもいっぱいでどろどろになってる。

「うわー……どろっどろですね～。舐めてキレイにしましょう……」

　聖職者はまだいたらしく、だらしなく開いたまんまの俺の足を持ってじゅるじゅると溢れた愛液とせーえきを啜り始めた。

「あっ、あっ、あっ！」

　今ドックスのせーえきでイッてるから刺激しちゃだめだってば。そんなに尻穴の周り舐めちゃだめだし、ちゅっちゅってキスしちゃだめだって。俺は腰を揺らして愛撫から逃げようとしたけど、意外と逞しい腕に腰をがっしりと掴まれて尻穴の中もまたいっぱい舐められてしまった。

「あぁーんっ、あんっ、あんっ、やっ、まらっ、イッてるっ、あぁあんっ！」
「っはー……天使さまのおまんこ最高です。おいしいしいっぱい拡げられるし、感じることしかできないなんてっ！」
「いいかげんどけ」
「わぁっ！」
「えええ？」

　俺の尻穴から顔を上げた聖職者がいきなり視界から消えた。呆然としている俺の前にやってきたのはイアンだった。

「イアン」
「おまんこを見せろ」

　もう見てるじゃんって思った。だって足閉じる気力ないし。
　イアンは布団に寝転がったままの俺の腰を引き寄せると、尻をガッと開いた。

「あっ！」

　そんな乱暴に掴まれても感じてしまった。俺、もしかして尻全体が性感帯なのか？　そんなこと一瞬ぐらいしか考えられなかった。だってイアンが太くて長い指を三本もいきなり尻穴にずぶりっ！　って入れちゃったからぁっ。

「あぁああんっ！？」

　いっぱいせーえき出されちゃった中はすごく敏感になってるみたいで、ひくひくとイアンの指に絡みついてしまう。

「おお、こりゃあすげえなっ。これなら俺が本気を出してもいいか」
「えっ？」

　ぐっちゅぐっちゅと尻穴をイアンの指で穿たれながら、なんだかとっても不穏なことを聞かされた気がする。

「……寝る前とかにしてくださいよ。私まだヤってないんですから」

　イアンに吹っ飛ばされたはずの聖職者が平然として戻ってきた。

「てめえの粗チンでコイツを満足させられんのか？　ああ？」
「……そりゃあ鬼のイチモツと比べたら哀しい大きさかもしれませんが、えっちはイチモツの大きさじゃあありませんからね！」
「あんっ、あんっ、あんっ！」

　イアンの指、気持ちいいよぉっ。

「俺はこのおまんこを限界まで拡げてかわいがりてえんだよっ」
「そのぶっとい腕まで入れる気ですか？」
「あ？　腕なんか入れてどーすんだ？　イチモツでたっぷりかわいがるに決まってんだろ？」
「あぁんっ、イチモツ、ほしっ、よぉおっ！」

　涙がぼろぼろこぼれた。そんなこと話してないでいっぱいイチモツ入れてほしい。イアンがニヤリとした。

「そんなにイチモツがほしいのか？　さっきまでヤられっぱなしじゃなかったのかよ？」
「あぁんっ、だって、だってぇっ！」
「だって、なんだ？」
「イアンがっ、おまんこいじめるからぁっ！」

　指だけじゃやだっ。イチモツでいっぱいにしてもっとかわいがってほしい。俺の尻穴をほじる指の動きは止めないまま、イアンははーっとため息をついた。

「……ったく、天使さまっつーのはみんなこうなのか？」
「そんなことはないと思いますが、こちらが惚れれば愛を返してくれるのが天使さまですからね」
「そりゃあ、かなわねえな……」

　尻穴ぐちゅぐちゅされるの気持ちいい。でも指じゃやだ。ずっとイチモツ埋めててほしいよぉおっ。

「イアンッ、イアンッ！」

　イアンを引き寄せたいのに腕が動かない。ヤられすぎて身体が言うことを聞かないようだ。

「あー、しょうがねーなー！」

　イアンはもう片方の手で自分の頭を掻き、凶悪なイチモツを出した。

「ああ……」

　思わず見惚れて声が漏れてしまう。

「これがほしいのか？　ああ？」
「ぁんんっ、ちょうだいっ、早くぅっ！」
「ここに来る前は全然感じなかったんじゃねーのか？」
「感じるっ、感じるからぁっ！」

　自分でも何を言っているのかわからない。俺は涙をぼろぼろこぼしながら精いっぱいおねだりした。普通いっぱいヤられたらもうしたくないって思うのかもしれないが、俺の身体はすごく敏感になってしまったみたいだった。もっともっとイチモツを入れて中をいじめてほしくなってる。
　イアンがニヤニヤしている。

「イアンがしてくれないならっ！」
「俺がしないなら、なんだ？」
「他の鬼とかっ……」

　だって昼間いっぱいヤッてくれたからみんな抱いてくれるはずだ。

「残念だったな。もうお勤めの時間は終ったぞ」

　そう言いながらイアンが覆いかぶさってきた。ぐちゅぐちゅと尻穴をいじる指が抜かれたかと思うと、イアンのイチモツがズンッ！　と突き入れられた。

「あっ！　あぁああああーーーっっ！」

　びくんっ！　と身体が大きく跳ねたけど、イアンに抱きしめられているしイチモツを突き入れられたから思ったより身体は動いていなかったみたいだ。

「あっ……あっ……あっ……！」

　涙がまたこぼれる。また突き入れられた衝撃でイッてしまったらしく、中が気持ちよくてどうしようもなくなっていた。
　もー、俺ってばイキすぎっ。