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131.溢れんばかりの愛を与えられて ※前半のみ
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※アローとの性描写が少しあります
ーーーー
時間が足りませんと言いながら、アローは僕の尻穴もたっぷりと舐めて愛液をじゅるじゅると啜った。
「あっ、あっ、あぁっ、ああっ……!」
「……リューイ様の愛液も、甘くてとてもおいしいです……」
舌でぐちゅぐちゅと尻穴の中を舐めまわされ、アローが触れていないところなどないぐらいにかわいがられた。やっと昼になり、僕はくすんくすんと泣きながら清明の腕の中に収まった。
ほっとした。
あれ以上アローにかわいがられたら「好き」って言ってしまいそうだったから。
清明の胸に顔を伏せる。いたたまれなくてアローの顔は見たくなかった。
「リューイはかわいいな。アローの愛撫にもあんなに感じて……」
「やっ……旦那さま、言っちゃ、やだ……」
顔を上げて清明の口を手で塞ごうとした。その手をぺろりと舐められてびくっとする。
「ひゃぁっ!?」
「恥じらう貴方は、今すぐ襲ってしまいたくなるほどかわいい。授乳は私の番だったな」
「は、はい……」
清明に抱きこまれて頬が熱くなる。僕は夫たちに抱きしめてもらえるのが好きだから、こうして包まれていると胸がきゅんきゅんしてしまう。
「イトにはいっぱいお乳を飲ませなければ」
「はい……」
昼食時にアローと僕が過ごす期間というものを改めて確認された。アローは十日に一度、半日程度一時的に僕の夫となる。だからその際、僕はアローに抱かれるのを拒んではならない。
こうやって僕の逃げ道を塞いでくれることがありがたかった。
「あとは臨機応変に決めていくしかないな。侍従長、予定を組んでくれ。誰も不公平にならぬように」
「はい」
アローが、「おそれながら」と口を挟んだ。
「十日に一度リューイ様を今日のように抱かせていただけるのはとてもありがたいのですが、他の日も触れさせていただくことは可能でしょうか。できましたらリューイ様に愛撫をしたいのです」
夫たちは顔を見合わせた。
「……毎回というわけにはいかぬが……部屋に来る場合はイトの世話をする者を必ず確保すればかまわぬ。だが、夜を共にするのは許さぬ」
「かしこまりました。旦那様方のご配慮に感謝します」
アローは感動したように拱手した。僕はそれを聞いていたたまれなかった。イトはまだよくわかっていないから、アローの横でごはんを食べている。ごはんはもうそれなりに固くても食べられるようだ。
そして、十日の間に半日アローが僕を占有するということで、偉明と清明とも過ごす期間も更に半日延びたらしい。
ということは、しあさっての昼まで偉明と清明に抱かれることになるみたいだ。
夫たちに抱かれるのは嬉しい。愛を囁かれるのはまだ慣れないけれど、イトも連れてきてもらったし、僕をずっと愛しているというアローもいる。
「……僕、こんなに大事にされていていいのでしょうか……?」
「貴方は私たちの妻だ。妻を大事にしない夫はいない」
清明にさらりと言われて目をパチクリさせた。
「そうだ。リューイは我らに愛されなければならない。これからもしっかり我らの愛を受け止めるのだぞ」
「……は、はい……」
胸が熱くなる。
自暴自棄になってこちらに嫁ぎ、しかも”天使”になってしまった僕だけど、今はこれ以上ないってぐらい愛されている。
いつか僕も何かお返しができたらいいなと思った。
そうして更に、半年が過ぎた。
イトは直接僕の胸から乳を飲むのを止めてしまった。
それはさみしいことだけど、それも成長だと受け入れるしかない。
最近は抱かれている間、胸にお乳を吸うスライムみたいな魔物を付けて、それに乳を吸わせて溜めている。夫たちやアローが直接飲む時は外されているけど、尻穴にイチモツを入れてもらっている時は必ずといっていい程魔物が僕の胸に付いている。
この乳はイトも飲むし、余った分は領内の赤子がいる家庭に配布されるそうだ。乳が出ることでみなの役に立てることが嬉しくて、僕はこれまで以上に夫に抱かれるのが好きになった。
今日からまた偉明と清明に抱かれることになっている。
なんだかここ数日の僕の身体はおかしい。抱かれても抱かれても満足しないみたいで、明輝と浩明にいっぱいおねだりしてしまった。明輝と浩明はとても喜んでいっぱい抱いてくれたからいいけど、こんなに淫乱では嫌われてしまうのではないかと不安になった。
でも、この感覚は身に覚えがあった。
一度経験している。
あの時も、抱かれたくてたまらなくて、アローに縋り付いていっぱい抱いてもらったのだ。
「そんなはず、ない……」
きっと身体が少しおかしくなっているだけのはずだ。そうでなければとても説明がつかない。
「リューイ、如何か?」
偉明に抱き上げられて震えた。僕はなんだかんだいって、やっぱり偉明が一番好きなのだ。他の夫たちに順位は特になくて、アローの優先度は一番下である。
「な、なんでも、ありませ……」
「リューイ、言わねばおまんこにたっぷり仕置きをするがよいか?」
耳元で囁かれてびくびく震えた。明らかに身体は期待している。尻穴に偉明のイチモツをいっぱい入れてもらいたいと、尻穴がきゅんきゅんしてきた。
「旦那、さまぁ……」
「……リューイ様、もしや……」
アローが呟く声を聞いて、僕は首を振った。そんなはずはない。
だって、”天使”は妊娠しないはずなのだから。
ーーーーー
あと何回かで完結です。
早ければ明日で完結かも。
思ったより長くなりましたが、お付き合いいただきありがとうございましたー(先にお礼をば)
そして何気に説明文のタグが変化しているという。。。(謎
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時間が足りませんと言いながら、アローは僕の尻穴もたっぷりと舐めて愛液をじゅるじゅると啜った。
「あっ、あっ、あぁっ、ああっ……!」
「……リューイ様の愛液も、甘くてとてもおいしいです……」
舌でぐちゅぐちゅと尻穴の中を舐めまわされ、アローが触れていないところなどないぐらいにかわいがられた。やっと昼になり、僕はくすんくすんと泣きながら清明の腕の中に収まった。
ほっとした。
あれ以上アローにかわいがられたら「好き」って言ってしまいそうだったから。
清明の胸に顔を伏せる。いたたまれなくてアローの顔は見たくなかった。
「リューイはかわいいな。アローの愛撫にもあんなに感じて……」
「やっ……旦那さま、言っちゃ、やだ……」
顔を上げて清明の口を手で塞ごうとした。その手をぺろりと舐められてびくっとする。
「ひゃぁっ!?」
「恥じらう貴方は、今すぐ襲ってしまいたくなるほどかわいい。授乳は私の番だったな」
「は、はい……」
清明に抱きこまれて頬が熱くなる。僕は夫たちに抱きしめてもらえるのが好きだから、こうして包まれていると胸がきゅんきゅんしてしまう。
「イトにはいっぱいお乳を飲ませなければ」
「はい……」
昼食時にアローと僕が過ごす期間というものを改めて確認された。アローは十日に一度、半日程度一時的に僕の夫となる。だからその際、僕はアローに抱かれるのを拒んではならない。
こうやって僕の逃げ道を塞いでくれることがありがたかった。
「あとは臨機応変に決めていくしかないな。侍従長、予定を組んでくれ。誰も不公平にならぬように」
「はい」
アローが、「おそれながら」と口を挟んだ。
「十日に一度リューイ様を今日のように抱かせていただけるのはとてもありがたいのですが、他の日も触れさせていただくことは可能でしょうか。できましたらリューイ様に愛撫をしたいのです」
夫たちは顔を見合わせた。
「……毎回というわけにはいかぬが……部屋に来る場合はイトの世話をする者を必ず確保すればかまわぬ。だが、夜を共にするのは許さぬ」
「かしこまりました。旦那様方のご配慮に感謝します」
アローは感動したように拱手した。僕はそれを聞いていたたまれなかった。イトはまだよくわかっていないから、アローの横でごはんを食べている。ごはんはもうそれなりに固くても食べられるようだ。
そして、十日の間に半日アローが僕を占有するということで、偉明と清明とも過ごす期間も更に半日延びたらしい。
ということは、しあさっての昼まで偉明と清明に抱かれることになるみたいだ。
夫たちに抱かれるのは嬉しい。愛を囁かれるのはまだ慣れないけれど、イトも連れてきてもらったし、僕をずっと愛しているというアローもいる。
「……僕、こんなに大事にされていていいのでしょうか……?」
「貴方は私たちの妻だ。妻を大事にしない夫はいない」
清明にさらりと言われて目をパチクリさせた。
「そうだ。リューイは我らに愛されなければならない。これからもしっかり我らの愛を受け止めるのだぞ」
「……は、はい……」
胸が熱くなる。
自暴自棄になってこちらに嫁ぎ、しかも”天使”になってしまった僕だけど、今はこれ以上ないってぐらい愛されている。
いつか僕も何かお返しができたらいいなと思った。
そうして更に、半年が過ぎた。
イトは直接僕の胸から乳を飲むのを止めてしまった。
それはさみしいことだけど、それも成長だと受け入れるしかない。
最近は抱かれている間、胸にお乳を吸うスライムみたいな魔物を付けて、それに乳を吸わせて溜めている。夫たちやアローが直接飲む時は外されているけど、尻穴にイチモツを入れてもらっている時は必ずといっていい程魔物が僕の胸に付いている。
この乳はイトも飲むし、余った分は領内の赤子がいる家庭に配布されるそうだ。乳が出ることでみなの役に立てることが嬉しくて、僕はこれまで以上に夫に抱かれるのが好きになった。
今日からまた偉明と清明に抱かれることになっている。
なんだかここ数日の僕の身体はおかしい。抱かれても抱かれても満足しないみたいで、明輝と浩明にいっぱいおねだりしてしまった。明輝と浩明はとても喜んでいっぱい抱いてくれたからいいけど、こんなに淫乱では嫌われてしまうのではないかと不安になった。
でも、この感覚は身に覚えがあった。
一度経験している。
あの時も、抱かれたくてたまらなくて、アローに縋り付いていっぱい抱いてもらったのだ。
「そんなはず、ない……」
きっと身体が少しおかしくなっているだけのはずだ。そうでなければとても説明がつかない。
「リューイ、如何か?」
偉明に抱き上げられて震えた。僕はなんだかんだいって、やっぱり偉明が一番好きなのだ。他の夫たちに順位は特になくて、アローの優先度は一番下である。
「な、なんでも、ありませ……」
「リューイ、言わねばおまんこにたっぷり仕置きをするがよいか?」
耳元で囁かれてびくびく震えた。明らかに身体は期待している。尻穴に偉明のイチモツをいっぱい入れてもらいたいと、尻穴がきゅんきゅんしてきた。
「旦那、さまぁ……」
「……リューイ様、もしや……」
アローが呟く声を聞いて、僕は首を振った。そんなはずはない。
だって、”天使”は妊娠しないはずなのだから。
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あと何回かで完結です。
早ければ明日で完結かも。
思ったより長くなりましたが、お付き合いいただきありがとうございましたー(先にお礼をば)
そして何気に説明文のタグが変化しているという。。。(謎
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