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15.朝から甘くて困る
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朝、なんだか身体の感覚が甘くて気持ちいいとぼんやり思いながら目覚めたら、胸に偉明の頭が張り付いていた。
「? ぁんっ……」
ちゅくちゅくと乳首をしゃぶられていて困惑する。元夫であるトラッシュには、寝起きでこんなことをされたことはなかった。(そもそもトラッシュと朝を迎えたこと自体数えるほどしかない)
「リューイ、起きたのか?」
「ぁあっ……は、はい……」
甘やかな感覚に声が漏れる。どうやら偉明は片方の乳首をしゃぶっていて、もう片方の乳首も指でくにくにと揉んでいるみたいだった。
「旦那、さま……あっ……なん、でぇっ……?」
「起きたら妻をかわいがるものだろう?」
胸がきゅんとして目に涙が浮かぶ。
「……嫌だったか?」
顔を上げて心配そうに聞かれ、首を振った。朝からとても整った顔を向けられてどきどきする。僕はメンクイだったらしい。
「ぁっ……こ、こんなこと……されたこと、なっ……んんっ……」
ちゅううっと乳首を吸われてびくん、と身体が跳ねた。宥めるようにペロペロと乳首を舐められ、またちゅううっと吸われる。
「あっ、あっ……」
その度に甘やかな感覚が腰の奥に溜まっていくみたいだった。
「ひゃぁ、ぁんっ!?」
「おちんちんが勃ってきたな」
偉明におちんちんをやんわりと握られて、また身体が跳ねた。
「このままイクといい」
「あっ、あっ、旦那、さまぁ……」
戸惑いながらも、乳首をしゃぶられいじられながらおちんちんもしごかれて、僕はすぐにイッてしまった。
「あっ、あああーーーっっ!?」
びくびくと身体が震える。こんな、僕だけがイカされるなんて申し訳ないと思った。
「リューイは感じやすくてとてもかわいい……」
「だ、旦那さまぁ……ごめんなさい……」
涙がぽろぽろこぼれる。偉明は不思議そうな顔をした。
「リューイ、何を謝っている?」
「だ、だって……僕だけ……」
偉明は僕に愛撫するだけでイッてはいない。だから、恥ずかしいけどそっと偉明の股間に手を伸ばして触れてみた。これを握って、しごけばいいだろうか。それともやっぱりトラッシュにさせられたようにしゃぶった方が……。
だけど偉明は目を見開いて僕の顔を凝視した。そっと偉明のイチモツに触れた手を外される。
「リューイ? 何をしている」
「あ……ぼ、僕だけでは……申し訳ない、ので……」
「それで私の股間に触れているのか? 何をしようとしている?」
なんだか、声が低くなってとても怖い。
「あ、あの……」
何か、僕はしてはいけないことをしようとしているのだろうか? 国が違えば文化も違うからこういうことを妻がするのははしたない、とか?
僕の怯えに気づいたのか、偉明はまたちゅうっと僕の乳首を吸った。
「あ、んっ……」
「もしや……前夫にイチモツを愛撫するように言われていたのか?」
カーッと顔が熱くなった。
「そ、そう、です……」
「何をさせられていたのか、答えられるか?」
宥めるようにちゅっ、ちゅっと乳首に口づけられるのが気持ちいい。こんなに優しくされて答えないなんて選択肢はなかった。というより、僕が夫に逆らうことなんてできようはずもない。
「は、はい……」
でもトラッシュに何をさせられていたかを答えるのはとても恥ずかしかった。
僕はたどたどしく、イチモツをしごいて勃起させたり、僕で元夫が欲情できるようにイチモツをしゃぶったりしていたことを答えた。
偉明は大仰にため息をついた。
「……なんということだ……。いますぐその者を手打ちにしてやりたい……」
「ええっ?」
「大事な妻にそのようなことをさせるとは言語道断だ」
そんなにひどいことを僕はさせられていたのだろうか。それとも巨人族の国とは文化が違うだけなのだろうか。僕は緩慢に首を傾げた。
「よいか、リューイ。妻は夫にされるがままに感じて、かわいく啼くのが務めだ。夫に愛撫をしてはいけない。愛撫は夫が妻にするものだ。そなたは我らがすることに逆らわず、かわいく啼いていてほしい」
更に頬が熱くなるような気がした。
「は、はい……」
「こんなかわいくてけなげな妻に奉仕させるとは……万死に値する」
そこまで怒ることだなんて思わなくて、僕は慌てた。
「あ、あのっ……その……前の夫は、僕のことを好きだったわけではないので……」
偉明は目を見開いた。顔も僕より少し大きいからちょっと怖い。
「……そんな相手とそなたは結婚したのか?」
偉明には悪いと思ったけど、僕は正直に答えた。
「僕が……好きだったから、その……」
「そうか」
偉明は優しく僕をその腕に包んでくれる。身体も大きな手で優しく撫でてもらえるのが嬉しい。
「ではその者よりも我らのことを好きだと言ってもらえるように、たっぷりかわいがらねばな」
「そんな……あっ」
僕なんて、こんなに大事にしてもらえる資格はないと思う。
お尻を撫でられて震えた。
「今はせぬが、愛撫ぐらいはしてもよいだろう?」
「は、はい……」
僕は産卵はしたけど、それほど尻穴の感度がいいとはいえない。だから昨夜いっぱい愛撫されて感じてしまったのは意外だったし、感じすぎて怖くなってしまった。そんな僕を偉明はとても優しく開いてくれて。
圧迫感もあったし、最初は痛みもあったけど、抱かれたのはとても嬉しかった。
偉明はとても甘い。もし、だけど……誕生日を迎える前に妊娠することができたら、”天使”になってもここに置いてもらえるだろうか?
「? ぁんっ……」
ちゅくちゅくと乳首をしゃぶられていて困惑する。元夫であるトラッシュには、寝起きでこんなことをされたことはなかった。(そもそもトラッシュと朝を迎えたこと自体数えるほどしかない)
「リューイ、起きたのか?」
「ぁあっ……は、はい……」
甘やかな感覚に声が漏れる。どうやら偉明は片方の乳首をしゃぶっていて、もう片方の乳首も指でくにくにと揉んでいるみたいだった。
「旦那、さま……あっ……なん、でぇっ……?」
「起きたら妻をかわいがるものだろう?」
胸がきゅんとして目に涙が浮かぶ。
「……嫌だったか?」
顔を上げて心配そうに聞かれ、首を振った。朝からとても整った顔を向けられてどきどきする。僕はメンクイだったらしい。
「ぁっ……こ、こんなこと……されたこと、なっ……んんっ……」
ちゅううっと乳首を吸われてびくん、と身体が跳ねた。宥めるようにペロペロと乳首を舐められ、またちゅううっと吸われる。
「あっ、あっ……」
その度に甘やかな感覚が腰の奥に溜まっていくみたいだった。
「ひゃぁ、ぁんっ!?」
「おちんちんが勃ってきたな」
偉明におちんちんをやんわりと握られて、また身体が跳ねた。
「このままイクといい」
「あっ、あっ、旦那、さまぁ……」
戸惑いながらも、乳首をしゃぶられいじられながらおちんちんもしごかれて、僕はすぐにイッてしまった。
「あっ、あああーーーっっ!?」
びくびくと身体が震える。こんな、僕だけがイカされるなんて申し訳ないと思った。
「リューイは感じやすくてとてもかわいい……」
「だ、旦那さまぁ……ごめんなさい……」
涙がぽろぽろこぼれる。偉明は不思議そうな顔をした。
「リューイ、何を謝っている?」
「だ、だって……僕だけ……」
偉明は僕に愛撫するだけでイッてはいない。だから、恥ずかしいけどそっと偉明の股間に手を伸ばして触れてみた。これを握って、しごけばいいだろうか。それともやっぱりトラッシュにさせられたようにしゃぶった方が……。
だけど偉明は目を見開いて僕の顔を凝視した。そっと偉明のイチモツに触れた手を外される。
「リューイ? 何をしている」
「あ……ぼ、僕だけでは……申し訳ない、ので……」
「それで私の股間に触れているのか? 何をしようとしている?」
なんだか、声が低くなってとても怖い。
「あ、あの……」
何か、僕はしてはいけないことをしようとしているのだろうか? 国が違えば文化も違うからこういうことを妻がするのははしたない、とか?
僕の怯えに気づいたのか、偉明はまたちゅうっと僕の乳首を吸った。
「あ、んっ……」
「もしや……前夫にイチモツを愛撫するように言われていたのか?」
カーッと顔が熱くなった。
「そ、そう、です……」
「何をさせられていたのか、答えられるか?」
宥めるようにちゅっ、ちゅっと乳首に口づけられるのが気持ちいい。こんなに優しくされて答えないなんて選択肢はなかった。というより、僕が夫に逆らうことなんてできようはずもない。
「は、はい……」
でもトラッシュに何をさせられていたかを答えるのはとても恥ずかしかった。
僕はたどたどしく、イチモツをしごいて勃起させたり、僕で元夫が欲情できるようにイチモツをしゃぶったりしていたことを答えた。
偉明は大仰にため息をついた。
「……なんということだ……。いますぐその者を手打ちにしてやりたい……」
「ええっ?」
「大事な妻にそのようなことをさせるとは言語道断だ」
そんなにひどいことを僕はさせられていたのだろうか。それとも巨人族の国とは文化が違うだけなのだろうか。僕は緩慢に首を傾げた。
「よいか、リューイ。妻は夫にされるがままに感じて、かわいく啼くのが務めだ。夫に愛撫をしてはいけない。愛撫は夫が妻にするものだ。そなたは我らがすることに逆らわず、かわいく啼いていてほしい」
更に頬が熱くなるような気がした。
「は、はい……」
「こんなかわいくてけなげな妻に奉仕させるとは……万死に値する」
そこまで怒ることだなんて思わなくて、僕は慌てた。
「あ、あのっ……その……前の夫は、僕のことを好きだったわけではないので……」
偉明は目を見開いた。顔も僕より少し大きいからちょっと怖い。
「……そんな相手とそなたは結婚したのか?」
偉明には悪いと思ったけど、僕は正直に答えた。
「僕が……好きだったから、その……」
「そうか」
偉明は優しく僕をその腕に包んでくれる。身体も大きな手で優しく撫でてもらえるのが嬉しい。
「ではその者よりも我らのことを好きだと言ってもらえるように、たっぷりかわいがらねばな」
「そんな……あっ」
僕なんて、こんなに大事にしてもらえる資格はないと思う。
お尻を撫でられて震えた。
「今はせぬが、愛撫ぐらいはしてもよいだろう?」
「は、はい……」
僕は産卵はしたけど、それほど尻穴の感度がいいとはいえない。だから昨夜いっぱい愛撫されて感じてしまったのは意外だったし、感じすぎて怖くなってしまった。そんな僕を偉明はとても優しく開いてくれて。
圧迫感もあったし、最初は痛みもあったけど、抱かれたのはとても嬉しかった。
偉明はとても甘い。もし、だけど……誕生日を迎える前に妊娠することができたら、”天使”になってもここに置いてもらえるだろうか?
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