【R18】取り違えと運命の人

テキイチ

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番外編・取り違えと運命の人 小話集

174 いけないことかい? ①

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「取り違えたその後の二人」の「変わったこと(あるいは、お姫様と騎士ごっこ)」より後の話。

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「リカルド……」
 そう言ってジュリエッタが俺の夜着の袖口を少しひっぱる。
「なに?」
「あのね……今日……」
「うん」
「……したい……の……」

 ふっきれたのか、最近ジュリエッタは自分から誘ってくれるようになった。とても嬉しい。恥ずかしそうに少しうつむいてねだってくるのがまた可愛い。

「うん。俺もしたい」

 そう言うと、毎回ジュリエッタはとてもほっとした表情になる。俺が断る訳、ないのになあ。
 ジュリエッタの唇を奪うと、もう瞳が潤んでて、すっかり夜の顔になってる。
 夜着と下着を脱がせたら、なんだか少し凶暴な気分になって、乳首をいつもより強めに噛んでしまった。

「あぁんっ!」

 その声が明らかに悦んでいて、ぞくぞくする。

「今、気持ちよかったね」
「あ……」

 ジュリエッタがバツの悪そうな表情を浮かべる。それを見ていると、なんだか余計いじわるしたくなった。

「ジュリエッタ、俺からいじめられるの、結構好きだよね」
「そ! そんなこと……」
「……ほんとに?」
 そう言って下腹部に右手をのばすと、秘所はしとどに濡れていて、少し指を動かすだけでぐちゅぐちゅと音がする。

「最近、ちょっと荒っぽく扱ったり、少しいじわる言うと、すごく感じちゃうよね」
「う、うう……」

 左手でいつもより少し強めにおっぱいを揉むと、更に蜜が溢れてくる。

「初めて会った日はなんにも知らなくて、すごく緊張してたのに。今は少しさわっただけで、もっとって身体開いちゃうし」

 そう言って指を中に入れるとするりと飲み込まれた。

「こんなスムーズに、指、入らなかったよね。ぎっちぎちで」
「うう……すっかり広がっちゃった……」
「俺の形に広がっちゃったねえ」
「リカルドに広げられちゃった……すっかり……覚えちゃった……」
「中が気持ちいいって覚えちゃったねえ」

 そう言って俺が笑うと、ジュリエッタは本当にいたたまれないような表情になった。
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