623 / 675
12章(続き)
お正月の番外編【初夢】
しおりを挟む
あけましておめでとうございます!
お正月の番外編です。
本編とは関係ありません。
少しネタバレする内容もあるので四巻以降を読んでない方はお気をつけ下さい。
「あれ…ここ何処?」
ミヅキは目を覚ますと黒い艶々した物の上で寝ていた。
確か昨日はシルバ達と寝たはずなのに…
周りを確認するがシルバにシンク、プルシア達の姿は見えなかった。
ベイカーさんの家ではない場所にシルバ達もいないことに不安になる。
少し移動して見るか…
立ち上がろうとすると地面がツルツルで足を滑らせた。
しかも斜面が緩やかな弧を描くように湾曲していた。
滑り台の様に滑り落ちてしまう。
「きゃあー!」
声をあげ下へとどんどん滑り落ちる。
地面を掴もうとするが滑って掴めない!
そのまま空中に投げ出される…と思っていると
【大丈夫か?】
褐色肌の黒髪の男性がミヅキを受け止めてくれた。
「あっ、ありがとうございます」
初めて見る男性にお礼を言うと、金色の綺麗な瞳が優しく見つめる。
黒い艶々した長い髪がサラッと頬に当たった。
なんだか初めてではない様な感覚に思わず見つめているとニコッと微笑まれる。
【ここはよく滑るから気をつけるんだ。家は何処だ?送ってやろう】
「あ、ありがとうございます。えーっと…」
周りを見ると見た事もない場所だった。
しかも滑り落ちた場所を見てさらに驚く。
「何あれ、茄子?」
見ると黒い艶々した地面だと思っていた場所は大きな茄子の上だった。
【あれが出来てから食物も育たなくて困ってな】
男性が困った様にため息を付いた。
「食物って…あれが食物だよ」
【なに?あれが食べられのか?】
男性はしげしげと大きな茄子を見つめる。
「そうだね、焼いても煮ても蒸しても美味しい食べ物だよ」
【そうなのか、なら火が必要だな】
男性が悩んだ様に顎に手を当てると空眺めた。
男性の先を見ていると何かが飛んでくるのが見てた…それはどんどんと近づいてくる。
「えっと…なんか近づいてくるけど…大きくない?」
最初は小さく見えたが近くなるとその大きさに驚く。
それは大きな大きな鷹だった!
「おっきー!」
目をまん丸にして驚いているとその大きな鷹に人が乗っているのが見えた。
【やぁ!火が必要なら力を貸すよ】
そこには赤い髪のミヅキくらいの男の子が立っていた。
鷹から飛び降りるとミヅキの前に立ち可愛い瞳で見つめてくる。
可愛く首を傾げて問いかける仕草が誰かを思い出させた。
「あ、ありがとう…君は火を使えるの?」
【うん、得意なんだ!】
【いいな、俺は切るのが得意だ。この茄子を切り刻んでやる】
褐色肌の男性がそう言うとあっという間に茄子を一口大にしてしまう。
「じゃあ火で炙って食べようか、私は油で揚げるのが好きなんだけどね」
【あぶら!】
すると油の言葉に反応する声が聞こえてきた。
何処だと周りを見渡すと赤い子が飛んできた方向に青い山がある。
「青い山…富士?」
山の頂上がうっすら白く見た事のある山に似ていた。
声もその方向から聞こえてくる
【いま、あぶらっていった?】
するとその山から金色の髪の男の子が降りてきた。
「あ、あれ?」
まるで滑り落ちて来たように見えた。
だが無邪気な男の子の顔がすぐ目の前にきてそちらに集中する。
「う、うん。油って持ってる?」
【もってる!あぶらってつくものはおいしいよねー】
金色の髪の男の子はキラキラと碧色の綺麗な瞳を輝かせる。
グイグイとくる人なっつこい感じに思わず笑っていると…
【ほら、そんなに近づきすぎると困ってしまうよ】
後ろから綺麗な青い髪の男性が微笑みながら歩いてきた。
その姿は綺麗で長い髪から覗く瞳は黒髪の男性と同じ金だが少し落ちついて見える。
声を聞いて男性と判断出来たが見た目は女性のようだった。
【あっ、お兄ちゃん】
金色の髪の男の子は青い髪の男性に抱きついた。
どうやら兄弟らしいがあまり似てなかった。
【話は聞こえました。油が必要だと…よかったらこれを】
そう言って金色の髪と同じ様に輝く油をくれる。
「いいんですか?」
【はい、これで美味しいものを作って下さい】
青い髪の男性に微笑まれて思わず頬が赤くなる。
【俺も手伝う】
すると黒髪の男性がムスッとした感じてそれを受け取った。
「みんな、ありがとう!美味しいご飯を作るね!」
ミヅキは茄子をもらった油を火で温めて揚げていく。
それをみんなにふるまった。
「醤油があればもっと美味しいんだけど」
【醤油ならあるぞ】
「あっ!ありがとう」
ミヅキはそれを受け取ってふっと我に返る。
「あれ?なんで醤油を持ってるの?」
【なんでってミヅキが作ったんだろ?】
【そうだよ、いつも美味しいもの作ってくれて】
【ミヅキのつくるものだいすき!】
【いつもありがとう、でも今日ぐらいゆっくり休んでくれ】
「えっ…」
まるでいつも一緒にいたような感覚にミヅキはみんなをじっと見つめる。
「あれ、私…みんなのこと、知ってる?」
そう思った瞬間バッ!と目が覚めた。
【ん…ミヅキどうした?】
起き上がった私にシルバがいつものように頬を舐める。
【ミヅキ…まだ早いから寝てようよー】
シンクがもふもふとしながら擦り寄ってきた。
【くーくー、んーミヅキうまいよー】
コハクはまだ夢の中のようで寝息に寝言が聞こえる。
【今日くらいゆっくり起きてもいいんじゃないか?】
プルシアの優しい声に眠気がまた襲ってくる。
【そうだね…なんかいい夢見た気が…する】
私はうっすらと夢を見てた事は覚えていたがはっきりとした内容は覚えてなかった。
でも…
なんかとってもいい夢だな。
今年もいい事ありそう!
あったかいもふもふ達に囲まれてまた夢の中へと戻っていった。
お正月の番外編です。
本編とは関係ありません。
少しネタバレする内容もあるので四巻以降を読んでない方はお気をつけ下さい。
「あれ…ここ何処?」
ミヅキは目を覚ますと黒い艶々した物の上で寝ていた。
確か昨日はシルバ達と寝たはずなのに…
周りを確認するがシルバにシンク、プルシア達の姿は見えなかった。
ベイカーさんの家ではない場所にシルバ達もいないことに不安になる。
少し移動して見るか…
立ち上がろうとすると地面がツルツルで足を滑らせた。
しかも斜面が緩やかな弧を描くように湾曲していた。
滑り台の様に滑り落ちてしまう。
「きゃあー!」
声をあげ下へとどんどん滑り落ちる。
地面を掴もうとするが滑って掴めない!
そのまま空中に投げ出される…と思っていると
【大丈夫か?】
褐色肌の黒髪の男性がミヅキを受け止めてくれた。
「あっ、ありがとうございます」
初めて見る男性にお礼を言うと、金色の綺麗な瞳が優しく見つめる。
黒い艶々した長い髪がサラッと頬に当たった。
なんだか初めてではない様な感覚に思わず見つめているとニコッと微笑まれる。
【ここはよく滑るから気をつけるんだ。家は何処だ?送ってやろう】
「あ、ありがとうございます。えーっと…」
周りを見ると見た事もない場所だった。
しかも滑り落ちた場所を見てさらに驚く。
「何あれ、茄子?」
見ると黒い艶々した地面だと思っていた場所は大きな茄子の上だった。
【あれが出来てから食物も育たなくて困ってな】
男性が困った様にため息を付いた。
「食物って…あれが食物だよ」
【なに?あれが食べられのか?】
男性はしげしげと大きな茄子を見つめる。
「そうだね、焼いても煮ても蒸しても美味しい食べ物だよ」
【そうなのか、なら火が必要だな】
男性が悩んだ様に顎に手を当てると空眺めた。
男性の先を見ていると何かが飛んでくるのが見てた…それはどんどんと近づいてくる。
「えっと…なんか近づいてくるけど…大きくない?」
最初は小さく見えたが近くなるとその大きさに驚く。
それは大きな大きな鷹だった!
「おっきー!」
目をまん丸にして驚いているとその大きな鷹に人が乗っているのが見えた。
【やぁ!火が必要なら力を貸すよ】
そこには赤い髪のミヅキくらいの男の子が立っていた。
鷹から飛び降りるとミヅキの前に立ち可愛い瞳で見つめてくる。
可愛く首を傾げて問いかける仕草が誰かを思い出させた。
「あ、ありがとう…君は火を使えるの?」
【うん、得意なんだ!】
【いいな、俺は切るのが得意だ。この茄子を切り刻んでやる】
褐色肌の男性がそう言うとあっという間に茄子を一口大にしてしまう。
「じゃあ火で炙って食べようか、私は油で揚げるのが好きなんだけどね」
【あぶら!】
すると油の言葉に反応する声が聞こえてきた。
何処だと周りを見渡すと赤い子が飛んできた方向に青い山がある。
「青い山…富士?」
山の頂上がうっすら白く見た事のある山に似ていた。
声もその方向から聞こえてくる
【いま、あぶらっていった?】
するとその山から金色の髪の男の子が降りてきた。
「あ、あれ?」
まるで滑り落ちて来たように見えた。
だが無邪気な男の子の顔がすぐ目の前にきてそちらに集中する。
「う、うん。油って持ってる?」
【もってる!あぶらってつくものはおいしいよねー】
金色の髪の男の子はキラキラと碧色の綺麗な瞳を輝かせる。
グイグイとくる人なっつこい感じに思わず笑っていると…
【ほら、そんなに近づきすぎると困ってしまうよ】
後ろから綺麗な青い髪の男性が微笑みながら歩いてきた。
その姿は綺麗で長い髪から覗く瞳は黒髪の男性と同じ金だが少し落ちついて見える。
声を聞いて男性と判断出来たが見た目は女性のようだった。
【あっ、お兄ちゃん】
金色の髪の男の子は青い髪の男性に抱きついた。
どうやら兄弟らしいがあまり似てなかった。
【話は聞こえました。油が必要だと…よかったらこれを】
そう言って金色の髪と同じ様に輝く油をくれる。
「いいんですか?」
【はい、これで美味しいものを作って下さい】
青い髪の男性に微笑まれて思わず頬が赤くなる。
【俺も手伝う】
すると黒髪の男性がムスッとした感じてそれを受け取った。
「みんな、ありがとう!美味しいご飯を作るね!」
ミヅキは茄子をもらった油を火で温めて揚げていく。
それをみんなにふるまった。
「醤油があればもっと美味しいんだけど」
【醤油ならあるぞ】
「あっ!ありがとう」
ミヅキはそれを受け取ってふっと我に返る。
「あれ?なんで醤油を持ってるの?」
【なんでってミヅキが作ったんだろ?】
【そうだよ、いつも美味しいもの作ってくれて】
【ミヅキのつくるものだいすき!】
【いつもありがとう、でも今日ぐらいゆっくり休んでくれ】
「えっ…」
まるでいつも一緒にいたような感覚にミヅキはみんなをじっと見つめる。
「あれ、私…みんなのこと、知ってる?」
そう思った瞬間バッ!と目が覚めた。
【ん…ミヅキどうした?】
起き上がった私にシルバがいつものように頬を舐める。
【ミヅキ…まだ早いから寝てようよー】
シンクがもふもふとしながら擦り寄ってきた。
【くーくー、んーミヅキうまいよー】
コハクはまだ夢の中のようで寝息に寝言が聞こえる。
【今日くらいゆっくり起きてもいいんじゃないか?】
プルシアの優しい声に眠気がまた襲ってくる。
【そうだね…なんかいい夢見た気が…する】
私はうっすらと夢を見てた事は覚えていたがはっきりとした内容は覚えてなかった。
でも…
なんかとってもいい夢だな。
今年もいい事ありそう!
あったかいもふもふ達に囲まれてまた夢の中へと戻っていった。
258
あなたにおすすめの小説
転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!
饕餮
ファンタジー
書籍化決定!
2024/08/中旬ごろの出荷となります!
Web版と書籍版では一部の設定を追加しました!
今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。
救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。
一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。
そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。
だが。
「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」
森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。
ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。
★主人公は口が悪いです。
★不定期更新です。
★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。
転生幼女はお願いしたい~100万年に1人と言われた力で自由気ままな異世界ライフ~
土偶の友
ファンタジー
サクヤは目が覚めると森の中にいた。
しかも隣にはもふもふで真っ白な小さい虎。
虎……? と思ってなでていると、懐かれて一緒に行動をすることに。
歩いていると、新しいもふもふのフェンリルが現れ、フェンリルも助けることになった。
それからは困っている人を助けたり、もふもふしたりのんびりと生きる。
9/28~10/6 までHOTランキング1位!
5/22に2巻が発売します!
それに伴い、24章まで取り下げになるので、よろしく願いします。
私の家族はハイスペックです! 落ちこぼれ転生末姫ですが溺愛されつつ世界救っちゃいます!
りーさん
ファンタジー
ある日、突然生まれ変わっていた。理由はわからないけど、私は末っ子のお姫さまになったらしい。
でも、このお姫さま、なんか放置気味!?と思っていたら、お兄さんやお姉さん、お父さんやお母さんのスペックが高すぎるのが原因みたい。
こうなったら、こうなったでがんばる!放置されてるんなら、なにしてもいいよね!
のんびりマイペースをモットーに、私は好きに生きようと思ったんだけど、実は私は、重要な使命で転生していて、それを遂行するために神器までもらってしまいました!でも、私は私で楽しく暮らしたいと思います!
収容所生まれの転生幼女は、囚人達と楽しく暮らしたい
三園 七詩
ファンタジー
旧題:収容所生まれの転生幼女は囚人達に溺愛されてますので幸せです
無実の罪で幽閉されたメアリーから生まれた子供は不幸な生い立ちにも関わらず囚人達に溺愛されて幸せに過ごしていた…そんなある時ふとした拍子に前世の記憶を思い出す!
無実の罪で不幸な最後を迎えた母の為!優しくしてくれた囚人達の為に自分頑張ります!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~
鈴木竜一
ファンタジー
※本作の書籍化が決定いたしました!
詳細は近況ボードに載せていきます!
「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」
特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。
しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。
バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて――
こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。