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12章(続き)
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私達はご飯を食べるために王都の外に出て屋台のお店に向かう事にした。
レオンハルト王子もついてきたいと言ったがカイルとシリウスさん達に止められて渋々王宮へと戻って行った。
「そんなに行きたいなら後でみんなで行けばいいのにね」
レオンハルトの食いしん坊ぶりに笑っているとセバスさんが苦笑する。
「あれはミヅキさんと行きたかったのでしょう」
「え?私と行ったって味は同じなのに」
「それはどうでしょうかね、私もベイカーさんと食べるよりミヅキさんと食べた方が美味しく感じますから」
「ひでぇなセバスさん、でも…まぁ気持ちは分かる」
ベイカーさんも納得したように頷いている。
「野郎の顔を見て食べるより、可愛いミヅキと食った方が何倍も美味しく感じるからな!」
じいちゃんまでそう言われてギュッと抱きしめられる。
「私は誰と食べても嬉しいよ」
「そんなミヅキさんとだから食べたくなるのでしょう」
そんなものかな?
でも確かに一人で寂しく食べるよりみんなで食べた方が美味しく感じる。
そんな話をしながら向かっているとあっという間に城外へとやってきた。
門の外に出るとさらに人が多く、まるで市場のような賑わいだった。
「わー!すごい!」
私は外にズラっと並ぶお店を見て口をポカンと開ける。
そこにはウエスト国の人達に海の国の人達、サウス国や獣人達と色んな国の人達がごっちゃになっていた。
しかし揉めてる様子はなく、忙しそうに自分達の屋台や商品を興味深く見て回っていた。
「色んな店があるな!」
【なんか美味そうな匂いがするぞ!】
【あっ!ミヅキあそこに海の国のお店があるよ!】
シルクの声に視線を送るとお店の中にチョコバナナが置いてある店が見えた。
「本当だ!でも…」
見ると前には長い行列ができている。
みんなまだかと先を覗き込んで順番を待っていた。
「すごい人気だね!」
「くそ!食べたかったが時間がかかりそうだ」
ベイカーさんが悔しそうにしていると何かを見つけて視線を変えた。
「あっ、向こうにいるのはコジローの兄貴じゃないか?」
「え?どこどこ?」
私も一緒になって背伸びをして見るが人が多くて見えない。
するとセバスさんがヒョイっと肩に抱き上げてくれた。
「ありがとうございます。あっ本当だ!里のみんなだ!」
大きなセバスさんに抱き上げられるとムサシさんの顔が目に入った。
ムサシさんは顔を隠すことなく堂々と店に出ていた。
「ムサシさーん!」
私達は声をかけてムサシさんに近づくとムサシさん達も私達に気がついた。
「ああ、ミヅキ。よく来たな!隣に長老達のうどんの店が出てるぞ」
ムサシさんが指さすと隣の店もチョコバナナの店に負けじと行列が出来ていて、中では忙しそうにおばちゃん達がうどんを提供していた。
「はい、いらっしゃい!うどんの中、三つね!」
「次は大を二つだよ!」
早くて安くて味よしのうどんは飛ぶように売れていた。
最初は王都の人の数に戸惑っていた里のみんなも今では忙しさにそれどころでは無いようだ。
「出汁の匂いにつられてお客さんが凄いんだよ」
「ムサシさんは何売ってるの?」
うどん屋の隣で店を開いているムサシさんを見た。
「うどんの出汁と醤油だよ。うどんを食べた人が結構買ってくんだ」
そう言ってる間にも何人も醤油などを買っていた。
「この出汁があれば隣のうどんと同じもの食べれるのよね?」
「はいそうですよ」
ムサシさんがお客さんのおばちゃんの質問に答えてるとおばちゃんはそれなら四つちょうだいとお金を出した。
「ありがとうございます」
ムサシさんがお金を受け取って商品を渡す。
「ありがとね犬のお兄さん!」
おばちゃんは嬉しそうに出汁を受け取っていた。
ムサシさんも顔を隠すことなく笑顔で接客している。
そんな様子が嬉しくて私はニコニコとその様子を眺めていた。
「ミヅキー、見てないで俺達もなんか食おうぜ」
するとベイカーさんがお腹が空いたとお腹を押さえて嘆いている。
「はーい!」
私はムサシさんに手を振るとベイカーさん達の方へかけて行った。
レオンハルト王子もついてきたいと言ったがカイルとシリウスさん達に止められて渋々王宮へと戻って行った。
「そんなに行きたいなら後でみんなで行けばいいのにね」
レオンハルトの食いしん坊ぶりに笑っているとセバスさんが苦笑する。
「あれはミヅキさんと行きたかったのでしょう」
「え?私と行ったって味は同じなのに」
「それはどうでしょうかね、私もベイカーさんと食べるよりミヅキさんと食べた方が美味しく感じますから」
「ひでぇなセバスさん、でも…まぁ気持ちは分かる」
ベイカーさんも納得したように頷いている。
「野郎の顔を見て食べるより、可愛いミヅキと食った方が何倍も美味しく感じるからな!」
じいちゃんまでそう言われてギュッと抱きしめられる。
「私は誰と食べても嬉しいよ」
「そんなミヅキさんとだから食べたくなるのでしょう」
そんなものかな?
でも確かに一人で寂しく食べるよりみんなで食べた方が美味しく感じる。
そんな話をしながら向かっているとあっという間に城外へとやってきた。
門の外に出るとさらに人が多く、まるで市場のような賑わいだった。
「わー!すごい!」
私は外にズラっと並ぶお店を見て口をポカンと開ける。
そこにはウエスト国の人達に海の国の人達、サウス国や獣人達と色んな国の人達がごっちゃになっていた。
しかし揉めてる様子はなく、忙しそうに自分達の屋台や商品を興味深く見て回っていた。
「色んな店があるな!」
【なんか美味そうな匂いがするぞ!】
【あっ!ミヅキあそこに海の国のお店があるよ!】
シルクの声に視線を送るとお店の中にチョコバナナが置いてある店が見えた。
「本当だ!でも…」
見ると前には長い行列ができている。
みんなまだかと先を覗き込んで順番を待っていた。
「すごい人気だね!」
「くそ!食べたかったが時間がかかりそうだ」
ベイカーさんが悔しそうにしていると何かを見つけて視線を変えた。
「あっ、向こうにいるのはコジローの兄貴じゃないか?」
「え?どこどこ?」
私も一緒になって背伸びをして見るが人が多くて見えない。
するとセバスさんがヒョイっと肩に抱き上げてくれた。
「ありがとうございます。あっ本当だ!里のみんなだ!」
大きなセバスさんに抱き上げられるとムサシさんの顔が目に入った。
ムサシさんは顔を隠すことなく堂々と店に出ていた。
「ムサシさーん!」
私達は声をかけてムサシさんに近づくとムサシさん達も私達に気がついた。
「ああ、ミヅキ。よく来たな!隣に長老達のうどんの店が出てるぞ」
ムサシさんが指さすと隣の店もチョコバナナの店に負けじと行列が出来ていて、中では忙しそうにおばちゃん達がうどんを提供していた。
「はい、いらっしゃい!うどんの中、三つね!」
「次は大を二つだよ!」
早くて安くて味よしのうどんは飛ぶように売れていた。
最初は王都の人の数に戸惑っていた里のみんなも今では忙しさにそれどころでは無いようだ。
「出汁の匂いにつられてお客さんが凄いんだよ」
「ムサシさんは何売ってるの?」
うどん屋の隣で店を開いているムサシさんを見た。
「うどんの出汁と醤油だよ。うどんを食べた人が結構買ってくんだ」
そう言ってる間にも何人も醤油などを買っていた。
「この出汁があれば隣のうどんと同じもの食べれるのよね?」
「はいそうですよ」
ムサシさんがお客さんのおばちゃんの質問に答えてるとおばちゃんはそれなら四つちょうだいとお金を出した。
「ありがとうございます」
ムサシさんがお金を受け取って商品を渡す。
「ありがとね犬のお兄さん!」
おばちゃんは嬉しそうに出汁を受け取っていた。
ムサシさんも顔を隠すことなく笑顔で接客している。
そんな様子が嬉しくて私はニコニコとその様子を眺めていた。
「ミヅキー、見てないで俺達もなんか食おうぜ」
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