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第五十九話 『エビ焼きが帝国の国民食?!』
しおりを挟む昔々に譲り受けた隠れ家、子孫たちも大事に使ってくれていたらしい。
ポテポテたちを使役する事は出来なかった様だが、ちゃんと朽ちずに残っていたのは、奇跡だろう。
優斗たちの子孫は何処へ移り住んだのか。 しかし、優斗たちに子孫が何処へ行ったのか、調べるつもりはない。
隠れ家の居間でフィンは銀色の美少女に姿を変え、通信用の魔道具を発動させた。
手鏡型になっている通信機は、以前にクリストフから貰ったものだ。
華の父親、エルフの里長と連絡を取る為、手鏡に里長の名前を告げる。
「アガメムノンに繋いで」
手鏡が光り、暫く待っていると、手鏡から里長の声が聞こえて来た。
『エレクトラかっ! そっちは大丈夫なのか? そちらの誰にも連絡何が取れなかったから心配していた』
「落ち着いて、里長っ! フィンよ」
『フィン様っ! 失礼致しました』
フィンとフィル、風神の三匹は主さまの使いとして、エルフの里では丁重に扱われていた。
「いいえ、あまり畏まられると、こっちも戸惑うから、程々にねっ」
『はい、で、娘たちは大丈夫ですか?』
「簡単に言うと、悪魔が取り憑いたダークエルフに襲われて、倒したんだけど。 精神攻撃を得意とする悪魔だったから、全員、治療中よ」
手鏡の向こう側で騒ぐエルフたちの声がフィンの耳を襲った。 暫くエルフたちが落ち着くまで待つ時間を要した。
「落ち着いたかしら?」
『申し訳ない。 で、襲ったダークエルフはどうされました?』
「ええ、浄化薬を飲ませて、結界を張って部屋へ閉じ込めているわ。 外に出られない様に見張りを立てているし、抜いた悪魔も同様よ。 ま、悪魔は庭で結界に閉じ込めているんだけど」
『では、そちらに人をやりましょう。 浄化をする者が必要でしょう』
「ええ、でも今は隠れ家を置いていないから、外界から切り離されているの」
『まだ、移動中ですかっ』
「そうなの。 取り敢えず、心配しているだろうから連絡をしたのよ」
『お気遣いありがとうございます』
「いいえ。 こちらが落ち着くか、同行してくれたエルフたちが回復したら連絡するわ」
里長が返事を返していていたが、背後から走って来る足音が聞こえて振り返る。
フィンの振り返った先には荒い息をする華の姿があった。
「ハナ、目が覚めたのっ?!」
目覚めて直ぐに動いたからか、華は足元をふらつかせ、ソファーへ倒れ込んだ。
「ハナっ! もう無理して動くからよ。 ほら捕まって、部屋へ戻るわよ」
手鏡から心配する里長と、エルフたちの声が聞こえてくる。
部屋のベッドへ寝かされ、華は直ぐに優斗の安否を尋ねて来た。
「フィン、優斗は? 他の皆んなも無事なの?」
「ええ、無事よ。 ほら、里長と通信が繋がっているわ。 心配しているから話してあげて」
力なく頷く華は、フィンから手鏡を受け取った。 掠れる声を出す華。
「里長、皆、私は大丈夫よ」
フィンは華がゆっくりと話せる様に部屋を出た。 真っ直ぐに隣の瑠衣と仁奈の部屋へ向かった。 瑠衣と仁奈も起きていて、力なくフィンに手をあげて挨拶をして来た。
「よう、フィン。 全員、助かったみたいだな」
「ええ」
メゾネットになっている階段を上がって来る足音で、瑠衣はフィンだと気づいた様だ。 瑠衣は上半身を起こしていたが、仁奈は無理の様だ。
「何、これっ! 何で身体が動かせないのっ!」
「無理するなよ、仁奈。 恐らくだけど、精神攻撃で体力が削られたんだ」
「そうよ、ニーナ。 暫く大人しくして」
「動きたくても動けないから、大人しくする事しか出来ないわね」
「フィン、優斗はどうした?」
「ユウトは今、隠れ家の魔法陣を持ってフィルと一緒に、帝国の街を移動中よ」
二人は眉をあげて驚いた。
「あいつ、動けるの?」
「ううん、ユウトの身体を今、動かしているのは監視スキルよ」
「えっ?! あいつ、等々表に出て来たのかっ! 大丈夫なのか、優斗」
「監視スキルが言うには、ユウトも貴方たちと同じ様に目覚めていても動けないようよ。 だから代わりに監視スキルが身体を使ってるのですって」
瑠衣と仁奈は視線を交わし合い、納得した様に頷いた。
「いつかは出て来るんじゃないかと思ってた」
「俺もそう思ってた。 悪い奴じゃないんだよな?」
「ええ、だって監視スキルもユウトでしよ? まぁ、どっちかって言うと、監視スキルの方がブラックだけど」
瑠衣たちが目覚めた事を知り、ポテポテたちが身体に優しい食事を持って来た。
何とか上半身を起こした瑠衣と仁奈は、ポテポテに子供の様に給餌された。
因みにエルフのアスクたちも目覚め、華が作り出したポテポテにとても驚いていた。 歪に空いた三つの穴の顔に、三頭身のボディには何ヶ所も縫い跡があり、手は丸い。 そして、片言で話し、語尾に『ギギっ!』と必ず付けるのだ。 さぞかし不気味だろう。
◇
一方、市場を楽しんでいた監視スキルとフィルは見た事のある食べ物を見て、目をまん丸にしていた。
「ユウト、エビ焼きだって。 美味しそうだね。 僕、食べたい」
市場の広場に出ている屋台で、鉄板で小麦が焼ける音が食欲をそそる。 監視スキルはフィルの声が聞こえないのか、口をぽか~んと開けて固まっている。
「監視スキル? どうしたの?」
「この食べ物、ユウトの記憶の中で見た事ある。 僕は食べた事ないけど」
「ふ~ん、そうなんだ」
エビ焼きは、丸く凹ませた窪みが幾つも並ぶ鉄板に、小麦を溶かした生地を流し込み、中にエビを入れて丸く焼き上げていく料理だ。 店主が串でくるくると上手に丸くひっくり返す妙技に、フィルは子供の様に瞳を輝かせて眺めている。
「僕、エビ焼きはどうだい? 美味しいよ」
「うん、食べる。 二人前ちょうだい」
「おう、待ってな」
竹串に四つ刺し、秘伝のタレなのか、エビ焼きにかけると、店主はフィルに二本の串を渡した。
「ユウト、お金」
「あ、ああ、はい、二本分ね」
「おう、まいど」
店主が言う『まいど』という言葉に、監視スキルは頬を引き攣らせた。
関西人は子供の頃から、皆が上手にタコ焼きを丸く焼けるらしい。 無駄に優斗の記憶が蘇る。
『うわっ、タコ焼きならぬエビ焼きかっ』
脳内で優斗の声が響く。
少し離れた場所にベンチがあったので、二人で並んで座る。 エビ焼きをじっと眺める監視スキルの横で、フィルは美味しそうにエビ焼きを頬張っていた。
「食べないの? 美味しいよ」
「あ、うん。 食べるよ。 たこ焼きじゃないんだな」
一口で一個を頬張る。 エビの香りとプリッとした食感が蕩ける生地と相まって、とても美味しかった。 タレも香ばしく、いい味をしている。
「んんっ! たこ焼きよりも美味しいかもっ」
「たこ焼き? そっちも食べてみたいっ! 買いに行こう、ユウト」
「いや、たこ焼きはないと思うよ、フィル」
「そうなんだ、残念」
『中身はエビだけど、懐かしい感じがするっ! 華たちにも食べさせてあげたいっ』
「ああ、それよりハナたちの分も買ってあげよう。 これは絶対に食べたいはず」
「そうなの? 僕ももう一つ食べたい」
「……エビ焼きをいっぱい食べたら、他が食べられなくなるよ」
「そっか、それはヤダっ!」
「じゃ、ハナたちの分だけ買うからね」
「うん、分かった」
もう一度、屋台へ行くと大勢の人が並んでいた。 タッチの差で昼食の時間に当たった様だ。
監視スキルの脳内でモニター画面が映し出され、華が目覚めた事を知った。
『華っ! 良かった、目が覚めたみたいだ』
(だね。 元気そうでもないかっ)
華はふらつきながら部屋を出て行ったが、直ぐにフィンに連れられ、ベッドへ寝かされた。
(メゾネットタイプの部屋なんだね。 結構、オシャレだ)
『うん、あ、それよりも、エルフの里長に連絡してなかったな』
(そう言えば、そうだった)
映像では華が仕切りに自身の父親である里長に言い訳をしていた。
優斗と監視スキルは、華の映像を見て内心で謝罪した。 脳内で流される華の映像を見ている内に、優斗たちの順番が来た。
先程の店主は休憩なのか、若い店員に代わっていた。 10人分を頼み、紙袋へ入れてもらう。 お礼を言う若い店員を見て、監視スキルは再び固まった。
それは何故か、前世で知っている友人に似ていたからだ。 優斗だちが異世界へ飛ばされた時、一緒の絶叫マシーンに乗っていたクラスメイトを思い出させた。
エビ焼きの袋を受け取った監視スキルは、恐る恐る聞いてみた。
「このエビ焼きって昔からあるんですか?」
「エビ焼き? ありますよ、大昔から。 何でも初代の双子が始めて、帝国で広げて今に至ります。 今では、エビ焼きの専門店は他にもあって、帝国では国民食ですよ。 お客さん、他国の人?」
「ああ、カラブリア王国から来たんだ」
「おお、海を渡った大陸の国だ。 本店の方にはエビ焼き以外もあるので、気が向いたら本店にも顔を出してよ」
「ああ、ありがとう。 あ、10本分のお金ね」
「毎度ありっ!」
若い店員は、元気に返事を返して来た。
監視スキルは紙袋からエビ焼きを1本取り出してフィルに渡す。 喜んで受け取ったフィルは、再び美味しそうにエビ焼きを食べ始めた。
『声も似てる気がする。 悪いが監視スキル、本店に行ってくれないか?』
(分かったよ)
市場の広場を抜けて、飲食店が連なっている通りを歩く。 暫く歩き、屋台と同じロゴマークの旗がはためいていた。
『よく見たら、このマーク知ってる。 アイツらが使ってマークだ』
(うん、ユウトの記憶にあるマークだね)
「ねぇ、どうしたの? エビ焼き、ハナたちにあげないの?」
「あ、忘れてた。 あったかい内に渡さないと。 ポテポテ」
ポテポテを呼ぶと、懐から顔を出した。
「あれ? 鞄にいる子じゃないのか?」
「はい、彼女は、鞄、見張り当番、ギギっ!」
「あ、女の子なんだ。 しかも、鞄を守ってくれているんだ、ありがとう」
「いえ、私、たちの、仕事、ギギッ!」
華の学生鞄から彼女が顔を出した。
(性別の違いが分からないよねっ)
フィルから念話が届き、優斗と監視スキルは、内心で同意した。
『でも、喋り方はもう少しマシだった様な気がする。 あんなに片言だったか?』
「まぁ、取り敢えず、これをハナたちに渡して」
ポテポテは『あいっ!』と丸い手をあげて、エビ焼きの紙袋を受け取り、隠れ家の魔法陣の中へ消えた。
本店の店の前でどうするか悩んでいると、メニューのサンプルが飾られているショーケースの端に、エビ焼き店の創設者なのか、写真が飾られていた。
写真を見た監視スキルの瞳が見開かれる。 写真には見知った人物が写っていた。
『鏡兄弟だっ! それに真ん中の女子、鏡兄弟が好きだった子だ。 そうだ、彼女は友達の女子と、双子の後ろに乗ってたっ……帝国に飛ばされてたのかっ!』
チラッと監視スキルがフィルを見る。
「ごめん、知らないよ。 僕たちが頼まれたのはユウトたちの世話だから」
「そうか」
「あ、でも、こっちの写真に写ってる子は、主さまの使いかも」
「えっ、どれ?」
「こっちの写真、この獣人の子だよ。 この子から主さまの気配がする」
フィルが指差した方の写真には、鏡兄弟と女子生徒が写っている写真の前で、四人の男女と獣人だろうと思われる少年が、ポーズを決めている写真だった。
四人の男女の内、一人の女性は知らない人で、三人の男女は知っている。
一人の女子は、鏡兄弟と一緒に写っている女子の友人だ。 二人の男子はクラスメイトで、よく一緒に学食で話していた。
彼らも帝国に飛ばされたのだろうか。
しかし、鏡兄弟の写真の前で写真を撮っているという事は違うのだろう。
写真を眺めていて、ふと気づく。
写真の下の方に何かが書かれている事に。 鏡兄弟の写真に書かれていた文字は、日本語だった。
『俺たちは、楽しんで生きてるぞっ! たこ焼きならぬ、エビ焼きを広めてやったぞっ! 帝国に来たら食べてくれっ!』
いい笑顔を向けている鏡兄弟と女子は、ウエディング衣装を着ていた。
『まさか、三人は結婚したのかっ? その経緯を知りたいっ!』
もう一枚の男女四人の写真に書かれていた文字は。
『魔王討伐、おめでとう! 俺たちも面倒な事を頼まれたけど、楽しく生きてるぞっ!』
日本語で書かれた文字は、正しく優斗たちに宛てたメッセージだった。
もう二度と会えないだろう彼らは、もしかしたら優斗たちが見るかも知れないと、残したのだろう。
『……主さまの面倒な頼み事って何だろ?』
「フィルは主さまが何の頼み事をしたか知っている?」
「ううん、知らない」
「そうか」
『この写真欲しいな』
「うん、そうだね」
「じゃ、写真撮ったらいいよ。 ほら、あそこでカメラの魔道具を貸し出してるよ」
「本当だ」
フィルが指差した場所で、観光客の為に撮影用のカメラが貸し出されていた。
『いや、写真を撮るなら華たちも一緒がいいな。 そうすれば絶叫マシーンに乗っていた皆が揃う』
「そうだね。 皆の無事が分かって良かったね。 今はきっと元の世界で皆、生まれ変わっているよ」
『ああ、そうだな』
主さまに頼まれた事がとても気になったが、何千年も前の写真が綺麗な状態で残っている事にもとても驚いた。
優斗の要望通り、初めは通り過ぎるだけの街だったが、思いがけない出会いに、皆が回復するまで街に留まる事にした。
エルフに生まれ変わり、何千年経った後に、一緒に絶叫マシーンに乗っていたクラスメイトの行く末が分かるなど、思ってもいなかった。
もし、前世で会えていたら、お互いの無事を確かめ合い、色々な話をしていただろう。
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