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第四章 宿命と輪転
第一節-02
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「貴雄さん、頭を上げて下さい」
南條は貴雄の側に近付き、宥めるつもりで肩をそっと叩く。しかし、貴雄は頑として頭を上げようとしなかった。
「俺は……、君のお父さんを死なせてしまった……。もちろん、手を下したのは俺以外の者だ。しかし、見殺しにしたという意味で言えば俺も同罪だ。――俺が、もう少ししっかりしていれば……、博和さんは……、今も……」
貴雄の身体が小さく震えていた。時々、嗚咽も聴こえてくる。
南條は貴雄の肩に手を添えたまま、口を噤んだ。
博和の死については、母親である沙代子からも幾度となく聴かされた。『お父さんは、〈鬼〉に殺されたのよ』と。ただ、最初は、〈鬼〉というのは鬼王のことだとばかり思っていたのだが、鬼王と夢で対峙してから、『違う』と直感した。
鬼王は決して、無差別にヒトを殺めたりしない。彼が心の底から殺意を覚えるのは、自らに危害を加えようとする者、そして何より、鬼王が愛してやまない桜姫に手を出そうとする者のみだ。そう考えると、むしろ、桜姫の魂を受け継ぐ美咲を守ろうとしていた博和は、鬼王に殺される謂れは全くない。
(藍田にとって、親父は邪魔な存在でしかなかった……)
南條は、ギリと唇を強く噛み締めながら、博和の最期の瞬間を脳裏に描く。
博和に外傷は全くなかった。貴雄に横抱きにされながら家に戻って来た姿は、まるで眠っているように安らかで、声をかけたらすぐにでも目を覚ますのではと思えたほどだった。
だが、どんなに呼びかけても、乱暴に揺すってみても、博和は二度と目を開けることはなかった。まだ少年だった南條と、妻の名を呼ぶことも。
沙代子が貴雄を邪険に扱うようになったのは、博和が亡くなってからだった。よくよく思い返してみると、通夜に現れた貴雄に、沙代子は、『人殺し!』と罵り続けていた。その時の沙代子の形相は修羅そのもので、傍から見ていた南條でさえも戦慄させた。もしかしたら、そんな母親の姿があまりにも無惨で、無意識のうちに、通夜の時のことは記憶の奥底に追いやってしまったのかもしれない。
(貴雄さんにしか、怒りの矛先を向けられなかったのか……)
南條は瞼を閉じ、ゆっくりと首を横に振った。想い出したくもない記憶が次々と蘇り、南條に突き付けられる。
「過ぎたことを後悔しても仕方ないでしょう……」
穏やかで、しかし、諭すような言葉に、貴雄だけではなく、南條もハッと我に返った。
声のした方に顔を向けると、微かな笑みを浮かべる理美と目が合った。
「確かにこの人は博和さんを庇い切れなかった。でも、博和さんはきっと、この人が犠牲になることこそ望んでいなかったと思う。――和海君にとっては勝手にも思える解釈だろうし、もしかしたら、私達に対する憎しみが増してしまうでしょうけど……、博和さんは自らの命を賭けて、私達を――美咲を全力で守ってくれたのよ……」
理美は南條の反応を覗うように、真っ直ぐに彼を見据える。
南條はただ、そんな理美を見つめ返すことがやっとだった。
勝手な解釈――だとは決して思わない。博和は南條の父親なのだから、理美以上に博和のことを分かっているつもりだ。だから、理美の言うように、美咲達を命懸けで守ったというのは頷ける。だが、沙代子がこの場にいて聴いていたとしたら、あの通夜の時同様、修羅と化してしまうだろう。いなかったことは、沙代子にとっても、貴雄と理美にとっても救いだったのかもしれない。
「――これも、親父の宿命だったのでしょう……」
ようやくの思いで、南條は重い口を開いた。
「親父は正義感の塊のような人間でした。だから、理美さんの言う通り、貴雄さんに何かあれば、親父はきっと、罪悪感に苛まれながら生き続けていたと思います。もちろん、親父を死なせた人間は決して許せませんが、貴雄さんを恨むことは決してないです。現に貴雄さん達はこうして、本家からは離れて生活しているでしょう?」
「和海君……」
南條の言葉に、貴雄は一筋の光を見い出したのだろう。鼻を啜り、ゆっくりと頭を上げた。
「すまない、君が一番辛い立場だろうに……。俺の方が励ましてもらうなんて情けない……。でも、ありがとう」
貴雄が穏やかに笑み、南條も釣られて微笑した。
「だいぶ逸れましたが、とにかく、美咲さんを取り戻すことを最優先に考えましょう。あまり悠長に構えてもいられないでしょうが、何の策も講じずに乗り込んでも、相手がすんなり応じてくれるとも考えにくいですから」
「その通りだ」
貴雄は大きく首を縦に動かした。
「あっちは恐らく、美咲を軟禁同然にするつもりだろう。もちろん、学校ぐらいは行かせるだろうが、俺達と接触させないように厳戒態勢を取るはずだ。のうのうと暮らしているただの田舎当主のようでも、君と同様の能力者や部下を大勢抱えているからね」
貴雄は表面上では本家に従っているようでも、南條を前にして本音が出てしまったらしい。本家の存在を疎ましく思っていなければ、『ただの田舎当主』などと言えるはずがない。だが、この貴雄の本心こそ、南條をより安心させる要素となった。
「大丈夫です。他にも……」
南條が言いかけた時、玄関先のインターホンが鳴った。
「誰かしら?」
理美は立ち上がり、そそくさとリビングを出て行く。
南條と貴雄は、同時に理美の背中を見送った。
少ししてから、理美は戻るなり、「和海君」と南條を呼んだ。
「今、男の子が来てるんだけど……。タキムラ君、とか……」
〈タキムラ君〉に、南條は、あっと思った。すっかり失念していたが、実はここへ向かう前、雅通の携帯電話に連絡を入れていたのだった。ただ、何度コール音を鳴らしても出なかったから、留守電に伝言だけ残し、すぐに車を飛ばしてきた。
南條は腰を上げた。そして、理美に着いて行く格好で玄関に出ると、まだ、少年の面影を残した男が立っていた。
「よくここだと分かったな」
挨拶もそこそこに言うと、雅通はげんなりした様子で、「だいぶ迷いましたけどね」とぼやく。
「でも、この辺まで来てから、たまたま近くの人に声をかけて訊いてみたら、分かりやすく場所を教えてくれましたよ。しかも、同じ通りに住む人だったみたいでしたし」
「そうか。わざわざすまなかったな」
微笑しながら、雅通に向けて労いの言葉をかけると、雅通もようやく機嫌を直してくれた。
「まあ、今回の件は俺にも責任がありますから。事情が分からなかったとはいえ、南條さんとの約束を破っちまいましたし……」
「いや、俺もちゃんと分かっていれば……。ほんとに申し訳ない……」
「もういいですから。謝ってばかりじゃキリがねえじゃないですか」
「そうそう」
二人の男の間に、理美が割って入ってきた。
「こんなトコで立ち話もなんでしょ? それに彼だって休みたいでしょうし。ほら!」
そう言って、雅通にも上がるように勧める。
雅通は少し躊躇っていたが、遠慮する方が失礼だと思ったのか、「では」と靴を脱いだ。
雅通も加え、再びリビングに戻ると、貴雄は新たな客の来訪にわずかに目を瞠った。
「和海君のお友達よ」
理美はそう紹介したが、南條の〈お友達〉にしては年が離れ過ぎている気がする。だが、他に例えようがなかったのだろう。
「そうか、和海君の……」
貴雄が素直に〈お友達〉と捉えたかどうかは分からない。しかし、すぐに雅通に満面の笑みを向けた。
「わざわざありがとう。せっかく来たんだ。ゆっくりしていってくれ」
「あ、はい」
雅通も釣られたように微笑し、貴雄に勧められるがままに南條の隣に胡座をかいた。
「それじゃ、私は何か作ってくるわね。あ、どうせなら出来るまで軽く飲んでなさいな。みんな飲めるんでしょ?」
理美は男達の返事も聴かず、一度キッチンへと引っ込み、盆に350ミリリットルの缶ビール三本とグラスを三個載せて持ってきた。
「あ、缶だったらグラスはいらなかったかしら? ま、どうせあとで日本酒とかウィスキーも空けるでしょうし」
そう言いながら、テーブルにビールとグラスを並べると、再びキッチンに戻った。そして、宣言通り、理美はてきぱきと作業を開始させていた。
「じゃ、飲もうか」
貴雄は缶ビールを二本手に取ると、南條と雅通に差し出してきた。
南條も雅通も、少々の間を置いてから受け取り、プルトップを上げる。
貴雄はそれを見届けてから、残りの一本を手にして、同様に缶を開けた。
(今夜は泊まれってことか)
そう思いつつ、南條は生粋の酒好きだから、勧められたら遠慮は全くしない。
雅通も同様で、南條ほどは強くないものの、酒は自ら進んで飲む。
冷蔵庫でほど良く冷やされたビールの苦みは、喉の渇きを刺激的に潤してくれる。美咲のことで深刻になっている現状を思うと、呑気に酒など飲んでいる場合ではないのかもしれないが、逆に考えたら、ただただ沈んでばかりいても時間が無駄になるばかりだ。もしかしたら、飲めない人間にしてみたら、単に酒好きが飲みたいがために言い訳しているようにしか思えないかもしれない。そんなことを考えながら、南條はひっそりと微苦笑を漏らした。
南條は貴雄の側に近付き、宥めるつもりで肩をそっと叩く。しかし、貴雄は頑として頭を上げようとしなかった。
「俺は……、君のお父さんを死なせてしまった……。もちろん、手を下したのは俺以外の者だ。しかし、見殺しにしたという意味で言えば俺も同罪だ。――俺が、もう少ししっかりしていれば……、博和さんは……、今も……」
貴雄の身体が小さく震えていた。時々、嗚咽も聴こえてくる。
南條は貴雄の肩に手を添えたまま、口を噤んだ。
博和の死については、母親である沙代子からも幾度となく聴かされた。『お父さんは、〈鬼〉に殺されたのよ』と。ただ、最初は、〈鬼〉というのは鬼王のことだとばかり思っていたのだが、鬼王と夢で対峙してから、『違う』と直感した。
鬼王は決して、無差別にヒトを殺めたりしない。彼が心の底から殺意を覚えるのは、自らに危害を加えようとする者、そして何より、鬼王が愛してやまない桜姫に手を出そうとする者のみだ。そう考えると、むしろ、桜姫の魂を受け継ぐ美咲を守ろうとしていた博和は、鬼王に殺される謂れは全くない。
(藍田にとって、親父は邪魔な存在でしかなかった……)
南條は、ギリと唇を強く噛み締めながら、博和の最期の瞬間を脳裏に描く。
博和に外傷は全くなかった。貴雄に横抱きにされながら家に戻って来た姿は、まるで眠っているように安らかで、声をかけたらすぐにでも目を覚ますのではと思えたほどだった。
だが、どんなに呼びかけても、乱暴に揺すってみても、博和は二度と目を開けることはなかった。まだ少年だった南條と、妻の名を呼ぶことも。
沙代子が貴雄を邪険に扱うようになったのは、博和が亡くなってからだった。よくよく思い返してみると、通夜に現れた貴雄に、沙代子は、『人殺し!』と罵り続けていた。その時の沙代子の形相は修羅そのもので、傍から見ていた南條でさえも戦慄させた。もしかしたら、そんな母親の姿があまりにも無惨で、無意識のうちに、通夜の時のことは記憶の奥底に追いやってしまったのかもしれない。
(貴雄さんにしか、怒りの矛先を向けられなかったのか……)
南條は瞼を閉じ、ゆっくりと首を横に振った。想い出したくもない記憶が次々と蘇り、南條に突き付けられる。
「過ぎたことを後悔しても仕方ないでしょう……」
穏やかで、しかし、諭すような言葉に、貴雄だけではなく、南條もハッと我に返った。
声のした方に顔を向けると、微かな笑みを浮かべる理美と目が合った。
「確かにこの人は博和さんを庇い切れなかった。でも、博和さんはきっと、この人が犠牲になることこそ望んでいなかったと思う。――和海君にとっては勝手にも思える解釈だろうし、もしかしたら、私達に対する憎しみが増してしまうでしょうけど……、博和さんは自らの命を賭けて、私達を――美咲を全力で守ってくれたのよ……」
理美は南條の反応を覗うように、真っ直ぐに彼を見据える。
南條はただ、そんな理美を見つめ返すことがやっとだった。
勝手な解釈――だとは決して思わない。博和は南條の父親なのだから、理美以上に博和のことを分かっているつもりだ。だから、理美の言うように、美咲達を命懸けで守ったというのは頷ける。だが、沙代子がこの場にいて聴いていたとしたら、あの通夜の時同様、修羅と化してしまうだろう。いなかったことは、沙代子にとっても、貴雄と理美にとっても救いだったのかもしれない。
「――これも、親父の宿命だったのでしょう……」
ようやくの思いで、南條は重い口を開いた。
「親父は正義感の塊のような人間でした。だから、理美さんの言う通り、貴雄さんに何かあれば、親父はきっと、罪悪感に苛まれながら生き続けていたと思います。もちろん、親父を死なせた人間は決して許せませんが、貴雄さんを恨むことは決してないです。現に貴雄さん達はこうして、本家からは離れて生活しているでしょう?」
「和海君……」
南條の言葉に、貴雄は一筋の光を見い出したのだろう。鼻を啜り、ゆっくりと頭を上げた。
「すまない、君が一番辛い立場だろうに……。俺の方が励ましてもらうなんて情けない……。でも、ありがとう」
貴雄が穏やかに笑み、南條も釣られて微笑した。
「だいぶ逸れましたが、とにかく、美咲さんを取り戻すことを最優先に考えましょう。あまり悠長に構えてもいられないでしょうが、何の策も講じずに乗り込んでも、相手がすんなり応じてくれるとも考えにくいですから」
「その通りだ」
貴雄は大きく首を縦に動かした。
「あっちは恐らく、美咲を軟禁同然にするつもりだろう。もちろん、学校ぐらいは行かせるだろうが、俺達と接触させないように厳戒態勢を取るはずだ。のうのうと暮らしているただの田舎当主のようでも、君と同様の能力者や部下を大勢抱えているからね」
貴雄は表面上では本家に従っているようでも、南條を前にして本音が出てしまったらしい。本家の存在を疎ましく思っていなければ、『ただの田舎当主』などと言えるはずがない。だが、この貴雄の本心こそ、南條をより安心させる要素となった。
「大丈夫です。他にも……」
南條が言いかけた時、玄関先のインターホンが鳴った。
「誰かしら?」
理美は立ち上がり、そそくさとリビングを出て行く。
南條と貴雄は、同時に理美の背中を見送った。
少ししてから、理美は戻るなり、「和海君」と南條を呼んだ。
「今、男の子が来てるんだけど……。タキムラ君、とか……」
〈タキムラ君〉に、南條は、あっと思った。すっかり失念していたが、実はここへ向かう前、雅通の携帯電話に連絡を入れていたのだった。ただ、何度コール音を鳴らしても出なかったから、留守電に伝言だけ残し、すぐに車を飛ばしてきた。
南條は腰を上げた。そして、理美に着いて行く格好で玄関に出ると、まだ、少年の面影を残した男が立っていた。
「よくここだと分かったな」
挨拶もそこそこに言うと、雅通はげんなりした様子で、「だいぶ迷いましたけどね」とぼやく。
「でも、この辺まで来てから、たまたま近くの人に声をかけて訊いてみたら、分かりやすく場所を教えてくれましたよ。しかも、同じ通りに住む人だったみたいでしたし」
「そうか。わざわざすまなかったな」
微笑しながら、雅通に向けて労いの言葉をかけると、雅通もようやく機嫌を直してくれた。
「まあ、今回の件は俺にも責任がありますから。事情が分からなかったとはいえ、南條さんとの約束を破っちまいましたし……」
「いや、俺もちゃんと分かっていれば……。ほんとに申し訳ない……」
「もういいですから。謝ってばかりじゃキリがねえじゃないですか」
「そうそう」
二人の男の間に、理美が割って入ってきた。
「こんなトコで立ち話もなんでしょ? それに彼だって休みたいでしょうし。ほら!」
そう言って、雅通にも上がるように勧める。
雅通は少し躊躇っていたが、遠慮する方が失礼だと思ったのか、「では」と靴を脱いだ。
雅通も加え、再びリビングに戻ると、貴雄は新たな客の来訪にわずかに目を瞠った。
「和海君のお友達よ」
理美はそう紹介したが、南條の〈お友達〉にしては年が離れ過ぎている気がする。だが、他に例えようがなかったのだろう。
「そうか、和海君の……」
貴雄が素直に〈お友達〉と捉えたかどうかは分からない。しかし、すぐに雅通に満面の笑みを向けた。
「わざわざありがとう。せっかく来たんだ。ゆっくりしていってくれ」
「あ、はい」
雅通も釣られたように微笑し、貴雄に勧められるがままに南條の隣に胡座をかいた。
「それじゃ、私は何か作ってくるわね。あ、どうせなら出来るまで軽く飲んでなさいな。みんな飲めるんでしょ?」
理美は男達の返事も聴かず、一度キッチンへと引っ込み、盆に350ミリリットルの缶ビール三本とグラスを三個載せて持ってきた。
「あ、缶だったらグラスはいらなかったかしら? ま、どうせあとで日本酒とかウィスキーも空けるでしょうし」
そう言いながら、テーブルにビールとグラスを並べると、再びキッチンに戻った。そして、宣言通り、理美はてきぱきと作業を開始させていた。
「じゃ、飲もうか」
貴雄は缶ビールを二本手に取ると、南條と雅通に差し出してきた。
南條も雅通も、少々の間を置いてから受け取り、プルトップを上げる。
貴雄はそれを見届けてから、残りの一本を手にして、同様に缶を開けた。
(今夜は泊まれってことか)
そう思いつつ、南條は生粋の酒好きだから、勧められたら遠慮は全くしない。
雅通も同様で、南條ほどは強くないものの、酒は自ら進んで飲む。
冷蔵庫でほど良く冷やされたビールの苦みは、喉の渇きを刺激的に潤してくれる。美咲のことで深刻になっている現状を思うと、呑気に酒など飲んでいる場合ではないのかもしれないが、逆に考えたら、ただただ沈んでばかりいても時間が無駄になるばかりだ。もしかしたら、飲めない人間にしてみたら、単に酒好きが飲みたいがために言い訳しているようにしか思えないかもしれない。そんなことを考えながら、南條はひっそりと微苦笑を漏らした。
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