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第四章 宿命と輪転
第一節-01
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貴雄からの連絡を受け、南條は取るものも取りあえず藍田宅へと車を走らせた。
今朝から――いや、昨晩、美咲を家まで送り届けてからずっと胸騒ぎが続いていた。
本当は、南條が自ら動き、美咲の側にいたかった。だが、南條も普段は仕事をしているし、どんな運命の悪戯か、今日に限って朝から多忙を極めていた。
考えた末、雅通に伝言を託した。意味も分からぬまま南條に命じられた雅通は、案の定、怪訝そうに首を捻っていたが、南條自身も胸騒ぎの原因が分からなかったのだから説明のしようがない。
その後、雅通はどのような形で美咲に伝言を伝えたかは知らない。もしかしたら、美咲もただ、戸惑うばかりだっただろう。
(まさか、こんなことに……)
南條はハンドルを握りながら、苦虫を噛み潰した心地で顔をしかめる。美咲を守ることが自らの使命なのだと強く誓いを立てていたのに、こうもやすやすと奪われてしまうとは。
しかし、考え方を変えると、何故、今頃になって藍田本家が動き出したのかが不思議だ。まだ、桜姫が完全に覚醒していないなら、いつでも美咲を消すチャンスはあった。それなのに、手を下すどころか、今回のように本家に連れ去る素振りも全く見せなかった。
(どういうことだ……?)
南條は考えを巡らすも、当然、答えなど出てくるはずがない。
ふと、父親の博和が言っていた言葉が脳裏に浮かんだ。
藍田本家こそ、真の鬼の巣窟だ――
確か、南條がまだ小学校に行っていたぐらいの頃だっただろうか。まだ、今の霊力が覚醒しておらず、そして幼かったこともあって、博和が口にした言葉の意味を理解出来ずにいたが、中学三年の頃、父が不慮の死を遂げたあとで全てが分かることとなった。
教えてくれたのは他でもない、自身も本家の血を引く藍田貴雄だった。
貴雄は次男で、元来が穏やかで優しい性格だから、本家――殊に長兄で本家当主でもある藍田史孝の手段を選ばない強引なやり方に着いていけなかったという。ただ、藍田家では当主が絶対的な存在であるため、当主から命を下されれば、異を唱えることは決して許されない。
まだ五歳だった美咲を本家に預けることになったのも、貴雄の意思ではなく、前当主だった彼の父親に望まれたからだ。救いだったのは、両親――美咲にとっては祖父母――が美咲を心から可愛いと想ってくれていたことだろう。美咲が、桜姫の魂を受け継いでいると分かっていても、だ。
(あいつは、幸せな環境で育ったんだな……)
切羽詰まった状況にありながら、南條は、初めて美咲と顔を合わせ、会話を交わしたことを想い出しながら微笑する。
美咲は、喜怒哀楽の感情を包み隠すことなくはっきりと出す。腹が立てば噛み付かんばかりに怒りを露わにし、嬉しければ、心の奥から幸せそうに笑う。
南條は対照的に、感情的になることがあまりない。もちろん、人間だから無感動ということはないが、それでも、美咲と比べると無愛想だし口も重い。軽口を叩く男よりはいいというようなことを、美咲は南條に告げてきたが。
(でも、もう少し美咲を楽しい気持ちにさせられたら……)
とは言え、肝心の美咲が無事に奪還出来るとは考え難い。博和が『真の鬼の巣窟』だと表現していたぐらいだから、示談だけでは無理だろう。むしろ、何か危険な罠が仕掛けられている可能性も充分にあり得る。
(いや、何があろうとも美咲は絶対に救うべきだ。いや、救ってやる)
南條は強く思い、アクセルを踏み込んだ。
◆◇◆◇
藍田家に着いたのは、連絡を受けてから二十分ほどしてからだった。一台分空いている駐車スペースにバックで車を入れ、降りてから玄関先のインターホンを押すと、待っていたとばかりにドアがすぐに開かれた。
「いらっしゃい、和海君。待ってたのよ」
真っ先に出迎えてくれた理美は、口調こそ落ち着いているものの、やはりどこか浮足立っている様子だった。
「とにかく入って。あの人も待ってるわ」
南條に挨拶させる隙を一切与えず、中に入るように促してくる。
南條は少しばかり躊躇いつつ、だが、呑気に構える気にもなれず、黙って理美に従った。
通されたリビングでは、理美の言う通り、貴雄がローテーブルの前で座って待機していた。貴雄は理美以上に気が動転しているようで、南條を見るなり、「和海君」と縋るように名前を口にしながら立ち上がった。
「いったい何があったんですか? まずは詳しく聴かせて下さい」
内心は貴雄に負けず劣らず落ち着かないものの、自分まであからさまに動揺するわけにはいかないと思い、南條は努めて冷静に訊ねた。
「そ、そうだね」
貴雄もさすがに頭を冷やした方がいいと気付いたのか、数回呼吸をくり返してから、南條に席を勧めて自らも座り直した。
「それで、本家からは何と?」
未だにソワソワした様子の貴雄に、南條は改めて質問する。
貴雄は顎を擦り、少しばかり考える仕草を見せてから、「実は」と訥々と語り出した。
「朝霞――俺の姪から、『みいちゃんはこちらでお預かりします』と。あ、〈みいちゃん〉と言うのは美咲の愛称なんだけどね。まあ、そんなことはどうでもいい。問題はこれからなんだ。
どうやら兄は、遠縁の娘さんにまで手を出したとか……。しかも、何の因果か、美咲とその子は友達らしい。俺もその子のことは知っていたが、情けないことに、美咲と友達だということは全く知らなかった。理美は知っていたらしいけど。だから、朝霞から聴いて仰天してしまって……」
貴雄の話は要領を得ない。南條は少々苛立ちを覚えたが、その〈遠縁の娘さん〉なる存在も何か意味があるのだろうと思い、黙って耳を傾ける。
貴雄は続けた。
「とにかく、本家側では『預かる』などと言っているけど、美咲の性格上、すんなりと了承したとはとても思えない。いや、了承するしない以前に強硬手段を取ったと考えた方が自然だ。
自分の身内を悪く言うことはしたくないが、兄は非常に狡猾な人だ。現に、こっちへの連絡も朝霞を使わせた。俺が朝霞に甘いのを見越してだろうね。それを分かっていながら、俺は何も言えなかった……」
そこまで言うと、貴雄は口惜しそうに唇を噛み締める。オドオドしているだけのようでも、心の中では無力な自らを恥じているのだろう。
「仕方ないわ……」
貴雄が話し終えたタイミングで、理美がお茶と和生菓子を持って現れた。それぞれの前に、お茶の満たされた湯飲みと菓子を並べると、理美は貴雄の隣に正座し、南條に視線を向けた。
「私だって、アサちゃんが相手じゃ『否』とは言えないもの……。
けど、アサちゃんも気の毒よ。実の父親に都合良く利用されるばかりで……。本音を言えば、アサちゃんをこっちで引き取りたかったぐらい。ただ、アサちゃん本人がそれを望まない限り、無理矢理連れて来るわけにもいかないものね……」
理美は哀しげに笑い、肩を竦める。
南條は神妙な面持ちで話を聴きながら、改めて、藍田本家の存在について考えた。
藍田史孝という男は一筋縄ではいかない。それは、漠然とではあるが感じた。何より、自分の実の娘を利用するという時点で人間らしさに欠けている。
「――そういえば」
貴雄がポツリと口を開いた。
「もうじき、博和さんの十五回忌だね……」
貴雄から博和の名前が出てきたことで、南條の心臓はドクンと跳ね上がった。急に何を言い出すのかと、南條は眉間に深い皺を刻む。
貴雄は少々気まずそうに、しかし、ゆったりと言葉を紡いだ。
「博和さんは最期まで正義を貫いた。臆病風に吹かれてばかりの俺とは違って、恐れもせず、兄に真っ向から対抗し続けた。自分の息子――君が辛い宿命を背負って生まれてきたことを全て承知だったからこそ、君を守ろうと必死だったんだろう。同時に、のちに生まれた俺達の娘のことも……」
貴雄はお茶で口を湿らせ、小さく息を吐いてから続けた。
「君や博和さんと違って、俺には何の力もない。こうして、娘が無事でいてくれることを祈ることが精いっぱいだ。和海君には非常に情けない親父に映るだろうが、俺は君が頼りだからこそ、美咲を守り、救ってほしいと思ってるんだ……」
居住まいを正したかと思うと、南條に向けて、貴雄が土下座してきた。これには仰天させられた。
今朝から――いや、昨晩、美咲を家まで送り届けてからずっと胸騒ぎが続いていた。
本当は、南條が自ら動き、美咲の側にいたかった。だが、南條も普段は仕事をしているし、どんな運命の悪戯か、今日に限って朝から多忙を極めていた。
考えた末、雅通に伝言を託した。意味も分からぬまま南條に命じられた雅通は、案の定、怪訝そうに首を捻っていたが、南條自身も胸騒ぎの原因が分からなかったのだから説明のしようがない。
その後、雅通はどのような形で美咲に伝言を伝えたかは知らない。もしかしたら、美咲もただ、戸惑うばかりだっただろう。
(まさか、こんなことに……)
南條はハンドルを握りながら、苦虫を噛み潰した心地で顔をしかめる。美咲を守ることが自らの使命なのだと強く誓いを立てていたのに、こうもやすやすと奪われてしまうとは。
しかし、考え方を変えると、何故、今頃になって藍田本家が動き出したのかが不思議だ。まだ、桜姫が完全に覚醒していないなら、いつでも美咲を消すチャンスはあった。それなのに、手を下すどころか、今回のように本家に連れ去る素振りも全く見せなかった。
(どういうことだ……?)
南條は考えを巡らすも、当然、答えなど出てくるはずがない。
ふと、父親の博和が言っていた言葉が脳裏に浮かんだ。
藍田本家こそ、真の鬼の巣窟だ――
確か、南條がまだ小学校に行っていたぐらいの頃だっただろうか。まだ、今の霊力が覚醒しておらず、そして幼かったこともあって、博和が口にした言葉の意味を理解出来ずにいたが、中学三年の頃、父が不慮の死を遂げたあとで全てが分かることとなった。
教えてくれたのは他でもない、自身も本家の血を引く藍田貴雄だった。
貴雄は次男で、元来が穏やかで優しい性格だから、本家――殊に長兄で本家当主でもある藍田史孝の手段を選ばない強引なやり方に着いていけなかったという。ただ、藍田家では当主が絶対的な存在であるため、当主から命を下されれば、異を唱えることは決して許されない。
まだ五歳だった美咲を本家に預けることになったのも、貴雄の意思ではなく、前当主だった彼の父親に望まれたからだ。救いだったのは、両親――美咲にとっては祖父母――が美咲を心から可愛いと想ってくれていたことだろう。美咲が、桜姫の魂を受け継いでいると分かっていても、だ。
(あいつは、幸せな環境で育ったんだな……)
切羽詰まった状況にありながら、南條は、初めて美咲と顔を合わせ、会話を交わしたことを想い出しながら微笑する。
美咲は、喜怒哀楽の感情を包み隠すことなくはっきりと出す。腹が立てば噛み付かんばかりに怒りを露わにし、嬉しければ、心の奥から幸せそうに笑う。
南條は対照的に、感情的になることがあまりない。もちろん、人間だから無感動ということはないが、それでも、美咲と比べると無愛想だし口も重い。軽口を叩く男よりはいいというようなことを、美咲は南條に告げてきたが。
(でも、もう少し美咲を楽しい気持ちにさせられたら……)
とは言え、肝心の美咲が無事に奪還出来るとは考え難い。博和が『真の鬼の巣窟』だと表現していたぐらいだから、示談だけでは無理だろう。むしろ、何か危険な罠が仕掛けられている可能性も充分にあり得る。
(いや、何があろうとも美咲は絶対に救うべきだ。いや、救ってやる)
南條は強く思い、アクセルを踏み込んだ。
◆◇◆◇
藍田家に着いたのは、連絡を受けてから二十分ほどしてからだった。一台分空いている駐車スペースにバックで車を入れ、降りてから玄関先のインターホンを押すと、待っていたとばかりにドアがすぐに開かれた。
「いらっしゃい、和海君。待ってたのよ」
真っ先に出迎えてくれた理美は、口調こそ落ち着いているものの、やはりどこか浮足立っている様子だった。
「とにかく入って。あの人も待ってるわ」
南條に挨拶させる隙を一切与えず、中に入るように促してくる。
南條は少しばかり躊躇いつつ、だが、呑気に構える気にもなれず、黙って理美に従った。
通されたリビングでは、理美の言う通り、貴雄がローテーブルの前で座って待機していた。貴雄は理美以上に気が動転しているようで、南條を見るなり、「和海君」と縋るように名前を口にしながら立ち上がった。
「いったい何があったんですか? まずは詳しく聴かせて下さい」
内心は貴雄に負けず劣らず落ち着かないものの、自分まであからさまに動揺するわけにはいかないと思い、南條は努めて冷静に訊ねた。
「そ、そうだね」
貴雄もさすがに頭を冷やした方がいいと気付いたのか、数回呼吸をくり返してから、南條に席を勧めて自らも座り直した。
「それで、本家からは何と?」
未だにソワソワした様子の貴雄に、南條は改めて質問する。
貴雄は顎を擦り、少しばかり考える仕草を見せてから、「実は」と訥々と語り出した。
「朝霞――俺の姪から、『みいちゃんはこちらでお預かりします』と。あ、〈みいちゃん〉と言うのは美咲の愛称なんだけどね。まあ、そんなことはどうでもいい。問題はこれからなんだ。
どうやら兄は、遠縁の娘さんにまで手を出したとか……。しかも、何の因果か、美咲とその子は友達らしい。俺もその子のことは知っていたが、情けないことに、美咲と友達だということは全く知らなかった。理美は知っていたらしいけど。だから、朝霞から聴いて仰天してしまって……」
貴雄の話は要領を得ない。南條は少々苛立ちを覚えたが、その〈遠縁の娘さん〉なる存在も何か意味があるのだろうと思い、黙って耳を傾ける。
貴雄は続けた。
「とにかく、本家側では『預かる』などと言っているけど、美咲の性格上、すんなりと了承したとはとても思えない。いや、了承するしない以前に強硬手段を取ったと考えた方が自然だ。
自分の身内を悪く言うことはしたくないが、兄は非常に狡猾な人だ。現に、こっちへの連絡も朝霞を使わせた。俺が朝霞に甘いのを見越してだろうね。それを分かっていながら、俺は何も言えなかった……」
そこまで言うと、貴雄は口惜しそうに唇を噛み締める。オドオドしているだけのようでも、心の中では無力な自らを恥じているのだろう。
「仕方ないわ……」
貴雄が話し終えたタイミングで、理美がお茶と和生菓子を持って現れた。それぞれの前に、お茶の満たされた湯飲みと菓子を並べると、理美は貴雄の隣に正座し、南條に視線を向けた。
「私だって、アサちゃんが相手じゃ『否』とは言えないもの……。
けど、アサちゃんも気の毒よ。実の父親に都合良く利用されるばかりで……。本音を言えば、アサちゃんをこっちで引き取りたかったぐらい。ただ、アサちゃん本人がそれを望まない限り、無理矢理連れて来るわけにもいかないものね……」
理美は哀しげに笑い、肩を竦める。
南條は神妙な面持ちで話を聴きながら、改めて、藍田本家の存在について考えた。
藍田史孝という男は一筋縄ではいかない。それは、漠然とではあるが感じた。何より、自分の実の娘を利用するという時点で人間らしさに欠けている。
「――そういえば」
貴雄がポツリと口を開いた。
「もうじき、博和さんの十五回忌だね……」
貴雄から博和の名前が出てきたことで、南條の心臓はドクンと跳ね上がった。急に何を言い出すのかと、南條は眉間に深い皺を刻む。
貴雄は少々気まずそうに、しかし、ゆったりと言葉を紡いだ。
「博和さんは最期まで正義を貫いた。臆病風に吹かれてばかりの俺とは違って、恐れもせず、兄に真っ向から対抗し続けた。自分の息子――君が辛い宿命を背負って生まれてきたことを全て承知だったからこそ、君を守ろうと必死だったんだろう。同時に、のちに生まれた俺達の娘のことも……」
貴雄はお茶で口を湿らせ、小さく息を吐いてから続けた。
「君や博和さんと違って、俺には何の力もない。こうして、娘が無事でいてくれることを祈ることが精いっぱいだ。和海君には非常に情けない親父に映るだろうが、俺は君が頼りだからこそ、美咲を守り、救ってほしいと思ってるんだ……」
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