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Case93.叶わぬ願い③
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運命の日がやって来た。
小夜は朝から上機嫌で、両親に何を言われても、特に気にならなかった。
「またどこか行くの?」
「夜には帰ってきますから。」
夕方ごろに家を出た小夜は、由花との待ち合わせ場所・・・学校近くの古びたバス停に走った。既に由花は到着しており、小夜が来たのを見るなり、嬉しそうに手を振った。
「短冊持ってきた?」
「もちろん!」
2人はベンチに座り、話をした。今日までのこと、これからのこと・・・。数時間話していると、少しずつ日が暮れてきた。
「じゃあ、そろそろ交換しますか。」
「ええ。」
2人が互いの鞄に手を伸ばした、その時だった。
「危ない!」
「由花⁉︎」
突然、由花が小夜を突き飛ばしたのだ。小夜はベンチからずり落ちて地面に倒れ込み、痛む体を押さえながら由花を見た。
「え・・・?」
あの日、あの瞬間の光景を、小夜は一生忘れることはできなかった。
彼女の目の前が真っ赤に染まり、由花は地面に倒れた。胸から大量に血が出ており、道の端で銃弾が転がる音がした。
「由・・花・・・?嘘・・・。な・・何で・・・・」
「小夜・・・。逃げ・・て・・・」
混乱する小夜の前に、大柄な男ーーー早乙女佑月が歩いてきた。状況を把握するなり、舌打ちをして倒れている由花を見た。
「こんなガキに気づかれるとはな。私もヤキが回ったものだ。」
小夜は震えながら早乙女を見た。
「・・・どうして・・彼女を・・・」
「勘違いするな。私が狙っていたのは貴様だ、天宮小夜。このガキが勘づいてお前を庇ったから、こんなことになっただけのこと。」
(標的?庇った?じゃあ、由花は・・・私の代わりに撃たれたの?この男は・・何?誰?どうして、由花を撃ったの?いいえ・・・撃たれるべきは、死ぬべきは、私だった。でも・・彼女は、私を庇って、撃たれて・・・?)
小夜は混乱していた。目の前の男が何者なのか、自分を狙った理由は何なのか、そんなことは彼女にとってどうでも良かった。
彼女にとって重要なのは、親友の由花が、己の代わりに撃たれた。ただそれだけだった。
「そう焦らずとも、すぐにそのガキと同じ運命を辿らせてやる。あの世で仲良くやればいい。私にとっては、1人殺すのも、2人殺すのも、変わらない。」
銃口が向けられているのに、小夜は一歩も動けなかった。
そして、引き金が引かれるか否かの、その瞬間、よく通る声が聞こえた。
「小夜!」
その声で、小夜は正気に戻った。玲央がこちらに向かって走って来ている。仕事の途中だったのだろう。彼は懐から拳銃を出し、小夜と早乙女の間に1発、撃った。
「サツか・・・面倒な。」
「2人とも絶対にそこから動くな‼︎」
玲央は、早乙女と向かい合い、銃を向け合った。と言っても、彼は2人から少し離れた位置におり、銃弾が届くギリギリの位置だった。
「警察官に人が撃てるか?」
「今はそんなこと考えていられないんだよ。」
2人は同時に発砲した。そして、玲央は左腕に、早乙女は左目に傷を負った。
「玲央さん!」
玲央は小夜の呼びかけには応じず、銃を持ったまま走り、早乙女を蹴り飛ばした。彼は受け身を取りながら後退り、銃弾で切れた目蓋を押さえている。
「玲央と言ったな・・・覚えていろ。この借りは、必ず返す。貴様らの命、いずれ貰い受けるぞ。」
「やれるものならやってみなよ。」
早乙女が去った後、小夜はわずかに息をしている由花を抱きしめた。由花は口から血を流しながら、苦しげな息遣いで話す。
「はは・・変な男だったね・・・。悪役みたいな台詞・・残して行っちゃってさ。」
「喋らないで!傷が開くわ!今、救急車を・・・」
スマートフォンを取り出そうとした小夜の腕を由花が掴んだ。弱々しい力だった。
「無駄だよ。あたしは・・・もう助からない。心臓を撃たれた・・血も・・・こんなに流れてる。死なないことは、まずあり得ない。」
「そんなはずない‼︎何か・・何か手があるかもしれないじゃない!」
小夜の叫びに、由花は首を横に振った。玲央を見て、彼女は言う。
「玲央さんなら・・分かるでしょ?あたしが助かるかどうか・・・くらい。」
玲央は何も言わなかった。彼の沈黙が、由花の言葉を肯定していた。
「どうして私を庇ったの⁉︎死ぬべき人間は、私だった!私が死ぬはずだったのに!」
「・・・・見捨てるなんて・・できなかった。だって・・親友、だから。」
「そんなこと・・・!私にとっても、あなたは親友なのよ⁉︎あなたが私を庇っても、私は“生き残って良かった”、だなんて思えない‼︎あなたと・・一緒に生きたいの!」
由花は笑うだけだった。彼女の顔には、怒りも、恐怖もない。彼女は心の底から、小夜を庇ったことを誇りに思っているのだ。
「それ・・・あたしの鞄、取って。願い事・・見せっこしよう?」
小夜は涙を流しながら2人分の鞄を取った。彼女は短冊を取り出し、由花に見せる。すると、由花は嬉しそうに、歯を見せて笑った。
「へえ・・・こんな事ってあるんだ。見て・・小夜。あたしたちの願い事・・・同じだよ。」
「え・・・。」
小夜は由花の短冊を見た。そこには、“小夜が幸せになりますように”。それだけが書かれていた。
そして、小夜の短冊には、“由花が幸せになりますように”。と書かかれていたのだ。
「もう・・・限界だね・・・・。小夜・・ありがとう。あたし、幸せだった。」
「待って・・待って‼︎嫌よ、行かないで!あなたなしで、私これからどうすればいいの⁉︎」
「大丈夫、だよ。小夜は・・・あたし以外にも支えてくれる人がたくさんいる。それに人は・・・いつか“死”という形で別れるんだ。それが、少し早まっただけ・・・。悲しむことなんて・・何もない。」
小夜は何も言えなかった。溢れる涙が止まらず、視界がぼやけているのが分かった。そんな中、由花は苦しげな表情をしている玲央を見て、声を絞り出した。
「約束・・して欲しい。」
もう何も言わないでくれと言いたかったが、笑う由花を拒めず、玲央は尋ねた。
「・・・・何・・・?」
「いつか・・・小夜の前に大切な人が現れて、小夜のことを聞いた時・・あたしのことは、何も言わないで欲しい。何も言わないで・・・小夜を守って欲しい。」
「どうして・・・君のことを伏せる必要が?小夜にとって、大切な存在じゃないか。」
由花はわずかに頷き、掠れるような、しかし強い意志を秘めた声で言った。
「悩んで欲しくないんだ・・・小夜にも、小夜を大切にする人にも。あたしのことが引っかかったりして、小夜から離れて行ったり、関係が崩れたりして欲しくない・・・。だから・・・・。」
玲央は何も言えなかった。こんな時、死の間際になっても、なお友を思う。由花の真っ直ぐで、暖かい心が、今の彼には信じられなかった。
「ほら・・小夜・・・。天の川、見えるよ。本当、綺麗・・・。1人で見る時とは、全然違う。こんな綺麗な景色を見ながら、親友の側で死ねるなんて・・あたしは、幸せ・・者・・・。」
それが最期の言葉だった。
天に手を伸ばし、星を見つめていた由花の手はゆっくりと地面に落ち、彼女は穏やかな笑みを浮かべたまま、静かに息を引き取った。
「由花・・・?嘘・・嘘よ!こんなこと・・・あり得ない!どうして、あなたが死ななきゃいけないの⁉︎何の罪もない・・・あなたが!」
小夜は服が汚れるのも構わず、由花に抱きついた。彼女の温もりは、もうない。優しい笑顔も、温かい言葉も、もう、何もない。
“月城由花”という人間は、今、この時、死んでしまった。2度と、戻りはしないのだ。
「・・・・こんなことになるくらいなら・・もう、何もいらない。友人も、愛も、何も・・・!」
小夜は朝から上機嫌で、両親に何を言われても、特に気にならなかった。
「またどこか行くの?」
「夜には帰ってきますから。」
夕方ごろに家を出た小夜は、由花との待ち合わせ場所・・・学校近くの古びたバス停に走った。既に由花は到着しており、小夜が来たのを見るなり、嬉しそうに手を振った。
「短冊持ってきた?」
「もちろん!」
2人はベンチに座り、話をした。今日までのこと、これからのこと・・・。数時間話していると、少しずつ日が暮れてきた。
「じゃあ、そろそろ交換しますか。」
「ええ。」
2人が互いの鞄に手を伸ばした、その時だった。
「危ない!」
「由花⁉︎」
突然、由花が小夜を突き飛ばしたのだ。小夜はベンチからずり落ちて地面に倒れ込み、痛む体を押さえながら由花を見た。
「え・・・?」
あの日、あの瞬間の光景を、小夜は一生忘れることはできなかった。
彼女の目の前が真っ赤に染まり、由花は地面に倒れた。胸から大量に血が出ており、道の端で銃弾が転がる音がした。
「由・・花・・・?嘘・・・。な・・何で・・・・」
「小夜・・・。逃げ・・て・・・」
混乱する小夜の前に、大柄な男ーーー早乙女佑月が歩いてきた。状況を把握するなり、舌打ちをして倒れている由花を見た。
「こんなガキに気づかれるとはな。私もヤキが回ったものだ。」
小夜は震えながら早乙女を見た。
「・・・どうして・・彼女を・・・」
「勘違いするな。私が狙っていたのは貴様だ、天宮小夜。このガキが勘づいてお前を庇ったから、こんなことになっただけのこと。」
(標的?庇った?じゃあ、由花は・・・私の代わりに撃たれたの?この男は・・何?誰?どうして、由花を撃ったの?いいえ・・・撃たれるべきは、死ぬべきは、私だった。でも・・彼女は、私を庇って、撃たれて・・・?)
小夜は混乱していた。目の前の男が何者なのか、自分を狙った理由は何なのか、そんなことは彼女にとってどうでも良かった。
彼女にとって重要なのは、親友の由花が、己の代わりに撃たれた。ただそれだけだった。
「そう焦らずとも、すぐにそのガキと同じ運命を辿らせてやる。あの世で仲良くやればいい。私にとっては、1人殺すのも、2人殺すのも、変わらない。」
銃口が向けられているのに、小夜は一歩も動けなかった。
そして、引き金が引かれるか否かの、その瞬間、よく通る声が聞こえた。
「小夜!」
その声で、小夜は正気に戻った。玲央がこちらに向かって走って来ている。仕事の途中だったのだろう。彼は懐から拳銃を出し、小夜と早乙女の間に1発、撃った。
「サツか・・・面倒な。」
「2人とも絶対にそこから動くな‼︎」
玲央は、早乙女と向かい合い、銃を向け合った。と言っても、彼は2人から少し離れた位置におり、銃弾が届くギリギリの位置だった。
「警察官に人が撃てるか?」
「今はそんなこと考えていられないんだよ。」
2人は同時に発砲した。そして、玲央は左腕に、早乙女は左目に傷を負った。
「玲央さん!」
玲央は小夜の呼びかけには応じず、銃を持ったまま走り、早乙女を蹴り飛ばした。彼は受け身を取りながら後退り、銃弾で切れた目蓋を押さえている。
「玲央と言ったな・・・覚えていろ。この借りは、必ず返す。貴様らの命、いずれ貰い受けるぞ。」
「やれるものならやってみなよ。」
早乙女が去った後、小夜はわずかに息をしている由花を抱きしめた。由花は口から血を流しながら、苦しげな息遣いで話す。
「はは・・変な男だったね・・・。悪役みたいな台詞・・残して行っちゃってさ。」
「喋らないで!傷が開くわ!今、救急車を・・・」
スマートフォンを取り出そうとした小夜の腕を由花が掴んだ。弱々しい力だった。
「無駄だよ。あたしは・・・もう助からない。心臓を撃たれた・・血も・・・こんなに流れてる。死なないことは、まずあり得ない。」
「そんなはずない‼︎何か・・何か手があるかもしれないじゃない!」
小夜の叫びに、由花は首を横に振った。玲央を見て、彼女は言う。
「玲央さんなら・・分かるでしょ?あたしが助かるかどうか・・・くらい。」
玲央は何も言わなかった。彼の沈黙が、由花の言葉を肯定していた。
「どうして私を庇ったの⁉︎死ぬべき人間は、私だった!私が死ぬはずだったのに!」
「・・・・見捨てるなんて・・できなかった。だって・・親友、だから。」
「そんなこと・・・!私にとっても、あなたは親友なのよ⁉︎あなたが私を庇っても、私は“生き残って良かった”、だなんて思えない‼︎あなたと・・一緒に生きたいの!」
由花は笑うだけだった。彼女の顔には、怒りも、恐怖もない。彼女は心の底から、小夜を庇ったことを誇りに思っているのだ。
「それ・・・あたしの鞄、取って。願い事・・見せっこしよう?」
小夜は涙を流しながら2人分の鞄を取った。彼女は短冊を取り出し、由花に見せる。すると、由花は嬉しそうに、歯を見せて笑った。
「へえ・・・こんな事ってあるんだ。見て・・小夜。あたしたちの願い事・・・同じだよ。」
「え・・・。」
小夜は由花の短冊を見た。そこには、“小夜が幸せになりますように”。それだけが書かれていた。
そして、小夜の短冊には、“由花が幸せになりますように”。と書かかれていたのだ。
「もう・・・限界だね・・・・。小夜・・ありがとう。あたし、幸せだった。」
「待って・・待って‼︎嫌よ、行かないで!あなたなしで、私これからどうすればいいの⁉︎」
「大丈夫、だよ。小夜は・・・あたし以外にも支えてくれる人がたくさんいる。それに人は・・・いつか“死”という形で別れるんだ。それが、少し早まっただけ・・・。悲しむことなんて・・何もない。」
小夜は何も言えなかった。溢れる涙が止まらず、視界がぼやけているのが分かった。そんな中、由花は苦しげな表情をしている玲央を見て、声を絞り出した。
「約束・・して欲しい。」
もう何も言わないでくれと言いたかったが、笑う由花を拒めず、玲央は尋ねた。
「・・・・何・・・?」
「いつか・・・小夜の前に大切な人が現れて、小夜のことを聞いた時・・あたしのことは、何も言わないで欲しい。何も言わないで・・・小夜を守って欲しい。」
「どうして・・・君のことを伏せる必要が?小夜にとって、大切な存在じゃないか。」
由花はわずかに頷き、掠れるような、しかし強い意志を秘めた声で言った。
「悩んで欲しくないんだ・・・小夜にも、小夜を大切にする人にも。あたしのことが引っかかったりして、小夜から離れて行ったり、関係が崩れたりして欲しくない・・・。だから・・・・。」
玲央は何も言えなかった。こんな時、死の間際になっても、なお友を思う。由花の真っ直ぐで、暖かい心が、今の彼には信じられなかった。
「ほら・・小夜・・・。天の川、見えるよ。本当、綺麗・・・。1人で見る時とは、全然違う。こんな綺麗な景色を見ながら、親友の側で死ねるなんて・・あたしは、幸せ・・者・・・。」
それが最期の言葉だった。
天に手を伸ばし、星を見つめていた由花の手はゆっくりと地面に落ち、彼女は穏やかな笑みを浮かべたまま、静かに息を引き取った。
「由花・・・?嘘・・嘘よ!こんなこと・・・あり得ない!どうして、あなたが死ななきゃいけないの⁉︎何の罪もない・・・あなたが!」
小夜は服が汚れるのも構わず、由花に抱きついた。彼女の温もりは、もうない。優しい笑顔も、温かい言葉も、もう、何もない。
“月城由花”という人間は、今、この時、死んでしまった。2度と、戻りはしないのだ。
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