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書いた部分を最後まで読んでもらうのためには
強いか弱いか、はっきりしよう
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気になるのが「史上最弱無能な僕」が、ガツガツ勝っていく展開。
書き手として、分かるんですよねえ、「最弱」とかの箔をつけたい気持ち。
ですが、読者様としては、どうでしょうか。
とりあえず、王道は、弱い主人公が、努力と根性で強くなっていく展開。
何度倒れても立ち上がって、ついには、というヤツですね。
ただ、次々と強い敵が現れて、力のインフレが止まりません。
この展開を破ったのが、俺TUEEEE!
主人公が最強で、ばったばたと敵を薙ぎ倒します。
メリットは、爽快感。
デメリットは、飽きられやすいので、戦闘と勝利以外をどうヒネリのある展開にしていくのかが、難しいです。
ところが、アッサリ負けて、努力や小手先、最悪は「本気を出していなかった」とかで、アッサリ勝利。
努力しては、王道と変わらないですし、小手先では読者様がっかり、本気じゃなかったは、今後ピンチになっても「どうせまた」と読者様は諦めてしまいます。
そもそも、「意外」な勝ち方で勝っては、俺TUEEEEE!ではないのです。
その逆パターンで、最弱が、という展開。
メリットは、王道に比べての更なるハンデに、一般人である我々は、感情移入しやすいことが多い。そして、どう勝っていくかに期待してもらえる。
デメリットは、「意外の匙加減は、意外と難しい」でも書きましたが、どうやって勝つのかが、予想の範疇ではガッカリ、予想外過ぎてはグッタリ、ヒネリのある展開にしていくのかが、難しいです。
ところが、アッサリと能力や武術を開眼させたり、アイテムや技術を入手して勝利。
(まあ、最近は、ホットスタートが好まれますので)
気がつけば、重要なギミックであったはずの制限とか制約もご都合展開で、辻褄合わせで有耶無耶。
そもそも、その流派を修められる時点で才能あるだろ、とか。
更なるパターン破り?
それも結構。
ただ、それを読者様が期待している、のかを考える必要があります。
自分が、「俺TUEEEEEEE!」を読みたくて、お金を出して買ったな書籍が、コソコソ根回しすることで、戦闘を回避する「最強」の話だったら?
もったいないので最後まで読んで、意外に面白かったら、次もあるかもしれません。
しかし、無料のネット小説では(以下略)
ヒネリ過ぎた展開で、最強がメンタル弱かったり、最弱が能天気だったりする、と書き手と読者様の歯車を咬み合わせるのが、非常に難しくなってくるでしょう。
ニーズがニッチになってくるからです。
ただ、俺TUEEE!も最弱も、これほど大きなニーズがあるとは思われていなかったのですから、発掘の余地はあるのかもしれません。
ただ、「誰も書いたことのないオリジナリティー溢れる物語を書く方法は、考察に値しない」ので(以下略)
要約する、と「強いか弱いか、はっきりしよう」でした。
書き手として、分かるんですよねえ、「最弱」とかの箔をつけたい気持ち。
ですが、読者様としては、どうでしょうか。
とりあえず、王道は、弱い主人公が、努力と根性で強くなっていく展開。
何度倒れても立ち上がって、ついには、というヤツですね。
ただ、次々と強い敵が現れて、力のインフレが止まりません。
この展開を破ったのが、俺TUEEEE!
主人公が最強で、ばったばたと敵を薙ぎ倒します。
メリットは、爽快感。
デメリットは、飽きられやすいので、戦闘と勝利以外をどうヒネリのある展開にしていくのかが、難しいです。
ところが、アッサリ負けて、努力や小手先、最悪は「本気を出していなかった」とかで、アッサリ勝利。
努力しては、王道と変わらないですし、小手先では読者様がっかり、本気じゃなかったは、今後ピンチになっても「どうせまた」と読者様は諦めてしまいます。
そもそも、「意外」な勝ち方で勝っては、俺TUEEEEE!ではないのです。
その逆パターンで、最弱が、という展開。
メリットは、王道に比べての更なるハンデに、一般人である我々は、感情移入しやすいことが多い。そして、どう勝っていくかに期待してもらえる。
デメリットは、「意外の匙加減は、意外と難しい」でも書きましたが、どうやって勝つのかが、予想の範疇ではガッカリ、予想外過ぎてはグッタリ、ヒネリのある展開にしていくのかが、難しいです。
ところが、アッサリと能力や武術を開眼させたり、アイテムや技術を入手して勝利。
(まあ、最近は、ホットスタートが好まれますので)
気がつけば、重要なギミックであったはずの制限とか制約もご都合展開で、辻褄合わせで有耶無耶。
そもそも、その流派を修められる時点で才能あるだろ、とか。
更なるパターン破り?
それも結構。
ただ、それを読者様が期待している、のかを考える必要があります。
自分が、「俺TUEEEEEEE!」を読みたくて、お金を出して買ったな書籍が、コソコソ根回しすることで、戦闘を回避する「最強」の話だったら?
もったいないので最後まで読んで、意外に面白かったら、次もあるかもしれません。
しかし、無料のネット小説では(以下略)
ヒネリ過ぎた展開で、最強がメンタル弱かったり、最弱が能天気だったりする、と書き手と読者様の歯車を咬み合わせるのが、非常に難しくなってくるでしょう。
ニーズがニッチになってくるからです。
ただ、俺TUEEE!も最弱も、これほど大きなニーズがあるとは思われていなかったのですから、発掘の余地はあるのかもしれません。
ただ、「誰も書いたことのないオリジナリティー溢れる物語を書く方法は、考察に値しない」ので(以下略)
要約する、と「強いか弱いか、はっきりしよう」でした。
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