逆ぎれ馬鹿王太子に自分が馬鹿だと認めさせて処刑。娼婦を見下していた妹は娼婦にしてあげざまぁ(笑)聖女の私は聡明伯爵に愛されハッピーエンド

 「ジスレーヌ、お前に婚約破棄を告げてやる」
  「馬鹿は貴方だけれど。説明して欲しいわ」
 あ、馬鹿って言っちゃた。
 「俺様が馬鹿だとっ!」
  「ええ、貴方は馬鹿よ」
 「俺様は真実の愛に目覚めたんだ」
 「お姉様、聖女には私の方が相応しいのよ」
 「お姉様って地味でブスで根暗だもの」
 「私の方が聖女としても女としても王太子妃としても相応しいわ」
 逆ぎれするクズ馬鹿王太子に己が馬鹿であると認めさせてから処刑する事にしました。
善行すると気分がいいわね。
私は聖女だもの。
 馬鹿王太子を処刑されて逆恨みした国王陛下は私に八つ当たりの公開拷問処刑をしようとしました。
 逞しく聡明なレオポール伯爵が3万の兵を連れて私を助けてくれました。
 国王陛下を処刑し王城を占拠。
私の物を奪おうとする妹は見下していた娼婦にしてあげました。ざまぁ(笑)
娼婦を見下すのはよくないわ。
貴方に娼婦が務まるかしら。
レオポール伯爵に求愛されました。
 「お前は美しく優秀な聖女だ。ずっとお前の事が欲しかった」
 逆らうクズ貴族どもは粛清しレオポールはインヨベリア王に私は王妃になり
いつまでも愛し合い幸せに暮らしました。
ハッピーエンド。
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