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B介

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ネフェリア、学園編

熱い包容

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「ネフェリア!見て!ジャーン!」

本日の閨はカウディリアン。


ベッドで本を読んでいると、風呂上がりのカウディリアンが満面の笑みでぬいぐるみを抱えていた。


「豹?」

黄色の大きな身体にマダラ模様、やはり瞳はカウディリアンの金色。

「違う!それだとキリウスと色違いになるじゃないか!チーターだ!俺の身長と同じだよ?」


ボフッとチーターとカウディリアンに抱きしめられた。

クン…

「いい香り…カウディリアン様の香りだ。」


「ああ、俺の香水を振りかけた!ずっと、ぬいぐるみが羨ましくてな、中々身長と同じが無かったから作るのに時間かかってな。」


嬉しそうなカウディリアンのお尻に尻尾が見えた。


「ふふっ!ありがとうございます!」


カウディリアンの可愛さに胸がキュンッとして、自然と笑みが溢れる。


「あー!!可愛い!俺をどうする気だ!ネフェリア!」

スリスリと赤い顔したカウディリアンに頬ずりをされ、そのままベッドに倒された。


「カウディリアン様…!」


「昔のように…カウディと…。」


おでこにキスされ、真っ赤になるネフェリア。

「か、カウディ様…。」

「カウディだ。」

今度は頬に。


「カウディ…ん!!」

唇を貪られ、吐息が漏れる。

「はぁ…ネフェリア…。ネフェリアは家族になんて、呼ばれていた?」


キスの合間に甘く囁かれ、熱くなり頭で必死に考える。


「よ、幼少期は…ネフィと…ん!あっ…」

ペロッと首筋を舐められ、ピクッと身体が反応する。


「ネフィ…ネフィ…!!」


熱い舌が首筋から鎖骨をたどり、また唇を貪られる。


「ん!…」  

熱い舌に翻弄されながら答えるように、カウディリアンの背に腕を回す。


角度を変え、何度も訪れるキスに、ネフェリアも夢中で舌を絡めた。


「カウディ…」

ネフェリアの甘い吐息に包まれた自分の名に、熱く流れる血潮が一箇所に集中する。


ゴリッとネフェリアのお腹に食い込む硬いカウディリアンのモノに、カッとネフェリアはより顔を熱くする。

「カウディ…様!」

「ネフィが可愛いせいだよ…。」


カウディリアンは、ハア…と大きく息を吐き、着ていたガウンの前をはだけさせた。


現れた男の象徴に、ネフェリアの喉がコクリと動く。


「何?興奮した?」

ネフェリアの様子にニヤッと笑うカウディリアンはいつもと違い、意地悪に思えた。


髪を掻き上げる仕草に色気を感じ、本当に同じ歳かと疑いたくなる。


「ち、違います!」

プイッと横を向くと、シュルッと衣擦れの音がする。


「なっ!?」

気付いた時には、自分の目の前のガウンもはだけていた。


「カウディ様!」

「カウディ…。」

言い方を直され、また唇を塞がれた。


キスの合間に、必死に息をすると、まさかの自分のアソコに手の感触がして、ギョッと目を見開き、慌ててカウディリアンの分厚い胸板を押すがびくともしない。

包まれた温もりに意識がいき、ネフェリアのソコも意思を持ち始めた。


「カウディ様!?アッ!!」

唇が離れたと同時に、名前を呼ぶが、ギュッと強く握り込まれた。

「カウディ」

「ハアッ…カウディ…」

刺激に目を細めながら、潤む瞳でカウディリアンを見ると、満足気に笑みを浮かべ、力を緩めてくれた。


「俺は、遅れて候補者になった…少し兄達より先にネフェリアと愛し合いたい…。ダメか?触られるの嫌か?」


先程と打って変わって、切な気な顔で見下ろされ、ネフェリア、俯きながら首を振った。

「…嫌では、ありません…。」

「そうか!!」


嬉しそうに、いつもより1トーン高い声を出し、緩やかにネフェリアのモノを手で包み、動かした。


「アッ!カウディ…!!」

「ん?気持ちいいか?」

カウディリアンもネフェリアの甘い喘ぎに興奮を含んだ声に変わる。

「ぼ、僕、1人じゃ嫌です!アアッ!カウディ…も!!」


アメジストの潤む瞳に、更に血が巡り、頭がクラクラした。

カウディの一部もより大きく主張し出す。


「グッ……ハア~…ネフェリア、兄達にそのような事を申すなよ。俺より意外と抑えがないんだから、あの2人…。」


カウディリアンはネフェリアの手を取り、自分の分身に当てた。


ドクドクと脈打つそれは破裂しそうなほど張り詰めて、熱くなっていた。

ネフェリアはあまりの事に、息すら止めて、自分が触れているモノを凝視した。


「ハア…ハア…ネフェリアの手…気持ちいいな。」

息を荒くして、うっとりとネフェリアを見つめるカウディリアンに、ドクンと、先程より自分のモノを大きくするネフェリア。


「フッ…ネフェリアも大きくなったな。俺に反応してくれるとは、嬉しいな。」


カウディリアンは自分のモノをネフェリアのモノにくっつけて、ネフェリアの手ごと、自分の手で包むと、ゆっくりと上下に動かし出した。

「ああっ!カウディ!」


「ハア…一緒にだろ?」

徐々に激しくなる手の動きと、互いの熱と、どちらかの露に濡れ、ビクビクと互いに身体を跳ねさせながら快楽に酔いしれる。

「ハアッ!アッ!ンンッ!カウディ!!」


「ネフィ!気持ちいいか!?ウッ!ハアハア…」



ネフェリアも自然と手をカウディリアンに合わせて動かし、更なる快楽を追いかける。

気付けば、どちらともなく唇を合わせて舌を夢中で絡ませていた。


「アッ!ンンッ!い、イクッ!」


「ッ!!ああ、俺も!!ネフィ!ネフィ!!」

互いの分身をギュッと強く握り、脈打ちながら、白濁を撒き散らす2人。

深い口付けと共に、熱い、熱い2人の子種の露に濡れた肌をこれでもかと言うほど押し付け、隙間のない程の包容とキスをしながら、眠りについた。


まだ熱を燻らせながら…。

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