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第24話 宮廷錬金術師フォーマルハウト
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ロイヤルスター城に到着したようだ。
薄暗くて視界が悪いけど……ここは庭らしい。
少し歩いて城内へ入ると衛兵六人に囲まれた。
これはヤバイ予感か……?
「これはこれはスピカ様ではありませんか」
「こんばんは」
「珍しいですね、こんな時間に。ご用件は?」
「宮廷錬金術師のフォーマルハウト様にお会いしたいのです」
「……なるほど。失礼ながら、そのお連れの方は?」
「カイリさんは錬金術師です。なので、フォーマルハウト様に何か学べないかとお話を伺いにいくところなのです」
「錬金術師ですか。ですが――」
「それに、彼は大切な友人であり、警護をしていただいているのです。……最近、物騒なので」
衛兵のリーダーらしき男は、あんまり納得していない風だった。だが、スピカとの信頼関係があるのか、道を通してくれた。
「分かりました。お通りください」
「ありがとうございます」
なんとか城内へ入れたな。
けど……城内の警備はさすがに厳重なんだな。
静かで広い通路を歩いていく。
庭の方に比べ、こちらはそんなに衛兵がいないな。
一階から二階へ上がって奥の部屋へ辿り着く。
「ここなのか、スピカ」
「はい、ここがフォーマルハウト様のお部屋です」
この中にヴァルハラと父さんが……。
スピカが扉をノックをする。
中から反応があって『入って』と短い返事があった。……女の声だ。
扉を開けて中へ入っていく。
すると部屋の中には――。
「ヴァルハラ、父さん!!」
二人とも無事だった。
フォーマルハウトらしき人物と対立するように向かい合っていた。ヴァルハラは人間の姿で元主を怒りの眼差しで見つめていた。
いったい、何があったんだ。
「カイリ、ここまで来てしまったのか」
「父さん! これはどういうことだ」
「……話せば長くなる。だが、話さねばならない。そうだろう、フォーマルハウト」
椅子に座り足を組む幼い少女。
栗色のツーサイドアップがよく似合っているな。宮廷錬金術師のみが着られるアルケミストローブに身を包み、どこか荘厳だ。
……ていうか、こんな幼いとは。
いったい何歳なんだ。
観察していると、視線に気づいたフォーマルハウトが髪を掻き上げ、爽やかに笑った。
「そうね、ガスパル。では、あなたが話しなさい」
「……分かった」
父さんは俺の方へ向き直って、曇りひとつない眼差しを向けてきた。……信じてくれということなのか。
「教えてくれ、父さん」
「ああ、実はな……父さんはアルデバラン王国の騎士団に所属していたんだ。団長をやっていた」
「き、騎士団の団長!?」
「そうだ。一年前にだがな、今はキコリだ。だから、彼女とは面識があった」
「それで、なんでこんなところに?」
「ヴァルハラだ。使い魔を返せと言われてな……フォーマルハウトが催眠ポーションを使って眠らせてきたが、父さんには効かない。
お前と母さんは催眠の効果で眠ってしまったが、カイリの大切な友達・ヴァルハラを奪われないように庇っていた」
そういうことだったのか……父さんは、俺の為に全力でヴァルハラを守っていたんだ。……やっぱり父さんは凄いや。
「父さん、ありがとう。ヴァルハラは俺のかけがえのない仲間だ」
「……ああ、なら死に物狂いで守れ」
「そうさせてもらうよ。ヴァルハラ、こっちへ来い!」
俺は手を伸ばす。
ヴァルハラは反応して、三毛猫になって俺の頭の上に飛び乗ってきた。
「カイリさん、離れてしまって申し訳なかったです。でも、元主を止めるにはこれしか方法がなかったのです」
「でも、今まで行方不明だったんだろ? なんでまた急に」
それを聞くと、本人が答えた。
「わたしは、アークトゥルス帝国へ遠征していたの。爆炎の錬金術師になる者がヴァルハラを狙っていると情報を入手したのだけど……それはどうやら、もう解決しているようね」
ジロッと俺を見るフォーマルハウト。その捉えどころのない視線は、神秘に満ちていた。……いったい何を考えているんだ。
ヴァルハラを取り戻すにしては落ち着いているし、強引な手にでる気配もない。
「爆炎の錬金術師なら、俺が倒した」
「へえ、あなたが? あのアシャを倒すとは、B級の錬金術師にしては強すぎるわね。……もしかして、ヴァルハラから力を得た?」
「ああ、俺には『全種類ポーション製造』のスキルがある」
「そうだったの。……そのスキルを得られる者は、世界でただひとり。わたしが開発した錬金術師の最強スキル。ヴァルハラが心を許した者のみに与える全能の力よ」
「マジか」
「ええ、後世に錬金術師の技術を残そうと思って研究していたのだけどね。これは面白いことになったわ。……あなた、名前は?」
「俺はカイリ。いずれは宮廷錬金術師に――」
「残念だけどカイリ、あなたは“闇の錬金術師”になるの」
「え!?」
「その力を得た瞬間から、運命は決定づけられた。わざわざ宮廷錬金術師になる必要なんてない。強くて賢い……素敵な“闇の錬金術師”を目指しなさいな」
な、なんだってぇ……。
俺の夢が……ていうか、ヴァルハラの件はどうなった。
「いやそれより、ヴァルハラは返さないぞ!」
「いいわよ。気が変わったし……ヴァルハラはカイリを主と認めたようだし、その子は任せたわ。でも、条件としてわたしの弟子になりなさい」
「へ……ええええええええ!?」
な、なんだって……宮廷錬金術師のフォーマルハウトの弟子に!?
なんでこんなことに!!
薄暗くて視界が悪いけど……ここは庭らしい。
少し歩いて城内へ入ると衛兵六人に囲まれた。
これはヤバイ予感か……?
「これはこれはスピカ様ではありませんか」
「こんばんは」
「珍しいですね、こんな時間に。ご用件は?」
「宮廷錬金術師のフォーマルハウト様にお会いしたいのです」
「……なるほど。失礼ながら、そのお連れの方は?」
「カイリさんは錬金術師です。なので、フォーマルハウト様に何か学べないかとお話を伺いにいくところなのです」
「錬金術師ですか。ですが――」
「それに、彼は大切な友人であり、警護をしていただいているのです。……最近、物騒なので」
衛兵のリーダーらしき男は、あんまり納得していない風だった。だが、スピカとの信頼関係があるのか、道を通してくれた。
「分かりました。お通りください」
「ありがとうございます」
なんとか城内へ入れたな。
けど……城内の警備はさすがに厳重なんだな。
静かで広い通路を歩いていく。
庭の方に比べ、こちらはそんなに衛兵がいないな。
一階から二階へ上がって奥の部屋へ辿り着く。
「ここなのか、スピカ」
「はい、ここがフォーマルハウト様のお部屋です」
この中にヴァルハラと父さんが……。
スピカが扉をノックをする。
中から反応があって『入って』と短い返事があった。……女の声だ。
扉を開けて中へ入っていく。
すると部屋の中には――。
「ヴァルハラ、父さん!!」
二人とも無事だった。
フォーマルハウトらしき人物と対立するように向かい合っていた。ヴァルハラは人間の姿で元主を怒りの眼差しで見つめていた。
いったい、何があったんだ。
「カイリ、ここまで来てしまったのか」
「父さん! これはどういうことだ」
「……話せば長くなる。だが、話さねばならない。そうだろう、フォーマルハウト」
椅子に座り足を組む幼い少女。
栗色のツーサイドアップがよく似合っているな。宮廷錬金術師のみが着られるアルケミストローブに身を包み、どこか荘厳だ。
……ていうか、こんな幼いとは。
いったい何歳なんだ。
観察していると、視線に気づいたフォーマルハウトが髪を掻き上げ、爽やかに笑った。
「そうね、ガスパル。では、あなたが話しなさい」
「……分かった」
父さんは俺の方へ向き直って、曇りひとつない眼差しを向けてきた。……信じてくれということなのか。
「教えてくれ、父さん」
「ああ、実はな……父さんはアルデバラン王国の騎士団に所属していたんだ。団長をやっていた」
「き、騎士団の団長!?」
「そうだ。一年前にだがな、今はキコリだ。だから、彼女とは面識があった」
「それで、なんでこんなところに?」
「ヴァルハラだ。使い魔を返せと言われてな……フォーマルハウトが催眠ポーションを使って眠らせてきたが、父さんには効かない。
お前と母さんは催眠の効果で眠ってしまったが、カイリの大切な友達・ヴァルハラを奪われないように庇っていた」
そういうことだったのか……父さんは、俺の為に全力でヴァルハラを守っていたんだ。……やっぱり父さんは凄いや。
「父さん、ありがとう。ヴァルハラは俺のかけがえのない仲間だ」
「……ああ、なら死に物狂いで守れ」
「そうさせてもらうよ。ヴァルハラ、こっちへ来い!」
俺は手を伸ばす。
ヴァルハラは反応して、三毛猫になって俺の頭の上に飛び乗ってきた。
「カイリさん、離れてしまって申し訳なかったです。でも、元主を止めるにはこれしか方法がなかったのです」
「でも、今まで行方不明だったんだろ? なんでまた急に」
それを聞くと、本人が答えた。
「わたしは、アークトゥルス帝国へ遠征していたの。爆炎の錬金術師になる者がヴァルハラを狙っていると情報を入手したのだけど……それはどうやら、もう解決しているようね」
ジロッと俺を見るフォーマルハウト。その捉えどころのない視線は、神秘に満ちていた。……いったい何を考えているんだ。
ヴァルハラを取り戻すにしては落ち着いているし、強引な手にでる気配もない。
「爆炎の錬金術師なら、俺が倒した」
「へえ、あなたが? あのアシャを倒すとは、B級の錬金術師にしては強すぎるわね。……もしかして、ヴァルハラから力を得た?」
「ああ、俺には『全種類ポーション製造』のスキルがある」
「そうだったの。……そのスキルを得られる者は、世界でただひとり。わたしが開発した錬金術師の最強スキル。ヴァルハラが心を許した者のみに与える全能の力よ」
「マジか」
「ええ、後世に錬金術師の技術を残そうと思って研究していたのだけどね。これは面白いことになったわ。……あなた、名前は?」
「俺はカイリ。いずれは宮廷錬金術師に――」
「残念だけどカイリ、あなたは“闇の錬金術師”になるの」
「え!?」
「その力を得た瞬間から、運命は決定づけられた。わざわざ宮廷錬金術師になる必要なんてない。強くて賢い……素敵な“闇の錬金術師”を目指しなさいな」
な、なんだってぇ……。
俺の夢が……ていうか、ヴァルハラの件はどうなった。
「いやそれより、ヴァルハラは返さないぞ!」
「いいわよ。気が変わったし……ヴァルハラはカイリを主と認めたようだし、その子は任せたわ。でも、条件としてわたしの弟子になりなさい」
「へ……ええええええええ!?」
な、なんだって……宮廷錬金術師のフォーマルハウトの弟子に!?
なんでこんなことに!!
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