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#47 ゴールデンウィーク
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「由花さん、大丈夫……?」
「は、はいっ、なんとか…….」
由花と一夜を過ごした次の日の朝。
由花を家に学校の準備をするために送り届け、そのまま車で一緒に登校してきたのだが、由花は内股でヒョコヒョコとゆっくり歩く羽目になっていた。
というのも、昨日はは幸福感やら何やらで感じなかったようだが、一夜明けてみるとちゃんと足腰にはキテいたようで、現在は歩くのも一苦労といった状況に陥ってしまっている。
「無理しないでね……?」
「うぅ、やはり早急に体を鍛えなければ……」
「それもほどほどにね……」
初めてのセックスで、由花のキャパ以上の真人の大きな逸物を咥え込んだのだから、こうなるのも当然と言えば当然なのかもしれないが。
「あ、おはよーっす! 2人とも! って、由花っちどうしたっすか?」
「生まれたて?」
「あー…… 私には気持ち分かるよ、由花ちゃん」
たまたま校舎に入ったところで、他の班員の人達と合流したが、全員由花の様子が変な事にはすぐに気づいた。
「はっ、まさか由花っち…… なるほど、後で話聞かせて欲しいっす」
「ん、音夢も」
「私も聞きたいなっ」
「み、皆さん容赦ないですね……」
「えっと、じゃあとりあえず僕は教室行くね……? また後で……」
この後すぐの交流時間で会うことにはなるが、一旦真人は男子の教室へと向かっていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『梓、由花、美晴、音夢side』
「それで、なにがあったんすか由花っち?」
ホームルームが始まる前、4人は一つの机に集まって小声で話していた。
「……えっと、デートをして告白をして、受け入れてもらえました」
「おぉー、それはめでたいっすね! 梓っちもっすか?」
「うん! 好きっていってもらえたよ」
「羨ましい」
「由花っち、それでその足腰が覚束ないのは……」
「え、えっと……」
「したの? ダーリンと」
「は、はぃ……♡」
「ど、どうだったんすかっ? そんな事になっちゃうってことはやっぱり痛いんすか……?」
「いえ、痛みとかは無いですよっ。 真人さんは本当に優しくしてくれて、幸せしかなかったです……♡」
「由花、メスの顔してる」
「はっ!? し、しょうがないですよ…… 思い出すと顔が緩んでしまうのはっ。 それくらい幸せな時間だったんですっ」
「梓っちもその…… したんすか?」
「うん♡ 夢のようだったよ♡」
「くぅーっ、いいっすねー。 ウチともしてくれるっすかね……」
「きっと大丈夫だよ! 美晴ちゃん、可愛いから!」
「が、頑張るっす!」
「あと、私の足腰が立ってないのは、日頃の運動不足とかもありますから、皆さんはここまでにはならないと思いますよ」
「私も次の日はちょっと歩きづらかったな。 由花ちゃんほどでは無いんだけど」
「由花、してる時は本当に痛みとかは無かったの?」
「痛みは無かったですよ。 なんでですか?」
「由花より音夢の方が小柄だから…… 上手くできるかちょっと不安」
「なるほど…… 確かにその、真人さんのを受け入れる時に若干の息苦しさはありました。 でも、それをする前に真人さんがかなり時間をかけて私の体をほぐしてくれたので、割とすぐに気にならなくなりましたね」
「私は受け入れた時の幸福感が凄くて、大抵の事はどうでも良くなっちゃったな♡」
「音夢さんは不安でしたら、真人さんに任せていいと思います。 きっと、幸せにしてくれますから♡」
「そこまで言われると、ちょっと楽しみになってきた」
「そ、そうっすね…… 何より2人が本当に幸せだったのが伝わってくるっす」
美晴と音夢は、早く自分もその幸せを味わいたいと期待に胸を膨らませながら、自分の番を待つ事にした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日付は進み、今日は5月3日の火曜日。
今日からは三連休のゴールデンウィークだったのだが、真人の生活は特に変わりは無かった。
折角だし旅行に行こうという計画も出る事には出ていたのだが、まだ学校も始まったばかりで、最近はほぼ毎日フル稼働で動いていたこともあって、この三連休くらいはゆっくりしようということになった。
旅行は夏休みになって真人達学生組が時間を取れるようになったらみんなで行く計画を立てているらしい。
真那「はい、まーくん♡ あーん♡」
那波「こっちも♡ あーん♡」
美香「力加減は大丈夫かしら♡?」
愛莉「気持ちいいですか、真人様♡?」
エマ「ご主人様の足、筋肉付いてきましたね♡」
李梨花「女の足とは全然違うのね~♡」
そして現在、真人はリビングのソファーに座って、真那と那波にご飯をあーんで食べさせられ、美香と愛莉に腕や肩を揉まれ、エマと李梨花に足を揉まれていた。
なんでも、この3日は真人にみんなで尽くすらしく、真人は何もしないでいいとのことだ。
「極楽過ぎる……! ダメになっちゃいそう……」
那波「普段真人は頑張ってるからな♡ 本来、男性の立場ってこんな感じで何もせず、お世話されるような立場なんだぞ?」
エマ「そうですね、ご主人様はいささか頑張り過ぎかと」
「そんなに頑張ってる自覚無いんですけどね……」
愛莉「でしたら、この3日くらいはゆっくりしてください♡」
美香「そうね、私達がお世話するわ♡」
「お手柔らかにお願いします……!」
まぁ、こんなに魅力的な美女の恋人6人に囲まれて嫌なわけもなく、真人は甘んじて恋人達の奉仕を受け入れていた。
ピンポーンッ
李梨花「あら、お届け物かしら~?」
エマ「取ってきますね」
「あ、待ってエマさん…… もしかしたら僕名義かもしれないから、それだったら開けずに持ってきて欲しいな……」
エマ「分かりました」
真那「あら、何か買ったのまーくん?」
「ちょっとね……」
少ししてエマが持ってきたのは、頑丈そうで綺麗なデザインのそこそこ大きめな箱だった。
愛莉「これはなんでしょう?」
李梨花「何買ったんです~? 私達も見て大丈夫なものですか~?」
「えっと、突然なんですけど皆さんに僕からのプレゼントです……!」
那波「え、プレゼントなんて用意してくれたのか?」
美香「でも、なにか特別な事あったかしらね?」
「とりあえず、開けますね……!」
真人が箱を開けていくと、そこには7つの小さな箱と、少し大きめの箱が一つ入っていた。
その小さな箱の下にはプレートでイニシャルが書かれており、よく見てみると、それはここにいる真人を含めた7人のイニシャルだった。
「とりあえず、皆んな自分の名前の箱を取ってください……」
真人を含め、自分の名前の箱を皆んなが手に取っていく。
「どうぞ、開けていいですよ……」
全員が一斉に箱を開けると、そこには一つのシンプルな指輪が入っていた。
「えっと、ペアリングです……! 僕も同じデザインのもので、サイズは僕基準でみんなの手の大きさを見て推測で買ってしまったんですけど、もしサイズが合わなかったら教えてください……!」
6人はそれぞれが自分の指輪を手に取り、自分の指につけていく。
真那「ピッタリだわ……」
エマ「私もです」
「サイズは、皆んな問題無かったですかね……?」
電話で相談したデザイナーの腕が良かったのか、サイズに関しては問題なかったようである。
那波「こんな素敵なプレゼントをくれるだなんて……♡」
美香「もう、どれだけ好きにならせれば気が済むの♡?」
「喜んでもらえて良かったです……!」
皆んなそれぞれ、指輪がはまった自分の指を色んな角度から眺めては、幸せそうな笑みを溢した。
「その、前に姉さんが別の男の人に絡まれた事とかもあって…… それを付けてればそういう人も少しは減るかなと思ったので……」
那波「なるほどな♡」
「……っていうのもありますけど、折角恋人になれたことですし、何か形に残るものが欲しいなって思ったのが1番です……!」
愛莉「嬉しすぎますっ……♡ 一生の宝物にしますね♡」
「あと、こっちの箱も……」
もう一つの箱には、人数分のとても細いチェーンが入っていた。
「これは特に李梨花さんとかエマさんとか、指につけてると問題ある時に、首から下げられるように買った物です……!」
李梨花「確かに、水仕事とかの時に付けるのは劣化しちゃいますしね~。 ありがとうございます旦那様~♡」
エマ「護衛の際には使わせてもらいますね♡」
買った時はベタすぎてどうかなとも思ったが、女性陣はそれはもう喜んでくれたので、買って良かったなと思う真人だった。
真那「まーくん、ありがとね♡ ちゅっ♡」
那波「私も♡ ちゅっ♡」
ひとまずのお礼として、真人は全員からほっぺにちゅーをしてもらった。
それから3日間、恋人達の尽くし方がさらに熱烈なものになっていったのはご愛嬌だろう。
「は、はいっ、なんとか…….」
由花と一夜を過ごした次の日の朝。
由花を家に学校の準備をするために送り届け、そのまま車で一緒に登校してきたのだが、由花は内股でヒョコヒョコとゆっくり歩く羽目になっていた。
というのも、昨日はは幸福感やら何やらで感じなかったようだが、一夜明けてみるとちゃんと足腰にはキテいたようで、現在は歩くのも一苦労といった状況に陥ってしまっている。
「無理しないでね……?」
「うぅ、やはり早急に体を鍛えなければ……」
「それもほどほどにね……」
初めてのセックスで、由花のキャパ以上の真人の大きな逸物を咥え込んだのだから、こうなるのも当然と言えば当然なのかもしれないが。
「あ、おはよーっす! 2人とも! って、由花っちどうしたっすか?」
「生まれたて?」
「あー…… 私には気持ち分かるよ、由花ちゃん」
たまたま校舎に入ったところで、他の班員の人達と合流したが、全員由花の様子が変な事にはすぐに気づいた。
「はっ、まさか由花っち…… なるほど、後で話聞かせて欲しいっす」
「ん、音夢も」
「私も聞きたいなっ」
「み、皆さん容赦ないですね……」
「えっと、じゃあとりあえず僕は教室行くね……? また後で……」
この後すぐの交流時間で会うことにはなるが、一旦真人は男子の教室へと向かっていった。
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『梓、由花、美晴、音夢side』
「それで、なにがあったんすか由花っち?」
ホームルームが始まる前、4人は一つの机に集まって小声で話していた。
「……えっと、デートをして告白をして、受け入れてもらえました」
「おぉー、それはめでたいっすね! 梓っちもっすか?」
「うん! 好きっていってもらえたよ」
「羨ましい」
「由花っち、それでその足腰が覚束ないのは……」
「え、えっと……」
「したの? ダーリンと」
「は、はぃ……♡」
「ど、どうだったんすかっ? そんな事になっちゃうってことはやっぱり痛いんすか……?」
「いえ、痛みとかは無いですよっ。 真人さんは本当に優しくしてくれて、幸せしかなかったです……♡」
「由花、メスの顔してる」
「はっ!? し、しょうがないですよ…… 思い出すと顔が緩んでしまうのはっ。 それくらい幸せな時間だったんですっ」
「梓っちもその…… したんすか?」
「うん♡ 夢のようだったよ♡」
「くぅーっ、いいっすねー。 ウチともしてくれるっすかね……」
「きっと大丈夫だよ! 美晴ちゃん、可愛いから!」
「が、頑張るっす!」
「あと、私の足腰が立ってないのは、日頃の運動不足とかもありますから、皆さんはここまでにはならないと思いますよ」
「私も次の日はちょっと歩きづらかったな。 由花ちゃんほどでは無いんだけど」
「由花、してる時は本当に痛みとかは無かったの?」
「痛みは無かったですよ。 なんでですか?」
「由花より音夢の方が小柄だから…… 上手くできるかちょっと不安」
「なるほど…… 確かにその、真人さんのを受け入れる時に若干の息苦しさはありました。 でも、それをする前に真人さんがかなり時間をかけて私の体をほぐしてくれたので、割とすぐに気にならなくなりましたね」
「私は受け入れた時の幸福感が凄くて、大抵の事はどうでも良くなっちゃったな♡」
「音夢さんは不安でしたら、真人さんに任せていいと思います。 きっと、幸せにしてくれますから♡」
「そこまで言われると、ちょっと楽しみになってきた」
「そ、そうっすね…… 何より2人が本当に幸せだったのが伝わってくるっす」
美晴と音夢は、早く自分もその幸せを味わいたいと期待に胸を膨らませながら、自分の番を待つ事にした。
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日付は進み、今日は5月3日の火曜日。
今日からは三連休のゴールデンウィークだったのだが、真人の生活は特に変わりは無かった。
折角だし旅行に行こうという計画も出る事には出ていたのだが、まだ学校も始まったばかりで、最近はほぼ毎日フル稼働で動いていたこともあって、この三連休くらいはゆっくりしようということになった。
旅行は夏休みになって真人達学生組が時間を取れるようになったらみんなで行く計画を立てているらしい。
真那「はい、まーくん♡ あーん♡」
那波「こっちも♡ あーん♡」
美香「力加減は大丈夫かしら♡?」
愛莉「気持ちいいですか、真人様♡?」
エマ「ご主人様の足、筋肉付いてきましたね♡」
李梨花「女の足とは全然違うのね~♡」
そして現在、真人はリビングのソファーに座って、真那と那波にご飯をあーんで食べさせられ、美香と愛莉に腕や肩を揉まれ、エマと李梨花に足を揉まれていた。
なんでも、この3日は真人にみんなで尽くすらしく、真人は何もしないでいいとのことだ。
「極楽過ぎる……! ダメになっちゃいそう……」
那波「普段真人は頑張ってるからな♡ 本来、男性の立場ってこんな感じで何もせず、お世話されるような立場なんだぞ?」
エマ「そうですね、ご主人様はいささか頑張り過ぎかと」
「そんなに頑張ってる自覚無いんですけどね……」
愛莉「でしたら、この3日くらいはゆっくりしてください♡」
美香「そうね、私達がお世話するわ♡」
「お手柔らかにお願いします……!」
まぁ、こんなに魅力的な美女の恋人6人に囲まれて嫌なわけもなく、真人は甘んじて恋人達の奉仕を受け入れていた。
ピンポーンッ
李梨花「あら、お届け物かしら~?」
エマ「取ってきますね」
「あ、待ってエマさん…… もしかしたら僕名義かもしれないから、それだったら開けずに持ってきて欲しいな……」
エマ「分かりました」
真那「あら、何か買ったのまーくん?」
「ちょっとね……」
少ししてエマが持ってきたのは、頑丈そうで綺麗なデザインのそこそこ大きめな箱だった。
愛莉「これはなんでしょう?」
李梨花「何買ったんです~? 私達も見て大丈夫なものですか~?」
「えっと、突然なんですけど皆さんに僕からのプレゼントです……!」
那波「え、プレゼントなんて用意してくれたのか?」
美香「でも、なにか特別な事あったかしらね?」
「とりあえず、開けますね……!」
真人が箱を開けていくと、そこには7つの小さな箱と、少し大きめの箱が一つ入っていた。
その小さな箱の下にはプレートでイニシャルが書かれており、よく見てみると、それはここにいる真人を含めた7人のイニシャルだった。
「とりあえず、皆んな自分の名前の箱を取ってください……」
真人を含め、自分の名前の箱を皆んなが手に取っていく。
「どうぞ、開けていいですよ……」
全員が一斉に箱を開けると、そこには一つのシンプルな指輪が入っていた。
「えっと、ペアリングです……! 僕も同じデザインのもので、サイズは僕基準でみんなの手の大きさを見て推測で買ってしまったんですけど、もしサイズが合わなかったら教えてください……!」
6人はそれぞれが自分の指輪を手に取り、自分の指につけていく。
真那「ピッタリだわ……」
エマ「私もです」
「サイズは、皆んな問題無かったですかね……?」
電話で相談したデザイナーの腕が良かったのか、サイズに関しては問題なかったようである。
那波「こんな素敵なプレゼントをくれるだなんて……♡」
美香「もう、どれだけ好きにならせれば気が済むの♡?」
「喜んでもらえて良かったです……!」
皆んなそれぞれ、指輪がはまった自分の指を色んな角度から眺めては、幸せそうな笑みを溢した。
「その、前に姉さんが別の男の人に絡まれた事とかもあって…… それを付けてればそういう人も少しは減るかなと思ったので……」
那波「なるほどな♡」
「……っていうのもありますけど、折角恋人になれたことですし、何か形に残るものが欲しいなって思ったのが1番です……!」
愛莉「嬉しすぎますっ……♡ 一生の宝物にしますね♡」
「あと、こっちの箱も……」
もう一つの箱には、人数分のとても細いチェーンが入っていた。
「これは特に李梨花さんとかエマさんとか、指につけてると問題ある時に、首から下げられるように買った物です……!」
李梨花「確かに、水仕事とかの時に付けるのは劣化しちゃいますしね~。 ありがとうございます旦那様~♡」
エマ「護衛の際には使わせてもらいますね♡」
買った時はベタすぎてどうかなとも思ったが、女性陣はそれはもう喜んでくれたので、買って良かったなと思う真人だった。
真那「まーくん、ありがとね♡ ちゅっ♡」
那波「私も♡ ちゅっ♡」
ひとまずのお礼として、真人は全員からほっぺにちゅーをしてもらった。
それから3日間、恋人達の尽くし方がさらに熱烈なものになっていったのはご愛嬌だろう。
応援ありがとうございます!
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