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#19 那波と…… ♡
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「上がりました……」
「お、おかえり真人。 早かったな」
「あんまり待たせるのも、悪いかなって……」
浴場に用意されていたバスローブに身を包み、真人が部屋に戻ると、2人掛けのソファに座って足を組みながら、携帯で何かを見ている那波がいた。
そんな那波も着ているものがバスローブということもあって、組んでいる足がバスローブの隙間からしっかりと見えているし、なんなら少し胸元もはだけさせているので、ある意味かなり無防備な姿になっている。
(いつ見ても、姉さんは綺麗だな……)
「えっとだな…… さっき、今から何するか分かるかって聞いたが、その答え合わせをしないか……?」
数秒、お互いのバスローブ姿を見つめ合い無言だったが、思い出したように那波が声をかけてきた。
「う、うん…… いいよ……」
「私はその、真人と繋がりたい…… つまり、せ、セックスをしたいって思ってたんだが…… 真人はどうだろうか……?」
「僕も…… もしかしたらそうかなって思ってた……」
「真人は私としたいと思ってくれているか……? その、嫌だったら……」
「い、嫌じゃない……! そう言ってくれるの凄く嬉しいし、僕もこんな綺麗な姉さんと出来るなんて夢みたいっていうか……」
「ああっ……♡ そんな事言ってくれるなんて……♡ えっと、そうしたらベッドに行こう……♡?」
「う、うん……」
真人と那波は、2人してベッドに座り向かい合った。
「毎日一緒にベッドには入ってる筈なのに、なんだか全然違うな……♡ 真人、バスローブ…… 脱がしていいか♡?」
「うん…… 僕は、姉さんのを脱がす、ね……?」
「あぁ、お願いするよ♡」
2人はお互いのバスローブをゆっくりと脱がしてゆく。
ただ、ゆっくり脱がしたとはいえ一枚だけなので、2人ともあっという間に裸になり、改めて向かい合った。
美香の体を汚れ一つない、とても綺麗なものだった。
そこからは、どちらからともなくお互いの体をギュッと抱きしめ合った。
那波はそのまま真人の頭や肩、背中を広く撫でていく。
「あの、姉さん…… 僕も撫でたりして、いい……?」
「あぁ、いくらでも触ってくれ♡」
真人も同じように、那波の体をなでていく。
那波の体に触れるのは初めてでは無い筈なのに、何だかいつもと違うような気がしてしまう。
それに、那波が艶やかな息を吐いたり、ピクピクと反応するのがたまらなく嬉しいとも思ってしまう。
それから少しして、那波が少し体と体の間に隙間を作ったかと思うと、真人の胸元やお腹を触り始めた。
「ふふっ、前よりもすこし肉がついたな♡」
「姉さん…… 僕も、触っていい……?」
「えっ、私の体、触ってくれるのか……?」
「うん…… その、今までしてもらってばっかりだったから…… 姉さんにも気持ちよくなってほしい……」
「そういう事ならいくらでも触ってくれ♡ 体勢とか触りやすいように変えた方がいいか……?」
「え、えっと…… それじゃあ……」
真人が指定したのは、ベッドの背もたれに背をつけた真人の足の間に那波が入り、那波は真人にもたれるようにする体勢だった。
「えっと、もたれるぞ? 重かったら言ってくれ……」
「大丈夫…… 全然重くない……」
最初は少し渋った那波だったが、真人の意志を尊重し、任せる事にした。
(姉さんを気持ちよくさせられるよう頑張らないと……!)
「さ、触るね……? 痛かったりしたらすぐ言って……?」
「分かった……♡」
真人は最初に、片手で胸の形をなぞるように触り、片手でお腹を撫でていった。
「ああっ♡ 真人が自分から触ってくれるなんて……♡ それに、この体勢…… 真人に包まれてるみたいだ……♡」
「少しずつ、強くするね……?」
次に今度は、お腹を触っていた手も胸に持っていって、両手で軽く胸を揉んでいく。
那波の胸は手のひらでちょうど揉み込めるくらいのサイズの美乳で、それに加えてかなりのハリがあった。
「あぁっ……♡ 真人が胸を揉んでくれてる……♡ 気持ちいいよ……♡」
「もう少し、強めるね……?」
「はぁんっ……♡! すごいっ……♡ あぁっ、それぇ……♡」
真人は少し揉む力を強め、揉み方も単調なものから前後左右にムニムニと揉んでいくものへと変化させていった。
すると、那波はしっかりとした喘ぎ声を上げ始め、体も無意識にクネクネと動いてしまっていた。
「気持ちよくできてるかな……?」
「んぁっ♡ あぁっ、気持ちいいぞ♡ とんでもなくな……♡」
「良かった…… えっとじゃあ、ここも触っていくね……?」
「えっ……? きゃうんっ♡! ち、乳首まで触ってくれるなんてぇぇ♡」
片方の手で乳首を軽く摘んだだけで、那波は体を跳ね上げて、強く感じてくれた。
片方の胸は揉んだまま、もう片方の胸の乳首をいじるのは少し難しかったが、那波に気持ちよくなってもらいたい一心で真人は愛撫を続けた。
「はぁっはぁっ♡ ち、乳首がこんなに気持ちいいなんて、ゃんっ♡ 知らなかった……♡」
「り、両方、触るね……?」
「あぁっ♡♡! 両方すごいぃ♡ あっあっ……♡ クニクニしたらダメェ……♡」
那波は強い快感をどうにかして逃そうと、足や体をクネクネと動かすが、次々に与えられる快楽を逃がすには全く足りず、どんどん快感が高まっていった。
「うぅっ♡ ま、真人、イキそうだっ♡ イかせてくれっ♡!」
「うん……! イッて…… 姉さん……!」
クニクニクニ…… キュッ!
「はぁぅっ!? イックぅぅっ♡♡!!」
ビックンッ! ビクビクビクッ……
最後の最後、本当に一瞬だけだが強めに乳首をキュッと強めに摘まれた事が引き金になり、那波は盛大に絶頂を迎えた。
大きく上体が一度跳ね、それから小刻みにビクビクと体を震わせている那波の姿はとてもエロかった。
那波がイッている間、真人は後ろから那波が崩れ落ちないようにお腹に手を回して支えていたのだが、那波からしたらそれすらも嬉しく、快感のスパイスになっていた。
「ハァーッ、ハァーッ♡ すごい、気持ちよかった……♡ 真人……♡」
絶頂の余韻から帰ってきた那波は蕩けた顔でそう言うと、くるりと反転して真人と対面する形になり、そのままキスをしてきた。
「んむっ…… ちゅっ、ちゅっ♡ ……ペロッ♡」
「んっ……!?」
「ちゅっ、ペロッ♡」
ただ、これまでのキスではなく、那波はキスの合間に舌を少しだけ出して真人の唇を舐めてきたのである。
真人がそれに対して恐る恐る口を少し開けると、待ってましたと言わんばかりに那波の舌が真人の口内に侵入してきた。
那波はそのまま真人の舌先を自分の舌で捕まえると、チロチロと舌同士を絡めてきた。
「ちゅるっ…… れろっ……♡」
(姉さんの舌が……! こ、こっちからも動いた方がいいんだろうか……!?)
「ぷはっ♡ 真人も舌を出してくれ……♡」
「あっ、うん……」
「ちゅっ…… んむぅ…… ぇろっ♡」
先程よりも舌全体を絡めるようにディープキスが行われたことで、その刺激はより強くなった。
5分ほどその快楽に酔いしれ、キスを続けていたが、流石に少し苦しくなってきたのでお互い口を離した。
「はぁはぁ……♡ これ、すごいな……♡ ずっとしていたくなってしまう……♡ さっきから馬乗りになってしまっているが、重くないか……?」
「姉さん、軽いから…… 全然大丈夫……」
「そうか……♡ あぁ、真人のココ、すごい大きくなっているな……♡ 私にも真人を気持ちよくさせてもらってもいいか……♡?」
「お、お願いします……」
那波は真人の横に移動すると、早速と言わんばかりに真人の勃起したチンポを舐め始めた。
「ちゅっ…… レロ……♡」
そして、少し舐めたと思ったら、もう我慢できないと言わんばかりに、チンポを咥えしゃぶり始めた。
「あぁっ……! 姉さんいきなり……!」
「じゅぷ…… じゅぽ…じゅぽ……♡」
那波はかなり最初からハイペースで頭を前後に動かして真人を気持ちよくさせていく。
「んむぅっ……♡ んぐんぐ……♡」
「あぁっ、それ、やっぱり気持ちいい……」
以前やったディープスロートも、今日に至るまでちょこちょこ真人にしていたおかげか、かなり最初に比べるとスムーズに動けるようになってきていた。
「グゥッ……ポッ……、グゥッ……ポッ……♡ んぁぁっ……♡ グッポグッポグッポ……♡」
「は、激しい……! 気持ちいい……!」
そして今日は一段と喉奥に出し入れするスピードが早く、那波の頑張りが伝わってくる。
それによりどんどん射精感は高まっているが、このままイかされるのも良くないと思い、真人は那波に声をかけた。
「ね、姉さん…… ちょっと、お尻をこっちに、向けれる、かな……?」
「んむっ……? んぷぁっ♡ あぁ、分かった……♡」
真人の言葉通りに、那波は顔の位置はそのまま、お尻を少し真人の方に寄せていった。
「ぼ、僕も姉さんの…… お、おマンコ触っても平気……?」
「えっ! 触ってくれるのか……!? も、もちろんいいに決まっている!」
「ありがと…… 触るね……?」
了承を得たので、真人は那波のおマンコを、まずは周りの方から優しく触っていった。
那波のおマンコは既にかなり濡れており、周りの方も少しヌルヌルしていた。
「あぁ…… その…… 濡れていてごめんな……? さっきイッた時に溢れてしまって……」
「ううん、嬉しい…… 姉さんも感じてくれてて……」
真人が何をするか気になるのか、那波はチンポから口を離し、真人の方を気にしていた。
手は緩やかに真人のチンポを扱きながらではあるが。
「中の方も、触るね……?」
「あ、あぁ……♡」
指を少しだけ割れ目の内側へと入れていき、膣口の入り口周りを緩やかになぞっていく。
それだけでも那波は艶やかな声を上げているのだが、真人はそのまま少し上の方へ指を滑らせ、クリトリスの周りを愛撫し始めた。
(ちょっと見にくいから、間違えていきなり触ったりしないようにしないと……)
「ふぅっ♡ はぁぁ……♡ 真人の指が…… 気持ちいいよぉ……♡ あっ!? それっ、トントンするの気持ちいいぃ……♡」
(よかった…… 上手くできてそう……!)
「姉さん…… 次なんだけど…… 指、入れても、大丈夫……?」
「ああっ、いいぞっ♡ 真人の好きにして……♡ あっ、すごいっ♡真人の指が入ってぇ♡ 他人に入れられるとこんなにも分かるんだな……♡」
真人はゆっくりと那波のおマンコに指を沈めていった。
ひとまず、第一関節くらいまで入ったのだが、那波のおマンコはキュウキュウとまるで媚びるように吸い付いてきた。
その吸い付きを指で感じながら、真人は指をゆっくりと出し入れしながら奥へと入れていく。
那波のおマンコは、凄く締め付けてはくるものの、少しまだ余裕はありそうだった。
「もう一本、指入れるね……? 何かあったらすぐ言って……?」
「大丈夫だ♡ あっ、あっ、すごい入ってくる……♡ あぁっ、もっと奥まで欲しい……♡ んあぁっ♡ 気持ちいい……♡」
やがて2本の指も奥までしっかりと咥え込んだ那波のマンコは、まるで呼吸をしているかのようにウネウネと吸い付いたりしてくる。
「動かすね……」
「はうぅ……♡ すごいっ、出たり入ったり……♡ あっ!? そこぉ……♡」
指を出し入れしていると、偶然那波のGスポットらしき箇所を見つけてしまった。
そこを少し押すと、那波は気持ちよさそうな声をあげて体を跳ねさせた。
「あぁっ、そこすごいっ♡ 知らないこんなの……♡」
どうやら那波はGスポットについて、自分のがどこにあるかなどは知らなかったようで、新鮮な反応を見せてくれた。
「あぁっ……♡! 何か来るっ♡ イクッ、イクッ、イクゥゥッ♡!」
プシュッ……プシュッ……
潮吹きとまではいかないにしても、那波は真人の手に愛液を少し吹き出し、絶頂を迎えた。
「ハァッハァッ♡ す、凄かった……♡ 真人…… 今のは……?」
「えっと、Gスポットって所らしくて…… 結構気持ちよくなれる場所って教えてもらった……」
「凄く良かった……♡ 癖になりそうなくらいに……♡」
那波はそう言いながらノロノロと体を起こすと、真人に再び抱きついた。
そしてそのまま、ゆっくりと真人を押し倒し、いわゆる騎乗位の体勢をとった。
「ハァッ……♡ 済まない真人…… 先程からもう何回もイッたからか、奥の方が疼いてしょうがないんだ……♡ そろそろ、い、挿れてもいいだろうか……♡?」
「あ…… えっと、コンドームとかって……」
「避妊薬を飲んでいるから、大丈夫だ……♡」
後から調べて分かったのだが、那波が今、言っている避妊薬は前世のものと比べるとかなり高性能で、99%以上で避妊は出来るし、副作用も飲んでから少しした後に眠くなるくらいのもので収まっているそうだ。
この世界の医療は、男性が少ないという問題があるから為せる技なのか、前世よりもかなり進歩していて、その避妊薬もそれを裏付ける一つとなっているだろう。
ちなみにこの避妊薬は、その反対の効果を持つ妊娠薬の開発中に偶然できたものらしく、普通に市販で売っていて大体は女性用の娼館などで使われているとかなんとか。
「じゃあ、挿れるからな……? なにかあったらすぐ言ってくれ……」
そう言うと、那波は真人のチンポを掴んで、自分のおマンコの入り口に押し当てた。
(つ、ついに繋がる…… これから、セックスをするのか……!)
真人も当然、この状況に興奮しきっている。
そしてついに、真人のチンポが那波のおマンコに少しずつ挿入っていき始めた。
「んっ…… やはり大きいな……♡ 」
「あっ、姉さん無理しないで……? ゆっくりでいいよから、痛かったりしたらすぐ抜いてね……?」
「ありがとう……♡ お言葉に甘えさせてもらうよ……♡」
那波は本当にゆっくり、ゆっくりと真人のチンポを中へと挿れていく。
そしてようやく亀頭が挿入ったというところに差し掛かったのだが、その時点で真人のチンポはギュウギュウと締め付けられ、かなりの快楽を与えてきていた。
(も、もう既に気持ち良すぎる……! 全部挿入ったらどうなるんだこれ……!?)
「あぁぁっ……♡ 真人ので…… 私の膣内が押し広げられていく……♡」
「ああっ…… 姉さん……!」
「真人も気持ちいいんだなっ……♡ んあっ♡ もうすぐ全部挿入りそうだ……♡」
その言葉通り、長い長い時間をかけはしたものの、ついに真人のチンポは全て那波のマンコに飲み込まれていった。
(や、やばいこれ……! き、気を抜いたらすぐに出ちゃいそう……!)
「はぁぁぁぁんっ♡ ぜ、全部挿入ったぞ……♡ す、すごい圧迫感があるなこれ♡ でも、嫌な感じはしなくて……♡ すごく幸せな気持ちだ♡」
「ぼ、僕も気持ちいいよ……! 姉さんの膣内なんにもしてなくともギュウ、って締め付けてきてて……」
「本当♡? 私の膣内気持ちいいのか……♡?」
「う、うん……! もう、言い表せないくらい……」
「ああっ、こんなに嬉しいことがあるだなんて……♡ 真人っ……♡」
那波は繋がったまま上体を倒し真人に抱きつくと、キスをしてきた。
「はむっ、ちゅるっ♡ ぷあっ……♡ ましゃと…… ましゃと……♡ ちゅうぅっ♡ んあっ♡ しゅきだっ…… だいしゅき……♡」
2人が1つになった状態でするキスは、はっきり言って格別だった。
それはまるで脳まで溶けるんじゃないか、というくらいには気持ちよく、冗談抜きで永遠にしていられそうだった。
「んむっ…… ぷふぁっ……♡ 真人…… 少し動いてみてもいいか……♡?」
「僕は全然大丈夫…… 姉さんは、痛かったりとかしない……?」
「じ、自分でも驚いているんだが…… 痛みは全然ないんだ……♡ さっきまで異物感は流石にあったけど、それももう慣れたから……♡ だから、動いてみるな……♡?」
「う、うん……」
那波はゆっくりと腰を前後に動かし始めた。
「あぁっ♡ これだけでも気持ちいい……♡ 真人のおっきくて、膣内が擦れてすごいぃ……♡」
ズリュズリュと2人の体液によって結合部は既にビチョビチョになっており、そのおかげで那波はとてもスムーズに動けるようになっていた。
「今度は上下に……♡ ふあぁっ……♡ 良いところ全部当たってるぅぅっ♡ ああっ、真人ぉ♡ 私、もう保たないかもしれないぃ♡ だから、少し激しく動いていいか……♡?」
「あ、うん……! 姉さんがしたいように動いて欲しい……!」
「ありがとうっ……! 真人も気持ちよくなってくれっ♡」
那波は絶頂の波が既にそこまで来ているらしく、真人に断りを入れてから腰をかなり早めに打ち付け始めた。
パチュッ、パチュッ、パチュッ♡
「あっ♡!あっ♡!あぁっ♡! お、膣奥気持ちいいっ♡♡! すごいすごいすごいっ♡♡♡ 真人のおチンポ気持ちいいよぉぉ♡♡!!」
「うん、僕もだよ……! 姉さんの膣内、気持ちいいっ……!」
「嬉しいっ♡ ああっ♡!? そ、そんな真人も動いてくれるなんてぇ♡!」
真人は無意識に那波の腰の動きに合わせて少しだが突き上げるような動きをしてしまう。
「あっ♡ もうダメっ♡ イキそうっ♡」
「僕もっ……! もう、出そう……!」
「あんっ♡ あんっ♡ あんっ♡ い、一緒にぃ♡ 一緒にイこうっ♡! 中に出してっ♡ 沢山出してぇっ♡ あぁっ、真人っ真人っ真人っ♡♡ 好きだっ♡ 愛してるぅっ♡」
「僕も…… 姉さんのこと、あ、愛してるっ……!」
「……っ♡♡♡ そ、そんなこと嬉しいこと言われたらもうだめぇっ♡ あっあっあぁんっ♡♡」
パンっパンっパンっ!
「で、出るよ、姉さん……!」
「私もっ♡ ああっ♡ イ、イクぅぅぅぅぅう♡♡♡」
ドビュルルルルッ! ドプッドプッ!
「あぁぁぁぁっ♡♡♡ すごいっ♡ 中に沢山っ♡ あっ、またイクっ♡! 膣内に出されてずっとイクぅぅっ♡♡」
「うぁぁ…… 止まらないっ……!」
「あぁんっ♡ いいよっ、全部出してっ♡! 真人の精子全部っ♡ 受け止めるからぁっ♡」
間違いなくこの世界に来て1番の量の射精を真人は今、那波の膣内に注ぎ込んでいった。
那波はそれを恍惚とした表情で受け入れていく。
そこには一切の不快感はなく、あるのは暴力的なまでの快楽と、大好きな男を射精に導いた達成感、その射精を自分の膣内で受け入れることができている幸福感があるだけだった。
「んあぁっ♡ まだ出てるっ……♡ あっ…… す、済まない、腕に力が……」
「だ、大丈夫…… 無理しないで、そのまま、体重かけていいよ……」
「ありがとうっ…… あんっ♡ い、今ので最後かな……♡?」
「う、うん…… なんとか、止まったみたい……」
「あぁ…… すごかった……♡ んぅっ♡ まだ私は、ぅんっ♡ 絶頂から戻りきれて、ないみたいだ……♡」
「その、落ち着くまでこのままでいいから…… 息整えて……?」
「ありがとう……♡ 真人、その…… ギュッてしてくれないか……?」
「うん、全然いいよ……」
ギュッ…… ナデナデ……
「あ、頭まで撫でてくれるのか……♡? ありがとう…… なんだか安心するな……♡」
その後、3分ほどそのままギュッとしながら頭を撫で続けていたら、那波の息遣いはかなり落ち着いてきた。
「姉さん…… そろそろ…… って、あれ……?」
肝心の那波だったが、真人の上で心地よさそうにスヤスヤと眠っていた。
(最後の方とかすごかったし、疲れちゃったのかな?)
真人は、挿れっぱなしだったチンポを抜き、那波を起こさないように那波の下から抜け出すと、那波の頭の下に枕を置き仰向けで寝かせた。
そして、濡らしたタオルで那波の体の汚れている所を優しく拭いていった。
那波はその間も、変わらずスヤスヤと気持ちよさそうに寝ていた。
「んぅ…… まさ……と…… 」
ムニャムニャと寝言を言う姿は、いつもの凛とした姉からは想像できないくらい可愛らしかった。
それから真人も、自分で体を拭いて那波の横に寝転がった。
「ありがとう、姉さん…… 愛してるよ……」
面と合わせて言うのは恥ずかしい言葉を寝ている那波に呟きながら、真人は那波の可愛い寝顔をずっと眺めていた。
「お、おかえり真人。 早かったな」
「あんまり待たせるのも、悪いかなって……」
浴場に用意されていたバスローブに身を包み、真人が部屋に戻ると、2人掛けのソファに座って足を組みながら、携帯で何かを見ている那波がいた。
そんな那波も着ているものがバスローブということもあって、組んでいる足がバスローブの隙間からしっかりと見えているし、なんなら少し胸元もはだけさせているので、ある意味かなり無防備な姿になっている。
(いつ見ても、姉さんは綺麗だな……)
「えっとだな…… さっき、今から何するか分かるかって聞いたが、その答え合わせをしないか……?」
数秒、お互いのバスローブ姿を見つめ合い無言だったが、思い出したように那波が声をかけてきた。
「う、うん…… いいよ……」
「私はその、真人と繋がりたい…… つまり、せ、セックスをしたいって思ってたんだが…… 真人はどうだろうか……?」
「僕も…… もしかしたらそうかなって思ってた……」
「真人は私としたいと思ってくれているか……? その、嫌だったら……」
「い、嫌じゃない……! そう言ってくれるの凄く嬉しいし、僕もこんな綺麗な姉さんと出来るなんて夢みたいっていうか……」
「ああっ……♡ そんな事言ってくれるなんて……♡ えっと、そうしたらベッドに行こう……♡?」
「う、うん……」
真人と那波は、2人してベッドに座り向かい合った。
「毎日一緒にベッドには入ってる筈なのに、なんだか全然違うな……♡ 真人、バスローブ…… 脱がしていいか♡?」
「うん…… 僕は、姉さんのを脱がす、ね……?」
「あぁ、お願いするよ♡」
2人はお互いのバスローブをゆっくりと脱がしてゆく。
ただ、ゆっくり脱がしたとはいえ一枚だけなので、2人ともあっという間に裸になり、改めて向かい合った。
美香の体を汚れ一つない、とても綺麗なものだった。
そこからは、どちらからともなくお互いの体をギュッと抱きしめ合った。
那波はそのまま真人の頭や肩、背中を広く撫でていく。
「あの、姉さん…… 僕も撫でたりして、いい……?」
「あぁ、いくらでも触ってくれ♡」
真人も同じように、那波の体をなでていく。
那波の体に触れるのは初めてでは無い筈なのに、何だかいつもと違うような気がしてしまう。
それに、那波が艶やかな息を吐いたり、ピクピクと反応するのがたまらなく嬉しいとも思ってしまう。
それから少しして、那波が少し体と体の間に隙間を作ったかと思うと、真人の胸元やお腹を触り始めた。
「ふふっ、前よりもすこし肉がついたな♡」
「姉さん…… 僕も、触っていい……?」
「えっ、私の体、触ってくれるのか……?」
「うん…… その、今までしてもらってばっかりだったから…… 姉さんにも気持ちよくなってほしい……」
「そういう事ならいくらでも触ってくれ♡ 体勢とか触りやすいように変えた方がいいか……?」
「え、えっと…… それじゃあ……」
真人が指定したのは、ベッドの背もたれに背をつけた真人の足の間に那波が入り、那波は真人にもたれるようにする体勢だった。
「えっと、もたれるぞ? 重かったら言ってくれ……」
「大丈夫…… 全然重くない……」
最初は少し渋った那波だったが、真人の意志を尊重し、任せる事にした。
(姉さんを気持ちよくさせられるよう頑張らないと……!)
「さ、触るね……? 痛かったりしたらすぐ言って……?」
「分かった……♡」
真人は最初に、片手で胸の形をなぞるように触り、片手でお腹を撫でていった。
「ああっ♡ 真人が自分から触ってくれるなんて……♡ それに、この体勢…… 真人に包まれてるみたいだ……♡」
「少しずつ、強くするね……?」
次に今度は、お腹を触っていた手も胸に持っていって、両手で軽く胸を揉んでいく。
那波の胸は手のひらでちょうど揉み込めるくらいのサイズの美乳で、それに加えてかなりのハリがあった。
「あぁっ……♡ 真人が胸を揉んでくれてる……♡ 気持ちいいよ……♡」
「もう少し、強めるね……?」
「はぁんっ……♡! すごいっ……♡ あぁっ、それぇ……♡」
真人は少し揉む力を強め、揉み方も単調なものから前後左右にムニムニと揉んでいくものへと変化させていった。
すると、那波はしっかりとした喘ぎ声を上げ始め、体も無意識にクネクネと動いてしまっていた。
「気持ちよくできてるかな……?」
「んぁっ♡ あぁっ、気持ちいいぞ♡ とんでもなくな……♡」
「良かった…… えっとじゃあ、ここも触っていくね……?」
「えっ……? きゃうんっ♡! ち、乳首まで触ってくれるなんてぇぇ♡」
片方の手で乳首を軽く摘んだだけで、那波は体を跳ね上げて、強く感じてくれた。
片方の胸は揉んだまま、もう片方の胸の乳首をいじるのは少し難しかったが、那波に気持ちよくなってもらいたい一心で真人は愛撫を続けた。
「はぁっはぁっ♡ ち、乳首がこんなに気持ちいいなんて、ゃんっ♡ 知らなかった……♡」
「り、両方、触るね……?」
「あぁっ♡♡! 両方すごいぃ♡ あっあっ……♡ クニクニしたらダメェ……♡」
那波は強い快感をどうにかして逃そうと、足や体をクネクネと動かすが、次々に与えられる快楽を逃がすには全く足りず、どんどん快感が高まっていった。
「うぅっ♡ ま、真人、イキそうだっ♡ イかせてくれっ♡!」
「うん……! イッて…… 姉さん……!」
クニクニクニ…… キュッ!
「はぁぅっ!? イックぅぅっ♡♡!!」
ビックンッ! ビクビクビクッ……
最後の最後、本当に一瞬だけだが強めに乳首をキュッと強めに摘まれた事が引き金になり、那波は盛大に絶頂を迎えた。
大きく上体が一度跳ね、それから小刻みにビクビクと体を震わせている那波の姿はとてもエロかった。
那波がイッている間、真人は後ろから那波が崩れ落ちないようにお腹に手を回して支えていたのだが、那波からしたらそれすらも嬉しく、快感のスパイスになっていた。
「ハァーッ、ハァーッ♡ すごい、気持ちよかった……♡ 真人……♡」
絶頂の余韻から帰ってきた那波は蕩けた顔でそう言うと、くるりと反転して真人と対面する形になり、そのままキスをしてきた。
「んむっ…… ちゅっ、ちゅっ♡ ……ペロッ♡」
「んっ……!?」
「ちゅっ、ペロッ♡」
ただ、これまでのキスではなく、那波はキスの合間に舌を少しだけ出して真人の唇を舐めてきたのである。
真人がそれに対して恐る恐る口を少し開けると、待ってましたと言わんばかりに那波の舌が真人の口内に侵入してきた。
那波はそのまま真人の舌先を自分の舌で捕まえると、チロチロと舌同士を絡めてきた。
「ちゅるっ…… れろっ……♡」
(姉さんの舌が……! こ、こっちからも動いた方がいいんだろうか……!?)
「ぷはっ♡ 真人も舌を出してくれ……♡」
「あっ、うん……」
「ちゅっ…… んむぅ…… ぇろっ♡」
先程よりも舌全体を絡めるようにディープキスが行われたことで、その刺激はより強くなった。
5分ほどその快楽に酔いしれ、キスを続けていたが、流石に少し苦しくなってきたのでお互い口を離した。
「はぁはぁ……♡ これ、すごいな……♡ ずっとしていたくなってしまう……♡ さっきから馬乗りになってしまっているが、重くないか……?」
「姉さん、軽いから…… 全然大丈夫……」
「そうか……♡ あぁ、真人のココ、すごい大きくなっているな……♡ 私にも真人を気持ちよくさせてもらってもいいか……♡?」
「お、お願いします……」
那波は真人の横に移動すると、早速と言わんばかりに真人の勃起したチンポを舐め始めた。
「ちゅっ…… レロ……♡」
そして、少し舐めたと思ったら、もう我慢できないと言わんばかりに、チンポを咥えしゃぶり始めた。
「あぁっ……! 姉さんいきなり……!」
「じゅぷ…… じゅぽ…じゅぽ……♡」
那波はかなり最初からハイペースで頭を前後に動かして真人を気持ちよくさせていく。
「んむぅっ……♡ んぐんぐ……♡」
「あぁっ、それ、やっぱり気持ちいい……」
以前やったディープスロートも、今日に至るまでちょこちょこ真人にしていたおかげか、かなり最初に比べるとスムーズに動けるようになってきていた。
「グゥッ……ポッ……、グゥッ……ポッ……♡ んぁぁっ……♡ グッポグッポグッポ……♡」
「は、激しい……! 気持ちいい……!」
そして今日は一段と喉奥に出し入れするスピードが早く、那波の頑張りが伝わってくる。
それによりどんどん射精感は高まっているが、このままイかされるのも良くないと思い、真人は那波に声をかけた。
「ね、姉さん…… ちょっと、お尻をこっちに、向けれる、かな……?」
「んむっ……? んぷぁっ♡ あぁ、分かった……♡」
真人の言葉通りに、那波は顔の位置はそのまま、お尻を少し真人の方に寄せていった。
「ぼ、僕も姉さんの…… お、おマンコ触っても平気……?」
「えっ! 触ってくれるのか……!? も、もちろんいいに決まっている!」
「ありがと…… 触るね……?」
了承を得たので、真人は那波のおマンコを、まずは周りの方から優しく触っていった。
那波のおマンコは既にかなり濡れており、周りの方も少しヌルヌルしていた。
「あぁ…… その…… 濡れていてごめんな……? さっきイッた時に溢れてしまって……」
「ううん、嬉しい…… 姉さんも感じてくれてて……」
真人が何をするか気になるのか、那波はチンポから口を離し、真人の方を気にしていた。
手は緩やかに真人のチンポを扱きながらではあるが。
「中の方も、触るね……?」
「あ、あぁ……♡」
指を少しだけ割れ目の内側へと入れていき、膣口の入り口周りを緩やかになぞっていく。
それだけでも那波は艶やかな声を上げているのだが、真人はそのまま少し上の方へ指を滑らせ、クリトリスの周りを愛撫し始めた。
(ちょっと見にくいから、間違えていきなり触ったりしないようにしないと……)
「ふぅっ♡ はぁぁ……♡ 真人の指が…… 気持ちいいよぉ……♡ あっ!? それっ、トントンするの気持ちいいぃ……♡」
(よかった…… 上手くできてそう……!)
「姉さん…… 次なんだけど…… 指、入れても、大丈夫……?」
「ああっ、いいぞっ♡ 真人の好きにして……♡ あっ、すごいっ♡真人の指が入ってぇ♡ 他人に入れられるとこんなにも分かるんだな……♡」
真人はゆっくりと那波のおマンコに指を沈めていった。
ひとまず、第一関節くらいまで入ったのだが、那波のおマンコはキュウキュウとまるで媚びるように吸い付いてきた。
その吸い付きを指で感じながら、真人は指をゆっくりと出し入れしながら奥へと入れていく。
那波のおマンコは、凄く締め付けてはくるものの、少しまだ余裕はありそうだった。
「もう一本、指入れるね……? 何かあったらすぐ言って……?」
「大丈夫だ♡ あっ、あっ、すごい入ってくる……♡ あぁっ、もっと奥まで欲しい……♡ んあぁっ♡ 気持ちいい……♡」
やがて2本の指も奥までしっかりと咥え込んだ那波のマンコは、まるで呼吸をしているかのようにウネウネと吸い付いたりしてくる。
「動かすね……」
「はうぅ……♡ すごいっ、出たり入ったり……♡ あっ!? そこぉ……♡」
指を出し入れしていると、偶然那波のGスポットらしき箇所を見つけてしまった。
そこを少し押すと、那波は気持ちよさそうな声をあげて体を跳ねさせた。
「あぁっ、そこすごいっ♡ 知らないこんなの……♡」
どうやら那波はGスポットについて、自分のがどこにあるかなどは知らなかったようで、新鮮な反応を見せてくれた。
「あぁっ……♡! 何か来るっ♡ イクッ、イクッ、イクゥゥッ♡!」
プシュッ……プシュッ……
潮吹きとまではいかないにしても、那波は真人の手に愛液を少し吹き出し、絶頂を迎えた。
「ハァッハァッ♡ す、凄かった……♡ 真人…… 今のは……?」
「えっと、Gスポットって所らしくて…… 結構気持ちよくなれる場所って教えてもらった……」
「凄く良かった……♡ 癖になりそうなくらいに……♡」
那波はそう言いながらノロノロと体を起こすと、真人に再び抱きついた。
そしてそのまま、ゆっくりと真人を押し倒し、いわゆる騎乗位の体勢をとった。
「ハァッ……♡ 済まない真人…… 先程からもう何回もイッたからか、奥の方が疼いてしょうがないんだ……♡ そろそろ、い、挿れてもいいだろうか……♡?」
「あ…… えっと、コンドームとかって……」
「避妊薬を飲んでいるから、大丈夫だ……♡」
後から調べて分かったのだが、那波が今、言っている避妊薬は前世のものと比べるとかなり高性能で、99%以上で避妊は出来るし、副作用も飲んでから少しした後に眠くなるくらいのもので収まっているそうだ。
この世界の医療は、男性が少ないという問題があるから為せる技なのか、前世よりもかなり進歩していて、その避妊薬もそれを裏付ける一つとなっているだろう。
ちなみにこの避妊薬は、その反対の効果を持つ妊娠薬の開発中に偶然できたものらしく、普通に市販で売っていて大体は女性用の娼館などで使われているとかなんとか。
「じゃあ、挿れるからな……? なにかあったらすぐ言ってくれ……」
そう言うと、那波は真人のチンポを掴んで、自分のおマンコの入り口に押し当てた。
(つ、ついに繋がる…… これから、セックスをするのか……!)
真人も当然、この状況に興奮しきっている。
そしてついに、真人のチンポが那波のおマンコに少しずつ挿入っていき始めた。
「んっ…… やはり大きいな……♡ 」
「あっ、姉さん無理しないで……? ゆっくりでいいよから、痛かったりしたらすぐ抜いてね……?」
「ありがとう……♡ お言葉に甘えさせてもらうよ……♡」
那波は本当にゆっくり、ゆっくりと真人のチンポを中へと挿れていく。
そしてようやく亀頭が挿入ったというところに差し掛かったのだが、その時点で真人のチンポはギュウギュウと締め付けられ、かなりの快楽を与えてきていた。
(も、もう既に気持ち良すぎる……! 全部挿入ったらどうなるんだこれ……!?)
「あぁぁっ……♡ 真人ので…… 私の膣内が押し広げられていく……♡」
「ああっ…… 姉さん……!」
「真人も気持ちいいんだなっ……♡ んあっ♡ もうすぐ全部挿入りそうだ……♡」
その言葉通り、長い長い時間をかけはしたものの、ついに真人のチンポは全て那波のマンコに飲み込まれていった。
(や、やばいこれ……! き、気を抜いたらすぐに出ちゃいそう……!)
「はぁぁぁぁんっ♡ ぜ、全部挿入ったぞ……♡ す、すごい圧迫感があるなこれ♡ でも、嫌な感じはしなくて……♡ すごく幸せな気持ちだ♡」
「ぼ、僕も気持ちいいよ……! 姉さんの膣内なんにもしてなくともギュウ、って締め付けてきてて……」
「本当♡? 私の膣内気持ちいいのか……♡?」
「う、うん……! もう、言い表せないくらい……」
「ああっ、こんなに嬉しいことがあるだなんて……♡ 真人っ……♡」
那波は繋がったまま上体を倒し真人に抱きつくと、キスをしてきた。
「はむっ、ちゅるっ♡ ぷあっ……♡ ましゃと…… ましゃと……♡ ちゅうぅっ♡ んあっ♡ しゅきだっ…… だいしゅき……♡」
2人が1つになった状態でするキスは、はっきり言って格別だった。
それはまるで脳まで溶けるんじゃないか、というくらいには気持ちよく、冗談抜きで永遠にしていられそうだった。
「んむっ…… ぷふぁっ……♡ 真人…… 少し動いてみてもいいか……♡?」
「僕は全然大丈夫…… 姉さんは、痛かったりとかしない……?」
「じ、自分でも驚いているんだが…… 痛みは全然ないんだ……♡ さっきまで異物感は流石にあったけど、それももう慣れたから……♡ だから、動いてみるな……♡?」
「う、うん……」
那波はゆっくりと腰を前後に動かし始めた。
「あぁっ♡ これだけでも気持ちいい……♡ 真人のおっきくて、膣内が擦れてすごいぃ……♡」
ズリュズリュと2人の体液によって結合部は既にビチョビチョになっており、そのおかげで那波はとてもスムーズに動けるようになっていた。
「今度は上下に……♡ ふあぁっ……♡ 良いところ全部当たってるぅぅっ♡ ああっ、真人ぉ♡ 私、もう保たないかもしれないぃ♡ だから、少し激しく動いていいか……♡?」
「あ、うん……! 姉さんがしたいように動いて欲しい……!」
「ありがとうっ……! 真人も気持ちよくなってくれっ♡」
那波は絶頂の波が既にそこまで来ているらしく、真人に断りを入れてから腰をかなり早めに打ち付け始めた。
パチュッ、パチュッ、パチュッ♡
「あっ♡!あっ♡!あぁっ♡! お、膣奥気持ちいいっ♡♡! すごいすごいすごいっ♡♡♡ 真人のおチンポ気持ちいいよぉぉ♡♡!!」
「うん、僕もだよ……! 姉さんの膣内、気持ちいいっ……!」
「嬉しいっ♡ ああっ♡!? そ、そんな真人も動いてくれるなんてぇ♡!」
真人は無意識に那波の腰の動きに合わせて少しだが突き上げるような動きをしてしまう。
「あっ♡ もうダメっ♡ イキそうっ♡」
「僕もっ……! もう、出そう……!」
「あんっ♡ あんっ♡ あんっ♡ い、一緒にぃ♡ 一緒にイこうっ♡! 中に出してっ♡ 沢山出してぇっ♡ あぁっ、真人っ真人っ真人っ♡♡ 好きだっ♡ 愛してるぅっ♡」
「僕も…… 姉さんのこと、あ、愛してるっ……!」
「……っ♡♡♡ そ、そんなこと嬉しいこと言われたらもうだめぇっ♡ あっあっあぁんっ♡♡」
パンっパンっパンっ!
「で、出るよ、姉さん……!」
「私もっ♡ ああっ♡ イ、イクぅぅぅぅぅう♡♡♡」
ドビュルルルルッ! ドプッドプッ!
「あぁぁぁぁっ♡♡♡ すごいっ♡ 中に沢山っ♡ あっ、またイクっ♡! 膣内に出されてずっとイクぅぅっ♡♡」
「うぁぁ…… 止まらないっ……!」
「あぁんっ♡ いいよっ、全部出してっ♡! 真人の精子全部っ♡ 受け止めるからぁっ♡」
間違いなくこの世界に来て1番の量の射精を真人は今、那波の膣内に注ぎ込んでいった。
那波はそれを恍惚とした表情で受け入れていく。
そこには一切の不快感はなく、あるのは暴力的なまでの快楽と、大好きな男を射精に導いた達成感、その射精を自分の膣内で受け入れることができている幸福感があるだけだった。
「んあぁっ♡ まだ出てるっ……♡ あっ…… す、済まない、腕に力が……」
「だ、大丈夫…… 無理しないで、そのまま、体重かけていいよ……」
「ありがとうっ…… あんっ♡ い、今ので最後かな……♡?」
「う、うん…… なんとか、止まったみたい……」
「あぁ…… すごかった……♡ んぅっ♡ まだ私は、ぅんっ♡ 絶頂から戻りきれて、ないみたいだ……♡」
「その、落ち着くまでこのままでいいから…… 息整えて……?」
「ありがとう……♡ 真人、その…… ギュッてしてくれないか……?」
「うん、全然いいよ……」
ギュッ…… ナデナデ……
「あ、頭まで撫でてくれるのか……♡? ありがとう…… なんだか安心するな……♡」
その後、3分ほどそのままギュッとしながら頭を撫で続けていたら、那波の息遣いはかなり落ち着いてきた。
「姉さん…… そろそろ…… って、あれ……?」
肝心の那波だったが、真人の上で心地よさそうにスヤスヤと眠っていた。
(最後の方とかすごかったし、疲れちゃったのかな?)
真人は、挿れっぱなしだったチンポを抜き、那波を起こさないように那波の下から抜け出すと、那波の頭の下に枕を置き仰向けで寝かせた。
そして、濡らしたタオルで那波の体の汚れている所を優しく拭いていった。
那波はその間も、変わらずスヤスヤと気持ちよさそうに寝ていた。
「んぅ…… まさ……と…… 」
ムニャムニャと寝言を言う姿は、いつもの凛とした姉からは想像できないくらい可愛らしかった。
それから真人も、自分で体を拭いて那波の横に寝転がった。
「ありがとう、姉さん…… 愛してるよ……」
面と合わせて言うのは恥ずかしい言葉を寝ている那波に呟きながら、真人は那波の可愛い寝顔をずっと眺めていた。
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