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第3章 ゴースト・キング編
第203話 開幕!!三つ巴の戦い
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「死んだ・・・か?殺すつもりはなかったんだが・・・」
俺が青山 優牙に近づこうとした、その時だった。上から、刀を持った俺と同年代ぐらいの男が降りてきたのだ。そして、瞬時に青山 優牙を抱えて、俺から離れた。
「何者だ?」
「霊帝会NO.10・新木 士郎だ。・・・・ん、死ぬなよ。お前はまだ死んでもらうわけにはいかない」
そう言って、新木は青山 優牙の傷口に手を当てた。すると、青山 優牙は緑の光につつまれ、傷口が消えていった。
「回復術か・・・」
「えぇ、その通り。彼が死ぬと色々と困るんでね」
「青山 優牙の術は俺が貰う。お前がどういう経緯でそいつを構っているのかは知らんが、どけ」
「そういうわけにはいかないんだよ、えーっと」
「雷 飛龍だ」
「雷、お前がどうしてもって言うなら退いてやるよ。ただし、俺に勝てたらな」
「オイオイ、楽しそうじゃないか。我も仲間に入れろ」
黒い渦が現れ、その中からそう言いながら現れたのは、人間で言う目の部分から角が生えており、足はなく、斧のような武器を持った怪物だった。
「お前は?」
新木が問うと、怪物はおぞましい声で
「跡牢だ」
と答えた。
「跡牢、聞いた事のない名前だな」
「聞いたことがなくて良い。すぐにお前たちも我が名を伝承できない存在になる。忌ッ」
「鳩術・奥義・九天九鳩ッ」
「術・疏刻纏楼」
「雷術・奥義・秘伝雷電閃ッ」
全員がほぼ同タイミングで奥義を使用した。疏刻纏楼によって辺りが包まれかけたが新木の鳩術が跡牢を包み込んだため、それを阻止。続いて、俺の秘伝雷電閃が跡牢を包み込んでいる鳩の球体ごと貫いた。
「ドルァァァァァッ!!」
跡牢が叫び声を上げた。そして、自身を包み込む鳩を吹っ飛ばして現れたのは、さっきまでとは違う姿をした跡牢だった。
俺が青山 優牙に近づこうとした、その時だった。上から、刀を持った俺と同年代ぐらいの男が降りてきたのだ。そして、瞬時に青山 優牙を抱えて、俺から離れた。
「何者だ?」
「霊帝会NO.10・新木 士郎だ。・・・・ん、死ぬなよ。お前はまだ死んでもらうわけにはいかない」
そう言って、新木は青山 優牙の傷口に手を当てた。すると、青山 優牙は緑の光につつまれ、傷口が消えていった。
「回復術か・・・」
「えぇ、その通り。彼が死ぬと色々と困るんでね」
「青山 優牙の術は俺が貰う。お前がどういう経緯でそいつを構っているのかは知らんが、どけ」
「そういうわけにはいかないんだよ、えーっと」
「雷 飛龍だ」
「雷、お前がどうしてもって言うなら退いてやるよ。ただし、俺に勝てたらな」
「オイオイ、楽しそうじゃないか。我も仲間に入れろ」
黒い渦が現れ、その中からそう言いながら現れたのは、人間で言う目の部分から角が生えており、足はなく、斧のような武器を持った怪物だった。
「お前は?」
新木が問うと、怪物はおぞましい声で
「跡牢だ」
と答えた。
「跡牢、聞いた事のない名前だな」
「聞いたことがなくて良い。すぐにお前たちも我が名を伝承できない存在になる。忌ッ」
「鳩術・奥義・九天九鳩ッ」
「術・疏刻纏楼」
「雷術・奥義・秘伝雷電閃ッ」
全員がほぼ同タイミングで奥義を使用した。疏刻纏楼によって辺りが包まれかけたが新木の鳩術が跡牢を包み込んだため、それを阻止。続いて、俺の秘伝雷電閃が跡牢を包み込んでいる鳩の球体ごと貫いた。
「ドルァァァァァッ!!」
跡牢が叫び声を上げた。そして、自身を包み込む鳩を吹っ飛ばして現れたのは、さっきまでとは違う姿をした跡牢だった。
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