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第1章 日本旋廻 恐山決戦 前編
第65話 使いますよ
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「私の名は巻積。凪澤様に仕えるKUシリーズの一角だ。まぁ、一応、貴様の名も聞いておこう。名は?」
「白居 草子だ」
「白居・・・。どこかで聞いたことのある名だと思えば、貴様か、噂の主霊と契約した祓い師ってのは」
「だったら、どうする?」
「かははははっ、決まってるだろう?凪澤様の邪魔にならないように殺すだけだッ!!雲術・巻」
薄い糸のようなものが猛スピードで伸びてきた。俺はその糸を必死にかわした。多分、あの糸に捕まったら、行動を止められる的な能力だろう。
「ほぅ、聞いていた以上に動けるのだな。主霊と契約したことで何か見る世界は変わったか?」
「あぁ、変わったよ。だから、見せてやるよ、巻積、俺の術を!!空間術・絽梭諾六ッ!!」
この術は、相手を頭、胴体、右腕、左腕、右足、左足の6等分でみて、ランダムでどこか1箇所を吹っ飛ばす。今回は・・・左足だ。巻積の左足が吹っ飛んだ。
「クッ!!なかなかに面白い術だ。これは早いうちにケリをつけなければな・・・。雲術・奥義・巻積剣」
巻積の手元に白く輝く剣が現れた。
「我々、KUシリーズは十種雲形をもとにできている。それぞれにそれぞれの名をなぞった奥義がある。全員、自身の霊気の無限化と剣の具現化という効果をしている。さらにこの剣で切られた者は体内の霊気を5分間だけ失う。つまり、この剣が相手に触れた時点でソイツの負けは確定だ」
「へぇ~、そんな恐ろしいことされたら俺も困るなぁ。俺も恐ろしいことしちゃおっと。空間術・奥義・辺辺不按転ッ」
辺辺不さん、あなたの技、俺がちゃんと術に変えましたからね。今からお披露目しますから見ててください。あれを使いますよ・・・。
「白居 草子だ」
「白居・・・。どこかで聞いたことのある名だと思えば、貴様か、噂の主霊と契約した祓い師ってのは」
「だったら、どうする?」
「かははははっ、決まってるだろう?凪澤様の邪魔にならないように殺すだけだッ!!雲術・巻」
薄い糸のようなものが猛スピードで伸びてきた。俺はその糸を必死にかわした。多分、あの糸に捕まったら、行動を止められる的な能力だろう。
「ほぅ、聞いていた以上に動けるのだな。主霊と契約したことで何か見る世界は変わったか?」
「あぁ、変わったよ。だから、見せてやるよ、巻積、俺の術を!!空間術・絽梭諾六ッ!!」
この術は、相手を頭、胴体、右腕、左腕、右足、左足の6等分でみて、ランダムでどこか1箇所を吹っ飛ばす。今回は・・・左足だ。巻積の左足が吹っ飛んだ。
「クッ!!なかなかに面白い術だ。これは早いうちにケリをつけなければな・・・。雲術・奥義・巻積剣」
巻積の手元に白く輝く剣が現れた。
「我々、KUシリーズは十種雲形をもとにできている。それぞれにそれぞれの名をなぞった奥義がある。全員、自身の霊気の無限化と剣の具現化という効果をしている。さらにこの剣で切られた者は体内の霊気を5分間だけ失う。つまり、この剣が相手に触れた時点でソイツの負けは確定だ」
「へぇ~、そんな恐ろしいことされたら俺も困るなぁ。俺も恐ろしいことしちゃおっと。空間術・奥義・辺辺不按転ッ」
辺辺不さん、あなたの技、俺がちゃんと術に変えましたからね。今からお披露目しますから見ててください。あれを使いますよ・・・。
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