64 / 236
第1章 日本旋廻 恐山決戦 前編
第64話 You traitor
しおりを挟む
「馬渕さん、どうしてここに?あ、助けに来てくれたんですか?ありがとうございす」
「何を勘違いしている?俺はお前を殺しに来ただけで、助けになんて来てねぇよ。そのために邪魔なやつを祓っただけだ」
「殺しに来た・・・?」
「あぁ、凪澤の命令でな」
「な、凪澤?ちょ、何を言ってるんですか、馬渕さん。凪澤の命令って」
「信じられないか?俺は初めから凪澤の仲間だ。GEAにお前が入ってくる前からな」
「凪澤の仲間・・・」
「もういい、そんだけ現実を受け止めれねぇなら、身をもって受け止めろッ!!」
次の瞬間、僕の目の前に蛇が現れた。馬渕さんの術か?早い、早すぎる!!ダメだ、殺られる。こんなとこで終わるのか、僕は・・・
「雷術・雷恐」
蛇が一瞬にして消えた。
「ら、雷翔・・・」
「大丈夫か、優牙。嫌な予感がして戻ってきてみれば的中か。馬渕、あんた凪澤側の人間だったのか・・・」
「馬渕さんだろ、凪澤の犬よ」
「何だァとッ!!」
「チッ、邪魔が入ったか。俺はさっさと青山 優牙を殺したかったんだがな」
「なんだ?逃げるのか?俺の雷術がそんなに怖いか?」
「犬よ、あまり調子に乗るなよ。所詮、お前は凪澤のもとで騙され、生きていた存在。GEAに入れてもらったからと言って調子に乗っていると痛い目みるぞ?」
「ごちゃごちゃ言わねぇでさっさとかかってこいよ、裏切り者」
「仕方ないね、蛇術・大樹丸」
辺りの木が蛇へと変わり、こちらに伸びてきた。
「蒼天術・拳ッ」
「雷術・雷雷風水ッ」
「では、君たちがそいつらの相手をしている間に俺はひかせてもらうよ。一つだけ言っておくなら、君たちが、俺たちに勝つことはない。それは確定していることだ」
そう言って、馬渕さんは逃げて行った。大樹丸を倒し、僕と雷翔は再び山の中を走り出した。まさか、師帝の1人が裏切り者だったとは・・・。
「何を勘違いしている?俺はお前を殺しに来ただけで、助けになんて来てねぇよ。そのために邪魔なやつを祓っただけだ」
「殺しに来た・・・?」
「あぁ、凪澤の命令でな」
「な、凪澤?ちょ、何を言ってるんですか、馬渕さん。凪澤の命令って」
「信じられないか?俺は初めから凪澤の仲間だ。GEAにお前が入ってくる前からな」
「凪澤の仲間・・・」
「もういい、そんだけ現実を受け止めれねぇなら、身をもって受け止めろッ!!」
次の瞬間、僕の目の前に蛇が現れた。馬渕さんの術か?早い、早すぎる!!ダメだ、殺られる。こんなとこで終わるのか、僕は・・・
「雷術・雷恐」
蛇が一瞬にして消えた。
「ら、雷翔・・・」
「大丈夫か、優牙。嫌な予感がして戻ってきてみれば的中か。馬渕、あんた凪澤側の人間だったのか・・・」
「馬渕さんだろ、凪澤の犬よ」
「何だァとッ!!」
「チッ、邪魔が入ったか。俺はさっさと青山 優牙を殺したかったんだがな」
「なんだ?逃げるのか?俺の雷術がそんなに怖いか?」
「犬よ、あまり調子に乗るなよ。所詮、お前は凪澤のもとで騙され、生きていた存在。GEAに入れてもらったからと言って調子に乗っていると痛い目みるぞ?」
「ごちゃごちゃ言わねぇでさっさとかかってこいよ、裏切り者」
「仕方ないね、蛇術・大樹丸」
辺りの木が蛇へと変わり、こちらに伸びてきた。
「蒼天術・拳ッ」
「雷術・雷雷風水ッ」
「では、君たちがそいつらの相手をしている間に俺はひかせてもらうよ。一つだけ言っておくなら、君たちが、俺たちに勝つことはない。それは確定していることだ」
そう言って、馬渕さんは逃げて行った。大樹丸を倒し、僕と雷翔は再び山の中を走り出した。まさか、師帝の1人が裏切り者だったとは・・・。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
8
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる