妄想日記6<<EVOLUTION>>

YAMATO

文字の大きさ
130 / 190
Chapter6(一髪篇)

Chapter6-⑤【青い月が見てるから】後編

しおりを挟む
今ならタチれる気がした。
ジッパーを下げ、ぺニスシースを出す。
「随分、準備がいいんですね。」
股間の向こう側の視線と搗ち合う。
それを合図にマラを突き立てる。
理想的な変態の登場で下半身が熱い。
『俺だって、タチ位出来るんだ!』
ワタルは獰猛にアナルを責め立てた。
だが一度射精したマラは中々オーガズムに達しない。
焦りが、不安に変わっていく。
萎えていくぺニスを察し、ジョガーが離れた。
「無理しなくても良いです。
我々みたいな精神的なMは別に肉体関係がなくても、繋がる事が可能です。
一緒に精神を高める事でオーガズムを感じましょう。」
ジョガーが唇を寄せてきた。
送り込まれてきた唾液を貪る。
ジョガーの手がゆっくりとジーンズを下ろす。
ごく自然に指がアナルに入ってきた。
「これって、どうなっているのですか?」
違和感を覚えたジョガーが唇を離す。
 
「前後にコンドームですか。
素敵なアイディアです。」
まじまじとアナルを観察したジョガーが言う。
「だったらその格好で走りませんか?
その素敵なスパッツをジーンズで隠すのは勿体ない。
淫らな姿を晒しましょう。」
ジョガーの指がアナルに入り、尻を押す。
ワタルはゆっくりと走り出す。
爽快な気分に満たされた。
「家に寄っていかないですか?
そのラバースーツを穿いてみたいので。」
伴走するジョガーの舌が耳を擽る。
ワタルはアナルの中の指を締め付ける。
それが同意のサインだ。
 
「ワタルさん、いつ射精したんですか?」
ラバースパッツを穿いたテツヤが大声を出す。
「最初にテツヤを見掛けた時に。
商店街を尻を出して歩く姿を見てたら、射精してしまった。」
ワタルは正直に言う。
「えっ、歩きながら?
そんな事ってあるのですか?」
自分でも信じられない事だ。
テツヤが驚くのも無理はない。
「ああ、俺の理想だったのかな。
淫らなのに颯爽としていて。
自分なら街灯の届かない隅っこを歩く。
でもテツヤは道の真ん中を堂々と歩いてた。
すげえ格好良かった。
自分もそう真似たいと思ったんだ。」
「そう言ってくれると、嬉しいな。
あの便所にいたのワタルさんだったのか。
だったら、もうちょっと粘ればよかったな。」
テツヤは舌を出すと、ワタルのマラを扱き出す。
ちゃぽちゃぽと卑猥な音を奏でた。
「オイルマッサージしてあげましょうか?
得意なんです。」
テツヤは手を取ると、バスルームへ向かう。
独立した風呂場は充分に広い。
電気は点けず、キャンドルに火を点していく。
暗い壁に赤い炎の影が揺れる。
「さあ、楽にして、横になって。」
囁き声で陰影が変化した。
言われるままに横たわる。
ジョギングパンツから露出した尻が冷たいタイルに当たった。
テツヤが翳したオリーブオイルの瓶を下に向ける。
落下した油が身体を流れ落ちていく。
青っぽい香りに包まれ、全身から力が抜けていった。
股間の一点を除いては。
 
 
(つづく)
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ

BL
鍛えられた肉体、高潔な魂―― それは選ばれし“供物”の条件。 山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。 見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。 誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。 心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

機械に吊るされ男は容赦無く弄ばれる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

少年探偵は恥部を徹底的に調べあげられる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

少年達は吊るされた姿で甘く残酷に躾けられる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

処理中です...