妄想日記6<<EVOLUTION>>

YAMATO

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Chapter6(一髪篇)

Chapter6-②【センチメンタルトレイン】後編

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「おい、サオヤ飯はどうする?」
終点で降りたマヤが聞いてきた。
キャップを被り、スキニージーンズを穿いたマヤはスッキリした様子だ。
「僕も腹減った。
ワタルも今日は休みだし、食べて行こうよ。」
呑気なタクの誘いが忌々しい。
だがサオヤは断る筈だ。
「そうだな。
昼はおにぎりしか食ってないからな、肉でも食いに行くか。
しゃぶしゃぶとすき焼き、どっちにする?」
その言葉にまた脂汗が吹き出す。
この二択だと、どちらにしても食い放題だ。
短時間で済む食事でない。
どこまでアナルが持つか、心許ない。
 
「流石にその格好だと、皆見ていくね。」
タクがからかう。
「ああ、そんな格好で歩いている奴を見掛けたら、俺もちょっかい出すよな。」
マヤのスキニージーンズが膨らむ。
「おいマヤ、お前もう射精しただろ。
まだ出し足りないのか?」
「当たり、俺は若いから一時間で回復するのさ。
それにさ、イケメンの変態って、そそるしさ。
ミックスでやんない?」
マヤは平然と言う。
「それは駄目だ。
変身したこいつと差しで対戦すんだ。」
「おいっ、変身って何だよ。
余計気になるじゃないか。」
マヤのジーンズに染みが広がる。
「おい、あの画像見せてやれ。」
サオヤがタクに振った。
 
「まっ、マジ!
これがワタルさん?
めちゃ、淫ら!」
マヤの声が店内に響く。
「馬鹿、声がデケェんだよ。」
「んな事言ったって。
独り占めは狡いよ。
俺にも味わわせてくれよ。」
マヤが懇願した。
「しつこいな。
駄目なもんは駄目だ。
お前はタクの汚いケツを掘ってろ。」
サオヤは指をワタルの尻の下に忍ばせる。
そして指を立てた。
「あっ!」
ワタルが顎を突き上げる。
涎が口角から零れた。
「おおっ、めちゃエロい!
たまんねぇ!」
マヤが足を伸ばし、股間を踏みつける。
「おっ、おっ、おおっ!」
反応に益々淫らさが増す。
 
タクは面白くない。
『ワタルばかり、ちやほやされてさ。
しかも誰のケツが汚いって!』
自分の存在をアピールする方法を考える。
『こうなったら、もっと恥ずかしい思いをさせてやる。』
酔いも手伝い、悪戯を思い立つ。
「ワタルの性癖はこんなもんじゃないよ。」
タクは勿体振った言い方をする。
「これ以上乱れんのか?」
マヤが乗ってきた。
「ワタルの一番の好物はモーター音なんだ。」
「モーター音?」
意味の分からないマヤは繰り返す。
「そう、モーターの音。
バリカンや電マの音に反応しまくり。
ローター入れて、乳首責め上げたらよがり狂うよ。
涎垂らしてさ。」
ワタルの性癖をべらべら話す。
「それは面白いな。
よし、ローター買いに行くか。」
サオヤがニヤリと笑う。
「僕は仕事があるから、これで帰るよ。
ワタルを宜しく。」
タクは立ち上がる時、態とコップを倒す。
零れた水がワタルの股間を濡らす。
浸透したパンツが透け、蛍光灯は熱り起つマラを容赦なく照らした。
 
 
(つづく)
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