妄想日記6<<EVOLUTION>>

YAMATO

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Chapter5(懽楽編)

Chapter5-⑦【虹のかけら】後編

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「明日の予定なんだが…。」
シュウヘイは射精すると、間接照明を灯す。
事が済むと、肝心の話ししかしない。
ピロートークで余韻を楽しむ事はなかった。
タクは顔を上げ、デジタル時計へ目を向ける。
『1815』同じコンドミディアムのお陰で移動時間は必要ない。
何とかここを抜け出す口実を考える。
「でさ、ナツキさんはジャスティンを頼ってここに来てたんだ。
帰る前にジャスティンの情報がないか調べたいんだ。
これから飲み屋に行ってみるが、どうする?」
着替えるシュウヘイのシルエットを見詰める。
「えー、直ぐは無理だよ。
まだザーメンが残っているのに。」
タクは残念そうに言う。
「そっか、だったらこの辺りにはゲイバーは数軒しかないから、すっきりしたら来い
よ。」
「分かった。
排出したら、直ぐに向かう。」
直ぐを強調してシルエットに声を掛けた。
 
10階でエレベーターを降り、1005号室を探す。
一つのドアが開き、サオヤが出てきた。
「おう、丁度良かった。
お前が来るから、ビールを買いに行こうと思ったんだ。
一緒に行こうぜ。」
「えっ、その格好で?」
タクはまじまじとサオヤを見る。
大胸筋に張り付くタンクトップはかなり薄手だ。
そしてヒョウ柄のスパッツに目が釘付けになる。
膨らんだ竿が勇ましく盛り上がっていた。
「嫌いじゃないだろ。
さあ、行こうぜ。」
乳首を摘ままれ、唇を押し付けられた。
身体が燃え滾る様に熱い。
これが欲していた物だと理解した。
 
「さあ、乾杯だ。」
サオヤがシンハービールを翳す。
「あれっ、僕のは?」
一缶だけ開けたビールに不審な視線を送る。
「お前のビールは俺の口の中だ。
さあ、啜れ。」
サオヤは缶を傾けると、卑猥に笑う。
タクは唇を塞ぐと吸い上げる。
冷たい液体が流れ込む。
「こんな素敵な乾杯なら大歓迎だ。」
唇を離しても興奮が収まらない。
「ほらっ、次だ。」
サオヤが再びビールを口に含む。
夢中で唇を貪る。
ごつい指が両乳首をがっちり掴んだ。
心地好い痛みと淫らな酔いが高みへ誘う。
メインディッシュを前にアナルが疼く。
 
「次はどうして欲しいんだ?
ここに欲しいんじゃないのか?」
気持ちを言い当てられて素直に頷く。
シュウヘイにない大人のテクニックだ。
「こっちへ来い。」
手を引かれ、姿見の前に立たされる。
染み一つない白い肌はタクの自慢だ。
その後ろにタイ人より焼けたサオヤが立つ。
白い肌に黒い掌が這う。
そのコントラストが更なる欲望へ傾倒させた。
腰を突き出し、挿入をねだる。
「ほらっ、鏡に向かってやってみろ。」
サオヤの掌が尻にヒットした。
鏡の中でアナルが蠢く。
シュウヘイに掘られたばかりの黒ずんだ襞は不気味さを伴う。
自分の中の汚物を見せられ、言い様のない興奮が全身を駆け巡る。
「こんな使い込んだ汚いアナルじゃ、俺の竿を入れる気になれねぇな。
ガバガバじゃねぇかよ!」
二度目の叩きは容赦なかった。
 
 
(つづく)
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