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Chapter5(懽楽編)
Chapter5-⑦【虹のかけら】前編
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「もっと強く!」
強い陽射しの所為か、勝口が勝手に動く。
「そうこなくちゃな。」
指先に力が籠る。
男のショートパンツの染みが広がっていく。
タクは身を捩らせ、男の股間に足を乗せる。
「おっ、いいぜ。」
太マラが足を持ち上げた。
デッキチェアーが大きく傾くが、男は気にする様子を見せない。
顔を上げると、後ろのタイ人と視線が合う。
妖しい光を湛えた瞳がウインクした。
伸びた舌が白人の乳首に伸びる。
どうやら自分達の行動に感化されたのだろう。
内外の要因により、気持ちが高まる。
その上でのアナル責めなら最高だ。
それをシュウヘイは分かってない。
ウケはデカマラで掘っていれば、喜ぶと思っている。
時代錯誤も甚だしい。
「名前を聞いてなかったな。」
男が乳首を弄びながら口を開く。
「僕はタク。」
「俺はサオヤって言うんだ。」
「えっ、サオヤ?
ニックネーム?」
男の顔を見る。
「恥ずかしながら本名だ。」
サオヤが照れ臭そうに笑う。
「親が竿竹屋だったんだ。」
由来を付け加えた。
「でもオカマには最高の名前じゃん。
いかしてるよ。」
タクも微笑み返す。
「ああ、最近やっと親に感謝する様になった。
どうだ、俺の竿を試してみるか?」
サオヤは腕を抜き、下半身に移動させた。
尻の割れ目から指を滑り込ます。
ゴツい指がアナルを掻き回した。
「見掛けに寄らず随分緩いな。
まあ、その方が遠慮なくやれるがな。
今晩、ホテルへ来ないか?」
指が二本に増えた。
タクは膝で男の股間を刺激する。
「おお、攻撃的なウケは好物だ。」
二本の指の間隔が広がっていくのを感じながら、首を縦に振っていた。
「この真裏のコンドミディアムだ。
白い建物が見えるだろ。
7時に1005号室へ来いよ。」
サオヤは隆起した股間を隠しもせず、歩いていった。
その大胆な後ろ姿をタクは見詰める。
汁の溢れたアナルがサオヤを望んだ。
どうやって単独行動を取るか、思考をフル回転させた。
「ホテルを取ってきた。
裏のコンドミディアムだから、歩かずに済むぞ。」
シュウヘイが颯爽と現れた。
「えっ、裏って、その白い建物?」
「ああ、そうだ。
お前のために一番近くにした。」
「ありがとう!
益々好きになっちゃう!」
タクは抱き付き、大きく息を吸い込む。
シャワーを浴び、課すかな香水の匂いがする。
言葉とは裏腹に、一分の隙もないシュウヘイが酷く遠い存在に思えた。
シャワールームから出ると、部屋は薄暗い。
「ねぇ、カーテン開けたら?
折角の夕陽が…。」
言い終わる前に抱き寄せられた。
持ち上げられ、ベッドに運ばれる。
ローションの冷たい感覚がアナルの中へ広がっていく。
『又こうだ。』
諦めて股を開く。
直ぐに固い亀頭が進入してきた。
会話は何もない。
最初はこの巨大な異物の進入に恍惚感を覚えた。
だが今は苦痛以外の何物でもない。
精神が高まらず、身体が準備出来てないのだ。
(つづく)
強い陽射しの所為か、勝口が勝手に動く。
「そうこなくちゃな。」
指先に力が籠る。
男のショートパンツの染みが広がっていく。
タクは身を捩らせ、男の股間に足を乗せる。
「おっ、いいぜ。」
太マラが足を持ち上げた。
デッキチェアーが大きく傾くが、男は気にする様子を見せない。
顔を上げると、後ろのタイ人と視線が合う。
妖しい光を湛えた瞳がウインクした。
伸びた舌が白人の乳首に伸びる。
どうやら自分達の行動に感化されたのだろう。
内外の要因により、気持ちが高まる。
その上でのアナル責めなら最高だ。
それをシュウヘイは分かってない。
ウケはデカマラで掘っていれば、喜ぶと思っている。
時代錯誤も甚だしい。
「名前を聞いてなかったな。」
男が乳首を弄びながら口を開く。
「僕はタク。」
「俺はサオヤって言うんだ。」
「えっ、サオヤ?
ニックネーム?」
男の顔を見る。
「恥ずかしながら本名だ。」
サオヤが照れ臭そうに笑う。
「親が竿竹屋だったんだ。」
由来を付け加えた。
「でもオカマには最高の名前じゃん。
いかしてるよ。」
タクも微笑み返す。
「ああ、最近やっと親に感謝する様になった。
どうだ、俺の竿を試してみるか?」
サオヤは腕を抜き、下半身に移動させた。
尻の割れ目から指を滑り込ます。
ゴツい指がアナルを掻き回した。
「見掛けに寄らず随分緩いな。
まあ、その方が遠慮なくやれるがな。
今晩、ホテルへ来ないか?」
指が二本に増えた。
タクは膝で男の股間を刺激する。
「おお、攻撃的なウケは好物だ。」
二本の指の間隔が広がっていくのを感じながら、首を縦に振っていた。
「この真裏のコンドミディアムだ。
白い建物が見えるだろ。
7時に1005号室へ来いよ。」
サオヤは隆起した股間を隠しもせず、歩いていった。
その大胆な後ろ姿をタクは見詰める。
汁の溢れたアナルがサオヤを望んだ。
どうやって単独行動を取るか、思考をフル回転させた。
「ホテルを取ってきた。
裏のコンドミディアムだから、歩かずに済むぞ。」
シュウヘイが颯爽と現れた。
「えっ、裏って、その白い建物?」
「ああ、そうだ。
お前のために一番近くにした。」
「ありがとう!
益々好きになっちゃう!」
タクは抱き付き、大きく息を吸い込む。
シャワーを浴び、課すかな香水の匂いがする。
言葉とは裏腹に、一分の隙もないシュウヘイが酷く遠い存在に思えた。
シャワールームから出ると、部屋は薄暗い。
「ねぇ、カーテン開けたら?
折角の夕陽が…。」
言い終わる前に抱き寄せられた。
持ち上げられ、ベッドに運ばれる。
ローションの冷たい感覚がアナルの中へ広がっていく。
『又こうだ。』
諦めて股を開く。
直ぐに固い亀頭が進入してきた。
会話は何もない。
最初はこの巨大な異物の進入に恍惚感を覚えた。
だが今は苦痛以外の何物でもない。
精神が高まらず、身体が準備出来てないのだ。
(つづく)
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