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Chapter4(下坂編)
Chapter4-⑪【Crazy Rays】後編
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三回目でやはり腕が震え出す。
「おらっ、ここからだ。
自力であげろ!
お前なら出来る!」
乳首を離れた片手が口元でケツワレを揺らす。
饐えた臭いに息が止まる。
「うりゃあ!」
肘が伸びた。
開いた口にケツワレが押し込まれた。
無酸素の中で、ダンベルを上げ続ける。
「やれば出来るじゃないか。
俺に相応しい最高のパートナーだ。
明日、お前の素晴らしさを皆に見せ付けてやれ。」
耳当たりの良い言葉が続く。
停止した思考は一点に留まる。
『ラバーマンを喜ばせたい。
この人だけが俺を認めてくれた。』
一時間にも及ぶトレーニングにより、肥大した乳首に恍惚とする。
ラバーマンはそれを摘まみ上げると、麻紐で根元を結んだ。
「このまま一日固定してろ。
組織が破壊されて、新たに再生する。
そしてお前は勇者になるんだ。」
食い込む紐も苦にならない。
白い紐が赤く染まる。
ワタルはただ頷くだけだった。
「そろそろ早番が来る時間だ。
俺ばシャワーを浴びてくる。
昼過ぎにその格好で来い。」
マスクを外した高木は汗だくで、髪も髭もびしょ濡れだ。
だがワタルの目にはそれが神々しく映る。
「じゃあな。」
尻を叩かれ、店外へ送り出された。
まだ通勤人の姿は少ない。
閑散としたロータリーを抜け、駅の階段を昇る。
綺麗に磨かれたウインドウに自分の姿が映り込む。
白いコンプレションのシャツに肥大した乳首が盛り上がる。
その凛々しさにうっとりした。
「こんな勇ましくなったのか。
やはりラバーマンの言う事に間違いない。
あの人に付いて行けば、本物の勇者になれる。」
暫しウインドウを見続ける。
やっとリョウマの気持ちが理解出来た。
胸を張り、肥大した乳首をアピールする。
改札から降車客が溢れ出てきた。
殆どが大学名の入ったジャージを着て、大きなバッグを背負っている。
マツヤと同じ大学だ。
帰郷すると言って以来、店に姿を見せてない。
『あれっ、何で帰郷したんだっけ?』
だがそんな小さな疑問はどうでもいい。
上り掛けた階段を戻る。
二段飛ばしで駆け下りて、最後はジャンプした。
勃起したマラが腹を打つ。
駅舎を出て、頭上を見上げる。
いつもタクが使っているランニングマシンに人の姿はない。
公衆トイレは饐えた臭いが漂っていた。
己の野郎臭とシンクロし、亀頭は先走りを出して喜んだ。
奥の個室に入ると、男の視線と搗ち合う。
「マツヤ…。」
「やっぱ追ってきたっすね。
変態便器野郎が。
いや、便器だって、こんなに臭くないな。」
マツヤに肩を押され、呆気なく尻餅を搗く。
「ムシャクシャしてんすよ。」
スパイクが股間を踏みつける。
「おおっ!」
「おらっ、乳首責めてやるから、咥えろ!」
暴走した若者は加減を知らない。
白いウェアが赤く染まる。
「おらっ、便器の癖に溢すな!
一滴も溢すな!」
アンモニアの臭いが口内に広がっていく。
スパイクの凹凸に喜びを感じた。
(つづく)
「おらっ、ここからだ。
自力であげろ!
お前なら出来る!」
乳首を離れた片手が口元でケツワレを揺らす。
饐えた臭いに息が止まる。
「うりゃあ!」
肘が伸びた。
開いた口にケツワレが押し込まれた。
無酸素の中で、ダンベルを上げ続ける。
「やれば出来るじゃないか。
俺に相応しい最高のパートナーだ。
明日、お前の素晴らしさを皆に見せ付けてやれ。」
耳当たりの良い言葉が続く。
停止した思考は一点に留まる。
『ラバーマンを喜ばせたい。
この人だけが俺を認めてくれた。』
一時間にも及ぶトレーニングにより、肥大した乳首に恍惚とする。
ラバーマンはそれを摘まみ上げると、麻紐で根元を結んだ。
「このまま一日固定してろ。
組織が破壊されて、新たに再生する。
そしてお前は勇者になるんだ。」
食い込む紐も苦にならない。
白い紐が赤く染まる。
ワタルはただ頷くだけだった。
「そろそろ早番が来る時間だ。
俺ばシャワーを浴びてくる。
昼過ぎにその格好で来い。」
マスクを外した高木は汗だくで、髪も髭もびしょ濡れだ。
だがワタルの目にはそれが神々しく映る。
「じゃあな。」
尻を叩かれ、店外へ送り出された。
まだ通勤人の姿は少ない。
閑散としたロータリーを抜け、駅の階段を昇る。
綺麗に磨かれたウインドウに自分の姿が映り込む。
白いコンプレションのシャツに肥大した乳首が盛り上がる。
その凛々しさにうっとりした。
「こんな勇ましくなったのか。
やはりラバーマンの言う事に間違いない。
あの人に付いて行けば、本物の勇者になれる。」
暫しウインドウを見続ける。
やっとリョウマの気持ちが理解出来た。
胸を張り、肥大した乳首をアピールする。
改札から降車客が溢れ出てきた。
殆どが大学名の入ったジャージを着て、大きなバッグを背負っている。
マツヤと同じ大学だ。
帰郷すると言って以来、店に姿を見せてない。
『あれっ、何で帰郷したんだっけ?』
だがそんな小さな疑問はどうでもいい。
上り掛けた階段を戻る。
二段飛ばしで駆け下りて、最後はジャンプした。
勃起したマラが腹を打つ。
駅舎を出て、頭上を見上げる。
いつもタクが使っているランニングマシンに人の姿はない。
公衆トイレは饐えた臭いが漂っていた。
己の野郎臭とシンクロし、亀頭は先走りを出して喜んだ。
奥の個室に入ると、男の視線と搗ち合う。
「マツヤ…。」
「やっぱ追ってきたっすね。
変態便器野郎が。
いや、便器だって、こんなに臭くないな。」
マツヤに肩を押され、呆気なく尻餅を搗く。
「ムシャクシャしてんすよ。」
スパイクが股間を踏みつける。
「おおっ!」
「おらっ、乳首責めてやるから、咥えろ!」
暴走した若者は加減を知らない。
白いウェアが赤く染まる。
「おらっ、便器の癖に溢すな!
一滴も溢すな!」
アンモニアの臭いが口内に広がっていく。
スパイクの凹凸に喜びを感じた。
(つづく)
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