失恋した上に嫌われ、死んでしまった俺は…目が覚めたら彼に愛される世界に居た。

櫻坂 真紀

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番外編③※

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 俺はプクリと膨らんだソコを、優しく指で押したり挟み込み、徹底的に可愛がった。

「あ、あぁッ!や……りょ、りょう……も、ソコばっかりダメ…イッちゃ……う、から!」

「いいよ、イッて。」

 すると慎は、フルフルと首を振り、俺を見た。

「りょ、りょうのでイキたい。お、ねがい……もう、りょうのちょーだい?」

「ッ──!」

 俺は慎のソコから指を引き抜くと、自身の固くなったソレを充てがった。

「んッ!」

 慎の蕾がヒクヒクと動き、蕩けたそこへ俺を誘い込もうとする。
 
 そして俺は誘われるまま、その中に猛ったソレを押し入れた。

「あ、あぁッ──!」

「ッ、慎、大丈夫か?」

 俺は、慎の目じりに浮かんだ涙をチュッと吸い取った。

「だ、大丈夫。だから、う、動いて……?」

 慎の言葉に、堪らず俺は腰を進めた。

 慎の中は柔らかくて暖かくて……これは、溺れそうになるな。
 
 俺は慎の腰を掴むと、慎の中をかき分ける様に腰を動かした。

「あ、ああっ……んっ…りょ、りょう……ね、おれの中、きもちぃ……?」

「あぁ、すっごく気持ちいよ。全部、お前に持ってかれそうだ……。」
 
「そ、っか……じゃあ、ぜんぶちょうだい?それで……おれを、いっぱい、あいして?あ……あぁッ──!?」

 慎の可愛いおねだりに、俺は思わず慎の奥までグチュリをそれを突き入れてしまった。

「やっ、あ、ああっ……!りょ、りょう、は、げし──ッ!」

「お前が、煽るから……!わ、るい、もう止まらねぇ……!」

 ガツガツと激しく動く俺の腰の動きに合わせ、慎の中からグチュグチュと粘着質の厭らしい音が響く。

「あ、も、もうダメ……んッ……りょう、おれ、もう、イッちゃう……!」

「いいよ、ッ、俺も、もうイクから──!」

 慎が俺の背中に手を回し、ギュッと抱き着いて来た。

「りょう、すき……ずっと、すき、あ、あああぁ──!」

 そして慎はビクリと体を痙攣させ、一際高い嬌声を上げ達した。

 俺はそんな慎の中に、自分の欲を弾け出した──。

※※※

 俺はグッタリとした慎の中から、ゆっくりとソレを引き抜き……慎を見た。

 すると慎は、涙を流し俺を見ている。

「し、慎、大丈夫か!?悪い、やりすぎた──」

「ち、違う。これはその……嬉しくて。やっと……こうして一つになれたなって思ったら──」

 俺は慎を抱き起すと、ギュッと抱きしめた。

「この先も、ずっとお前を放さないよ。俺たちは、この命が終える時までずっと一緒だ。社会人になったら一緒に暮らそう。俺、お前とずっと傍に居たいから、いつか同棲しようって思ってた。」

「うん……そう言ってたね。俺、その言葉を聞いた時、嬉しかった。俺も、亮とずっと一緒に居たい。この世界で今の命を終えるまで、ずっと俺はお前が好き。ううん、その先だって……きっと俺は、お前の事が好きだよ。」

 慎の言葉に、俺もそうだよと返し……愛を紡ぐその可愛い唇に、誓いのキスを贈った──。
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