私を裏切った相手とは関わるつもりはありません

みちこ

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魔力鑑定があった日の3日後にミカエル伯父様達が我が家に遊びに来た

「ミカエル伯父様お久しぶりです。なかなかミカエル伯父様に会えないから寂しかったですわ」

「エミリー大きくなったね。私ももっとエミリー達に会いに来たいけど、流石に長期間領地を何回も留守にする訳にはいかないからな。今回みたいな祝い事がないとなかなか会いに来れない」

「私達が伯父様の領地まで会いに行けたら良いんですけど、伯父様の領地に行くのはお父様達があまりいい顔をしないですからね」

私達兄弟はお父様から伯父様の領地に遊びに行くのは禁止されている。

とても危険な場所だから仕方ない事だけど

「ジャンが嫌がるのは仕方ない。あいつはあそこで育ったからどれだけ危険な場所か1番理解している。領地でいつスタンピードが起きるか分からないから、余計に心配なんだろう」

お父様はあの領地で育ったから、魔物がどれだけ危険な存在か、スタンピードがどんなに危険なことか、王都の人達よりも詳しく勉強してきただろうから、私達が領地に行くことに反対しても仕方ないことなのね

辺境地に住んでる人と王都に住んでる人では、魔物の知識量が違うのよね

それは自分の命に関わることだから当たり前の結果かしら?

私もずっと王都で過ごしてきたから、実際に辺境地がどれだけ危険な場所かは理解してない。

魔物を見たこともないから、実際に遭遇した時にちゃんと戦えるのかは分からない

「エミリー、兄さん達は長旅で疲れてるから座ってゆっくり話しなさい」

「あっ!!そうですわね。私ったら久しぶりに会えて嬉しくて、お2人に立たせたままになってしまってましたわ」

「私もエミリーに会えて嬉しいわ。エミリーの魔力鑑定の感想が聞きたいわね」

「ミレイユ伯母様すごい結果が出たので覚悟していてくださいね。2人にお願いしたいこともありますし」

ミレイユ伯母様とミカエル伯父様は私の興奮した様子を見て、2人が顔を見合わせたあと少し笑って微笑ましそうに私を見てきた。

2人は私が鑑定結果を自慢したがってる子供に見えてそうね。

実際に鑑定結果を聞いてどんな反応するのかしら?

2人が私が養子に行くことを賛成してくれたら良いのだけど、私が女だから辺境伯領の当主になることを反対したりしないかしら?

巻き戻り前は私が家族から邪険にされてるのを見て、ミカエル伯父様は自分達のところに来るように言ったけど、1度も養子になって当主になることを進めることはなかったのよね。

あの時は今と違って魔力量も少なくて、魔物と戦える力がなかったから当たり前だろうけど

ミカエル伯父様達を居間に案内すると、居間にはお兄様とシャルルが既に待機していた

お兄様は久しぶりに会える伯父様に嬉しそうにしてるけど、シャルルはずっと不機嫌な顔をしている

はぁ~、まだ怒ってるのかしら?

シャルルはまだ子供だから周りからしたら、子供っぽい我儘に見えるだろうけど、16歳のシャルルを私は知ってるから違和感しかないのよね。

反抗前のシャルルってこんなに私にベッタリだったかしら?

私の記憶の中のシャルルは私を邪険に扱って、パトリシアにベッタリ甘えてる記憶しかないのよね。

パトリシアに出会った時のシャルルの年齢は9歳の時だから、パトリシアと出会って半年ぐらいでパトリシアに甘えるようになったから、約7年間もパトリシアに夢中な姿を見てきたから、今のシャルルに違和感を持っても仕方ないのかもしれないわね。

「フレデリックとシャルルも大きくなったな。元気にしていたかな?今日のシャルルはご機嫌ななめか?」

「別に………、伯父さん達はなんで今日来たの。姉さんの祝いに伯父さん達は関係ないじゃん。家族の祝い事にわざわざ来るなんて、伯父さん達は暇なの?」

「シャルル!!ミカエル伯父様に失礼でしょ!!伯父様達は私の為に遠くから来てくれたのよ。それに伯父様達が来るのはずっと前から決まってたでしょ。なんで今更そんな酷いことを言うのよ」

「エミリー、あまりシャルルを怒ってやるな。私達が家族での祝い事なのにお邪魔してることに間違いない」

ミカエル伯父様はそう言いながら少し寂しそうな顔をしている

「シャルル、今回はお前が悪い。兄さん達に謝りなさい。シャルルも色々なことがあって複雑なのは分かってるが、兄さん達は何も悪くないだろ?」

「だって…………、伯父さん達に子供がいないせいで、姉さんは伯父さん達のところに行かないといけないんだろ!!伯父さん達は僕から姉さんを奪っていくんだ。姉さんは僕の姉さんなのに」

「どういう事だ?エミリーを私達が奪う?」

伯父様達はまだ何も聞いてないから、シャルルの発言に困っている。

伯父様達からしたら一体何の話をしてるのか理解できないわよね。



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