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24.※誤解 Side.ルシアン
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カイザーリードを甘やかして俺に夢中にさせようと思ったのに、思うようにいかない。
別荘について馬車を降りた時は良い雰囲気だったのに、その後は今一つだ。
部屋でもどこか心ここにあらずと言った感じで甘い雰囲気にはならないし、食事は美味しそうに食べてはいたが、何故かユージィンを思い出したらしく『帰ってから一緒に食べたい』とか言い出しシェフにレシピを聞いているし、ライトアップを一緒に楽しみながら恋人らしい雰囲気に持ち込もうと思ったのに、その目はライトアップに釘付けで俺を見ようともしない。
それが気に入らなくて、本気で魔石を全部壊してやろうかと思ったくらいだ。
うっかりそれを口に出してしまったが、聞かれなかっただろうか?
取り敢えず気を取り直してエスコートしよう。
そうしているうちにきっとこんなライトアップにもすぐに見慣れてしまうだろうし。
「カイ。折角だし、デートがてら歩こう?」
にこやかに自然な感じで指を絡めて歩を進める。
よし。なかなかいい雰囲気だ。
やはり見慣れないからライトアップに見惚れていただけだったんだろう。
そうして機嫌よく一緒に庭園を歩いていると、突然カイザーリードがキュッと手に力を込めてきた。
「カイ?」
どうかしたのかと振り向いてその表情を見ると、はにかむような笑みでどこまでも可愛いことを口にする。
「こんなに綺麗な庭をルシアンと一緒に歩けて、嬉しいなって思って」
あんなに一緒に居るのが嫌と言っていたカイザーリードが、まさかそんなことを言ってくれるなんて思いもしなかった。
元々心底好きな相手ではあるが、こんなのは不意打ちもいいところだ。
(ああ…今すぐここで犯したい)
そうは思うものの、初めてはやはりベッドだろう。
だから暴走する想いをなんとか押し込めて、抱きしめるだけに留める。
「カイ。今夜、放してやれなくなったらすまない」
抱き潰してしまう可能性は大だ。
だってこんなに可愛いんだから。
今でさえ言われている意味が分からないとばかりに首を傾げているし、やはり初めては丁寧に抱いてやらないと。
そんな風に自制する俺に、この無知な元魔剣は無防備に予期せぬ言葉を投げつけてくるのだ。
「ルシアンが好きなだけ俺を独占していいからな」
「…………っ!カイ!」
独占していい…だと?
なんだこの殺し文句は。
俺の機嫌は一気に急上昇し、そのまま抱き寄せ夢中になりながら口づけた。
侍女達が見てる?
知らん。見たいなら勝手に見ればいいんだ。
いっそ見せつけてやる。
そうしてカイザーリードが腰砕けになる程キスをして、上機嫌で抱き上げ、そのまま庭園デートを楽しもうと思ったのに、部屋に戻りたいなんて誘うように言ってくるから暴走するかと思った。
一体何がカイザーリードの性的スイッチを入れるきっかけになったのか…。
これはもう抱かないという選択肢などないだろう。
だから部屋に入る直前に侍女達に指示を出し、ベッド周りの手配を頼んでおいた。
彼女達も雰囲気から察していたようで、即心得たという様子で動いてくれる。
家令よりもずっと理解が早いな。
家令はこの屋敷に到着してすぐに戸惑うように『結婚前なのに同室はちょっと』という態度を見せたのだ。
何かあっては大変ということだろうが、手放す気がそもそもないんだから遅いか早いかだけの違いだ。
つべこべ言うなと言ってやりたい。
そうして準備を整えてもらっている間に風呂場へと足を向け、カイザーリードが湯船に浸かっている間に手早く自分の身体を洗い、その後じっくりと丁寧にカイザーリードの身体を洗ってやった。
慈しむようにその滑らかな肌へと手を滑らせ、カイザーリードの性感帯を煽るように適度に育てこの後の行為を匂わせる。
そして思い出させるように尻穴へと指を伸ばし、たっぷりと前立腺を可愛がってやった。
(この後最高の初夜を迎えさせてやるからな)
そんなことを考えながらしっかりと後ろをほぐして、ついでとばかりに双方のモノを一緒に扱いて同時にイッた。
こうしておけばいくら鈍いカイザーリードでも、嫌でも俺のモノを意識してこの後のことに思いを馳せてくれるに違いない。
前回のように後ろを洗っておしまいとはきっとならないはずだ。
だが油断は禁物。
万が一を考え、ダメ押しとばかりに『ベッドでも優しくするから』と囁いた。
カアッと赤く色づく白い肌を見て、ちゃんと理解してもらえたことを確認しほくそ笑む。
どうやら今度こそ本懐を遂げられそうだ。
(やっと抱ける!)
そう思ったのに────。
「そ、それは絶対に入らないから、無理っ!」
ベッドに移動しいざその時になったら全力で拒絶された。
(何故だ?!)
「潤滑油も使ってしっかりほぐしたから大丈夫だ」
「サイズを考えろ!メチャクチャ立派過ぎて、どう考えても俺の狭い尻穴に入るはずがないだろ?!」
「大丈夫。問題ない」
懸命に宥めるが、カイザーリードはちっとも聞き入れようとはしない。挙句……。
「問題大アリだ!酷い!昨日は挿れないって言ってくれたのにっ…!俺、その言葉を信じてたのにっ…!」
待て。誰が挿れないなんて言った?
絶対に言ってないぞ?
とは言えどうやらカイザーリードの中では俺がそう言ったことになっているらしい。
何がどうしてそうなった?
「もう帰る…!」
これはマズい。
ここで下手に逃がせば後が大変だ。
(絶対に逃がすか!)
そう思いながら先日のカイザーリードとの会話を思い出しつつ言葉を紡ぐ。
「…………カイ。わかった。無理強いはしない。でも俺は挿れないなんて一度も言ってないぞ?」
「うぅ…言ったくせにぃ…。嘘つきっ!」
(どれだ?どのタイミングで言ったことを言っている?)
考えても全くわからない。
敢えて言うなら、俺のが大きくて不安に思っていそうだったから『怖かったんだな』と気遣ったくらいか。
あの時確かカイザーリードは、わかってもらえたとばかりに顔を輝かせていたように思う。
思い当たるのはそのことくらいだ。
(もしかしてアレだけで?いや。まさかな)
でもそれ以外に何一つ思い当たる節はない。
なんて理不尽なんだ。
でもここで下手なことを言うと逃げられるとわかっているから責めるわけにもいかない。
ここは上手く言いくるめてしまおう。
「嘘じゃない。…そうだな。ならお前が怖くないように抱いてやる。それならどうだ?」
「怖くないように?」
「ああ」
「ん…怖くないなら」
「そうか」
(よし!)
怖くないなら抱いていい。
言質は取った。
多分何かしらの天然勘違いをしていそうだが、当然そこはスルーだ。
必ず本懐を遂げてみせる。
そして俺はとある魔法を唱えた。
別荘について馬車を降りた時は良い雰囲気だったのに、その後は今一つだ。
部屋でもどこか心ここにあらずと言った感じで甘い雰囲気にはならないし、食事は美味しそうに食べてはいたが、何故かユージィンを思い出したらしく『帰ってから一緒に食べたい』とか言い出しシェフにレシピを聞いているし、ライトアップを一緒に楽しみながら恋人らしい雰囲気に持ち込もうと思ったのに、その目はライトアップに釘付けで俺を見ようともしない。
それが気に入らなくて、本気で魔石を全部壊してやろうかと思ったくらいだ。
うっかりそれを口に出してしまったが、聞かれなかっただろうか?
取り敢えず気を取り直してエスコートしよう。
そうしているうちにきっとこんなライトアップにもすぐに見慣れてしまうだろうし。
「カイ。折角だし、デートがてら歩こう?」
にこやかに自然な感じで指を絡めて歩を進める。
よし。なかなかいい雰囲気だ。
やはり見慣れないからライトアップに見惚れていただけだったんだろう。
そうして機嫌よく一緒に庭園を歩いていると、突然カイザーリードがキュッと手に力を込めてきた。
「カイ?」
どうかしたのかと振り向いてその表情を見ると、はにかむような笑みでどこまでも可愛いことを口にする。
「こんなに綺麗な庭をルシアンと一緒に歩けて、嬉しいなって思って」
あんなに一緒に居るのが嫌と言っていたカイザーリードが、まさかそんなことを言ってくれるなんて思いもしなかった。
元々心底好きな相手ではあるが、こんなのは不意打ちもいいところだ。
(ああ…今すぐここで犯したい)
そうは思うものの、初めてはやはりベッドだろう。
だから暴走する想いをなんとか押し込めて、抱きしめるだけに留める。
「カイ。今夜、放してやれなくなったらすまない」
抱き潰してしまう可能性は大だ。
だってこんなに可愛いんだから。
今でさえ言われている意味が分からないとばかりに首を傾げているし、やはり初めては丁寧に抱いてやらないと。
そんな風に自制する俺に、この無知な元魔剣は無防備に予期せぬ言葉を投げつけてくるのだ。
「ルシアンが好きなだけ俺を独占していいからな」
「…………っ!カイ!」
独占していい…だと?
なんだこの殺し文句は。
俺の機嫌は一気に急上昇し、そのまま抱き寄せ夢中になりながら口づけた。
侍女達が見てる?
知らん。見たいなら勝手に見ればいいんだ。
いっそ見せつけてやる。
そうしてカイザーリードが腰砕けになる程キスをして、上機嫌で抱き上げ、そのまま庭園デートを楽しもうと思ったのに、部屋に戻りたいなんて誘うように言ってくるから暴走するかと思った。
一体何がカイザーリードの性的スイッチを入れるきっかけになったのか…。
これはもう抱かないという選択肢などないだろう。
だから部屋に入る直前に侍女達に指示を出し、ベッド周りの手配を頼んでおいた。
彼女達も雰囲気から察していたようで、即心得たという様子で動いてくれる。
家令よりもずっと理解が早いな。
家令はこの屋敷に到着してすぐに戸惑うように『結婚前なのに同室はちょっと』という態度を見せたのだ。
何かあっては大変ということだろうが、手放す気がそもそもないんだから遅いか早いかだけの違いだ。
つべこべ言うなと言ってやりたい。
そうして準備を整えてもらっている間に風呂場へと足を向け、カイザーリードが湯船に浸かっている間に手早く自分の身体を洗い、その後じっくりと丁寧にカイザーリードの身体を洗ってやった。
慈しむようにその滑らかな肌へと手を滑らせ、カイザーリードの性感帯を煽るように適度に育てこの後の行為を匂わせる。
そして思い出させるように尻穴へと指を伸ばし、たっぷりと前立腺を可愛がってやった。
(この後最高の初夜を迎えさせてやるからな)
そんなことを考えながらしっかりと後ろをほぐして、ついでとばかりに双方のモノを一緒に扱いて同時にイッた。
こうしておけばいくら鈍いカイザーリードでも、嫌でも俺のモノを意識してこの後のことに思いを馳せてくれるに違いない。
前回のように後ろを洗っておしまいとはきっとならないはずだ。
だが油断は禁物。
万が一を考え、ダメ押しとばかりに『ベッドでも優しくするから』と囁いた。
カアッと赤く色づく白い肌を見て、ちゃんと理解してもらえたことを確認しほくそ笑む。
どうやら今度こそ本懐を遂げられそうだ。
(やっと抱ける!)
そう思ったのに────。
「そ、それは絶対に入らないから、無理っ!」
ベッドに移動しいざその時になったら全力で拒絶された。
(何故だ?!)
「潤滑油も使ってしっかりほぐしたから大丈夫だ」
「サイズを考えろ!メチャクチャ立派過ぎて、どう考えても俺の狭い尻穴に入るはずがないだろ?!」
「大丈夫。問題ない」
懸命に宥めるが、カイザーリードはちっとも聞き入れようとはしない。挙句……。
「問題大アリだ!酷い!昨日は挿れないって言ってくれたのにっ…!俺、その言葉を信じてたのにっ…!」
待て。誰が挿れないなんて言った?
絶対に言ってないぞ?
とは言えどうやらカイザーリードの中では俺がそう言ったことになっているらしい。
何がどうしてそうなった?
「もう帰る…!」
これはマズい。
ここで下手に逃がせば後が大変だ。
(絶対に逃がすか!)
そう思いながら先日のカイザーリードとの会話を思い出しつつ言葉を紡ぐ。
「…………カイ。わかった。無理強いはしない。でも俺は挿れないなんて一度も言ってないぞ?」
「うぅ…言ったくせにぃ…。嘘つきっ!」
(どれだ?どのタイミングで言ったことを言っている?)
考えても全くわからない。
敢えて言うなら、俺のが大きくて不安に思っていそうだったから『怖かったんだな』と気遣ったくらいか。
あの時確かカイザーリードは、わかってもらえたとばかりに顔を輝かせていたように思う。
思い当たるのはそのことくらいだ。
(もしかしてアレだけで?いや。まさかな)
でもそれ以外に何一つ思い当たる節はない。
なんて理不尽なんだ。
でもここで下手なことを言うと逃げられるとわかっているから責めるわけにもいかない。
ここは上手く言いくるめてしまおう。
「嘘じゃない。…そうだな。ならお前が怖くないように抱いてやる。それならどうだ?」
「怖くないように?」
「ああ」
「ん…怖くないなら」
「そうか」
(よし!)
怖くないなら抱いていい。
言質は取った。
多分何かしらの天然勘違いをしていそうだが、当然そこはスルーだ。
必ず本懐を遂げてみせる。
そして俺はとある魔法を唱えた。
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