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【アルフレッドの家出】
50.アルフレッドの家出⑧
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夜中に目が覚めた俺は剣を手に外へと向かったんだけど、少し剣の型をやっていたらセドが剣を片手にやってきて驚いた。
多分俺が抜けだしたのに気づいて追ってきたんだろう。
ただ、剣を手にしていることから少しだけ期待が高まる。
これは相手をしてくれる気がある証拠だ。
でなければ問答無用で連れ戻してきただろうから。
(流石に懲りたのか?)
俺から剣をとり上げたらマズいとわかってもらえたのなら家出した甲斐もあるというものだ。
逆にセドに禁欲を強いるのもマズいし危険だとわかったから、今後はお互いに折り合いをつけるようにしていくべきだなと改めて思った。
「そう言えば、トルセンとの話って何だったんだ?」
午前中に話しに行っていたはずだけど、そう言えば内容を聞いていなかったなと思って打ち合いをする前に尋ねると、意外にもあっさりと内容を教えてもらえた。
どうやら国同士のやり取りではなかったらしい。
「トルセンからこの国で別荘を買わないかと誘われてな」
「へぇ?別荘ねぇ…」
「ああ。ワイバーンも着地できるほど広い手つかずの庭園があるから、どうせならワイバーンも乗れるようになったらいいんじゃないかと提案された」
セドにそんな提案するなんてトルセンは一体何を考えてるんだろう?
普通に考えたら改革後で荒れた国に大国の王子が別荘なんて買うはずがない。
国の発展のための箔付けなのかなんなのか……。
しかしワイバーンとはまた大きく出たものだ。
ワイバーンを乗りこなすなんてそう簡単なことではない。
でもセドは随分乗り気なように思える。
「ここに来るのにワイバーンに乗ってきただろう?なかなか良かったから、お前と乗るのもいいかと思ってな」
そう言えばそうだった。
今回迎えに来た時、確かにセドはワイバーンに乗ってきていた気がする。
でもあれってどうやって交渉したんだろう?
まさかワイバーン便のテイマーを脅したんじゃないだろうな?
ふとそう考えたところで、こちらの思考を読んだかのように違うと言われてしまう。
「あれは特使制度を使っただけで、脅してはいない」
「特使制度?ああ、そう言えばそんなものもあったな」
お互いの了承があって初めて可能となる、最速の交渉方法。
重大な国同士のやり取りに対して適用される制度でもある。
でも……。
「え?お前、俺を迎えに来るのになんでそんなの使ったんだよ?」
「重大な国同士の問題だろう?何も間違ってはいない」
「……はぁ?」
正直言われていることがさっぱりわからなかった。
でもセドは極悪な顔で笑いながらこう言うのだ。
「俺は以前に言ったな?お前が奪われれば国を亡ぼすと。トルセンはそうならないよう先手を打ってきた。ただそれだけの話だ」
頭のいい男だなと珍しくセドがトルセンを褒めている。
明日は嵐でも来るのかもしれない。
そしてそれは違う意味で当たることとなる────。
***
「トルセン様。ミラルカ皇国からお客様が来ておりますが」
「客?」
ワイバーンの話を詳しく聞こうと思ってトルセンのところにやってきたタイミングで、そんな風に来客が告げられた。
けれど他ならぬミラルカ皇国からということで、俺の知り合いかもしれないと言われたのでそのまま同席することとなった。
何故かちゃっかりセドも一緒だ。
先に部屋に帰っていていいと言ったのに聞く気はないらしい。
そして案内されて入ってきたのは俺が全く知らない相手だったんだけど、一目で滅茶苦茶強い奴だと予想がついた。
(うっわ。最高……)
そう思いながらつい舐めるようにその男を見つめていたら、セドがすぐに気づいてグイッと引き寄せ抱きしめてくる。
慌てて素知らぬ振りをしたけど手遅れだったようで、後でお仕置きだと耳元で囁かれて「なんでだよ?!」と抗議の声を上げてしまう。
どうやら嫉妬しての事みたいだけど、別に俺は抱かれたいとかそういう意味で見てたわけじゃなく、体つきからどんな技が得意なのかなとか、どんな戦い方が得意なんだろうと思って観察してただけだし、ただ戦いたいと思っただけなのに…!!
年は俺と同じくらいで、身長はセドと同じくらいだろうか?
均整の取れた身体をしていて、一目で腕が立つとわかる身のこなしをしていた。
黒髪黒瞳の持ち主で、容姿はワイルド系。鋭い眼差しが印象的な男だ。
その男は俺達二人にチラッと目を向け、どこか好戦的な目を向けてきたので多分俺と同類だと思う。
目がもう「やりてぇ!」って言ってたから「俺も!」って返した。
もちろんアイコンタクトだ。
二ッと笑えばそれで通じる。最高だ!
そんな男だったけど、セドは気に入らなかったのかずっと殺気飛ばして睨んでるし、トルセンも困ったように男を見ていた。
さっさと要件を済ませようとでも考えていそうだ。
「俺がトルセンだ。そっちは気にしなくてもいい。用件は?」
「ミラルカ皇国から来たオーガストだ。貴殿が今鍛冶師に打たせているオリハルコンの剣を譲ってもらえないか、交渉に来た」
その言葉に俺達は瞠目する。
どうやらその剣目当てにわざわざトルセンのところまで足を運んできたらしい。
「すまないが、あれは俺個人のものではなく、ここにいるセドリック王子へと結婚祝いの品でな。他をあたってもらいたい」
「結婚祝い?」
「ああ」
「そんなお飾りの剣にするくらいなら俺がガンガン使った方がずっと有意義だ。王子の結婚祝いにするならオリハルコンに拘らず、もっと装飾を凝らした贅を尽くしたものにすればいいのでは?」
「いや。あれはガンガン使ってもらう予定だから、譲ることはできない」
「…………どうしてもか?」
「ああ。そもそも横取りしてくる意味が分からない。他にも名剣はいくらでもあるだろう?」
「いや。ここに来るまで沢山の鍛冶師の元を訪れたが、俺の技量にあった剣は他にはなかった。オリハルコン製の剣がここにならあると聞いてわざわざやってきたんだ。だから、どうしても譲ってもらいたい」
そしてオーガストと名乗った男は真剣な目でトルセンへと頭を下げる。
「頼む!この通りだ!」
「いや。申し訳ないが諦めて欲しい」
多分元々この男が聞いたのは俺が今持ってるオリハルコンの剣なんだろう。
それは多分一目見て俺のだとわかってくれたからこそ、そこには追及してこないのだと思う。
代わりに今打ってる剣ならもらうのはありだと判断した可能性は高い。
でも残念。そっちはセド用みたいだ。
結婚祝いにと言ってくれてたからトルセンからすれば譲れないと言ったところか。
でもそこまで聞いて、オーガストはギラッとした目でトルセンを見つめ、次いでセドの方を見た。
「では、オリハルコンの剣の所有権をかけて、英雄トルセンかそこにいる王子に戦いを挑みたい」
「「えっ?!」」
「…………ほぅ?」
「双方腕に覚えはあるだろうし、俺と剣を交えてその実力で俺を諦めさせてくれれば良し。無理なら譲っていただきたい!」
「なるほど。実力で横取りしようと言うのか。面白い。その勝負、俺が受けて立とう」
「セドッ!」
「止めるな、アルフレッド」
「いや、俺が代わりにやりたいって言いたかっただけなんだけど?」
「……ふざけるな。お前は強い奴と戦いたいだけだろう?誰がヤらせるか」
「え~……」
「あぁ、お前とは是非やりたいな。俺と同じ匂いがするし、絶対楽しめるだろう」
セドに断られて残念に思っていたら有難いことに向こうの方からやりたいと言ってくれたので、俺は俄然嬉しくなった。
「よし!絶対後で相手してもらうからな」
「ああ。任せておけ」
そんなやり取りを俺とオーガストがしてしまったせいでセドのやる気にこれでもかと火がついてしまい、その後の打ち合いは壮絶なものになってしまった。
多分俺が抜けだしたのに気づいて追ってきたんだろう。
ただ、剣を手にしていることから少しだけ期待が高まる。
これは相手をしてくれる気がある証拠だ。
でなければ問答無用で連れ戻してきただろうから。
(流石に懲りたのか?)
俺から剣をとり上げたらマズいとわかってもらえたのなら家出した甲斐もあるというものだ。
逆にセドに禁欲を強いるのもマズいし危険だとわかったから、今後はお互いに折り合いをつけるようにしていくべきだなと改めて思った。
「そう言えば、トルセンとの話って何だったんだ?」
午前中に話しに行っていたはずだけど、そう言えば内容を聞いていなかったなと思って打ち合いをする前に尋ねると、意外にもあっさりと内容を教えてもらえた。
どうやら国同士のやり取りではなかったらしい。
「トルセンからこの国で別荘を買わないかと誘われてな」
「へぇ?別荘ねぇ…」
「ああ。ワイバーンも着地できるほど広い手つかずの庭園があるから、どうせならワイバーンも乗れるようになったらいいんじゃないかと提案された」
セドにそんな提案するなんてトルセンは一体何を考えてるんだろう?
普通に考えたら改革後で荒れた国に大国の王子が別荘なんて買うはずがない。
国の発展のための箔付けなのかなんなのか……。
しかしワイバーンとはまた大きく出たものだ。
ワイバーンを乗りこなすなんてそう簡単なことではない。
でもセドは随分乗り気なように思える。
「ここに来るのにワイバーンに乗ってきただろう?なかなか良かったから、お前と乗るのもいいかと思ってな」
そう言えばそうだった。
今回迎えに来た時、確かにセドはワイバーンに乗ってきていた気がする。
でもあれってどうやって交渉したんだろう?
まさかワイバーン便のテイマーを脅したんじゃないだろうな?
ふとそう考えたところで、こちらの思考を読んだかのように違うと言われてしまう。
「あれは特使制度を使っただけで、脅してはいない」
「特使制度?ああ、そう言えばそんなものもあったな」
お互いの了承があって初めて可能となる、最速の交渉方法。
重大な国同士のやり取りに対して適用される制度でもある。
でも……。
「え?お前、俺を迎えに来るのになんでそんなの使ったんだよ?」
「重大な国同士の問題だろう?何も間違ってはいない」
「……はぁ?」
正直言われていることがさっぱりわからなかった。
でもセドは極悪な顔で笑いながらこう言うのだ。
「俺は以前に言ったな?お前が奪われれば国を亡ぼすと。トルセンはそうならないよう先手を打ってきた。ただそれだけの話だ」
頭のいい男だなと珍しくセドがトルセンを褒めている。
明日は嵐でも来るのかもしれない。
そしてそれは違う意味で当たることとなる────。
***
「トルセン様。ミラルカ皇国からお客様が来ておりますが」
「客?」
ワイバーンの話を詳しく聞こうと思ってトルセンのところにやってきたタイミングで、そんな風に来客が告げられた。
けれど他ならぬミラルカ皇国からということで、俺の知り合いかもしれないと言われたのでそのまま同席することとなった。
何故かちゃっかりセドも一緒だ。
先に部屋に帰っていていいと言ったのに聞く気はないらしい。
そして案内されて入ってきたのは俺が全く知らない相手だったんだけど、一目で滅茶苦茶強い奴だと予想がついた。
(うっわ。最高……)
そう思いながらつい舐めるようにその男を見つめていたら、セドがすぐに気づいてグイッと引き寄せ抱きしめてくる。
慌てて素知らぬ振りをしたけど手遅れだったようで、後でお仕置きだと耳元で囁かれて「なんでだよ?!」と抗議の声を上げてしまう。
どうやら嫉妬しての事みたいだけど、別に俺は抱かれたいとかそういう意味で見てたわけじゃなく、体つきからどんな技が得意なのかなとか、どんな戦い方が得意なんだろうと思って観察してただけだし、ただ戦いたいと思っただけなのに…!!
年は俺と同じくらいで、身長はセドと同じくらいだろうか?
均整の取れた身体をしていて、一目で腕が立つとわかる身のこなしをしていた。
黒髪黒瞳の持ち主で、容姿はワイルド系。鋭い眼差しが印象的な男だ。
その男は俺達二人にチラッと目を向け、どこか好戦的な目を向けてきたので多分俺と同類だと思う。
目がもう「やりてぇ!」って言ってたから「俺も!」って返した。
もちろんアイコンタクトだ。
二ッと笑えばそれで通じる。最高だ!
そんな男だったけど、セドは気に入らなかったのかずっと殺気飛ばして睨んでるし、トルセンも困ったように男を見ていた。
さっさと要件を済ませようとでも考えていそうだ。
「俺がトルセンだ。そっちは気にしなくてもいい。用件は?」
「ミラルカ皇国から来たオーガストだ。貴殿が今鍛冶師に打たせているオリハルコンの剣を譲ってもらえないか、交渉に来た」
その言葉に俺達は瞠目する。
どうやらその剣目当てにわざわざトルセンのところまで足を運んできたらしい。
「すまないが、あれは俺個人のものではなく、ここにいるセドリック王子へと結婚祝いの品でな。他をあたってもらいたい」
「結婚祝い?」
「ああ」
「そんなお飾りの剣にするくらいなら俺がガンガン使った方がずっと有意義だ。王子の結婚祝いにするならオリハルコンに拘らず、もっと装飾を凝らした贅を尽くしたものにすればいいのでは?」
「いや。あれはガンガン使ってもらう予定だから、譲ることはできない」
「…………どうしてもか?」
「ああ。そもそも横取りしてくる意味が分からない。他にも名剣はいくらでもあるだろう?」
「いや。ここに来るまで沢山の鍛冶師の元を訪れたが、俺の技量にあった剣は他にはなかった。オリハルコン製の剣がここにならあると聞いてわざわざやってきたんだ。だから、どうしても譲ってもらいたい」
そしてオーガストと名乗った男は真剣な目でトルセンへと頭を下げる。
「頼む!この通りだ!」
「いや。申し訳ないが諦めて欲しい」
多分元々この男が聞いたのは俺が今持ってるオリハルコンの剣なんだろう。
それは多分一目見て俺のだとわかってくれたからこそ、そこには追及してこないのだと思う。
代わりに今打ってる剣ならもらうのはありだと判断した可能性は高い。
でも残念。そっちはセド用みたいだ。
結婚祝いにと言ってくれてたからトルセンからすれば譲れないと言ったところか。
でもそこまで聞いて、オーガストはギラッとした目でトルセンを見つめ、次いでセドの方を見た。
「では、オリハルコンの剣の所有権をかけて、英雄トルセンかそこにいる王子に戦いを挑みたい」
「「えっ?!」」
「…………ほぅ?」
「双方腕に覚えはあるだろうし、俺と剣を交えてその実力で俺を諦めさせてくれれば良し。無理なら譲っていただきたい!」
「なるほど。実力で横取りしようと言うのか。面白い。その勝負、俺が受けて立とう」
「セドッ!」
「止めるな、アルフレッド」
「いや、俺が代わりにやりたいって言いたかっただけなんだけど?」
「……ふざけるな。お前は強い奴と戦いたいだけだろう?誰がヤらせるか」
「え~……」
「あぁ、お前とは是非やりたいな。俺と同じ匂いがするし、絶対楽しめるだろう」
セドに断られて残念に思っていたら有難いことに向こうの方からやりたいと言ってくれたので、俺は俄然嬉しくなった。
「よし!絶対後で相手してもらうからな」
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