57 / 215
【アルフレッドの家出】
49.※アルフレッドの家出⑦ Side.トルセン
しおりを挟む
「貴方!いつになったらアルフレッド様を紹介してくださるの?!」
妻が可愛く頬を膨らませながらアルフレッドに会わせろと言ってくる。
俺だって会わせたいのはやまやまだけど、まだ今日は難しいのだ。
(こんなことならアルフレッドが来た初日にさっさと会わせておけばよかった…)
喧嘩して家出してきただけあって、アルフレッドは当初物凄く好戦的になっていたから、落ち着いてからの方がいいかと後回しにしたのが悪かった。
迎えに来たセドリック王子との打ち合いは凄まじく、見ている者達全ての目を釘付けにして圧倒していたのは記憶に新しい。
あの剣戟に全て応えるセドリック王子の技量を目の当たりにしたら誰も逆らう気など起きなくなるだろう。
それほど凄い打ち合いだった。
あんなのは俺でも絶対に無理だ。
とは言えこれならアルフレッドも落ち着くだろうし、元鞘になって万事解決と思ったのは思ったんだけど……。
「うぅッ、セドッ……!」
一時間、いや仲直りなら二時間くらいかな?と思って部屋に戻った二人を放置し、そろそろいいだろうとアルフレッドの部屋にやってきたら、聞いたこともないような甘さを含んだ声が耳に届いてまだ続行中だったのかと汗がダラダラ出た。
飯はいいのか?
そもそもずっとヤッてたのか?
「アルフレッド…まだまだお前を貪らせてもらうぞ」
「ひっ…!」
(いくらなんでも発情しすぎじゃないか?!)
「そこ、嫌…だぁああっ!」
「好きなくせに、何をおかしなことを」
「あっあっ…!セドッ…、感じるっ!感じるからぁっ!」
「ふっ…逃げるお前を犯すのは最高だな」
「ひぃあっ!」
「ああ…最高にそそられる……」
そんな言葉の数々が怖い!!
執着してべた惚れだなとは思ってたけど、ちょっと狂気入ってないか?!
こりゃあアルフレッドも大変だと黙って回れ右をする。
この分だと妻にアルフレッドを紹介できるのはまだまだ先になりそうだ。
そう思いながら夕飯をそっと差し入れるよう言ってから家に帰った。
で、翌日の朝も様子を見に来たんだけど────。
「は…ぁん…。セド、も、許して…くれよぉ……っ。辛いぃ……っ」
泣き事を口にするアルフレッドを相も変わらず犯しているセドリック王子。
「勝手に抱くから寝ていていいと言っているだろう?」
「寝れるかっ!あぁっ!ひぅっ!」
「ほら、さっさと昨日のように堕ちろ。俺を好きだと言えば優しく抱いてやるぞ?」
「うぅ…嘘だ。興奮して余計激しくなるくせにぃ……」
(ああ…。うん。これは絶対に邪魔しちゃダメなやつだ)
どうやら王子はあのアルフレッドを調教中らしい。
絶倫の蜜月とは斯くも恐ろしいものなのかと思いながら、今日も適当に飯は運んでおくよう指示だけは出しておいた。
けれど朝も昼もタイミングを見計らってドアの中にそっと入れていたようだけど、前かがみになる奴が続出だったようでちょっと悪いことをしたなと思ってしまう。
で、流石にこのままズルズルいくのはなぁとタイミングを見計らって夕飯を手に明日時間を取ってほしいと言いに行ったら色良い言葉をもらえたので、サクッと退出した。
縋るような目でアルフレッドが助けを求めてきたが、俺としては耐えろとしか言えない。
ちゃんとセドリック王子との約束は取り付けられたから、明日は少しは休めるだろう。
翌日。切りのいいところで抜け出してきたらしい王子を迎え、探りを入れるように言葉を紡ぐ。
「アルフレッドは死んでませんか?」
「ちゃんと生きている」
アルフレッドの裸でも想像したのかと言わんばかりの殺気を飛ばされたけど、当然スルーだ。
確かに凄い殺気だが戦場を生き抜いた俺には効かないし、ノーマルの俺に妬く必要はないのにと思えてならない。
でも敵視されるのは本意ではないので、サラリと冗談にすり替える。
「あの脳筋も流石に二日も三日も抱かれ続けてたらぐったりしてるでしょうね」
「まあ否定はしない」
(あの体力バカの脳筋がぐったりってどんな苦行だよ?!怖いな?!)
正直言ってビビりまくりだが、そんなことはおくびにも出したりはしない。
俺の今日のミッションは時間を稼いでアルフレッドを少しでも休ませてやることだ。
「ふっ…。それで、どうされます?」
「そうだな。ワイバーンの騎乗はこちらで訓練するのは可能か?」
「それは滞在中にやるという意味で?」
「そうだ」
(ワイバーンか……)
できなくはない。
確か今の時期、ワイバーンを扱うテイマーが近くまで来ているはずだ。
使者を送ればきっとすぐにでも来てくれることだろう。
そこから騎乗の練習をするにしても、多分この王子やアルフレッドならすぐにでも乗りこなせるようになるはず。
「セドリック殿下の身体能力的に恐らく三日もあれば乗れるようになると思うので大丈夫でしょう」
それに少なくともその訓練を行う間はアルフレッドの体力は削られたりはしないだろうし、まさに一石二鳥!早速この後すぐに手紙を認めよう。
「そうか。別荘の方はどんな感じだ?」
「ちょうどここから馬で小一時間ほどの場所に良い物件が合って、そこならワイバーンも乗りつけられるんですよ」
悪趣味な屋敷ではなくそこそこ上品な造りの屋敷。
あそこならきっと王族が所有しても全くおかしくはないと思われる。
前庭は花々が咲き乱れる綺麗な庭園だが、裏手にある広大な庭は手付かずになっていて、好きに使うことができる。
それこそワイバーンを乗り付けようと、剣の鍛錬場に使おうと自由自在だと説明する。
「それならそこを買おう。請求書を国に送ってくれ」
(おいおいおい!値段は聞かないのかよ?!)
いや、まあ、アルフレッドのために買うならこの王子はいくらでも出しそうだな。
愚問だった。
「了解です。他には何かありますか?」
「そうだな。オリハルコンの剣は手に入りそうか?」
きっとこれだって普通に請求したらサラッとお金出すんだろうな。
大国の王太子はスケールが違う。
ま、これは俺からの結婚祝いだから金はとる気はないが…。
「ああ、そっちは鍛冶屋に訊いたらちょうど今打ってる最中だって返事があったので、出来次第品質を確認してブルーグレイの城に送りますよ」
「そうか。助かる」
「いえ。アルフレッドの持っていた剣も元々結婚祝いにどうかと思ってとっておいたものなので、合わせて結婚祝いとして受け取ってもらって、夫婦で使ってもらえたら嬉しいです」
そうやって無難に返事をしていたら、王子もこちらの気遣いをわかってくれたのか対応が柔らかくなった。
「トルセンは気遣いが上手いな」
「まあ一応これでも今はこの国のトップなので」
「そうか。ではアルフレッド同様、俺とも良き友となってもらえたら嬉しい」
(え?何?冗談…だよな?)
「……。そんなことを言われたら本気にとりますよ?」
「もちろん本気と取ってもらって構わない。俺は冗談でもこんなことは他で言ったことがないからな」
…………マジだった。
(怖っ!!怖い!あの近隣諸国に冷酷非情と噂されてる王子が俺と友人にって…あり得ないだろ?!でも…まあ友好条約結んでおくに越したことはないのか?アルフレッドもいるし…)
「それなら…。末永く宜しくということで」
「ああ」
ちょっと顔が引き攣ったかもしれないけど、取り敢えず王子には気に入ってもらえたようだし、ここはこう答えておくのが無難だろう。
ゴッドハルトはまだまだ再建途中なんだから、大国を敵に回さずに済んだだけ良かったと見るべきだ。
周辺諸国は俺の動向を絶え間なく見つめている。
何か戦争の口実に使えそうなものはないかと手ぐすね引いて狙っている輩も多い。
だからこそ後ろ盾とも言えるこの友好条約は効果的に働いてくれることだろう。
チラッと王子の方を見ると、勿論わかっているという顔でこちらを見返し、正式な書類は後日送ると言ってもらえた。
こういう目線一つで通じ合えるどこか同類のところはわかりやすくていいとは思う。
きっと彼とは長い付き合いになる事だろう。
敵に回さないようにだけ、気を付けておくとしよう。
そうして去っていくセドリック王子の背を見送り、俺は一つ伸びをすると早速ワイバーン確保に向けて手紙をしたためたのだった。
妻が可愛く頬を膨らませながらアルフレッドに会わせろと言ってくる。
俺だって会わせたいのはやまやまだけど、まだ今日は難しいのだ。
(こんなことならアルフレッドが来た初日にさっさと会わせておけばよかった…)
喧嘩して家出してきただけあって、アルフレッドは当初物凄く好戦的になっていたから、落ち着いてからの方がいいかと後回しにしたのが悪かった。
迎えに来たセドリック王子との打ち合いは凄まじく、見ている者達全ての目を釘付けにして圧倒していたのは記憶に新しい。
あの剣戟に全て応えるセドリック王子の技量を目の当たりにしたら誰も逆らう気など起きなくなるだろう。
それほど凄い打ち合いだった。
あんなのは俺でも絶対に無理だ。
とは言えこれならアルフレッドも落ち着くだろうし、元鞘になって万事解決と思ったのは思ったんだけど……。
「うぅッ、セドッ……!」
一時間、いや仲直りなら二時間くらいかな?と思って部屋に戻った二人を放置し、そろそろいいだろうとアルフレッドの部屋にやってきたら、聞いたこともないような甘さを含んだ声が耳に届いてまだ続行中だったのかと汗がダラダラ出た。
飯はいいのか?
そもそもずっとヤッてたのか?
「アルフレッド…まだまだお前を貪らせてもらうぞ」
「ひっ…!」
(いくらなんでも発情しすぎじゃないか?!)
「そこ、嫌…だぁああっ!」
「好きなくせに、何をおかしなことを」
「あっあっ…!セドッ…、感じるっ!感じるからぁっ!」
「ふっ…逃げるお前を犯すのは最高だな」
「ひぃあっ!」
「ああ…最高にそそられる……」
そんな言葉の数々が怖い!!
執着してべた惚れだなとは思ってたけど、ちょっと狂気入ってないか?!
こりゃあアルフレッドも大変だと黙って回れ右をする。
この分だと妻にアルフレッドを紹介できるのはまだまだ先になりそうだ。
そう思いながら夕飯をそっと差し入れるよう言ってから家に帰った。
で、翌日の朝も様子を見に来たんだけど────。
「は…ぁん…。セド、も、許して…くれよぉ……っ。辛いぃ……っ」
泣き事を口にするアルフレッドを相も変わらず犯しているセドリック王子。
「勝手に抱くから寝ていていいと言っているだろう?」
「寝れるかっ!あぁっ!ひぅっ!」
「ほら、さっさと昨日のように堕ちろ。俺を好きだと言えば優しく抱いてやるぞ?」
「うぅ…嘘だ。興奮して余計激しくなるくせにぃ……」
(ああ…。うん。これは絶対に邪魔しちゃダメなやつだ)
どうやら王子はあのアルフレッドを調教中らしい。
絶倫の蜜月とは斯くも恐ろしいものなのかと思いながら、今日も適当に飯は運んでおくよう指示だけは出しておいた。
けれど朝も昼もタイミングを見計らってドアの中にそっと入れていたようだけど、前かがみになる奴が続出だったようでちょっと悪いことをしたなと思ってしまう。
で、流石にこのままズルズルいくのはなぁとタイミングを見計らって夕飯を手に明日時間を取ってほしいと言いに行ったら色良い言葉をもらえたので、サクッと退出した。
縋るような目でアルフレッドが助けを求めてきたが、俺としては耐えろとしか言えない。
ちゃんとセドリック王子との約束は取り付けられたから、明日は少しは休めるだろう。
翌日。切りのいいところで抜け出してきたらしい王子を迎え、探りを入れるように言葉を紡ぐ。
「アルフレッドは死んでませんか?」
「ちゃんと生きている」
アルフレッドの裸でも想像したのかと言わんばかりの殺気を飛ばされたけど、当然スルーだ。
確かに凄い殺気だが戦場を生き抜いた俺には効かないし、ノーマルの俺に妬く必要はないのにと思えてならない。
でも敵視されるのは本意ではないので、サラリと冗談にすり替える。
「あの脳筋も流石に二日も三日も抱かれ続けてたらぐったりしてるでしょうね」
「まあ否定はしない」
(あの体力バカの脳筋がぐったりってどんな苦行だよ?!怖いな?!)
正直言ってビビりまくりだが、そんなことはおくびにも出したりはしない。
俺の今日のミッションは時間を稼いでアルフレッドを少しでも休ませてやることだ。
「ふっ…。それで、どうされます?」
「そうだな。ワイバーンの騎乗はこちらで訓練するのは可能か?」
「それは滞在中にやるという意味で?」
「そうだ」
(ワイバーンか……)
できなくはない。
確か今の時期、ワイバーンを扱うテイマーが近くまで来ているはずだ。
使者を送ればきっとすぐにでも来てくれることだろう。
そこから騎乗の練習をするにしても、多分この王子やアルフレッドならすぐにでも乗りこなせるようになるはず。
「セドリック殿下の身体能力的に恐らく三日もあれば乗れるようになると思うので大丈夫でしょう」
それに少なくともその訓練を行う間はアルフレッドの体力は削られたりはしないだろうし、まさに一石二鳥!早速この後すぐに手紙を認めよう。
「そうか。別荘の方はどんな感じだ?」
「ちょうどここから馬で小一時間ほどの場所に良い物件が合って、そこならワイバーンも乗りつけられるんですよ」
悪趣味な屋敷ではなくそこそこ上品な造りの屋敷。
あそこならきっと王族が所有しても全くおかしくはないと思われる。
前庭は花々が咲き乱れる綺麗な庭園だが、裏手にある広大な庭は手付かずになっていて、好きに使うことができる。
それこそワイバーンを乗り付けようと、剣の鍛錬場に使おうと自由自在だと説明する。
「それならそこを買おう。請求書を国に送ってくれ」
(おいおいおい!値段は聞かないのかよ?!)
いや、まあ、アルフレッドのために買うならこの王子はいくらでも出しそうだな。
愚問だった。
「了解です。他には何かありますか?」
「そうだな。オリハルコンの剣は手に入りそうか?」
きっとこれだって普通に請求したらサラッとお金出すんだろうな。
大国の王太子はスケールが違う。
ま、これは俺からの結婚祝いだから金はとる気はないが…。
「ああ、そっちは鍛冶屋に訊いたらちょうど今打ってる最中だって返事があったので、出来次第品質を確認してブルーグレイの城に送りますよ」
「そうか。助かる」
「いえ。アルフレッドの持っていた剣も元々結婚祝いにどうかと思ってとっておいたものなので、合わせて結婚祝いとして受け取ってもらって、夫婦で使ってもらえたら嬉しいです」
そうやって無難に返事をしていたら、王子もこちらの気遣いをわかってくれたのか対応が柔らかくなった。
「トルセンは気遣いが上手いな」
「まあ一応これでも今はこの国のトップなので」
「そうか。ではアルフレッド同様、俺とも良き友となってもらえたら嬉しい」
(え?何?冗談…だよな?)
「……。そんなことを言われたら本気にとりますよ?」
「もちろん本気と取ってもらって構わない。俺は冗談でもこんなことは他で言ったことがないからな」
…………マジだった。
(怖っ!!怖い!あの近隣諸国に冷酷非情と噂されてる王子が俺と友人にって…あり得ないだろ?!でも…まあ友好条約結んでおくに越したことはないのか?アルフレッドもいるし…)
「それなら…。末永く宜しくということで」
「ああ」
ちょっと顔が引き攣ったかもしれないけど、取り敢えず王子には気に入ってもらえたようだし、ここはこう答えておくのが無難だろう。
ゴッドハルトはまだまだ再建途中なんだから、大国を敵に回さずに済んだだけ良かったと見るべきだ。
周辺諸国は俺の動向を絶え間なく見つめている。
何か戦争の口実に使えそうなものはないかと手ぐすね引いて狙っている輩も多い。
だからこそ後ろ盾とも言えるこの友好条約は効果的に働いてくれることだろう。
チラッと王子の方を見ると、勿論わかっているという顔でこちらを見返し、正式な書類は後日送ると言ってもらえた。
こういう目線一つで通じ合えるどこか同類のところはわかりやすくていいとは思う。
きっと彼とは長い付き合いになる事だろう。
敵に回さないようにだけ、気を付けておくとしよう。
そうして去っていくセドリック王子の背を見送り、俺は一つ伸びをすると早速ワイバーン確保に向けて手紙をしたためたのだった。
56
※皆様いつもありがとうございます♪この度スピンオフ作品をアップしましたので、ご興味のある方はそちらも宜しくお願いしますm(_ _)m『王子の本命~ガヴァム王国の王子達~』https://www.alphapolis.co.jp/novel/91408108/52430498
お気に入りに追加
3,643
あなたにおすすめの小説
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

お荷物な俺、独り立ちしようとしたら押し倒されていた
やまくる実
BL
異世界ファンタジー、ゲーム内の様な世界観。
俺は幼なじみのロイの事が好きだった。だけど俺は能力が低く、アイツのお荷物にしかなっていない。
独り立ちしようとして執着激しい攻めにガッツリ押し倒されてしまう話。
好きな相手に冷たくしてしまう拗らせ執着攻め✖️自己肯定感の低い鈍感受け
ムーンライトノベルズにも掲載しています。

【完結】義兄に十年片想いしているけれど、もう諦めます
夏ノ宮萄玄
BL
オレには、親の再婚によってできた義兄がいる。彼に対しオレが長年抱き続けてきた想いとは。
――どうしてオレは、この不毛な恋心を捨て去ることができないのだろう。
懊悩する義弟の桧理(かいり)に訪れた終わり。
義兄×義弟。美形で穏やかな社会人義兄と、つい先日まで高校生だった少しマイナス思考の義弟の話。短編小説です。

兄たちが弟を可愛がりすぎです
クロユキ
BL
俺が風邪で寝ていた目が覚めたら異世界!?
メイド、王子って、俺も王子!?
おっと、俺の自己紹介忘れてた!俺の、名前は坂田春人高校二年、別世界にウィル王子の身体に入っていたんだ!兄王子に振り回されて、俺大丈夫か?!
涙脆く可愛い系に弱い春人の兄王子達に振り回され護衛騎士に迫って慌てていっもハラハラドキドキたまにはバカな事を言ったりとしている主人公春人の話を楽しんでくれたら嬉しいです。
1日の話しが長い物語です。
誤字脱字には気をつけてはいますが、余り気にしないよ~と言う方がいましたら嬉しいです。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中

美貌の騎士候補生は、愛する人を快楽漬けにして飼い慣らす〜僕から逃げないで愛させて〜
飛鷹
BL
騎士養成学校に在席しているパスティには秘密がある。
でも、それを誰かに言うつもりはなく、目的を達成したら静かに自国に戻るつもりだった。
しかし美貌の騎士候補生に捕まり、快楽漬けにされ、甘く喘がされてしまう。
秘密を抱えたまま、パスティは幸せになれるのか。
美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。
秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。
幽閉王子は最強皇子に包まれる
皇洵璃音
BL
魔法使いであるせいで幼少期に幽閉された第三王子のアレクセイ。それから年数が経過し、ある日祖国は滅ぼされてしまう。毛布に包まっていたら、敵の帝国第二皇子のレイナードにより連行されてしまう。処刑場にて皇帝から二つの選択肢を提示されたのだが、二つ目の内容は「レイナードの花嫁になること」だった。初めて人から求められたこともあり、花嫁になることを承諾する。素直で元気いっぱいなド直球第二皇子×愛されることに慣れていない治癒魔法使いの第三王子の恋愛物語。
表紙担当者:白す(しらす)様に描いて頂きました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる