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魔道具屋、再び!
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さんざん引っ張られた鑑定。ついにそのベールを脱ぐ時が!
といっても鑑定するのは腕輪のようなものに宝石だけです。
そして鑑定と言えば! あそこしかない!
「さぁいくわよシロンちゃん! ニャトルちゃん! みんな!」
「いかいでか! 突撃なのです!」
「はぁ、めんどくさいニャ。ニャトルはゴロゴロしていたいニャ」
「それならお前の宝石は俺が頂くとしよう」
「行くニャ! シロンこそその腕輪を置いていくニャ!」
「ばかめ。既に装備済みだ! わっはっはー!」
「あんたね。呪われてたらどーすんの!? 先に鑑定するのがふつーでしょ!」
「げっ。そこまでは考えてませんでした。でも大丈夫! 外せるようです!」
「状態だけ下げる呪い装備とかもあるのよ。気をつけなさい」
「うぐう。ぐうの音も出ません……」
割と考えなしにトライしてしまうシロンでした。
みなで鑑定屋に向かうと、例の巨大な二足歩行兎を発見。
「人参をプレゼントするので仲間になってくれませんか?」
「何言ってるウサ? 今日は何の用ウサ。買い物ウサ?」
「鑑定をお願いしまーす。腕輪と宝石です」
「宝石は鑑定できるけど、腕輪は魔装備屋で鑑定して欲しいウサ」
「あんた、何でもここで鑑定できると思ってたの!?」
「便利屋だと思ってました!」
装備品の類は装備屋へ! はどこの世界でも一緒なんだね。魔装備屋……ちょっと楽しみです。
ニャトルが大事に抱えている宝石を渡して鑑定をお願いした。
「鑑定に銅貨一枚もらうウサ。いいウサ?」
「はいこれ……ってこれだと前回と同じやつー! だが断る!」
「何言ってるの! 話が進まないでしょ! はい」
「ほう、なかなかいい宝石だウサ。では早速……いくウサ……でんでんごろごろでんごろー。
ごろごろピョンピョンウサ宝石鑑定!」
前回と似たフレーズを唱える二足歩行兎。相変わらずそのポーズを決めないと鑑定できないのか!?
「……終ったウサ。オリキシブルライトの普通品と出たウサ。買い取るなら金貨七枚と銀貨四枚ウサ」
「よし、売り払いましょう!」
「ニャ! これはニャトルのニャ! 加工して首飾りにしてもらうニャ!」
「へぇ。なかなかの宝石ね。それなら確かに加工して首飾りにすれば、ニャトルも少しは役に立つんじゃない?」
「しかしですねサルサさん。こいつは……む、まてよ。こいつが戦力になれば少しは戦闘が楽になるか」
「のろー。ヴィーヴィルはどっちでもいいのろー」
「うんうん。ニャトルちゃん、装備全然ないもんね。キノコ狩りの報酬を受け取って、少し装備を整える?」
「それがいいわね。ついでに私も鑑定していこっと」
「サルサさんも何か持ってるんですか?」
「ええ。パーティーに呼ばれてダンジョン行ってきたから。まぁまぁな稼ぎだったわよ」
「むぐう! 俺たちがキノコと壮絶なバトルをしている間に金策してたんですね!」
「そりゃそうでしょ。ぼーっとしてやっていけるほど、冒険者ってのは甘くないのよ。はい、これ」
サルサさんの鑑定を待ってから、俺たちはギルドへ直行し、報酬を受け取った。かなりの数だったので
金貨十枚ほどの資金を得ることができました! やったね! 貧乏状態から大分回復したよ!
懐が温かくなったところで、今度はお買い物と俺の腕輪の鑑定です。さぁどうなるのかな?
といっても鑑定するのは腕輪のようなものに宝石だけです。
そして鑑定と言えば! あそこしかない!
「さぁいくわよシロンちゃん! ニャトルちゃん! みんな!」
「いかいでか! 突撃なのです!」
「はぁ、めんどくさいニャ。ニャトルはゴロゴロしていたいニャ」
「それならお前の宝石は俺が頂くとしよう」
「行くニャ! シロンこそその腕輪を置いていくニャ!」
「ばかめ。既に装備済みだ! わっはっはー!」
「あんたね。呪われてたらどーすんの!? 先に鑑定するのがふつーでしょ!」
「げっ。そこまでは考えてませんでした。でも大丈夫! 外せるようです!」
「状態だけ下げる呪い装備とかもあるのよ。気をつけなさい」
「うぐう。ぐうの音も出ません……」
割と考えなしにトライしてしまうシロンでした。
みなで鑑定屋に向かうと、例の巨大な二足歩行兎を発見。
「人参をプレゼントするので仲間になってくれませんか?」
「何言ってるウサ? 今日は何の用ウサ。買い物ウサ?」
「鑑定をお願いしまーす。腕輪と宝石です」
「宝石は鑑定できるけど、腕輪は魔装備屋で鑑定して欲しいウサ」
「あんた、何でもここで鑑定できると思ってたの!?」
「便利屋だと思ってました!」
装備品の類は装備屋へ! はどこの世界でも一緒なんだね。魔装備屋……ちょっと楽しみです。
ニャトルが大事に抱えている宝石を渡して鑑定をお願いした。
「鑑定に銅貨一枚もらうウサ。いいウサ?」
「はいこれ……ってこれだと前回と同じやつー! だが断る!」
「何言ってるの! 話が進まないでしょ! はい」
「ほう、なかなかいい宝石だウサ。では早速……いくウサ……でんでんごろごろでんごろー。
ごろごろピョンピョンウサ宝石鑑定!」
前回と似たフレーズを唱える二足歩行兎。相変わらずそのポーズを決めないと鑑定できないのか!?
「……終ったウサ。オリキシブルライトの普通品と出たウサ。買い取るなら金貨七枚と銀貨四枚ウサ」
「よし、売り払いましょう!」
「ニャ! これはニャトルのニャ! 加工して首飾りにしてもらうニャ!」
「へぇ。なかなかの宝石ね。それなら確かに加工して首飾りにすれば、ニャトルも少しは役に立つんじゃない?」
「しかしですねサルサさん。こいつは……む、まてよ。こいつが戦力になれば少しは戦闘が楽になるか」
「のろー。ヴィーヴィルはどっちでもいいのろー」
「うんうん。ニャトルちゃん、装備全然ないもんね。キノコ狩りの報酬を受け取って、少し装備を整える?」
「それがいいわね。ついでに私も鑑定していこっと」
「サルサさんも何か持ってるんですか?」
「ええ。パーティーに呼ばれてダンジョン行ってきたから。まぁまぁな稼ぎだったわよ」
「むぐう! 俺たちがキノコと壮絶なバトルをしている間に金策してたんですね!」
「そりゃそうでしょ。ぼーっとしてやっていけるほど、冒険者ってのは甘くないのよ。はい、これ」
サルサさんの鑑定を待ってから、俺たちはギルドへ直行し、報酬を受け取った。かなりの数だったので
金貨十枚ほどの資金を得ることができました! やったね! 貧乏状態から大分回復したよ!
懐が温かくなったところで、今度はお買い物と俺の腕輪の鑑定です。さぁどうなるのかな?
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