16 / 619
第1章 異世界に!
15話 ギルドに行こう!④
しおりを挟む
「ケンジ様お待たせしました。これがギルドカードとなり受付は終了となります。」
「へええ!これがギルドカードなのか。」
※①【ギルドカード】はミスリルを板状にし魔法が付与されたものでFランクと書かれていた。Fランクのカードの色は白色でランクが上がれば着色され色でランクがすぐにわかるようになっているのだ。
生産ギルドカード
名前 ケンジ
年齢 16歳
ランク F
(裏面)
隷属 ギルスレイン・システィナ・プリム
身元さえわかればいいのでとてもシンプルな作りである。その訳はステータスやスキルを自分の弱点をさらすことになるので載せる人はいないからである。裏面には自分の奴隷が記載されていた。
「ケンジ様、そのカードは身分証明なので大事に保管してください。初回は無料ですが注意してくださいね。万が一紛失した場合再発行は金貨5枚になります。」
「すげえ高額だな・・・」
「はい・・・カードの材料がミスリルとなっており個人しか扱えないように高等な魔法が付与されてて他人が使おうとしたらカードが使えなくなるのでどうしても高額になるのです。」
「でも、高額でもそれに見合うカードですよ。町の移動はそれ1枚ですみますし儲けたお金はそのカードに入れ加盟店で買い物もできる優れものです。」
「ほうう。それは便利だな!」
「ケンジ様もお店出せる位になったら加盟店に登録してくださいね。」
ギルドは加盟店に積極的に所属員をいれようとしているのである。加盟店に加わると生産者もメリットも大きいがギルドもまた年会費や色んな面で得になることが多いので加盟店になることを進めるのである。
「そしたら将来ギルドからの紹介で優良店っていう事でお客様を紹介できますから。」
「ふむふむ。お客様が増えるのはいいことだよな。でもお客様をまわせるほど加盟店って少ないのか?」
「いえいえ。加盟店が少ない事はないですよ。このサービスはケンジ様のような若い世代の方が生産ギルドに所属し続けてほしくてできたその為のサービスなのです。」
受付嬢の話を聞くと生産ギルドでは若い世代がホントに少なく後継者不足に悩まされているのだ。理由としては生産スキルはなかなか育たなく、若い人はいつまでたっても下積みの雑用ばかりさせられるそうだ。
良くも悪くも地球と一緒で職人は最低でも3年は下積みを熟さなければ一人前になれないのである。
その上、下積み時代がやっとの事で終わったとしても次の10年は修業に入る事となり、ここでやっと親方の下につく事になるのだが、大抵の親方が職人気質の人ばかりで愛情はあるのだが、事、仕事に対しては妥協が無く厳しすぎるのである。
後、兄弟子との人間関係等、若い人には苦行になってしまっているのが実状なのである。
それなら弟子に入らず自分でやればと思うかもしれないが基本も知らない人間がやろうとしてもなにがなんやらわからない事ばかりでどうしようもないのである。
それゆえに若い人は10年どころか石の上にも3年!って事に耐えられなく冒険者ギルドに流れて行ってしまうのである。
ここで地球とは違ってスキルがあるのになぜ?と思うのだが、生産スキルはなぜ成長が遅いのか?実は戦闘スキルと同じで遅くはないのだが成長させる過程が違うのだ。
スキルの伸びは職業レベル10に対し総スキル値100が普通の速度で伸びて行くのだが、冒険者は魔物を倒し種族レベルと職業レベルを上げていき、その過程で戦闘スキルを上げていくので戦闘スキルは普通にあがる。
一方、生産職の人間は戦闘をせずにスキルを繰り返し使う事で種族・職業レベルを上げていくのである。職業に準じた作業を繰り返しスキルを上げるので、レベルがなかなか上がらずレベル1だとスキル値はせいぜい10なのだ。
そういう事で生産職は数十年かけてその道を極めていくものと認識されているのだ。
こういうのはまだ世界の人々は気づいてなく人々は生産職はそういうものだと思い込んでいるのである。
「ギルドとしてもこの後継者不足の事は問題になっておりなんとかしないと生産ギルドも無くなってしまう恐れがあるのです。」
「だから清算ギルドとしても色々サービスをして若い方をサポートしているのです。」
ここで受付嬢は身を乗り出しケンジの手を取り必死で説明を続けるのだった。
「今、新人の方ならギルドの施設・・・」
ここで、システィナとプリムが話に割り込んできた。
「「ご主人様!」」
「どこを凝視しているのですか!・・・」(チッ!巨乳が・・・)
「そうですよ!そんなに凝視したら女性に失礼です。」
「いやあ・・・俺も男だし若いから。」
これは俺が悪いわけではないとケンジは心の中で思った。
受付嬢の制服は胸元が開いているデザインになっていてセクシーなデザインになっているのである。それにもかかわらず受付嬢が身を乗り出した為胸が制服からこぼれそうなくらい自己主張したのである。
男なら誰でも全員が凝視するだろとツッコミを入れたいケンジであった。そのやり取りを聞き受付嬢は自分の胸に目をやり急いで両手を胸の前に交差し身体を横に向け胸の谷間を隠したのだった。
「きゃっ!ケンジ様そういうサービスではありません!」
受付嬢は顔を真っ赤にして注意してきた。
「じゃあ、どんなサービスなんだ?」
「ったく・・・これだから男の子は。。。」
受付嬢はブツブツ小さい声でいいながら説明を続けるのだった。
「はい!ギルドの施設をEランクまでの間30%OFFで使用できます。」
「なるほどな。低ランクのうちはレンタル料も馬鹿にならないもんな。」
「そして、Fランクの間はギルド職員もサポートとして付き添いますしお得ですよ。」
受付嬢はギルドのサポート力を自慢する様に胸を張りドヤ顔をするのだった。
「へえ・・・そうだ!そういう事なら確かプリムも生産スキルの裁縫だったっけ?あったよな?プリムも生産ギルドに登録するか?」
「「「「え?」」」」
一同がケンジのこのセリフに困惑してしまう。
「あのケンジ様・・・申し訳ないのですが奴隷はどのギルドにも所属はできないのですよ。」
「え?そうなのか?」
「ええ。奴隷は所有物で主人がいてはじめて生活や行動ができるのです・・・申し訳ないですが・・・」
「そうだったのか・・・みんなごめん・・・俺はみんなの事仲間だと思っているからそんなシステムになってるとは思わなかったよ・・・」
ケンジは女神クローティアに知識をインストールされたのだがその知識を思い出すのとは違い、引っ張り出す作業がいるのである。
その為ケンジは当分の間ギルスレイン達に常識を教えてもらわないと思うケンジであった。
「ケンジ様!ですがプリムさんがギルドの施設を使う時ケンジ様が手続きしたらプリムさんも施設は使えるので問題は無いかと思いますよ。」
「なるほど。それなら問題ないな!」
「あとギルドカードですがこれは他のギルドと同じものなのでパーティーも組めるようになっております。まあ、生産職にはあまり必要がないものなんですが・・・」
「何で必要がないものなの?」
受付嬢の説明によればパーティを組むと魔物を倒した場合レベルアップの為の経験値がパーティー皆に振り分けられるのである。
だけどその為に護衛を雇った冒険者は少しでも早く強くなる為に生産職に経験値を分けたくない為パーティーから外された状態で一緒に行動するのが普通なのである。
先ほども言ったが生産職にレベルはいらないと考えられていて人々は魔物と戦う冒険者に少しでもレベルが早く上がる様にとそういった行動をしているのである。
仮にゴブリンの経験値が10だとしてパーティーの分配はラストアタック(止めを刺した人物)が経験値の20%が入り、そして残りの経験値がパーティー人数分で振り分けられるのである。
その為に生産職の人は護衛してもらっているパーティーには入れてもらえないのが当たり前となっていてカードのパーティー機能は生産ギルドでは意味がないものなのだ。
「ですが、ケンジ様は奴隷の皆さんとパーティーを使ってもよろしいかとおもいますね。」
「まあ、レベルが上がるだけで生産スキルは使わないと上がらないから意味はさほどないのでが、レベルが上がってステータスは上がるので死亡しにくくはなりますからね。」
「あと、不安な事や不明な点はありますか?」
「後は徐々に覚えていくことにするよ。」
「わかりました。遅くなりましたがわたくしはアンナといいます。以後よろしくお願いします。」
「アンナさんですね。こちらこそよろしくお願いします。」
にこやかな笑顔で挨拶をしケンジ達は気分よくギルドを後にするであった。
*-----*-----*-----*-----*
この話で出てきたアイテム
※①【ギルドカード】
ギルドに所属した時身分証としてもらえるカード。
カードには名前・年齢・ランクだけ表示されていて、
奴隷を持っている場合は奴隷の名前が記載されている。
このカードは高度な魔法が付与されていて持ち主
以外が持つと真っ黒に変色し記載されている文字が
見えなくなる。
EX 虹
SSS 白金
SS 金
S 銀
A 紫
B 赤
C 緑
D 黄
E 青
F 白で表されている。
「へええ!これがギルドカードなのか。」
※①【ギルドカード】はミスリルを板状にし魔法が付与されたものでFランクと書かれていた。Fランクのカードの色は白色でランクが上がれば着色され色でランクがすぐにわかるようになっているのだ。
生産ギルドカード
名前 ケンジ
年齢 16歳
ランク F
(裏面)
隷属 ギルスレイン・システィナ・プリム
身元さえわかればいいのでとてもシンプルな作りである。その訳はステータスやスキルを自分の弱点をさらすことになるので載せる人はいないからである。裏面には自分の奴隷が記載されていた。
「ケンジ様、そのカードは身分証明なので大事に保管してください。初回は無料ですが注意してくださいね。万が一紛失した場合再発行は金貨5枚になります。」
「すげえ高額だな・・・」
「はい・・・カードの材料がミスリルとなっており個人しか扱えないように高等な魔法が付与されてて他人が使おうとしたらカードが使えなくなるのでどうしても高額になるのです。」
「でも、高額でもそれに見合うカードですよ。町の移動はそれ1枚ですみますし儲けたお金はそのカードに入れ加盟店で買い物もできる優れものです。」
「ほうう。それは便利だな!」
「ケンジ様もお店出せる位になったら加盟店に登録してくださいね。」
ギルドは加盟店に積極的に所属員をいれようとしているのである。加盟店に加わると生産者もメリットも大きいがギルドもまた年会費や色んな面で得になることが多いので加盟店になることを進めるのである。
「そしたら将来ギルドからの紹介で優良店っていう事でお客様を紹介できますから。」
「ふむふむ。お客様が増えるのはいいことだよな。でもお客様をまわせるほど加盟店って少ないのか?」
「いえいえ。加盟店が少ない事はないですよ。このサービスはケンジ様のような若い世代の方が生産ギルドに所属し続けてほしくてできたその為のサービスなのです。」
受付嬢の話を聞くと生産ギルドでは若い世代がホントに少なく後継者不足に悩まされているのだ。理由としては生産スキルはなかなか育たなく、若い人はいつまでたっても下積みの雑用ばかりさせられるそうだ。
良くも悪くも地球と一緒で職人は最低でも3年は下積みを熟さなければ一人前になれないのである。
その上、下積み時代がやっとの事で終わったとしても次の10年は修業に入る事となり、ここでやっと親方の下につく事になるのだが、大抵の親方が職人気質の人ばかりで愛情はあるのだが、事、仕事に対しては妥協が無く厳しすぎるのである。
後、兄弟子との人間関係等、若い人には苦行になってしまっているのが実状なのである。
それなら弟子に入らず自分でやればと思うかもしれないが基本も知らない人間がやろうとしてもなにがなんやらわからない事ばかりでどうしようもないのである。
それゆえに若い人は10年どころか石の上にも3年!って事に耐えられなく冒険者ギルドに流れて行ってしまうのである。
ここで地球とは違ってスキルがあるのになぜ?と思うのだが、生産スキルはなぜ成長が遅いのか?実は戦闘スキルと同じで遅くはないのだが成長させる過程が違うのだ。
スキルの伸びは職業レベル10に対し総スキル値100が普通の速度で伸びて行くのだが、冒険者は魔物を倒し種族レベルと職業レベルを上げていき、その過程で戦闘スキルを上げていくので戦闘スキルは普通にあがる。
一方、生産職の人間は戦闘をせずにスキルを繰り返し使う事で種族・職業レベルを上げていくのである。職業に準じた作業を繰り返しスキルを上げるので、レベルがなかなか上がらずレベル1だとスキル値はせいぜい10なのだ。
そういう事で生産職は数十年かけてその道を極めていくものと認識されているのだ。
こういうのはまだ世界の人々は気づいてなく人々は生産職はそういうものだと思い込んでいるのである。
「ギルドとしてもこの後継者不足の事は問題になっておりなんとかしないと生産ギルドも無くなってしまう恐れがあるのです。」
「だから清算ギルドとしても色々サービスをして若い方をサポートしているのです。」
ここで受付嬢は身を乗り出しケンジの手を取り必死で説明を続けるのだった。
「今、新人の方ならギルドの施設・・・」
ここで、システィナとプリムが話に割り込んできた。
「「ご主人様!」」
「どこを凝視しているのですか!・・・」(チッ!巨乳が・・・)
「そうですよ!そんなに凝視したら女性に失礼です。」
「いやあ・・・俺も男だし若いから。」
これは俺が悪いわけではないとケンジは心の中で思った。
受付嬢の制服は胸元が開いているデザインになっていてセクシーなデザインになっているのである。それにもかかわらず受付嬢が身を乗り出した為胸が制服からこぼれそうなくらい自己主張したのである。
男なら誰でも全員が凝視するだろとツッコミを入れたいケンジであった。そのやり取りを聞き受付嬢は自分の胸に目をやり急いで両手を胸の前に交差し身体を横に向け胸の谷間を隠したのだった。
「きゃっ!ケンジ様そういうサービスではありません!」
受付嬢は顔を真っ赤にして注意してきた。
「じゃあ、どんなサービスなんだ?」
「ったく・・・これだから男の子は。。。」
受付嬢はブツブツ小さい声でいいながら説明を続けるのだった。
「はい!ギルドの施設をEランクまでの間30%OFFで使用できます。」
「なるほどな。低ランクのうちはレンタル料も馬鹿にならないもんな。」
「そして、Fランクの間はギルド職員もサポートとして付き添いますしお得ですよ。」
受付嬢はギルドのサポート力を自慢する様に胸を張りドヤ顔をするのだった。
「へえ・・・そうだ!そういう事なら確かプリムも生産スキルの裁縫だったっけ?あったよな?プリムも生産ギルドに登録するか?」
「「「「え?」」」」
一同がケンジのこのセリフに困惑してしまう。
「あのケンジ様・・・申し訳ないのですが奴隷はどのギルドにも所属はできないのですよ。」
「え?そうなのか?」
「ええ。奴隷は所有物で主人がいてはじめて生活や行動ができるのです・・・申し訳ないですが・・・」
「そうだったのか・・・みんなごめん・・・俺はみんなの事仲間だと思っているからそんなシステムになってるとは思わなかったよ・・・」
ケンジは女神クローティアに知識をインストールされたのだがその知識を思い出すのとは違い、引っ張り出す作業がいるのである。
その為ケンジは当分の間ギルスレイン達に常識を教えてもらわないと思うケンジであった。
「ケンジ様!ですがプリムさんがギルドの施設を使う時ケンジ様が手続きしたらプリムさんも施設は使えるので問題は無いかと思いますよ。」
「なるほど。それなら問題ないな!」
「あとギルドカードですがこれは他のギルドと同じものなのでパーティーも組めるようになっております。まあ、生産職にはあまり必要がないものなんですが・・・」
「何で必要がないものなの?」
受付嬢の説明によればパーティを組むと魔物を倒した場合レベルアップの為の経験値がパーティー皆に振り分けられるのである。
だけどその為に護衛を雇った冒険者は少しでも早く強くなる為に生産職に経験値を分けたくない為パーティーから外された状態で一緒に行動するのが普通なのである。
先ほども言ったが生産職にレベルはいらないと考えられていて人々は魔物と戦う冒険者に少しでもレベルが早く上がる様にとそういった行動をしているのである。
仮にゴブリンの経験値が10だとしてパーティーの分配はラストアタック(止めを刺した人物)が経験値の20%が入り、そして残りの経験値がパーティー人数分で振り分けられるのである。
その為に生産職の人は護衛してもらっているパーティーには入れてもらえないのが当たり前となっていてカードのパーティー機能は生産ギルドでは意味がないものなのだ。
「ですが、ケンジ様は奴隷の皆さんとパーティーを使ってもよろしいかとおもいますね。」
「まあ、レベルが上がるだけで生産スキルは使わないと上がらないから意味はさほどないのでが、レベルが上がってステータスは上がるので死亡しにくくはなりますからね。」
「あと、不安な事や不明な点はありますか?」
「後は徐々に覚えていくことにするよ。」
「わかりました。遅くなりましたがわたくしはアンナといいます。以後よろしくお願いします。」
「アンナさんですね。こちらこそよろしくお願いします。」
にこやかな笑顔で挨拶をしケンジ達は気分よくギルドを後にするであった。
*-----*-----*-----*-----*
この話で出てきたアイテム
※①【ギルドカード】
ギルドに所属した時身分証としてもらえるカード。
カードには名前・年齢・ランクだけ表示されていて、
奴隷を持っている場合は奴隷の名前が記載されている。
このカードは高度な魔法が付与されていて持ち主
以外が持つと真っ黒に変色し記載されている文字が
見えなくなる。
EX 虹
SSS 白金
SS 金
S 銀
A 紫
B 赤
C 緑
D 黄
E 青
F 白で表されている。
4
お気に入りに追加
2,451
あなたにおすすめの小説
研磨職人!異世界に渡り、色んなものを磨き魔法スキルと合わせて、幸せに暮らす。
本条蒼依
ファンタジー
主人公である小野田博俊(おのだひろとし)は女神ミーレヌのせいで死んでしまい、
異世界であるミストラルに転移してもらう。
そこには研磨という職業は無く、博俊は研磨でお店を開き、魔法と掛け合わせて
楽しく儲けて生活する物語。
研磨で新しい効果を生み出し、時には笑い時には悲しみありの長編小説。に、
したいとおもいます(*^-^*)
異世界ソロ暮らし 田舎の家ごと山奥に転生したので、自由気ままなスローライフ始めました。
長尾 隆生
ファンタジー
【書籍情報】書籍2巻発売中ですのでよろしくお願いします。
女神様の手違いにより現世の輪廻転生から外され異世界に転生させられた田中拓海。
お詫びに貰った生産型スキル『緑の手』と『野菜の種』で異世界スローライフを目指したが、お腹が空いて、なにげなく食べた『種』の力によって女神様も予想しなかった力を知らずに手に入れてしまう。
のんびりスローライフを目指していた拓海だったが、『その地には居るはずがない魔物』に襲われた少女を助けた事でその計画の歯車は狂っていく。
ドワーフ、エルフ、獣人、人間族……そして竜族。
拓海は立ちはだかるその壁を拳一つでぶち壊し、理想のスローライフを目指すのだった。
中二心溢れる剣と魔法の世界で、徒手空拳のみで戦う男の成り上がりファンタジー開幕。
旧題:チートの種~知らない間に異世界最強になってスローライフ~
異世界転移したけど、果物食い続けてたら無敵になってた
甘党羊
ファンタジー
唐突に異世界に飛ばされてしまった主人公。
降り立った場所は周囲に生物の居ない不思議な森の中、訳がわからない状況で自身の能力などを確認していく。
森の中で引きこもりながら自身の持っていた能力と、周囲の環境を上手く利用してどんどん成長していく。
その中で試した能力により出会った最愛のわんこと共に、周囲に他の人間が居ない自分の住みやすい地を求めてボヤきながら異世界を旅していく物語。
協力関係となった者とバカをやったり、敵には情け容赦なく立ち回ったり、飯や甘い物に並々ならぬ情熱を見せたりしながら、ゆっくり進んでいきます。
無職が最強の万能職でした!?〜俺のスローライフはどこ行った!?〜
あーもんど
ファンタジー
不幸体質持ちの若林音羽はある日の帰り道、自他共に認める陽キャのクラスメイト 朝日翔陽の異世界召喚に巻き込まれた。目を開ければ、そこは歩道ではなく建物の中。それもかなり豪華な内装をした空間だ。音羽がこの場で真っ先に抱いた感想は『テンプレだな』と言う、この一言だけ。異世界ファンタジーものの小説を読み漁っていた音羽にとって、異世界召喚先が煌びやかな王宮内────もっと言うと謁見の間であることはテンプレの一つだった。
その後、王様の命令ですぐにステータスを確認した音羽と朝日。勇者はもちろん朝日だ。何故なら、あの魔法陣は朝日を呼ぶために作られたものだから。言うならば音羽はおまけだ。音羽は朝日が勇者であることに大して驚きもせず、自分のステータスを確認する。『もしかしたら、想像を絶するようなステータスが現れるかもしれない』と淡い期待を胸に抱きながら····。そんな音羽の淡い期待を打ち砕くのにそう時間は掛からなかった。表示されたステータスに示された職業はまさかの“無職”。これでは勇者のサポーター要員にもなれない。装備品やら王家の家紋が入ったブローチやらを渡されて見事王城から厄介払いされた音羽は絶望に打ちひしがれていた。だって、無職ではチートスキルでもない限り異世界生活を謳歌することは出来ないのだから····。無職は『何も出来ない』『何にもなれない』雑魚職業だと決めつけていた音羽だったが、あることをきっかけに無職が最強の万能職だと判明して!?
チートスキルと最強の万能職を用いて、音羽は今日も今日とて異世界無双!
※カクヨム、小説家になろう様でも掲載中
異世界でチート能力貰えるそうなので、のんびり牧場生活(+α)でも楽しみます
ユーリ
ファンタジー
仕事帰り。毎日のように続く多忙ぶりにフラフラしていたら突然訪れる衝撃。
何が起こったのか分からないうちに意識を失くし、聞き覚えのない声に起こされた。
生命を司るという女神に、自分が死んだことを聞かされ、別の世界での過ごし方を聞かれ、それに答える
そして気がつけば、広大な牧場を経営していた
※不定期更新。1話ずつ完成したら更新して行きます。
7/5誤字脱字確認中。気づいた箇所あればお知らせください。
5/11 お気に入り登録100人!ありがとうございます!
8/1 お気に入り登録200人!ありがとうございます!
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
没落貴族の異世界領地経営!~生産スキルでガンガン成り上がります!
武蔵野純平
ファンタジー
異世界転生した元日本人ノエルは、父の急死によりエトワール伯爵家を継承することになった。
亡くなった父はギャンブルに熱中し莫大な借金をしていた。
さらに借金を国王に咎められ、『王国貴族の恥!』と南方の辺境へ追放されてしまう。
南方は魔物も多く、非常に住みにくい土地だった。
ある日、猫獣人の騎士現れる。ノエルが女神様から与えられた生産スキル『マルチクラフト』が覚醒し、ノエルは次々と異世界にない商品を生産し、領地経営が軌道に乗る。
女子力の高い僕は異世界でお菓子屋さんになりました
初昔 茶ノ介
ファンタジー
昔から低身長、童顔、お料理上手、家がお菓子屋さん、etc.と女子力満載の高校2年の冬樹 幸(ふゆき ゆき)は男子なのに周りからのヒロインのような扱いに日々悩んでいた。
ある日、学校の帰りに道に悩んでいるおばあさんを助けると、そのおばあさんはただのおばあさんではなく女神様だった。
冗談半分で言ったことを叶えると言い出し、目が覚めた先は見覚えのない森の中で…。
のんびり書いていきたいと思います。
よければ感想等お願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる