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第1章 異世界に!
14話 ギルドに行こう!③
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ケンジ達は生産ギルドの前にやってきた。生産ギルドもまた扉はあるが開けっ放しの巨大な扉で誰でも出入りできるようになってあった。
「うへえ・・・こっちのギルドもでかいなあ。」
中に入ってみるとこちらも酒場と一緒になっている作りで奥にカウンターがあり、受付嬢が数人立っていて隣には大きな掲示板が設置されていた。
ケンジ達は登録しようと奥のカウンターに向かい受付嬢に話しかけた。
「いっらしゃいませ。今日はどのようなご用件でしょうか?」
「私はケンジと言います。生産ギルドに登録したいと思うのですが、ギルドの説明をお願いできますか?」
「はい、わかりました。生産ギルドとは鍛冶や裁縫・細工を始め,ありとあらゆる生産を束ねるギルドです。」
「そしてその作った物を商人・冒険者・魔道・貴族ギルド等、色んな所に商品を卸すギルドであります。」
「なので所属したらケンジ様には生産系のスキルを伸ばしていただくことになります。」
「ふむふむ。」
「ケンジ様はどのような生産系のスキルをお持ちでしょうか?」
「え?持ってないと生産ギルドに登録ってできないの?」
「いえいえ、そんなことはありませんよ。まずは採取系の依頼もありますからね。そこからスキルを習得なさるのもいいですよ。」
「ただ、やっぱりスキルがあると取れる量や質も違ってきますので最初は苦労する事になり生産職を諦めてしまう人がいるので・・・」
「そっか、よかったよ。登録できないかとおもった。」
「やる気のある若い人で我々ギルドとしても期待していますね。」
受付嬢は久しぶりに若い人間が登録してくれるような感じで嬉しそうに微笑んでいたのだった。
「説明を続けさせて頂きますね。所属した場合ケンジ様にランク付けされることになり上からEX・SSS・SS・S・A・B・C・D・E・Fランクの10段階で示されます。」
「例えば、採掘でランクを上げるならば最初は鉄鉱石を採掘師その鉱石から炉で鉄を生成し鉄のインゴットを納品してランクを上げていただきます。」
「採掘のスキルが上がっていけば珍しい鉱石も掘れるのでランクが上げやすいと思いますよ。ただ、スキルが無い場合は鉱石の位置が特定できないのでなかなか苦労することになりますが・・・」
「ってことは途中で鍛冶屋になったとして採掘で上げたランクはまたFランクからやり直しになるのか?」
「いえ、採掘でAランクまで上げてたらどの職に転職してもランクはそのままです。そして鍛冶の依頼はAランクで受ける事が可能ですよ。だけどAランクの依頼がミスリルの剣の製作だったりと、ミスリルの材料を扱うことが出来なければ意味がありませんのでやっぱりそこはDランクの鉄の材料の依頼しか受けれない事になります。」
「生産の道は果てしなく険しいのす。そう簡単にはお金儲けできないのですがグランドマスターになれば信用も付き個人依頼も舞い込み、冒険者みたいな危険はなくウハウハな生活ができようになりますよ。」
「ふむ、夢があるな。」
「それで最初は地上にある鉱山で鉄鉱石を掘ったりしてスキルを上げてスキルが上がったら護衛を雇ったりしてダンジョンでミスリルやオリハルコンを掘ればいいかとおもいます。ただオリハルコンを採掘できる様になるには採掘スキルが120.00にならないと掘れません。この計画はあくまでもケンジ様が採掘士になる場合ですけどね。」
「なるほどな。低レベルのうちは地上で高レベルになったらダンジョンに採掘しに出かけるって訳だな。」
「幸いケンジ様は奴隷をお持ちのようですし、将来ダンジョンでも活動しやすいかと思います。」
「それって・・・どういう事だ?」
ケンジは勘違いしてイラッとしたが受付嬢の話を聞くと当初自分が計画し考えていた事と同じであった。
「この奴隷達を戦闘させてケンジ様の護衛させたら、冒険者達を雇う事しなくてもいいですから護衛料がいらなくてすみますよ。」
「それって・・・ギルスレイン達を危険にさらせという事か?」
受付嬢は慌ててきっぱりと否定するのだった。
「違います!そうではありません。ケンジ様はまだ若くこれからの世代を担う新人なのです。」
「ケンジ様達はこれからゆっくりでいいから共にレベルやスキルを上げていけばいいのです。」
「最初からダンジョンなんて無謀ですし確かに町の外は危険な事もありますが、そこは一緒に危険を乗り越えていけばいいのです。」
それを聞いたギルスレイン達が突然話に割って入ってくるのだった。
「私は主の役に立つことならなんでもします。だから戦闘奴隷として役に立ちたいです。」
「あたし(わたし)もです。」
システィナ・プリムが声をあげた。それを見た受付嬢もまたニッコリ微笑むのだった。
「みんな・・・」
「先ほどは凄んでしまってすいませんでした。俺達は生産ギルドに登録しようと思います。」
ケンジは勘違いで受付嬢に凄んでしまった事を素直に謝罪したのだった。
「ギルドとしても若い人が登録してくれるのはすごく有り難いです。」
そう言って受付嬢はカウンターの下から受付用紙を出し、ここに記入をしてくださいと言ってきた。名前・年齢を書き、生産スキルは未記入で良いと言われたのだった。
そしてカウンターの下から台座に水晶が付いたの魔道具を出してきて受付用紙を台座の差込口に入れたのである。
「ケンジ様この水晶に手を触れてください。」
ケンジは水晶に手を触れると水晶は虹色に輝きだし、数秒すると台座の差込口から1枚のカードが出てきたのであった。
「うへえ・・・こっちのギルドもでかいなあ。」
中に入ってみるとこちらも酒場と一緒になっている作りで奥にカウンターがあり、受付嬢が数人立っていて隣には大きな掲示板が設置されていた。
ケンジ達は登録しようと奥のカウンターに向かい受付嬢に話しかけた。
「いっらしゃいませ。今日はどのようなご用件でしょうか?」
「私はケンジと言います。生産ギルドに登録したいと思うのですが、ギルドの説明をお願いできますか?」
「はい、わかりました。生産ギルドとは鍛冶や裁縫・細工を始め,ありとあらゆる生産を束ねるギルドです。」
「そしてその作った物を商人・冒険者・魔道・貴族ギルド等、色んな所に商品を卸すギルドであります。」
「なので所属したらケンジ様には生産系のスキルを伸ばしていただくことになります。」
「ふむふむ。」
「ケンジ様はどのような生産系のスキルをお持ちでしょうか?」
「え?持ってないと生産ギルドに登録ってできないの?」
「いえいえ、そんなことはありませんよ。まずは採取系の依頼もありますからね。そこからスキルを習得なさるのもいいですよ。」
「ただ、やっぱりスキルがあると取れる量や質も違ってきますので最初は苦労する事になり生産職を諦めてしまう人がいるので・・・」
「そっか、よかったよ。登録できないかとおもった。」
「やる気のある若い人で我々ギルドとしても期待していますね。」
受付嬢は久しぶりに若い人間が登録してくれるような感じで嬉しそうに微笑んでいたのだった。
「説明を続けさせて頂きますね。所属した場合ケンジ様にランク付けされることになり上からEX・SSS・SS・S・A・B・C・D・E・Fランクの10段階で示されます。」
「例えば、採掘でランクを上げるならば最初は鉄鉱石を採掘師その鉱石から炉で鉄を生成し鉄のインゴットを納品してランクを上げていただきます。」
「採掘のスキルが上がっていけば珍しい鉱石も掘れるのでランクが上げやすいと思いますよ。ただ、スキルが無い場合は鉱石の位置が特定できないのでなかなか苦労することになりますが・・・」
「ってことは途中で鍛冶屋になったとして採掘で上げたランクはまたFランクからやり直しになるのか?」
「いえ、採掘でAランクまで上げてたらどの職に転職してもランクはそのままです。そして鍛冶の依頼はAランクで受ける事が可能ですよ。だけどAランクの依頼がミスリルの剣の製作だったりと、ミスリルの材料を扱うことが出来なければ意味がありませんのでやっぱりそこはDランクの鉄の材料の依頼しか受けれない事になります。」
「生産の道は果てしなく険しいのす。そう簡単にはお金儲けできないのですがグランドマスターになれば信用も付き個人依頼も舞い込み、冒険者みたいな危険はなくウハウハな生活ができようになりますよ。」
「ふむ、夢があるな。」
「それで最初は地上にある鉱山で鉄鉱石を掘ったりしてスキルを上げてスキルが上がったら護衛を雇ったりしてダンジョンでミスリルやオリハルコンを掘ればいいかとおもいます。ただオリハルコンを採掘できる様になるには採掘スキルが120.00にならないと掘れません。この計画はあくまでもケンジ様が採掘士になる場合ですけどね。」
「なるほどな。低レベルのうちは地上で高レベルになったらダンジョンに採掘しに出かけるって訳だな。」
「幸いケンジ様は奴隷をお持ちのようですし、将来ダンジョンでも活動しやすいかと思います。」
「それって・・・どういう事だ?」
ケンジは勘違いしてイラッとしたが受付嬢の話を聞くと当初自分が計画し考えていた事と同じであった。
「この奴隷達を戦闘させてケンジ様の護衛させたら、冒険者達を雇う事しなくてもいいですから護衛料がいらなくてすみますよ。」
「それって・・・ギルスレイン達を危険にさらせという事か?」
受付嬢は慌ててきっぱりと否定するのだった。
「違います!そうではありません。ケンジ様はまだ若くこれからの世代を担う新人なのです。」
「ケンジ様達はこれからゆっくりでいいから共にレベルやスキルを上げていけばいいのです。」
「最初からダンジョンなんて無謀ですし確かに町の外は危険な事もありますが、そこは一緒に危険を乗り越えていけばいいのです。」
それを聞いたギルスレイン達が突然話に割って入ってくるのだった。
「私は主の役に立つことならなんでもします。だから戦闘奴隷として役に立ちたいです。」
「あたし(わたし)もです。」
システィナ・プリムが声をあげた。それを見た受付嬢もまたニッコリ微笑むのだった。
「みんな・・・」
「先ほどは凄んでしまってすいませんでした。俺達は生産ギルドに登録しようと思います。」
ケンジは勘違いで受付嬢に凄んでしまった事を素直に謝罪したのだった。
「ギルドとしても若い人が登録してくれるのはすごく有り難いです。」
そう言って受付嬢はカウンターの下から受付用紙を出し、ここに記入をしてくださいと言ってきた。名前・年齢を書き、生産スキルは未記入で良いと言われたのだった。
そしてカウンターの下から台座に水晶が付いたの魔道具を出してきて受付用紙を台座の差込口に入れたのである。
「ケンジ様この水晶に手を触れてください。」
ケンジは水晶に手を触れると水晶は虹色に輝きだし、数秒すると台座の差込口から1枚のカードが出てきたのであった。
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