ハイエルフの幼女は異世界をまったりと過ごしていく ~それを助ける過保護な転移者~

まぁ

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2章 ドラゴンステーキを求めて

2章ー11 パーティー①

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 無事に目的のドラゴンを倒し、お肉をGETした僕たちは王都にある自宅へと戻った。

 帰りの道中?

 歩いて帰るのがめんどくさくなったので、ARMSの出番。先に続いて頼りすぎかもしれないけど、便利なものは便利なんだからしかたがない。

 ハルカにつけた【竜族特攻】と【スキル譲渡】をアンインストールして【ゲート】のスキルをインストールする。

 自分だけの転移であればスキルや魔法を使わずに僕もできるのだが、今回はエレナ、ポチ、ハルカと大人数でしかも王都までは距離もある。

 万が一がないとも限らないので安心安全のスキルを使うことにした。

 自重するつもりはあるが、エレナやポチは今更だし、ハルカももう身内みたいなものだし。気にしない。

 【ゲート】を使った時ハルカがポツリとなんか言ってた気がするけど、気にしない。

 気にしないったら、気にしない。

 説明が必要な時が来たらするし、わざわざ僕から説明する程のことじゃない。

 これから時間をかけていけばいいのだ。

 家に戻るとさっそくパーティーの準備をすることに。

 食材はお肉しかないから街へ買い出しに行く。そして招待客。

 招待するのはレーナちゃんとリサちゃんだけだ。僕えにはパーティーに誘うような知り合いなんていないし、ハルカはもうおばあちゃんだしね、年齢的には。知り合いはみんな亡くなったそうだ。

 ポチは焦った顔でいないと言っていたが、本当は呼びたい人(?)でもいたのかな?


 食材や備品の買い出しを終え、パーティーへの招待も終わり、あとは当日を迎えるばかりだ。 

 肝心の日程だが、エレナの友達の2人の都合がつくということでパーティーは翌日になった。

 まぁ、2人とも子どもだから基本暇だよね? きっと。

 


 そして当日。
 

 「おにいちゃん、はやく、はやく~!!!」

 ジタバタしながら僕の服を引っ張るエレナ。と、袖口を咥えるポチ。

 「落ち着いて、エレナ。ポチは大人だよね?」

 「ぃやーの、早く食べたいの!!リサちゃんもレーナちゃんもそういってりゅの」

 「私の中の野生が早く肉をと訴えているのです!」

 抗議の声を上げるエレナと涎をたらしたポチを横目に僕は準備を始めていく。

 因みにエレナの友人2人は大人しくしている。子どもではあるが、僕に身分が貴族みたなものだから緊張していうのかもしれないね。かわいそうだから2人を巻き込むのは止めてあげてね、エレナ。

 気にしないでいいよ、とは言ったが効果はあるのだろうか。

 そして2人(1幼女と1ポチ)はさすがにこれ以上僕を物理的に邪魔すると食べるのがどんどん遅くと理解したのか、すっと手と口が離された。

 「まずは火からだね、ポチ適当に薪を持ってきて。湿気ってないのね。エレナ達はお野菜切ろうか? ハルカが準備してるからお手伝いしてきて」

 「「「は~い」」」

 子ども達の返事がする。

 ポチはすぐに駆け出し、エレナ達も台所にいるハルカの元へテコテコと移動をしていく。

 その間に僕は【土魔法】をインストールして、釜戸をつくる。幸い、この家の庭は広いので今後も使えるように大きめにそして頑丈に作る。

 よし。これでOK。

 僕の目の前にはキャンプ場にあるようなかまどが2つ出来上がった。これだけあれば5人と1匹分は余裕だろう。日本でなら2家族が使う大きさなのだから。

 でも、なんでだろう? 全然足りる気がしないのは・・・。

 さて、あとは薪が集まるまでちょっと時間があるのでみんなの様子を見ることにしようか。僕だけ楽しているように見えるけど、かまどを魔法で作るのはすっごい大変なんだよ!! たぶん。

 と、まずは食材班からだね。大抵の場合はここは女性が主体になる。

 まぁ、そうじゃないことも多々あるが。女性がやるっていう決めつけはいけないよね。日本だとセクハラと言われかねない。

 まぁ、異世界にはそんなものはないので問題はないのだが。

 家は女が守り、男は命を懸けて女、子どもを守る。これが常識だ。

 冒険者が一職業としてあるこの世界で、命を懸けるて守る、これは文字通り自身の命を懸けてお金を稼ぐことに他ならない。

 日本での命を懸ける、とは重みが違う。

 そして女性陣はというと――

 ハルカはてきぱきと野菜を斬り、器に綺麗に盛り付けていく。その横でリサちゃんとレーナちゃんは拙い動きではあるが、ハルカの指示を受けてちゃんとお手伝いしてた。

 指示を出すハルカも見た目は完全な子どもなのでおままごと感が半端ないが。

 しっかりと皆料理をしている。

 家でお手伝いんしているんだね、きっと。そして我が家のエレナさんは包丁を握りしめその刃と野菜を交互に見つめるだけで一向にその手は進まない。

 あ、わからないんだねエレナ。僕と一緒にいるときは僕が全部やるし(完成品を【無限収納】から出す)、教える機会もなかったからね。あと付け加えるなら、あの2人のがきっと少しおねえさんなんだよ!

 女子力でエレナは一歩出遅れたみたいだ。おにいちゃんがずっと面倒見てあげるから安心して! と心で叫んでおこう。

 「リサちゃん、そこの野菜洗っておいて。強くこするとダメになっちゃうから優しくね。それで洗い終わったら1㎝ぐらいの厚さで全部切っておいて」

 「わかりましたぁ」

 「レーナちゃんはこっちでお肉につけるたれや、ドレッシング、野菜にかけるやつね。これを作っておいて」

 「おやさいの方は初めてみます、どうやって――」

 「野菜にかけるのはこれを1、あっちのを2、それでその隣ので味を調えればいいわよ」

 「わかりました!!」

 「あぁ~、エレちゃんは・・・・・・。私の応援ね」

 「わかったの」

 どうやら、エレナは現状に不満はないみたいだ。

 いいやら悪いやら。

 さて、あとはポチたちが戻ったらパーティー開始だ!!



****************************************
ハルカがこのように仕切るのは違和感があるかも? と書きながら思いましたが。
改めて設定を見ると
エレナ(5~6歳) ハルカ(見た目8~9歳) リサ、レーナ(エレナの友達)
だったので、違和感はないかなと思いました。
小学生3年生が園児と小学生1年生ぐらいをまとめておままごとしてるみたいな。

どうでしょうか?



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