愛を語れない関係【完結】

迷い人

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前編

登場人物紹介(AIイラスト付き)

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 この物語は、外見的コンプレックスが登場人物の気持ちに影響を与えます。
 AIイラストが苦手な方や、自分の中でキャラクターの外見を定めたいと言う方もいると思いますが、見て頂ければ嬉しく思います。










【ソフィラ・グリーン 16歳】

 『花の乙女』の二つ名を持つ魔導師。
 王立学園グランツの5年生。

 魔導一家グリーン男爵家の生まれ。

 10歳の頃に、起こった戦争で領地は隣国に奪われ家族は処刑された。

 12歳の時に、国王陛下から二つ名を授かった時に爵位を返上。
 ウィル・グランビル伯爵令息と国王陛下の命によって婚約を交わす。



 幼い頃からの魔力コントロールの影響で成長が普通の人より遅い。



**********



【ウィル・グランビル 22歳】

 『紫紺の大魔導師』の二つ名を持つ魔導師。

 10歳で王立学園グランツに入学。
 入学時気性は荒く生意気な性格だったが魔術の素質は無かった。

 12歳の時に、大魔導師としての素質を発現。
 16歳の時、王立学園グランツを卒業と共に二つ名を得る。
 18歳でソフィラと婚約。

 広範囲の破壊術式を使う時のために、日頃から魔力を蓄えているため子供の姿をしている。

 魔力を抑え子供姿を取る事で、精神的に不安定になりやすいと言う副作用がある。


← 魔力を蓄えるための子供姿。
→ 本来の姿



**********



【メアリー・グランビル 15歳】

 小さな領地を持つ子爵令嬢だった。

 10歳の頃、領地も家族も領民も何もかも土砂に飲み込まれた。
 親交のあったグランビル伯爵家の養女として引き取られた。
 何もかも失くした可哀そうな子として甘やかされて育つ。

 農民と同じように生きて来た子爵家の子供だったため、伯爵家を凄い金持ちと誤解。
 ウィルとは兄妹として過ごした事は無い。

 13歳の時無理を言って学園への推薦状を書いてもらう。



 その美貌は学園内でも有名だが、魔力は少ない。
 国が学園の楽師たちに求める楽師としての素質は無い。



**********



【カール・シュミット 23歳】

 双翼の騎士の二つ名を持つ

 シュミット辺境伯家の生まれ。
 魔物の発生する豊かな鉱山を領地に持つ家に生まれた。
 隣国とは鉱山を狙って、日常的に争いが行われている。

 特殊な役目を追うための、特殊能力を持つ。

 ソフィラの護衛役に付く事が多い。

 11歳で学園に入学。
 13歳の時の初陣で二つ名を獲得。

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