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◇28 頼もしいお姉ちゃん
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孤児院で見つけた、魔素の痕跡。それは道となって続いていて。じゃあこれを辿ればいいのではと俺たちは進むことになった。
てか、まさか悪魔に誘拐されていただなんて。でも、一日一人なんだろ? 結構慎重なやつだな。
「ここで途切れてるな」
『あそこ?』
「え?」
『そんな匂いする』
バリスは鼻がいいらしい。バリスの指をさす先には、森がある。うん、なんかありそうだな。とりあえず、行くか。
本当は行きたくない。だってあのおかまみたいな悪魔がいるんだろ? でも、子供たちを早く見つけてやらないといけないし。しかも5日前からいない子もいるらしいし。一体悪魔にどんな扱いを受けているのか心配でならないな。
とりあえず、悪魔を殺せる神器も準備済み。襲い掛かってきたらとりあえず木工ハンマーで往生際が悪かったら神器ぶっ刺そう。
「えっ……」
森に入った瞬間、なんか一気に暗くなった。まだ昼間で明るいはずなのに。森に入れば暗くなるとは思っていたけれど、思っていた以上に真っ暗になった。
光魔法を思いつき、明かりにするために光魔法を使ってみた。お、出来た。ランプの光程度ではあるけれど、まぁいいかな。これなら歩ける。
肩に乗ってたバリスがくんくん鼻を動かし、こっち! と指さしていて、その通りに進んだ。
『乗るか?』
「だーめ、慎重に行こう」
『え~』
緊張感ってものを知らないのかこいつらは。まぁ強いからそんなものは不必要だってのも分かるけど。
『なんか音が聞こえてこなかった?』
「え……」
え、ちょっと待ってよバリスさん、何言っちゃって……
カサカサ……
そんな音が、聞こえてきた。
「……」
サササ……
「……」
ヒュ~~~……
「……【武器召喚】――木工ハンマー」
『え、何ビビってんの?』
「いやいやいやビビッてねぇし」
『本当か~?』
「お前らだって怖いんじゃね~の?」
『怖くな~いもんっ!』
いやいやいや、こんな真っ暗な森の中ならそりゃビビるに決まってる。こんなの肝試しより怖いわ。墓地とかを夜歩かされるほうが余程マシだよ。こっちは魔獣ってもんがいるんだかんな!
てかお前らはもう何百年も何千年も生きてるんだから平気かもしれないけど俺はたったの16年なんだからな? お前らより全然経験のないただの小僧なんだからな? そこんところよろしく頼むぞ?
______________
【魔法無効化】自動発動中
______________
「ひえっ!?」
おいおいおいおいいきなり出るなこの野郎っ!! やめろ!! ビビるから!! マジでビビるから!!!!
おい、お前らその目は何だ、ビビりって言いたいのか? 笑いたいなら笑えよこら、俺は別に気にしないし? ただビックリしただけだし? ビビりなわけじゃないし?
「……ん?」
ちょっと待て、何だこの表示。魔法無効化? 魔法なんてかかってたのか? 普通に森の中を歩いてただけなのだが。
「森の中に魔法でもかかってたのか?」
『さぁ?』
『魔法なんてあったか?』
じゃあこの表示は何なんだよ。バグったか?
……あ、なんか建物が見えてきた。結構でかくないか?
なんか、山小屋みたいな木で作られたログハウスみたいな。そんな感じの大きめな家。でも電気は付いてないな。留守か?
『我を解除しろ』
「あ、やっぱり?」
『あぁ、あの中だ』
まじかよ、あっさり見つかったな。とりあえずアグスティンを召喚解除しよう。
さてと、じゃあこのログハウスの中に侵入しなくてはならないわけだが……どうやって開けるんだ?取っ手がないぞ。
『壊す?』
「おい、中に子供たちいたらどうするんだよ。生き埋めだぞ」
『これ、何かしら? なんか見たことある紋様だけど、何だったかしら? 鍵閉まってるんだったら力業の一択でしょ!』
え、まじ? これ俺の力業で壊すの? あ、でも俺の無限倉庫にいろいろ入ってたな。あれなら壊せそうだ。
でも、この大きな扉に描かれた絵みたいな紋様が気になるな。いいのか? 壊したら呪いがかかるとか祟られるとかないよな。まぁ魔法無効化が自動発動するから大丈夫かもしれないけどさ。
まぁ、とりあえず……
「これ、堅そうだな。まぁとりあえず【武器召喚】――神聖ハンマー」
ここまで必要か? とも思ったけどこれは魔獣に効果的な武器。だからこういう壁とかにはもってこいなわけではない。まぁこのドアがどこまでの強度なのか分からないけど、なんか堅そうだしな。
このまままっすぐに叩くのもいいけど、もし案外あっさりってなるとこのドアが中に飛んでっちまうから、じゃあ上部分を狙うか。ドミノみたいに倒す感じで。
「よし、んじゃ張り切っていこーかー!」
『いっちゃえー!』
『いけー!』
「よっしゃ、んじゃせーのっ開け―……ごまっ!!」
そんなふざけた掛け声で思いっきりハンマーを振った。これでいけるか? と思ったけど……
ドォォォォォォォォォォォォォォォン……
あ、全然大丈夫だったみたいっすね。煙みたいなのでもわもわしてたけど、自分の立っていたところも揺れて、そして地割れもしたことも気が付いた。あ、やりすぎた感じ……?
うん、やりすぎたな。足音がしてきた。あれ、ログハウスの中結構広いな。外から見た大きさよりはるかに大きい。
「獣人……!」
「なっ、古代魔法で何重にも組み込まれたドアを破壊しただと……!?」
「何者だっ!!」
あ、やべ、たくさん来ちゃった。悪魔がこんなにいるのか。こんなにいるとは思わなかったんだけど。
とりあえず、【武器召喚】――木工ハンマー。
ほら、ここで暴れまわってこの家が崩れでもしたら子供たち生き埋めになっちまうし。だからちょっと手加減しないとな。いや、手加減したら俺が殺されちゃうかもしれないけどさ。ほら、武器持って俺殺す気満々じゃん。
「いけっ!!」
「えっ」
え、何それ毒ガス!? そういえばあのオカマにもやられたなそれ。なんかここ充満しちゃったんだけど。でも効かないし意味ないか。
バリスとトロワにもそれは効かないらしい、ピンピンしてるな。
「〝aeternitas fine〟!」
3人が集まって手のひらをこっちに向けてきて。そして、なんか黒い球が出現、こっちに投げてきた。
え、何それ触っちゃいけないみたいなもんでしょそれ。じゃあどうする? ハンマーで撃ち返す? それ出来るのか?
あ、ちょい待ちステータス! ステータスのスキル!!
______________
【無限倉庫】
【鑑定】
【魔法無効化】
【絶対領域】
【剣士の心得】
【五大元素魔法】
【治癒魔法】
【複合魔法】
【精霊召喚】
【武器召喚】
【古代の書】
【全反射の鏡】
【全域バリア】
【超能力】
【変身魔法】
【陰身魔法】
______________
あ、これ! これ使えそう!!
「【全反射の鏡】!!」
そう唱えるといきなり俺の目の前に出てきた謎の物体。あ、鏡だ。奴らのほうに向けて浮かんでる。こっちに向かって放たれている球を引っ張っているかのように軌道を変えて集め、そして鏡にぶつかった途端に跳ね返し奴らのほうに返っていった。
「グッ!?」
「ウアッ!!」
おぉ、使えんじゃんこれ! こんなのあるなら最初から使えばよかったよ! 使用回数とかクールタイムとかあるのかな? いや、なさそうだぞ。最強じゃん!
『私やる?』
「何する気?」
『ここ水浸しにする』
この部屋には、向こうにドアがある。多分あそこ進んだほうがいいと思うんだけどやりすぎないほうがいいよな。と言っても悪魔は神器じゃないと殺せないって言ってたっけ。
「遊んでやれ」
『は~い!』
「神器は? これ正当防衛だろ」
『私貰っちゃったらルアン使えないでしょ? 私は遊ぶだけだからだいじょーぶ!』
「ありがと、じゃあよろしく」
結構頼もしいなお姉ちゃんよ。ありがと、怪我すんなよ。
『さ、あーそぼっ!』
なんか悪魔たちの悲鳴やら叫びやらが聞こえてきたけど俺は聞かなかったことにしよう。可哀そうだったか? そりゃトロワは最上位精霊だしな。ま、いっか。死なないし。
『あっち! 変な匂いする!』
「変な?」
『魔力いっぱい!』
悪魔は魔素だから、魔力ってことはそこに子供達がいる可能性があるって事。よし、行こうっ!!
てか、まさか悪魔に誘拐されていただなんて。でも、一日一人なんだろ? 結構慎重なやつだな。
「ここで途切れてるな」
『あそこ?』
「え?」
『そんな匂いする』
バリスは鼻がいいらしい。バリスの指をさす先には、森がある。うん、なんかありそうだな。とりあえず、行くか。
本当は行きたくない。だってあのおかまみたいな悪魔がいるんだろ? でも、子供たちを早く見つけてやらないといけないし。しかも5日前からいない子もいるらしいし。一体悪魔にどんな扱いを受けているのか心配でならないな。
とりあえず、悪魔を殺せる神器も準備済み。襲い掛かってきたらとりあえず木工ハンマーで往生際が悪かったら神器ぶっ刺そう。
「えっ……」
森に入った瞬間、なんか一気に暗くなった。まだ昼間で明るいはずなのに。森に入れば暗くなるとは思っていたけれど、思っていた以上に真っ暗になった。
光魔法を思いつき、明かりにするために光魔法を使ってみた。お、出来た。ランプの光程度ではあるけれど、まぁいいかな。これなら歩ける。
肩に乗ってたバリスがくんくん鼻を動かし、こっち! と指さしていて、その通りに進んだ。
『乗るか?』
「だーめ、慎重に行こう」
『え~』
緊張感ってものを知らないのかこいつらは。まぁ強いからそんなものは不必要だってのも分かるけど。
『なんか音が聞こえてこなかった?』
「え……」
え、ちょっと待ってよバリスさん、何言っちゃって……
カサカサ……
そんな音が、聞こえてきた。
「……」
サササ……
「……」
ヒュ~~~……
「……【武器召喚】――木工ハンマー」
『え、何ビビってんの?』
「いやいやいやビビッてねぇし」
『本当か~?』
「お前らだって怖いんじゃね~の?」
『怖くな~いもんっ!』
いやいやいや、こんな真っ暗な森の中ならそりゃビビるに決まってる。こんなの肝試しより怖いわ。墓地とかを夜歩かされるほうが余程マシだよ。こっちは魔獣ってもんがいるんだかんな!
てかお前らはもう何百年も何千年も生きてるんだから平気かもしれないけど俺はたったの16年なんだからな? お前らより全然経験のないただの小僧なんだからな? そこんところよろしく頼むぞ?
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【魔法無効化】自動発動中
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「ひえっ!?」
おいおいおいおいいきなり出るなこの野郎っ!! やめろ!! ビビるから!! マジでビビるから!!!!
おい、お前らその目は何だ、ビビりって言いたいのか? 笑いたいなら笑えよこら、俺は別に気にしないし? ただビックリしただけだし? ビビりなわけじゃないし?
「……ん?」
ちょっと待て、何だこの表示。魔法無効化? 魔法なんてかかってたのか? 普通に森の中を歩いてただけなのだが。
「森の中に魔法でもかかってたのか?」
『さぁ?』
『魔法なんてあったか?』
じゃあこの表示は何なんだよ。バグったか?
……あ、なんか建物が見えてきた。結構でかくないか?
なんか、山小屋みたいな木で作られたログハウスみたいな。そんな感じの大きめな家。でも電気は付いてないな。留守か?
『我を解除しろ』
「あ、やっぱり?」
『あぁ、あの中だ』
まじかよ、あっさり見つかったな。とりあえずアグスティンを召喚解除しよう。
さてと、じゃあこのログハウスの中に侵入しなくてはならないわけだが……どうやって開けるんだ?取っ手がないぞ。
『壊す?』
「おい、中に子供たちいたらどうするんだよ。生き埋めだぞ」
『これ、何かしら? なんか見たことある紋様だけど、何だったかしら? 鍵閉まってるんだったら力業の一択でしょ!』
え、まじ? これ俺の力業で壊すの? あ、でも俺の無限倉庫にいろいろ入ってたな。あれなら壊せそうだ。
でも、この大きな扉に描かれた絵みたいな紋様が気になるな。いいのか? 壊したら呪いがかかるとか祟られるとかないよな。まぁ魔法無効化が自動発動するから大丈夫かもしれないけどさ。
まぁ、とりあえず……
「これ、堅そうだな。まぁとりあえず【武器召喚】――神聖ハンマー」
ここまで必要か? とも思ったけどこれは魔獣に効果的な武器。だからこういう壁とかにはもってこいなわけではない。まぁこのドアがどこまでの強度なのか分からないけど、なんか堅そうだしな。
このまままっすぐに叩くのもいいけど、もし案外あっさりってなるとこのドアが中に飛んでっちまうから、じゃあ上部分を狙うか。ドミノみたいに倒す感じで。
「よし、んじゃ張り切っていこーかー!」
『いっちゃえー!』
『いけー!』
「よっしゃ、んじゃせーのっ開け―……ごまっ!!」
そんなふざけた掛け声で思いっきりハンマーを振った。これでいけるか? と思ったけど……
ドォォォォォォォォォォォォォォォン……
あ、全然大丈夫だったみたいっすね。煙みたいなのでもわもわしてたけど、自分の立っていたところも揺れて、そして地割れもしたことも気が付いた。あ、やりすぎた感じ……?
うん、やりすぎたな。足音がしてきた。あれ、ログハウスの中結構広いな。外から見た大きさよりはるかに大きい。
「獣人……!」
「なっ、古代魔法で何重にも組み込まれたドアを破壊しただと……!?」
「何者だっ!!」
あ、やべ、たくさん来ちゃった。悪魔がこんなにいるのか。こんなにいるとは思わなかったんだけど。
とりあえず、【武器召喚】――木工ハンマー。
ほら、ここで暴れまわってこの家が崩れでもしたら子供たち生き埋めになっちまうし。だからちょっと手加減しないとな。いや、手加減したら俺が殺されちゃうかもしれないけどさ。ほら、武器持って俺殺す気満々じゃん。
「いけっ!!」
「えっ」
え、何それ毒ガス!? そういえばあのオカマにもやられたなそれ。なんかここ充満しちゃったんだけど。でも効かないし意味ないか。
バリスとトロワにもそれは効かないらしい、ピンピンしてるな。
「〝aeternitas fine〟!」
3人が集まって手のひらをこっちに向けてきて。そして、なんか黒い球が出現、こっちに投げてきた。
え、何それ触っちゃいけないみたいなもんでしょそれ。じゃあどうする? ハンマーで撃ち返す? それ出来るのか?
あ、ちょい待ちステータス! ステータスのスキル!!
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【無限倉庫】
【鑑定】
【魔法無効化】
【絶対領域】
【剣士の心得】
【五大元素魔法】
【治癒魔法】
【複合魔法】
【精霊召喚】
【武器召喚】
【古代の書】
【全反射の鏡】
【全域バリア】
【超能力】
【変身魔法】
【陰身魔法】
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あ、これ! これ使えそう!!
「【全反射の鏡】!!」
そう唱えるといきなり俺の目の前に出てきた謎の物体。あ、鏡だ。奴らのほうに向けて浮かんでる。こっちに向かって放たれている球を引っ張っているかのように軌道を変えて集め、そして鏡にぶつかった途端に跳ね返し奴らのほうに返っていった。
「グッ!?」
「ウアッ!!」
おぉ、使えんじゃんこれ! こんなのあるなら最初から使えばよかったよ! 使用回数とかクールタイムとかあるのかな? いや、なさそうだぞ。最強じゃん!
『私やる?』
「何する気?」
『ここ水浸しにする』
この部屋には、向こうにドアがある。多分あそこ進んだほうがいいと思うんだけどやりすぎないほうがいいよな。と言っても悪魔は神器じゃないと殺せないって言ってたっけ。
「遊んでやれ」
『は~い!』
「神器は? これ正当防衛だろ」
『私貰っちゃったらルアン使えないでしょ? 私は遊ぶだけだからだいじょーぶ!』
「ありがと、じゃあよろしく」
結構頼もしいなお姉ちゃんよ。ありがと、怪我すんなよ。
『さ、あーそぼっ!』
なんか悪魔たちの悲鳴やら叫びやらが聞こえてきたけど俺は聞かなかったことにしよう。可哀そうだったか? そりゃトロワは最上位精霊だしな。ま、いっか。死なないし。
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「変な?」
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