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本編
No,3
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「…ああ…空が蒼いなァ…」
こうしてのんびり、ぼんやり空を眺める事が出来る幸せを噛み締める。
クリューベ離宮での午後のひと時。
あんまり天気が良いので、クラリッサが気を利かせてくれて庭でピクニックのようなランチにしてくれたのである。芝生の上に敷物を敷いて、バスケットを開ける。中にはサンドイッチが彩り良く並んでる。勿論コンビニで売ってたチープなものではなく、ホテルのラウンジでしかお目に掛かれなかったような具材がたっぷりつまってる高級品である。どこの王侯貴族なのか…ああ、ここは王宮でしたね……
頂きますの挨拶をして。
あたしは厨房の料理人さんの心尽くしのランチを頂く。
卵サンドはどこの世界も味があんまり変わらない。
勿論、鶏さんの卵ではない、こちらの鳥さんなのだが。
生き物の生命を頂いてる事には変わりない。
“生かされている”事に感謝して頂かなくては。
ハムサンドらしきものには、一瞬マヨネーズが恋しくなるが。
この国のドレッシングだって充分に美味しい。
給仕してもらった紅茶で喉を潤したら、野菜サンドに手を伸ばす。
香草が良い仕事をしていて、スパイシーで癖になる美味しさだ。
ローストビーフサンドなんて、この世界に来て初めて食べた。
まあ厳密に言えば、ビーフではないかも知れないが。
しかし、何より嬉しいのは。
一緒に食べてくれる人の存在だ。
最初は猛烈に拒否された。
遠慮と云うか、貴人と一緒に食事する使用人などいないと。
侍女さんからすれば、職業倫理に反する行為だっただろう。
だが、あたしは諦めなかった。
祖父が亡くなって以来、あたしはずっと一人で食事をしていた。
特に寂しいとは感じなかったし、それが当たり前だと思ってた。
それが崩されたのは、宮廷での晩餐会だった。
息が詰まりそうな雰囲気の中での食事なのに。
美味しく感じた事がショックだった。
癒されたのだ、他人が存在する事に。
孤児院で子供たちと一緒に食事をした時にはもう我慢出来なくなってた。
孤児院で皆と賑やかにとる食事は、心から寛いで本当に美味しかったから。
帰ってから侍女さんに頼んだ。必死で。食事を一緒にしてくれるようにと。
勿論、他人の見ていない処に限ってで良いからと。
最後は泣き落としだが、嘘泣きではなくホントに涙が出た。
さすがにあたしを可哀想に思ってくれたのか、若い二人は折れてくれた。
あたしが皇帝に相手にされてなくて、孤独でいたのも良かったのだろう。
最後まで折れてくれなかったのは、デーボラさんだ。
彼女は皇帝の母后である女性の侍女さんだった女性だそうだ。
皇帝陛下を愛称呼びする事を許された数少ない女性なのだ。
あたしがこの世界にやって来て以来、ずっとお世話になっている。
厳格だが優しくて、あたしは大好きだ。お祖母ちゃんを思い出すから。
大満足の昼食を終えたら、食後は香茶を頂く。
消化を助けてくれる効果があるのだそうだ。
清涼な香気を楽しんで、アデラたちとお喋りを楽しんだ。
王宮での噂話しに始まって、彼女らの話題は多岐に渡る。
日本にいた時は芸能人のスキャンダルには無関心だったあたしだが。
現在では頑張って聞いている。
身を守る為にも知識として必要な事だとデーボラさんから教わったのだ。
女子会が終わると、あたしはお行儀は悪いがその場に転がった。
そうして、冒頭の場面に戻るのであった。
※ ※ ※
あたしは空を眺めるのが好きだ。
青空にぽっかり浮かんでる白い雲を見るのは最高の贅沢だと思うのだ。
元の世界にいた時は生きる事に必死で、そんな暇はなかなかなかったから。
パートが終わった後、帰宅途中に夜空を見上げて星座を見るのは僅かな楽しみだったのだ。
『どうして人は空を見上げるのか?』
そんな風に歌っていたユニットがあった。
『人生は思う通りにはならない。』
『愛する人には想いは伝わらない。』
まったくその通りだとため息も出ない。
出るのは苦い微笑いだけだ。
顔も知らない産みの親には捨てられた。
育ててくれた親にも捨てられ、顔は忘れた。
いきなり異なる世界に迷い込んだ。
無理矢理結婚させられたが、その旦那さまには愛人が沢山いる。
でも、そんな男性の不器用な優しさに触れて。
いつの間にか愛してしまった。
決して振り向いてくれない夫を。
もう笑うしかないではないか。
あたしは空が茜色に染まるまで、そうしてぼんやりしていたのだった。
離宮では、ホントにのんびりと過ごした。
絵を描くのは勿論だが、自然に多く触れる事が出来た。
王宮にはバラ園があるが、この離宮にも庭園があった。
秋バラが綺麗に見事に咲き誇っていて、あたしの眼を楽しませてくれた。
他の貴族や貴婦人、皇帝の側室などに気兼ねせずに楽しめるのが嬉しい。
幾何学的な王宮の庭園よりも、この離宮の庭の方が遥かに好みだ。
自然な形が生かされた庭を、あたしは思う存分遊んだ。
勿論、猫の【エンジョウジ】との時間も大事にした。
この世界にも猫じゃらしもどきがある。
それを使って、猫の狩猟本能を刺激するのだ。
ネズミや虫や小鳥などの獲物に成り切って動かすのがコツだ……そうだ。
捕まえられそうになったら逃げる。
逃げると追いたくなるのは人も動物も同じだ。
時折ピタリと止めて、じりじり近付き、高く上げてジャンプさせたり。
まあ、円城寺には、蘭ちゃんが何よりの獲物なのだが(笑)。
ああ!
携帯かデジカメが欲しい!!
画像を撮って保存して、待ち受けにしたい♪
仕方がないので脳にしっかり記憶させて、後で自分で描いた。
猫好きには需要がありそうだ。
イカンイカン。
商売っ気を出してしまった(苦笑)。
こんな風に、クリューベ離宮での日々は穏やかに過ぎていったのだった。
※ ※ ※
「…あ…【収穫祭】ですか…もう、そんな時期なのですね…」
皇帝陛下からの帰還命令が出たのだ。
【収穫祭】は、大事な公務だ。
仕方がない。
こうして離宮での休暇とも言える数週間は、終わりを告げたのだ。
【収穫祭】は、外国へ行ける滅多にないチャンスだ。
それにまた、あの男性にも会う事が出来るかも知れない。
今から楽しみである♪
ちょっと、不謹慎かも知れないけどね(苦笑)。
こうしてのんびり、ぼんやり空を眺める事が出来る幸せを噛み締める。
クリューベ離宮での午後のひと時。
あんまり天気が良いので、クラリッサが気を利かせてくれて庭でピクニックのようなランチにしてくれたのである。芝生の上に敷物を敷いて、バスケットを開ける。中にはサンドイッチが彩り良く並んでる。勿論コンビニで売ってたチープなものではなく、ホテルのラウンジでしかお目に掛かれなかったような具材がたっぷりつまってる高級品である。どこの王侯貴族なのか…ああ、ここは王宮でしたね……
頂きますの挨拶をして。
あたしは厨房の料理人さんの心尽くしのランチを頂く。
卵サンドはどこの世界も味があんまり変わらない。
勿論、鶏さんの卵ではない、こちらの鳥さんなのだが。
生き物の生命を頂いてる事には変わりない。
“生かされている”事に感謝して頂かなくては。
ハムサンドらしきものには、一瞬マヨネーズが恋しくなるが。
この国のドレッシングだって充分に美味しい。
給仕してもらった紅茶で喉を潤したら、野菜サンドに手を伸ばす。
香草が良い仕事をしていて、スパイシーで癖になる美味しさだ。
ローストビーフサンドなんて、この世界に来て初めて食べた。
まあ厳密に言えば、ビーフではないかも知れないが。
しかし、何より嬉しいのは。
一緒に食べてくれる人の存在だ。
最初は猛烈に拒否された。
遠慮と云うか、貴人と一緒に食事する使用人などいないと。
侍女さんからすれば、職業倫理に反する行為だっただろう。
だが、あたしは諦めなかった。
祖父が亡くなって以来、あたしはずっと一人で食事をしていた。
特に寂しいとは感じなかったし、それが当たり前だと思ってた。
それが崩されたのは、宮廷での晩餐会だった。
息が詰まりそうな雰囲気の中での食事なのに。
美味しく感じた事がショックだった。
癒されたのだ、他人が存在する事に。
孤児院で子供たちと一緒に食事をした時にはもう我慢出来なくなってた。
孤児院で皆と賑やかにとる食事は、心から寛いで本当に美味しかったから。
帰ってから侍女さんに頼んだ。必死で。食事を一緒にしてくれるようにと。
勿論、他人の見ていない処に限ってで良いからと。
最後は泣き落としだが、嘘泣きではなくホントに涙が出た。
さすがにあたしを可哀想に思ってくれたのか、若い二人は折れてくれた。
あたしが皇帝に相手にされてなくて、孤独でいたのも良かったのだろう。
最後まで折れてくれなかったのは、デーボラさんだ。
彼女は皇帝の母后である女性の侍女さんだった女性だそうだ。
皇帝陛下を愛称呼びする事を許された数少ない女性なのだ。
あたしがこの世界にやって来て以来、ずっとお世話になっている。
厳格だが優しくて、あたしは大好きだ。お祖母ちゃんを思い出すから。
大満足の昼食を終えたら、食後は香茶を頂く。
消化を助けてくれる効果があるのだそうだ。
清涼な香気を楽しんで、アデラたちとお喋りを楽しんだ。
王宮での噂話しに始まって、彼女らの話題は多岐に渡る。
日本にいた時は芸能人のスキャンダルには無関心だったあたしだが。
現在では頑張って聞いている。
身を守る為にも知識として必要な事だとデーボラさんから教わったのだ。
女子会が終わると、あたしはお行儀は悪いがその場に転がった。
そうして、冒頭の場面に戻るのであった。
※ ※ ※
あたしは空を眺めるのが好きだ。
青空にぽっかり浮かんでる白い雲を見るのは最高の贅沢だと思うのだ。
元の世界にいた時は生きる事に必死で、そんな暇はなかなかなかったから。
パートが終わった後、帰宅途中に夜空を見上げて星座を見るのは僅かな楽しみだったのだ。
『どうして人は空を見上げるのか?』
そんな風に歌っていたユニットがあった。
『人生は思う通りにはならない。』
『愛する人には想いは伝わらない。』
まったくその通りだとため息も出ない。
出るのは苦い微笑いだけだ。
顔も知らない産みの親には捨てられた。
育ててくれた親にも捨てられ、顔は忘れた。
いきなり異なる世界に迷い込んだ。
無理矢理結婚させられたが、その旦那さまには愛人が沢山いる。
でも、そんな男性の不器用な優しさに触れて。
いつの間にか愛してしまった。
決して振り向いてくれない夫を。
もう笑うしかないではないか。
あたしは空が茜色に染まるまで、そうしてぼんやりしていたのだった。
離宮では、ホントにのんびりと過ごした。
絵を描くのは勿論だが、自然に多く触れる事が出来た。
王宮にはバラ園があるが、この離宮にも庭園があった。
秋バラが綺麗に見事に咲き誇っていて、あたしの眼を楽しませてくれた。
他の貴族や貴婦人、皇帝の側室などに気兼ねせずに楽しめるのが嬉しい。
幾何学的な王宮の庭園よりも、この離宮の庭の方が遥かに好みだ。
自然な形が生かされた庭を、あたしは思う存分遊んだ。
勿論、猫の【エンジョウジ】との時間も大事にした。
この世界にも猫じゃらしもどきがある。
それを使って、猫の狩猟本能を刺激するのだ。
ネズミや虫や小鳥などの獲物に成り切って動かすのがコツだ……そうだ。
捕まえられそうになったら逃げる。
逃げると追いたくなるのは人も動物も同じだ。
時折ピタリと止めて、じりじり近付き、高く上げてジャンプさせたり。
まあ、円城寺には、蘭ちゃんが何よりの獲物なのだが(笑)。
ああ!
携帯かデジカメが欲しい!!
画像を撮って保存して、待ち受けにしたい♪
仕方がないので脳にしっかり記憶させて、後で自分で描いた。
猫好きには需要がありそうだ。
イカンイカン。
商売っ気を出してしまった(苦笑)。
こんな風に、クリューベ離宮での日々は穏やかに過ぎていったのだった。
※ ※ ※
「…あ…【収穫祭】ですか…もう、そんな時期なのですね…」
皇帝陛下からの帰還命令が出たのだ。
【収穫祭】は、大事な公務だ。
仕方がない。
こうして離宮での休暇とも言える数週間は、終わりを告げたのだ。
【収穫祭】は、外国へ行ける滅多にないチャンスだ。
それにまた、あの男性にも会う事が出来るかも知れない。
今から楽しみである♪
ちょっと、不謹慎かも知れないけどね(苦笑)。
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